大震災と日本酒
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きのうは、谷中 を散歩しました。
まず、 「台東区立 朝倉彫塑館」 へ。
朝倉彫塑館は、日本近代彫塑界の最高峰 「朝倉 文夫」 (明治16年~昭和39年)が自ら設計した 西洋建築のアトリエ 兼 数奇屋造りの住居 を生かした美術館。
建物は国の登録有形文化財で、代表作 「墓守」 (平成13年、石膏原型が国の重要文化財に指定)や、早稲田大学の 「大隈重信像」 など多くの作品(「こちら」をクリック)が展示されています。
彫塑の素晴らしさはもちろんのことですが、こちらの建物の素晴らしさに ただただ感嘆・・・。
ことに、粋を凝らした趣味のいい数寄屋造りの住居と棚などのしつらえ、自然の湧水を利用した日本庭園(五典の水庭)のたたずまいが印象に残りました。
天井高4mほどの三方の壁に書籍がぎっしりと並ぶ書斎もすごかったし、アトリエ棟の2階には、いくつもの素敵な猫の作品が展示されていて、とてもなごみました。
朝倉文夫は無類の猫好きで、多いときは15、6匹も飼っていたことです。
また再訪して、ゆっくり時間をかけて見てみたい とても素敵な美術館でした。
■朝倉彫塑館
住所:台東区谷中7-18-10 地図は「こちら」。
TEL:03-3821-4549
JR・京成線 日暮里駅(北口)徒歩5分ほど。
開館は午前9時30分~午後4時30分。
休館日は月・金曜日(祝日と重なる場合は翌日)等。
地図など詳しくは、「こちら」をクリック。
*写真は、門にあった 「朝倉彫塑館」 の趣ある文字
その後、 「夕焼けだんだん」 「谷中銀座」 から 「よみせ通り」 を抜け、近くの細い路地を散策。
いろんなお店がたくさんあって、とても楽しめました。
その後、 「薬膳カレー じねんじょ 谷中店」 へ。
パンフレットによると、基本ルーに入る野菜は8種・インドスパイス11種・和漢生薬6種。
化学調味料・添加物・バター・ラード・増粘剤を使用せず調理しておりますとのこと。
*写真は、 「薬膳海鮮カレー」 。(クリックで拡大します)
薬効は 「不安・心臓・偏頭痛・めまい系」 。
牡蠣・海老・ほたて・あさり・イカ・ひじき・わかめ・クコの実などが入っていて割と美味しかったし、身体によさそうでした。
夫のオーダーした 「薬膳鶏肉カレー」 も美味しかったとのこと。
こちらの薬効は 「疲労・風邪・血の道・冷え性」 。
薬膳カレーの種類はこの他、野菜・牛肉・特製があり、クレソンの葉を散らした ご飯 とデミタスコーヒー付きで、種類により ¥1,400~¥2,000 ほど。
決して安くはないですが、「こちら」のHPによれば、『「じねんじょ薬膳カレー」は、各種ストレス症を癒す!!』 とのこと。酢大豆などのトッピングもありました。
ちなみに、 「薬膳特製カレー」 が一番高くて¥1,950。
朝鮮人参・ユリネ・ナツメ・サンザシ・クコ・マタタビなどが入っており、薬効は 「体質改善・糖尿・動脈硬化」 とのこと。
お酒は「ギネス」と「白ワインのハーフボトル」「薬膳酎」「泡盛」をオーダー。
「薬膳酎」は草の匂いがして、健康によさそうでした。(*写真)
ちなみに白ワインは甘口で、好きずきが分かれるところかも。
「ごまのムース」は、ごまの入った牛乳かんといったところ。コーヒーもあっさりしてました。
背もたれなしの小さい丸椅子は ちょっと落ち着かない感じで、入口付近にある背もたれのある椅子の方に座ればよかったかなぁ、と後で思いました。
