« 2004年1月 | トップページ | 2004年3月 »

2004年2月の13件の記事

「応挙」を観る

きのうは、「円山応挙」展に行ってきました。

円山応挙は、江戸時代中期の日本画家。
「写生」を得意とし、色絵はハッとするほど美しい色使い。
墨絵も途轍もない描写力のなせる技か、スッと頭の中に色合いが浮かんできます。
筆遣いのタッチも構図も完璧で、「本物」の凄さに圧倒されました。

印象に残った作品を挙げると(こちらで一部見られます)
まず、「大瀑布図」。予想を超えた大きさで、水の飛沫さえ感じられた作品。
ちょうど滝壺のあたりで床に沿って折り曲げられ、滝の水がこちら側に
流れ落ちてくるかのような展示が良かったです。

次に、綾なす色彩が美しい「花鳥図」(大英博物館蔵)。
周りの空気まで凛とさせるような美しさ、細密な描写の「牡丹孔雀図」(重要文化財)。
さっと筆で引いた線と大きな余白に、想像力をかきたてられずにはいられない「氷図」
(大英博物館蔵)。

ふと画の前に立ったとき、その川のうねりに飲み込まれそうな
そんな錯覚さえ覚えた「保津川図」(重要文化財)。
川の流れくる音まで聴こえてくるかのような見事な描写力で、
最晩年の作品とは信じられないくらいの力強さを感じました。

それから、可愛らしい描写が印象的な「狗子図」の数々。
愛情がこもっていて良いなあと思いました。
筆遣いのタッチも、もちろん素晴らしかったです。

「猛虎図」は、むくむくした毛の描写も良かったけれど
「猛けしい」というよりは、なんだかユーモラスな感じ。
「布袋図」の布袋さまも、美味しいものを食べて太りすぎちゃった
円満な性格のニコニコしたおじさんといった雰囲気で、逆に好感が持てました。

圧巻は何といっても、大乗寺の襖絵
「松に孔雀図襖絵」「郭子儀図襖絵」「山水図襖絵」(いずれも重要文化財)。
以前、大乗寺のHPで見て以来本物が見たくて仕方なかったので
事のほか嬉しく、想像以上の素晴らしさに感動しました。

まるで広間にいるかのような贅沢な展示。
美しい色彩と卓越した人物描写の「郭子儀図襖絵」
描写もさることながら、構成も巧みな「松に孔雀図襖絵」
これらの襖絵を観ることができただけでも来た甲斐があったと思いました。

大乗寺のHPによると、重要文化財の襖絵165面は、平成16年4月をめどに
収蔵庫に移動され、かわりにデジタル再製画(精巧なレプリカ)を客殿に納める計画
ということでした。

この特別展は「江戸東京博物館」で 3月21日(日)まで。
パンフレットによると円山応挙の重要な作品のほとんどを網羅したとのこと。一般1200円でした。

なお、「大乗寺 円山派デジタルミュージアム」が2月1日に開設されています。
「客殿めぐり」は、全ての部屋の各作品を拡大画像で見ることができ
解説も読み応えがあって面白かったです。
「客殿検索」では、さらに大きく「原寸の約1/2のサイズ」(!)で閲覧でき
観応えがありました。
(ちなみに今回観た襖絵は、孔雀の間・芭蕉の間・山水の間のもの)

晩御飯は、夫のすすめで王子の駅からほど近くの「あがれや」へ。
薄味ですが、だしの程よく効いた「おでん」を頂きました。
「つみれ」「つくね」がとても美味しかったけれど
珍しい「トマトのおでん」も意外によかったです。
日本酒は、「大山」(純米酒)。
すっきりとして飲みやすかったです。

■あがれや

住所:北区王子1-5-11 2F
TEL:03-3927-8525
営業時間 17:30~23:00 月曜定休
参考になるHPは 「こちら」。

*写真は、「神楽坂」の「若宮公園」の梅の花。先週の日曜に行ったときには満開でした。
DSC00849.JPG

| | コメント (0) | トラックバック (0)

頭を打つ

月曜日は、不覚なことに額を強打してしまいました。

事の発端は、三段ある踏み台に上りエアコンの掃除を始めた事から。
最近どうも息苦しくてもう限界、と思っていたら
フィルターがフェルト状になるくらい目詰まりしていました・・・。

