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2004年8月の4件の記事

子宮筋腫で、鍼を打つ

先週末は、初めて鍼灸院に行ってきました。

最近、下腹部につれるような痛みがあり、婦人科検診を受けたところ
小さい子宮筋腫があるとのこと。痛みを緩和できればということで。

担当は年配の女性。鍼を打つ場所を探すため、仰向けになって痛い場所を指で押されたところ、余りの痛さに冷や汗が出るほどでした・・・。

なので、その後、鍼を打たれても、ほんのちょっとチクッとくるだけで、痛いとまでは思わないし、怖くもありませんでした。
左手首ちょっと上、子宮筋腫に効くという場所に打った針を見たのですが、極細の髪の毛といったところ。
打った直後に周辺がとても温かくなって不思議な感覚でした。

何箇所か打った後、下腹部の丁度痛いところと、左右の大腿の外側上部と内くるぶしのちょっと上(三陰交)の計5箇所、鍼を打ったところに電気を通し、ぴくっぴくっと振動させました。
最初なので丁度いい加減がわからずビビったものの、効果が期待できそうでした。

お腹が隠れる位の遠赤外線の出る半円形のドームをかぶせてから、足にお灸。
初めてなので、思わず「ぅワッチ~」(うわっ&熱い)と叫んでしまいましたが、馴れるとチクッとくるくらいで、全然辛くはありませんでした。

先生が「今のは大丈夫?」と聞くので「大丈夫です」と言うと
「燃える一歩手前のところで消しましたから」と言われ
思わず、オヌシやるな・・・と思ったのもつかの間、
次にチッと熱さが来たとき「これはいかがでしたか?」と聞かれたので
「全然大丈夫です」と答えたときは
フッフッフッ、己もナカナカであろう・・・と妙に対抗意識を燃やしてしまいました(笑)。

足の方に先の遠赤外線を移動させた後、腹部にもお灸。
それにしても、この夏の熱い中、コタツのようにホカホカの遠赤外線をあてるなんて、なんだかガマン大会のような・・・とも思ったものの、血の巡りが良くなって気持ちよかったです。

鍼を抜き、大きめのタオルをかけて最後に丁寧にマッサージ。
もう、すごく気持ちがよくて、筋腫の痛みも消え、本当に思い切って来た甲斐があった、としみじみ思いました。
鍼を勧めてくれ、予約をとってくれた夫に感謝。

効くか効かないかは人それぞれかと思いますが、ちゃんと検診を受けた上で、痛みを緩和させる目的ならば、鍼はオススメです。
行く決め手となった「鍼灸ネット」のHPは「こちら」をクリック。

ちなみに、私は4年前に子宮筋腫の核摘出手術をしています。
その時は痛みがひどく、しかも筋腫のできた場所が悪く、放置すると不妊の原因になる
とのことだったので。
手術前、ホルモン剤で筋腫を少し小さくしたものの、ひどい副作用がありました。

その後、腸と癒着して腸管麻痺(イレウス)で二度も入院してしまいましたが、結婚後ほどなく妊娠もできました(残念ながら8週目あたりで流産)。
なので、手術はしておいてよかったと思います。

妊娠に伴って子宮筋腫が再発しましたが、流産の手術後は小さくなって幸い妊娠可能とのこと。
今回、検診した際も「まだ筋腫は小さいので早く妊娠したほうがいいですよ」とのことでした。
年齢的な問題もあるし、できれば早く妊娠したいものの、こればかりは如何ともしがたいものですよね。
人それぞれ定められた運命だと思っています。

なお、今回行った鍼灸院は人形町の「藤倉鍼灸マッサージ治療院」。
時間による料金設定ではなく、治療部位の数で料金を設定。
今回は腹部と足だったので、¥4,100でした。
ちなみに、一緒に行った夫は腰部に鍼を打ってもらって¥3,100。
以前、夫が肩こりで鍼を打ってもらったときも良く効いてよかったらしいです。この時も、¥3,100だったと思います。

■藤倉鍼灸マッサージ治療院

住所:中央区日本橋人形町2-10-3
TEL:03-3666-3619
受付時間 マッサージ治療 昼 11:00 ~ 深夜 12:30
       鍼灸治療 昼 11:00 ~ 夜 9:00
日曜祭日休診

