「假屋崎省吾の世界展」を観にいく
今日は、「假屋崎省吾の世界展 ~天才華道家、琳派に挑む~」 を観に、日本橋三越 新館 へ行きました。
華道の展覧会は始めてだったのですが、今そこでしか観賞できないオブジェといったところでしょうか。
「琳派」をテーマにした大きめの作品から、自作の花器に活けられた「シンビジウム」などの小さな作品まで、とても楽しめた展覧会でした。
大きな作品では、柿の実のなっている枝(苔柿)や流木などを大胆に使ったものもあり、活けるのは相当体力が必要なのではと思いました。
たくさんの「オガラ」の群青の細い枝がリズミカルに並べられたところに、いくつもの「オンシジウム」の黄色い花がライトに照らされていた作品は幻想的で、とても素敵でした。
美しい蝶の標本を所々に使った作品も面白かったし、柳の枝を大胆に使った作品も鮮やかな色彩が印象的でした。
胡蝶蘭が咲き乱れる 赤い壁紙のゴージャスなインテリアのコーナーは、
假屋崎先生のお部屋をイメージしているかのよう。
こういったお部屋で寛げるのは假屋崎先生だからこそかも・・・。
「いけばなは、花火です。一瞬の美を楽しむもので後には何もかも残らない」(華道家仮屋崎省吾 『華麗なる花ことば』 )
という言葉が印象的でした。
記憶に頼っているので、ちょっと違っていたらすみません。
それほど広い会場ではなく、立ち止まって観賞しなければすぐに終わりといった感じかも。
でも、小さい作品は自分でお花を活けるときの参考になるし、本当に素敵な花々がたくさんあって楽しめました。
私のすぐ近くにいらした二人連れのおばさま達が、作品とぜーんぜん関係ないことをお喋りしてたのも何だか可笑しかったし(笑)。
三越日本橋本店 新館7Fギャラリーで22日(金)まで。
今回は三越カードで無料。
ちなみに、仮屋崎省吾先生のHPは「こちら」をクリック。
*育毛剤の宣伝もしていらっしゃいます。(写真はいずれもクリックで拡大します)
*下の写真は、新館B1F「メトロポリタン・ミュージアム・オブ・アート・ストア」で購入した ゴッホの糸杉の絵をモチーフにしたブロックメモ。
使うたびに絵が少なくなっていくところが勿体無いところ・・・。
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