でも、薬膳カレーは割と美味しかったので 健康にいいカレーを食べたい方にはオススメのお店です。場所は、朝倉彫塑館のはす向かい をちょっと行ったところ。
■薬膳カレーじねんじょ 谷中店
住所:台東区谷中5-9-25
TEL:03-3824-3162
営業時間 11:30~16:00、18:00~20:30 (土・日曜、祝日は11:00~20:30)
定休日 月曜(祝日の場合は翌日休)
参考になるサイトは「こちら」。
今回は、短い散歩でしたが、充実した 谷中散歩 でした。
谷中・根津・千駄木周辺は 「谷根千ねっと」 の「こちら」の地図が詳しいです。
「谷中 散歩 その1」 は 「こちら」 をクリック。
今日の午後は、 「コレド日本橋」 B1Fの 「メゾン・カイザー」 へ。
天気が良かったので、自転車で 「食パン」 だけ買いにいくつもりが、
あまりに美味しそうだったので 「3時のおやつ」 まで買ってしまいました。
写真は、「マンゴー・ブリオッシュ」 と 「タルト・フィグ」。(いずれもクリックで拡大)
「マンゴー・ブリオッシュ」 は、ほどよい甘さで 口当たりもよくて
また、おやつに買いに行きたいくらい、とっても美味しかったです♪
「タルト・フィグ」 は、イチジクと洋ナシのタルト。
こちらは、ちょっと甘めで 紅茶と一緒に美味しくいただきました。
今回は購入しなかったのですが、こちらの 「クロワッサン」 は 焼き立てを なるべく早めに食べる!のがオススメです。
サクサクした食感がいいし、バターのいい香りもふんわりといったところ。
*写真は、「以前」撮影したもの。
ところで、こちらのお店のトレーは二つの持ち手がついたタイプ。
持ち手を真ん中でちゃんと持っていないとバランスを崩してパンを落っことしちゃいそうだなぁ・・・
と危惧していたことがあったのですが、まさに今日、レジのところでバランスを崩して落っことしてしまいました・・・(泣)。
お店の方がすぐに新しいものと取り替えて下さったのですが、とても申し訳なかったです。お店の方々 どうもすみませんでした。
■「メゾン・カイザー」 コレド日本橋店
住所:中央区日本橋1-4-1 コレド日本橋 B1F
TEL:03-3516-0030
営業時間: [月~土] 7:00~20:00 [日祝] 10:00~20:00
※カフェ [月~土] 11:00~22:00(L.O21:00) [日祝] 10:00~21:00(L.O20:00)
オフィシャルHPは 「こちら」。
コレド日本橋のHPは「こちら」をクリック。
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日曜(10/17)午後は、夫と 墨田区 京島 を散歩しました。
半蔵門線直通 東武伊勢崎線 「曳舟」 駅からゆっくり歩いて15分ほどで
「キラキラ橘 銀座通 商店街」 へ。
細い道幅の路地に、たくさんの商店が立ち並んでいる 下町の親しみやすい雰囲気の商店街でした。
*写真は 「キラキラ橘商店街」の地図の左側の一部です。
(写真はすべてクリックで拡大します)
商店街にあるパン屋さん
「ハト屋」 へ。(商店街の地図の下の赤い丸で囲んだところ)
*写真は 「ハト屋」 の看板
・・・洗濯物で隠れていますが
「手作りの味 ハト屋のパンとカステラ」 と書いてあります。
でも、売られているのは 「コッペパン」だけ。
*写真は 「ショーケースに並んだコッペパン」
一つ¥120ですが、ピーナツクリーム か イチゴジャムがついたコッペパンは、¥150。
コッペパンはモチモチした食感。
特に、ピーナツクリーム はクリーミーで甘すぎず、と~っても美味しくてオススメです!!