絶望的な気持ちに打ちひしがれながらも、やるしかないと決心。
お風呂場で、バケツにお湯を入れ洗剤を溶かしてフィルターを浸し、
こびり付いた頑固な汚れをブラシで少しづつこすり落とすことに。
バケツの汚水は、無論、ベランダの排水溝へ。

2時間ほどで、ようやく終了。
お風呂場とベランダを20回以上往復し、
終わった頃には体力も限界に・・・。
お昼ごはんも食べ損ねていたので、もうフラフラでした。

とりあえず何か食べないと・・・と思いつつ
踏み台を折り畳み、上からビニールを下まで被せていって
やれやれ、と気を抜いた瞬間、7.8キロの金属製の踏み台が額を直撃。

目の前が白っぽくなって、打ったところが異常に痛い。
しかも、だんだん気分まで悪くなってきて、これはやばいかも・・・と
すぐ実家の母に電話。その後、慌てて近所の病院へ。

夕方だったせいか、私の前には3人待っている人が。
早く順番が来ないかな・・・と気を揉みながら待っていました。
結局、大きな病院で見てもらったほうがいい、ということで
築地の聖路加病院を紹介してもらい、タクシーで救急外来へ。

夫もすぐに駆けつけ、傍にいてくれたお陰でとても心強く
一人ぼっちでなくて本当によかった、と心から感謝。
丁寧に診察をしてもらって、CTスキャンと頭部レントゲンを撮り
「異常なし」という結果が出た時は、心底ホッとしました。

しかし、強打したため、頭はひどく痛むし、吐き気は止まず
しばらく実家で静養することに。

全く、人生いかなる危険が待ち受けているかわからないですね。
小学校か中学校とかの遠足で、
「家に帰りつくまでが『遠足』だ、という気持ちで帰りましょう」
・・・なんて言われていたような・・・?
「掃除」にしても然り。
後片付けまで気を引き締めていなければいけないのですね。
いろいろな方々にご心配をおかけしたこともあり、大いに反省しました。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

* 花 *

ちょうど1週間前から「フリージア」をテーブルに飾っています。

初めは1つだけだったのに、次々と14個ほど花が開いていきました。
毎日眺めるたびに花が増えていて、大きく膨らんだ「つぼみ」もいくつかあり
まだまだ楽しめそうです。

たった1本でも、活き活きした花があるだけでテーブルが華やかに見え
とってもいい香りに一足早い春を感じるひととき。

花束のような華やかなアレンジメントもいいですが
一輪挿しの花を慈しんで眺めるのもいいものですね。

お値段も手ごろで、あまり手も掛からないのに
その場所の空気までフンワリと感じさせる素敵なインテリアです。

今日の晩御飯は、けんちん汁と、かますの塩焼き
人形町「よし梅別館」の「いわしの梅煮」です。
DSC00826.JPG

| | コメント (0) | トラックバック (0)

確定申告

きのうは、確定申告をしてきました。

申告書は、国税庁のHPの「所得税の確定申告書作成コーナー」で作成。
給与所得のみ(年末調整未済)で、医療費控除などが関係ナシだったのも
大いに関係するとは思いますが、収入金額や保険料などをそのまま入力するだけで
自動計算され、あっという間に完成。

今までは、手引き書を見ながら計算したり
間違わないよう神経をすり減らしながら手書きしたりと、すごく面倒くさくて
ついつい先延ばし・・・ということになりがちでした。
これなら、労力だけでなく気持ちの負担まで大幅に軽減されそうです。

サービス提供当初、システムトラブルがあったこともあり
ちょっとHPを覗いてみるだけのつもりが、予想外の収穫といったところ。

ただ、支払者住所が全角入力14文字以内と少なかったのが欠点。
あとは、医療費控除を受ける際の「医療費の明細書」など、入力するだけで
簡単に作成できるようなエクセルファイルをダウンロードできればいいのにな
と思いました。

きのうの晩御飯は、さばの味噌煮、ポテトサラダ、
きんぴらごぼう、とら豆の煮物、豆腐とネギとわかめのお味噌汁でした。
今日は、人形町「よし梅別館」の「いわしの梅煮」、
インゲンとにんじんとしいたけとこんにゃくの白あえ、
今半のお惣菜の春菊と鶏のからし和え、とら豆の煮物、しじみ汁です。
DSC00791.JPG

| | コメント (0) | トラックバック (0)

根津・千駄木 散歩 ~根津 「はん亭」 Hantei, deep-fry on a skewer, in Tokyo's Nezu. Take a walk in Nezu and Sendagi

きのうは、 根津・千駄木 を散歩しました。

千代田線根津駅から言問通り弥生坂を上がり、まずは 「やなか珈琲店」 へ。
こちらは、今まで購入した中では1番美味しかった煎りたてのコーヒー豆専門店で
今回はスペシャルプレンドを購入しました。

ここから少し上った所を右折して、 「異人坂」 へ。
その昔、東大の雇われ外国人教師の官舎があったとのこと。
いろいろ想像を巡らしながら坂を登りました。

道なりに進み、 「お化け階段」 へ。
たぶん、下りは39段、登りは40段という立て札があったような・・・?