お店のHPは、 「こちら」 をクリック。

* 写真は、鳥取の山根酒造場の「日置桜」
ほんのわずかに黄色い色がついていますが、飲みやすく、とても美味しかったお酒です。

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「琳派 ~RIMPA 展」を観る

おとといは、「琳派 ~RIMPA 展」に行ってきました。

「琳派」は効果的な画面構成と装飾性に特徴がありますが、
“こんどの「琳派」はちがう”というキャッチフレーズにあるように
HPによれば「いわば近代人の眼を追体験するように」江戸中期の光琳から
桃山~江戸初期の宗達、光悦、江戸後期の酒井抱一、鈴木其一など、
明治中期の菱田春草など近代における琳派的作品と続き、
さらに、クリムト、マティス、ウォーホルなど
いわゆる「琳派的なるもの」も展示されていて、なかなか面白い展覧会でした。

印象に残る作品を挙げると、
入って最初に目に入る 尾形光琳「松島図屏風」(ボストン美術館)と、クリムト「裸の真実」(オーストリア演劇博物館)。
RIMPAにおける「装飾性」に着目していることが示唆されます。

次に、俵屋宗達の「風神雷神図屏風(重文)」(京都国立博物館 旧建仁寺蔵)を模写した 
尾形光琳「風神雷神図屏風(重文)」(東京国立博物館)。

俵屋宗達「蓮池水禽図(国宝)」(京都国立博物館)は早朝の涼やかさを感じさせる作品で、心惹かれました。

俵屋宗達「舞楽図屏風(重文)」(醍醐寺)は、9/14-10/3(後期)からの展示。
後期も是非観に行きたいものです。

俵屋宗達「枝豆図(月見豆)」(個人蔵)は、柔らかな月の光に包まれた様子を想像して心が和みました。 こちらは9/12(前期)まで。

江戸琳派」を代表する
酒井抱一「月に秋草図屏風(重文)」(ペンタックス株式会社)の前に立ったときは、自分が爽やかな秋の野にいるかのような感覚に。

同じような心持ちにさせてくれたのが、鈴木其一「萩月図襖」(東京富士美術館)。
こちらは 8/21-9/12(前期)のみの展示。

鈴木其一「朝顔図屏風」(メトロポリタン美術館)は、尾形光琳「燕子花図屏風(国宝)」(根津美術館蔵)をさらに華やかにしたような、リズミカルな動きをつけた鮮やかな群青の朝顔が幾重にも描かれた大作。

いつかは、根津美術館蔵の「夏秋渓流図」も見てみたいものです。

いわゆる「近代の琳派」
菱田春草「落葉(重文)」(永青文庫)は、秋の林の中、しんとした爽やかな空気を感じさせる作品。
8/21-9/6(前半2週間)のみ展示。
菱田春草「春秋」(飯田市美術博物館)も素敵でした。
8/21-9/16(前半4週間)のみ展示。

菱田春草「黒き猫(重文)」(永青文庫)は、9/17-10/3(後半2週間)の展示。
こちらも是非見たい作品です。

福田平八郎「花菖蒲」(京都国立近代美術館)も、美しい色彩が印象的な作品。

加山又造「千羽鶴」(個人蔵)は、題材は古典的ながら大胆な構成で、自然の壮大さを感じさせる作品 でした。

アンリ・マティス、アンディ・ウォーホルも装飾性という点ではRIMPA的ですが、
日本人である自分には、日本画の爽やかな空気感が馴染むことを実感しました。

この展覧会は「東京国立近代美術館」で 10月3日(日)まで。
9月13日(月)のみ展示替のため休館。

*写真は、夫がよく飲んでいる焼酎「さつま白波」。
この間、ビデオで「黄泉がえり」を見て感動して泣いている時、ふと横を見ると
夫は瓶を振って残りあとどれくらいかを心配していました・・・。

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人形町 「太田鮨」 に行く その1 Oota-zushi, Sushi restaurant in Tokyo's Nihombashi Ningyo-cho. Highly recommend !

先週は、お寿司を食べに 人形町の 「太田鮨」 へ。

■追記(2008/12):「人形町 「太田鮨」 に行く その4」 (写真画像あり)
■追記(2006/05):「人形町 「太田鮨」 に行く その3」 (写真画像あり)
■追記(2005/08):「人形町 「太田鮨」 に行く その2」 (写真画像あり)

「太田鮨」は、日本橋小学校の斜向いにある 昔ながらの風情ある日本家屋。
夕方、その日早めに仕事を終えた夫と初めてその玄関をくぐりました。

(追記:写真画像ありの “人形町 「太田鮨」 に行く その2” (2005年8月26日往訪)は、「こちら」をクリックしてみて下さい。)