こんなに美味しいコッペパンはめったにないのでは、というくらい。
コッペパン一種類で充分商売が成り立つ意味がわかります。
*写真は、店内に貼られた芸能人の写真とサイン入り色紙。
氷川きよし、常盤貴子をはじめ、たくさん貼ってありました。
近くの公園で、澄みきった青空を眺めながらコッペパンを食べて、一休み。
その後、キラキラ橘商店街と曳舟小学校の間にある 木造住宅の立ち並ぶ細い路地を のんびり散歩。
迷路のように入り組んだ細い路地には、猫もけっこういたりして、楽しい散歩ができました。
*写真は、散歩の途中で出会った猫たち。
散歩の際は、詳細な地図を持っていかれることをおすすめします。
今回は、ハト屋のある「東京都墨田区京島3-23-10」を、マップ・ファン・ウェブのHP(「こちら」をクリック)で検索し、印刷。
今回の散歩で参考になったHPは、「こちら」と「こちら」です。
ハト屋のコッペパンは、「こちら」のHPの記事がとても参考になりました。
京成線「京成曳舟」駅からだと徒歩10分ほどでしょうか。
案外交通の便がよくて、静かで暮らしやすそうないい町でした。
その後、 「コレド日本橋」 へ。
4Fの 「天ぷら 魚新」 の天ぷらのコースをカウンターでいただきました。
海老、穴子をはじめ、揚げ立ての天ぷらを次々とカウンターごしにお皿のせてくれるスタイルで、
サクッと軽い衣の天ぷらは とっても美味しかったです。
締めに 「かき揚げ」 を天茶で。サラサラ美味しくいただけて、まさに大満足の贅沢な晩御飯でした。
日本酒は、山形の 「十四代」 と 「洌」。
「十四代」 は、すっきりとしていながら、まろやかな飲み心地で とても気に入りました。
■天ぷら魚新
住所:中央区日本橋1-4-1 コレド日本橋 4F
TEL:03-5205-7661
営業時間
月~土 11:00 ~ 23:00 ( L.O. 22:00 )
日・祝 11:00 ~ 22:00 ( L.O. 21:00 )
無休
お店のHPは「こちら」。
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今日は、「假屋崎省吾の世界展 ~天才華道家、琳派に挑む~」 を観に、日本橋三越 新館 へ行きました。
華道の展覧会は始めてだったのですが、今そこでしか観賞できないオブジェといったところでしょうか。
「琳派」をテーマにした大きめの作品から、自作の花器に活けられた「シンビジウム」などの小さな作品まで、とても楽しめた展覧会でした。
大きな作品では、柿の実のなっている枝(苔柿)や流木などを大胆に使ったものもあり、活けるのは相当体力が必要なのではと思いました。
たくさんの「オガラ」の群青の細い枝がリズミカルに並べられたところに、いくつもの「オンシジウム」の黄色い花がライトに照らされていた作品は幻想的で、とても素敵でした。
美しい蝶の標本を所々に使った作品も面白かったし、柳の枝を大胆に使った作品も鮮やかな色彩が印象的でした。
胡蝶蘭が咲き乱れる 赤い壁紙のゴージャスなインテリアのコーナーは、
假屋崎先生のお部屋をイメージしているかのよう。
こういったお部屋で寛げるのは假屋崎先生だからこそかも・・・。
「いけばなは、花火です。一瞬の美を楽しむもので後には何もかも残らない」(華道家仮屋崎省吾 『華麗なる花ことば』 )
という言葉が印象的でした。
記憶に頼っているので、ちょっと違っていたらすみません。
それほど広い会場ではなく、立ち止まって観賞しなければすぐに終わりといった感じかも。
でも、小さい作品は自分でお花を活けるときの参考になるし、本当に素敵な花々がたくさんあって楽しめました。
私のすぐ近くにいらした二人連れのおばさま達が、作品とぜーんぜん関係ないことをお喋りしてたのも何だか可笑しかったし(笑)。
三越日本橋本店 新館7Fギャラリーで22日(金)まで。
今回は三越カードで無料。
ちなみに、仮屋崎省吾先生のHPは「こちら」をクリック。
*育毛剤の宣伝もしていらっしゃいます。(写真はいずれもクリックで拡大します)
*下の写真は、新館B1F「メトロポリタン・ミュージアム・オブ・アート・ストア」で購入した ゴッホの糸杉の絵をモチーフにしたブロックメモ。
使うたびに絵が少なくなっていくところが勿体無いところ・・・。
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きのうの午後は、夫と三越日本橋本店の 新館 に行ってきました。
オープン初日だったせいか混雑しており、一階入口からは入れてもらえず本館地下から連絡通路で新館へ。
もしかして、本館にもお客さんを誘導する戦略か?と思ったけど、外の道路も人通りが結構あったし仕方ないのでしょう。
本館に比べると売り場面積は小さいけれど、女性向けのお洒落なお店が割と入っていて楽しめそうです。
たとえば、1F「コールハーン」の靴も素敵だったし、8F「ビーズサロン」も楽しそう♪
新館フロアガイドは「こちら」をクリック。