坂を下り左折し、ほどなく歩くと 「根津神社」へ。
国の重要文化財に指定された立派な楼門や社殿がありました。
左側の赤い鳥居の続く小道を通って 「乙女稲荷」 へ。
赤い鳥居の続く道を歩いていると、異空間に誘われるような気分に。

根津裏門坂に出て左折し、 「夢境庵」 の先の横断歩道を渡り日本医大の脇の道へ。
大学を過ぎたあたりに 「夏目漱石旧居跡(猫の家)」 の碑があり、
碑の裏側の塀の上には、猫のブロンズ像が歩いていました(下記写真参照)。

ちょっと戻って大学の脇、医大図書館のある道を行くと 「解剖坂」 へ。
よそ見をしてあやうく転げ落ちそうになりました・・・。
坂を下りて左折し、ちょっと先の路地を左に入り再び右に曲がると
ほどなく 「千駄木のだんだん」 へ。それまでで1番細く急な坂でした。

坂を下って 「藪下通り」 を左折。
汐見小学校の校庭を見下ろす高低差の激しい通りで、
「物を落とさないでください」といった注意書きが。

団子坂に出て右折し、坂を下っていくと千代田線千駄木駅に出ます。
交差点を通り越し、左手にある 「菊見せんべい」 で三色せんべいを購入。
醤油・砂糖・抹茶のおせんべいはどれも美味しかったです。

「ペチコートレーン」 で右折し、 「ヘビ道」 へ。
曲がりくねった道を抜け、右折し 藍染通り へ。
「甘味処芋甚」の角を左折すると、懐かしい雰囲気の古い民家が建ち並んでいます。

言問通りに出て、根津の交差点から不忍通りを湯島方面に向って少し歩くと
「茶房 はん亭」 へ。


その角を曲がると日本情緒豊かな
はん亭」の入り口があります。

「はん亭」 2階のお座敷は落ち着いたいい雰囲気。
こちらの串揚げはお上品な感じで、次々と運ばれてくる串揚げはどれも美味しかったです。
生麩やたらの芽など珍しい種類もあって楽しめました。

日本酒は、休肝日明けの夫と冷酒(吟醸 「純」 )を。
すっきりして飲みやすかったです。

今回の散歩は、根津の 「はん亭」 まで1時間ほど。
短時間ながらもいろいろ楽しめる素敵な散歩道でした。

■串あげ 「はん亭」

住所:文京区根津2-12-15
TEL:03-3828-1440
営業時間
ランチ  火~日・祝 12:00~14:30
ディナー 火~土   17:00~22:00
ディナー 日・祝   16:00~21:30
月曜定休
ぐるなびは 「こちら」。

今回の散歩コースも、「歩く東京下町」(まっぷるマガジン131号)昭文社
を参考にしました。
DSC00813.JPG

| | コメント (1) | トラックバック (1)

谷中 散歩 その1

きのうは、 根津 から 谷中 を散歩しました。

千代田線根津駅から言問通りを通って、 「せんべい大黒屋」 の手前を左折。
パスタ・アイスクリームなど、美味しいイタリアンのお店 「ドゥエ・アンジェリ」
を通り越し、あかぢ坂を上って左折。この辺りは、お寺の多い落ち着いた住宅街です。

途中、道を折れ石の階段を上がって 「ギャラリー猫町」 へ。
民家を改造したこのギャラリーには、迷宮のヌシのような猫の絵が展示されていました。
1階には、可愛らしい猫のポストカードがたくさんディスプレーされていて和みました。
そちらのトイレに飾ってあった 「いせ辰」 の江戸の風俗を題材にした猫の版画も素敵でした。

坂を下ったところには、アンティーク着物の 「夢市」 。
すっきり見えるモダンなデザインなんだけど、なんともいえず可愛らしい雰囲気の着物を
試着していた女性がいて、こんな着物を着こなしたらおしゃれでいいなぁと思いました。

