大震災と日本酒
とっても面白く書かれていてオススメなのが、エーピーピーカンパニーのHP掲載の 落語評論家 小島貞二氏による 五代目 古今亭志ん生 一代記 「しっちゃかめっちゃか志ん生」 第10回 「関東大震災(1)」 のエピソード。
それによれば、関東大震災が起きた時、志ん生は 「東京中の酒が、地の中へ吸い込まれちまう!」 と真っ先に飛込んだのが近所の酒屋。
もう商売どころではなくなった酒屋が 「師匠、かまわねえから、そこで飲んでってください」 と逃げ出した後、店の中の一番いい酒を一升五合ほど飲んだあげく、ころげ落ちて来た一升ビンを2本抱いて逃げ出したとのこと。
(以上、一部引用)
・・・まさに「伝説」の落語家らしいエピソードですね。
いち早く久保田を購入してきた夫を見て、このエピソードを思い出さずにはいられませんでした。
この前に飲んでいたのが下の写真の
「天狗舞 (「文政六年」純米酒)」(車多酒造 石川県松任市坊丸町)
すっきりとして口あたりがよく、蒲焼など濃い味つけのお料理に合うと思いました。
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