込み合っていない平日にゆっくりお買い物してみたいものです。
2Fの窓に面しているレストスペースはゆったりしたソファーもあり、ゆっくり休憩できました。
9Fの女性用トイレには同フロアに「カルチャーサロン」もあるためか、パウダースペースにドライヤーも置いてありました。
「假屋崎省吾の世界展 ~天才華道家、琳派に挑む~」 も22日(金)までなので見てみたいところ。
きのうはサイン会があったみたいで、サインしてもらいたかったけど夫も一緒だったのでパス。残念。
お店にディスプレーされていたお花も豪華で素敵でした。
ひととおり見て回った後、
9F 「グリル満天星」 へ行き 「おすすめ洋食コース」 を注文。
生ビールで乾杯の後、オードブルが三種類。「鴨のハーブソース、フレッシュバジルなどのハーブ添え」が美味しかったです。
コーンスープも美味しかった♪
ワインは、イタリアの 「ゾーニン・ガヴィ」 (白)を別途注文。
すっきりとした飲み心地でお料理を引き立たせる美味しいワインでした。
その後セレクトメニューで私は「エビフライ」。
たまたまだったと思いますが、衣にサクサクッとした食感があまり感じられず、タルタルソースの量も少なめで 何だか物足りなく思われたのが残念でした。
私の理想とするエビフライ(たとえば、神保町のビヤホール・洋食屋 「ランチョン」 のエビフライ)と見解の相違があったのかもしれません。( 「ランチョン」については「こちら」 もクリック)
夫のセレクトした「ハンバーグ」は、美味しいデミグラスソースがかかっていてとても美味しかっただけにセレクトを失敗したかも。
その後、セレクトメニューで私は「ハヤシライス」。こちらもデミグラスソースがとっても美味しかった。
夫は「オムレツライス」をセレクトしていました。私は「ハヤシライス」の方が好みかな。
デザートは「杏仁豆腐」。杏仁は美味しかったけれどサイズ小さめの一個のみ。
食べすぎでお腹をこわさないようにとの配慮でしょうか?
美味しいものは ついつい食べすぎ傾向にある私はむしろ感謝すべきかも・・・。
美味しいコーヒー(紅茶などセレクト可能)が最後に出てきて、コースで¥4,200でした。
単品メニューもあり、気軽に入れる洋食屋さんといったところ。
帰りがけに
B2Fの 「アンジェリーナ」 へ。新館地下2F スイーツフロアについては「こちら」と「こちら」のHPの記事が参考になりました。
*写真は 「アンジェリーナ」 (B2F)の日本橋三越限定 「モンブランシュー」 (クリックで拡大します)
まず、上のシューを、しっかりとした栗味のモンブランとフレッシュで美味しい生クリームで♪
次に、モンブラン、生クリーム、カスタードを合わせて♪♪
最後に、残りのモンブラン、生クリーム、カスタードを下のシューとともに♪♪♪
とっても美味しくてほぼ二個(夫に一口だけあげたので)食べてしまいました。
お腹がいっぱいだったけれど、美味しいデザートは別腹ですよね。お土産にオススメです。
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きのう(日曜)は、日本武道館で「第87回職域団体対抗将棋大会(職団戦)」という将棋の大会があり、夫が出場していたので見学しに行きました。
■追記:「第89回 職団戦 @東京体育館」 の記事は、「こちら」 をクリックして下さいませ。
その朝、「応援しに行くね♪」と言う私に
夫は「来てもいいけど、絶対近づいちゃだめだ!」といつになくキツ~イ調子。
そこで、日曜参観日のお母さんみたいに、遠くからひっそり応援することに。
大会は朝9:00からだったのですが、ぐずぐずしているうちに40分ほど遅刻。
武道館のほぼ一杯、ずらりと机が並べられ(*下記写真。クリックで拡大します)
夫は一体何処に・・・?と「ひっそり」2階から探しましたが
なにしろ人数が多いし、目も悪いせいか判らずじまい・・・。
時間が経つうち、周りで観戦する人たちもだいぶ出てきたので、思い切って1階へ移動。
対局の邪魔をしないよう、ゆるゆる移動しながら探し回ることに。
不審人物に見られやしないかと気を遣い、観戦している方をお手本に、時々立ち止まっては腕組みをして対局を見ているような小芝居をしちゃったりしながら(笑)、会場半分以上きた所でようやく夫を発見。
「近づいちゃだめだ」と言われていたので、最初はちょっと離れたところから観察。
さらにヒタヒタと背後にまわってみると、夫はすでに、対局を振り返り検討しあう「感想戦」に臨んでいるところでした。
対局の邪魔にならないよう、フラッシュを付けずにすばやく撮影。
写真は「感想戦」に臨んでいる夫。撮影には全く気づかなかったとのこと。
今回は、残念ながら一回戦で敗退。次回は、是非とも勝ち残ってほしいものです。
ちなみに、第87回職団戦の結果は「こちら」をクリック。
*写真は大会参加記念のお扇子(クリックで拡大)。
しばらく経ったころ、やっと気がつきニヤッとしてくれた夫。
でも、応援だけに来る人はめったにいないせいか、非常に恥ずかしまくりの夫は「応援に来てくれて有難う~」の一言もなし。