右に、猫の人形などを販売しているお店もありましたが、作家物で高く購入は断念。
ぶらぶら歩いたあと、道路につきあたった角にある 「コーヒー乱歩」 に入りました。

「コーヒー乱歩」 には猫の絵や人形・本が置いてあり、落ち着いた雰囲気の喫茶店でした。
夫と落書き帖を見たりと、しばし休憩して、 「いせ辰」 へ。
素敵な版画があるも、額代を入れるとちょっと高めで購入は断念。

三崎坂を上って、かわいいカエルをモティーフにした雑貨のお店のある道を左折。
岡倉天心旧居跡 を通り、七面坂を上って 「夕焼けだんだん」 へ。

「夕焼けだんだん」 の上から見た谷中銀座は庶民的な暖かみが感じられ、
商店の町並みの明かりに引き込まれるように坂を下りました。
谷中銀座で晩御飯のおかずを買い、道を引き返して JR日暮里駅 まで。
猫の雑貨のあるお店が多く、猫好きの方におすすめの散歩道です。

ところどころ寄り道しつつ所要時間2時間程度。
坂道が多いものの、それほどキツくはなく
のんびりとできて楽しい散歩でした。

今回の散歩コースは、「歩く東京下町」(まっぷるマガジン131号)昭文社
を参考にしました。

「谷中 散歩 その2」は「こちら」をクリック。

谷中・根津・千駄木周辺は 「谷根千ねっと」 の「こちら」の地図が詳しいです。

夕焼けだんだん近くのお惣菜屋さんで買った「なすのはさみ揚げ」と「焼き豚」は
とっても美味しくて、ご飯がすすみました。

晩御飯は、このお惣菜のほか、キャベツとしめじの炒め物と、ほうれん草のごまあえ、
とら豆の煮物、しじみ汁でした。

土曜は夫の休肝日ということで、日本酒はおあずけに。
来週も守りきれるか、休肝日・・・?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あんこう鍋 神田須田町 「いせ源」 Isegen, Hot pot of Ankou (angler), Tokyo's Kanda Suda-cho

きのうは、あんこう鍋を食べに 神田須田町の 「いせ源」 へ。

建物は戦災に残った情緒ある日本家屋。
平成13年に東京都選定歴史的建造物に選定されたそうです。
番号を書いた木札を渡され、夫と2階のお座敷へ。
4時すぎに着いたのですが、ほどなく満席に。

天保元年創業の 東京で唯一のあんこう料理専門店 とのことで、
あん刺し、あんこう鍋、からあげを頼みました。

あんこうは初めてだったのですが、あんきもはとろけるような美味しさ。
ゼラチン質はぷりぷりして美容にもよさそうです。
量はおやっ?と思うほど少なめなので、鍋にあんきもを追加。
最後におじやを作ってもらいましたが、感激するくらい美味しかったです。

日本酒は菊正宗吟醸の常温と冷酒。
冷酒もきりっとして美味しいけれど、
常温の方が馥郁たる香りと味わいでとっても良かったです。

記念日ということで、ちょっと張り込んだ晩御飯でした。

■「いせ源」 (本店)

住所:千代田区神田須田町1-11-1
TEL:03-3251-1229
営業時間 11:30~(LO.14:00)16:00~22:00(LO.21:00)
日曜定休 (5~8月は、土日祝休)
予約は、6名から可とのこと。
お店のHPは「こちら」をクリック。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

朝風呂

寒い日は朝風呂が気持ちいいですね。

朝、湯船に浸って体をじんわり温めて
入浴剤のいい匂いに包まれていると、
早起きして、まだ頭がぼーっとしていて
ごろごろしていたい気分のときでも
気持ちがだんだん上向きになってきます。

天気がよくて朝日が差し込む中
のんびり湯船に浸かっていると、
温泉の朝風呂に行っている気分に。

お風呂から出たら、気分もさっぱりして
すっかり活動モード。
いい一日の始まりが送れそうです。

きのうの晩御飯は、前日のつみれ鍋の残りと
双葉の揚げ出し豆腐、八宝菜でした。
日本酒は八海山(新潟)の純米吟醸。
ほんの少しお米の風味がして
ちょっと癖がありましたが、美味しかったです。
DSC00783.JPG

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ふぐ 人形町 「あをき」 Aoki, Fugu (seasonal) and Japanese small cuisine in Tokyo's Nihombashi Ningyo-cho. Recommend !!