左側に8人ほどのカウンター、右側のお座敷の端にはテレビが高校野球を放映していて、お寿司屋さんにしては、ゆる~い雰囲気です。(追記: この日たまたま放映していただけで、 その後行った際には、 テレビのスイッチはは消してありました。)

夫とカウンターに座り、生ビールで乾杯し「つまみとにぎりのおまかせ(¥7,500ほど)」を注文。
他に、「にぎりのおまかせ(¥4,500)」もあるとのこと。

「タコと岩のり」のお通し、赤貝・小柱・車海老などが入った「もずく」と続いた後
冷酒「玉乃光」(京都)を注文。お料理によく合って美味しかったです。

お刺身とお寿司は、きれいに磨かれた黒塗りの漆のカウンターに次々と置かれていきます。
お刺身は、口の中でとろけるような まぐろの中とろ、いか、こはだ、ぼたんえび、かつお、あじのたたき、スズキ。
淡白なかれいは、ポン酢ともみじおろしで。殻付きで香ばしく焼いた海老も食べやすかったです。

お寿司は、ご飯は少なめで、ウニ、イクラ、小柱、上品な味わいの蒸しあわび、
ふっくらと煮て甘めのツメをかけた穴子、ぷりぷりの赤貝、ジューシーで大きめの煮貝。
締めにふんわりとした分厚い玉子焼き、白身の魚入りのさっぱりした味わいのおすまし。

どれも本当に美味しくて、大満足でした。
気取らない雰囲気で、すごく美味しいおすしをお腹いっぱい食べられる幸せを味わいたい方にオススメのお店です。
食べ過ぎてお腹を壊さないように注意が必要かも・・・(汗)。

■太田鮨

住所:中央区日本橋人形町1-5-2
TEL:03-3666-6415

営業は月~金曜日。土曜日が休業なのが残念。
昼11時からのランチ 「にぎりおまかせ(¥1,800)」 もオススメとのこと。夜は5時から。

Google Map

人形町での創業は昭和30年頃。
80歳を越える先代は、お昼はお店に出て一緒に握られるそうです。

★ランチは、kimcafeさんの 「kimcafeのB級グルメ旅」「太田鮨でおまかせ握り」 をご覧下さい★

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「太田鮨」の横の路地は、かつての 「芳町」 の 芸者新道 (小菊通り)。
人形町通りからは 「大観音寺」脇の路地を抜け、その先の道を横切った先の路地で、 「よし梅」「きく家」 など 粋な風情あるお料理屋さんが並んでいます。

ちなみに、夫は3人(ほかの二人もすごく飲む方々とのこと)で 「きく家」 に行って、沢山飲んで9万ほどかかったらしい・・・でも、飲みすぎかも・・・う~む。
「きく屋」のお土産の 「どら焼き」 をいただきましたが、とっても美味しかったです。

(追記:人形町 「きく家 はなれ」 には 夫と二人で行ってきました。 「きく家 はなれ」 ついては、 「こちら」 をクリック。)

お惣菜のお店 「よし梅別館」 もオススメ。
「いわしの梅煮」 など美味しいお惣菜が並んでいます。

こちらの路地、詳しくは「こちら」のHPをクリックしてみてください。

写真は、最近飲んで美味しかった 「名水の恵」 (新潟津南)。
すっきりして飲みやすく、どんなお料理にも合いそうです。

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We Will Rock You!

近頃のCMは凝ったものが多いですよね。
最近、すごく感動したのが「ダイエット・ペプシ・ツイスト」の「グラディエーター編」のCM。
サントリーのHPで見られる長編 180秒のCM(「こちら」をクリック)がオススメです!!
最初見たときは、感動しすぎて思わず涙がじんわり・・・でした(恥)。

ブリトニー・スピアーズ、ビヨンセ、ピンクが出演し、イタリア・ローマでの撮影。
クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラーも出演していたんですね。
ビヨンセやブリトニーの肉体美に圧倒されました。
ダイエットしすぎはいけないなぁ・・・っていうのは言い訳ですね(笑)。

同じHPにある120秒の「フットバトル編」も、ベッカム、R.カルロス、ラウル、トッティ、ロナウジーニョの豪華メンバーでとにかく凝っています。

どちらのメイキング映像も楽しかったです。

写真は、よく飲んでいるエビスビール。夕方が待ち遠しい・・・。
写真のガーデンチェア(アーム付き)とテーブルは、ヘビースモーカーゆえ、ベランダで喫煙を余儀なくされている夫のために、先月「ベランダガーデン専門ドットコム」で購入したもの。
雰囲気は素敵ですが、やっぱりベランダは暑い・・・。

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