お願いだから、もうこのへんで「ひっそり」帰ってくれと言いたげな態度に
ツレナイやつだと憤慨しながらも、一人寂しく武道館を後にしたのでした・・・。
ちなみに、「日本将棋連盟」のHPは「こちら」をクリック。今回の大会も、「将棋大会」の「アマ一般大会」のところに載っていました。
「将棋とは?」という初心者でもわかりやすい入門講座もありました。
追記: 将棋大会(第88回 職団戦) については、 「こちら」 をクリック
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台風の上陸した今日は、 「アフターダーク」 (村上春樹 2004/9 講談社) を読んでいました。
「真夜中から空が白むまでのあいだ、どこかでひっそりと深淵が口を開ける。」
一言で言えば、まさに、この講談社の広告の言葉があてはまるストーリー。
「私たちの視点」といった、映像を意識した語り口が巧みに使われているところが作者の新しい試みだと思います。
物語は、「真夜中から空が白むまでのあいだ」主人公の姉妹・防犯カメラに写った男など、それぞれが置かれる世界が同時進行していくもの。
でも、「世界の終りとハードボイルドワンダーランド(新潮文庫)」にみられた、複数の物語が同時進行しながらも「巧みに」がストーリーが収束していくという展開ではない。
その意味で、余韻は残すものの、物足りない感じは否めませんでした。
稲越功一の装丁写真は、ストーリーと、この作品全体に漂う空気に合っていて良い感じです。
*写真は、特別純米酒「浦霞」(ひやおろし)。
とっても美味しくて、2本続けて夫が購入したものです。
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先月末に放映された「バリー・マニロウ」のライブ(NHK BS2 9/28 深夜0:00~1:30)がきっかけで、最近バリー・マニロウのライブDVDをよく観ています。
この放映は、「アルティメット・バリー・マニロウ DVD (2004/07 発売)」収録の 2002/04 LA コダック・シアターでのライブを中心に、最新インタビュー、ミュージッククリップ(I can't get stated, Paradise cafe, When October goes, Brooklyn Blues, etc.)で構成されたもの。
インタビューの「影響を与えた音楽」で、フランク・シナトラとビング・クロスビーを挙げ、「座ってじっくり真実を語れる曲」を歌いたいと言っているのが印象的でした。
彼は、歌詞とメロディーが まっすぐ心に届き、ここち良い余韻を残す歌い方のできる素晴らしいシンガーだと思います。
私の大好きな バリー・マニロウ・ライブDVDは、
「バリー・マニロウ・ライヴ! (2002/02 発売)」(2004/09/01 再発盤のライブ!は「こちら」をクリック)と、
「アルティメット・バリー・マニロウ DVD (2004/07 発売)」。
前者は、2000/02 ナッシュビルでのライブ。
『Can’t Smile Without You』でのミシェルという女の子のストーリーと、バリーとのデュエットには 涙が出るほど感動しました。
24曲で約115分。
観るたびに心が震えるほど感動して、とても幸せな時間を過ごすことができる 素晴らしいライブDVDだと思います。
後者は、2002/04 ハリウッドのコダック・シアターでのライブ。
Disc 1 は、「CBS TV Special」で放映された「broadcast version as aired」
『Ready to take a chance』『Daybreak』『Somewhere in the night』『This one's for you』のメドレー『The Gonzo Opening』で始まる華やかなステージに魅了されます。こちらは、メドレー4曲を含めて13曲。
Disc 2 は、「extended uncut version as taped」
『Weekend in New England』と『Look like we made it』を歌い直していたり、放映の舞台裏が楽しめます。
バリー本人によるコンサート解説は、ファン必見といったところ。
本物の偉大なミュージシャン、エンターティナーといった言葉は、まさに彼のためにあると思います。
バリー・マニロウ公式HPは「こちら」、よく見ているHP『ラスベガス・バリーマニロウ情報』は「こちら」をクリック。
バリー・マニロウを見ていたら、夫がバリーを見て
「何か動物に似てない?・・・・・・・・・ロバとか」
と言ったのにはひっくり返ってしまいました。(写真は「こちら」をクリック)
ことに若い頃だけど、ピノキオみたいで可愛いと思ってたのに・・・。
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