きのうはふぐを食べに 人形町の 「あをき」 へ。

■追記: 2007/1/27 に行った際に書いたエントリー、「人形町 ふぐ 「あをき」 その2」(写真画像あり)

ふぐのコース料理は初めてだったので、わくわくしながら行きました。
こじんまりしたお店でしたが雰囲気がよく、夫と1階のカウンター席に。
白子のお通し、からすみなどの前菜、刺し、から揚げ、鍋、雑炊、デザートと
どれもとっても美味しくて、幸せな気分に。

寒かったので、最初はひれ酒。
その後、純米酒で、桃川(青森)、銀盤(富山)、鷹勇(鳥取)を。
桃川は、わずかに甘く感じられますが、飲みやすくて美味しかった。
銀盤は辛口端麗。鷹勇が1番すっきりした飲み心地でお代わりを頂きました。

沢山飲んで二人で16000円ほど。めったにない贅沢な晩御飯でした。

■人形町 ふぐ 「あをき」

住所:中央区日本橋人形町1-11-8
TEL:03-3666-0820
営業時間 17:00~23:00(LO.22:00) 土 17:00~21:00(LO.20:00)
日曜祭日定休(7・8月は土、日曜、祭日休み)

お店の情報は 「こちら」 と 「こちら」 をクリック。

ちなみに、アスク・ユーのサイトでの 人形町・水天宮 エリア・ランキングは、「こちら」 をクリック。上位に入っています。)

DSC00771.JPG

| | コメント (2)

掃除

今日は換気扇と網戸の掃除をしました。

この二つは、「やる気」の猛烈な勢いがないとなかなかできませんよね。
普通は、年末の大掃除の一環に組み込まれていると思いますが
年末は体調が悪かったり、何かと忙しく、気になりながらもできずじまい。

この中途半端な時期、なにゆえこれ程までに「やる気」が起こったのか。
それは、昨日「絶対買うぞ」と意欲満々で楽器屋さんに行ったものの
買うぞと決めたギターが在庫切れだったのが発端。
いきなりがっくり気持ちが沈み込んで、もう虚脱状態。
今日は楽しくギターを抱えてる筈だったのに・・・。

何かしていないとどうにも気が紛れず、布団干しや洗濯をしているうち
生協のネット注文をし忘れ、気が付いた時には締め切りを過ぎた時間。
これはもう、換気扇と網戸しかないということに。

換気扇のフィルターは、油汚れ専用スプレーをかけて5分放置し水に流すだけで
やってみれば案外簡単。
網戸も網戸掃除用のワイパーにシートを付けてささっと拭いたあと、
取り切れなかった分を雑巾で拭くだけで、こびり付いていた汚れが取れました。

準備を含め、所要時間2時間ほど。
フィルター系を掃除したので、室内の空気もきれいになったような気がします。
サッパリとすがすがしい気分になれて、充実した一日でした。

今日の晩御飯は、昨日の鶏なべの残りと胡麻豆腐、
今半の男爵ポテトのすき焼きコロッケとカニクリームコロッケ、
きゅうりのサラダ、もずく酢です。
DSC00776.JPG

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ギターと日本酒

きのうは初めてギターを弾いてみました。

実家に行ったら買ったばかりの真新しいヤマハのアコースティックギターがあり、
すぐに弾けるギターレッスン」(小杉敏著、成美堂出版)をテキストにさっそく始めることに。

床にギターを置いて弦を押さえていたら、「お琴じゃないんだから」と笑われました。
たしかに、正座して弾いているとお琴を弾いているかのような錯覚が・・・。
ならばと、琵琶のようにギターを抱え、押える弦がすぐ見えるようにしてコードを押さえてみました。
ギターなのに、琵琶法師になったような変な気分。
でも、自分では1番ラクな体勢だったし、弦が見やすいのでそのまま続行。

けっこう指が厳しい体勢ながらも、なんとかそれらしい音が出るようになったので
テキストをなるべく見ないよう、弦のほうに集中して3つづつコードを覚えていきました。
なんとなく、キーボードのブラインドタッチの練習に似てるかもしれないですね。

小さい頃ピアノを習っていたので、その時の練習の要領で簡単なメロディーをゆっくり繰り返し
弾いていきました。そのうち、段々と指がコードを覚えてきて曲が弾けるようになり
ますます楽しくなって止められなくなってきました。
母が話しかけても上の空・・・。

初めてでしたが、2時間で12個のコードを覚え、5曲(荒城の月・四季の歌・ほたるの光・
青葉城恋唄・長渕剛の乾杯)、ゆっくりながらも弾けるように。
「もういいかげん帰んなさい!」と言われ、後ろ髪を引かれる思いでしたが
明日は、自分のギターを買うぞと決心して家に帰りました。

きのうは、栃木県佐野市の第一酒造、立春の特別限定生産の
「開華 立春朝搾り(かいかりっしゅんあさしぼり)」
(清酒 平成十六年甲甲二月四日(きのえさる))を晩酌に。
もろみを前日から一晩中搾り続け、翌「立春の日」の未明に搾りあがり
酒屋さんが朝4時に買出しに行ったという逸品。
フルーティーながらも軽すぎず、味わい深い、素晴らしいお酒でした。 
DSC00781.JPG

| | コメント (3) | トラックバック (0)

日本酒 と 人形町 「笹新」 Sasashin, Japanese small cuisine bar in Tokyo's Nihombashi Ningyo-cho. recommend !!

先週から 「越乃景虎にごり酒原酒」 を晩酌に飲んでいます。

去年の秋、近所の酒屋さんで3種類ほど試飲させてもらい
その中で1番いいなと思ったのが「越乃景虎」でした。

新潟・栃尾の名水仕込みの端麗辛口で
「純米しぼりたて」を飲んだときは、あ~美味しい~幸せだなぁ~♪
と思いました。

「にごり酒原酒」の方は発酵しているので、日にちを経るごとに
味わい深く。樽酒もよかったです。
燗なら「龍」がコストパフォーマンス的にはお勧めでしょうか。

家でリラックスして美味しいお酒を楽しむのもいいですね。

たまには外で、ということなら
人形町の 「笹新」 、オススメです!

開店の5時丁度に夫と行ったのですが、お客さんですぐに一杯に。
カウンターには美味しそうなお惣菜の盛られた大皿が並んでいるので、注文のしやすいカウンター席がオススメ。
・・・とはいっても、それほど大きなお店ではないのでほとんどがカウンター席なのですが。

どのお惣菜もとっても美味しくて、「酒豪」の夫とたくさん飲んだにもかかわらず、二人で8000円ほどでした。

■笹新 Sasashin

住所:東京都中央区日本橋人形町2-20-3
TEL:03-3668-2456
営業時間 17:00~22-30
定休日:日曜、祝日、第3土曜日

「笹新」の載っているHPは「こちら」と「こちら」をクリック。

Google Map

きのうの晩御飯は、前日のロールキャベツの残りと
玉ねぎのみじん切りを入れたオムレツ、エビチリソース煮、
大豆・にんじん・ごぼう・あぶらげの煮物、
わかめときゅうりの酢の物でした。

今日は、キャベツとにらの中華炒めと、 人形町 「魚久」 のぎんだらの粕漬け、ポテトサラダです。

DSC00774.JPG

| | コメント (0)

六本木ヒルズ

きのうは六本木ヒルズに行ってきました。

まず、52階の展望台、東京スカイデッキへ。
ベンチに座って、のんびり東京タワーやレインボーブリッジを眺めていました。
夕焼けから太陽が西に沈むまで、想像していたよりもいい眺めでした。

その後、50階にある森都市未来研究所の「パワー・オブ・シティー」展へ。
東京・NY・上海中心部の、縮尺1000分の1の模型が展示されているのですが
航空写真を元に、ほぼ正確に作られた模型は本当に素晴らしかった。
ことに10×8m の、5ヶ月をかけ30人で作られた東京の模型は必見かも。
地図を持って行かれるとより楽しめると思います。
窓からの夜景も素敵でした。

NYの模型も、夫の住んでいた高層マンションがわかって話がはずみました。
視線を模型の道路まで下げて見渡すと、そこに行ったような気分に。

東京上空のハイビジョン映像も、望遠レンズで一挙にそこにいる人をクローズアップしたりと
見ごたえのある作品でした。
3/28まで、展望台と展示とセットで1700円。充分元がとれてお勧めです。

夕食は、六本木の「橋本屋敷」。
その後、「ハリントンズ・ガーデン」へ。
どちらも雰囲気がよいレストラン、ラウンジにもかかわらず、
お客さんは少なくて一時は貸切状態。贅沢なひとときでした。
DSC00747.JPG

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年1月 | トップページ | 2004年3月 »