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2004年12月の9件の記事

加湿器 と 「冬のモナカ」

今日はいつもより寒さが身にしみるなぁ・・・と思ってカーテンを開けると、
ふんわりした大粒の雪が降っていました。

ところで、去年部屋の乾燥がひどく 喉をやられてしまったので、今年は加湿器を購入。
喉が弱く風邪をひきやすいので、思い切って 「除菌イオン(プラズマクラスターイオンによる空気清浄)」 装置の付いた 「シャープ HV-R70CX」 を選択。

「除菌」「イオン」という言葉に弱い私には 心理的効果も大、だと思われるものの 格段に空気が良くなったような気がします。

しかも、購入後に ぐちぐちと、乾燥するんだったら 「水でも飲んどけば」 とワケのわからんこと言っていた夫に 「折角高いの買ったのに風邪ひいてるよ、このヒト」 とは思われたくない。
とにかく風邪だけはひくまい と意地になり 「うがい」まで マメ になりました(笑)。

夫は新陳代謝が良いのか、冬でも大量の汗をかき 肌もしっとりぎみ。
風邪も避けて通る健康体なので、本心では購入に乗り気ではなかった模様。
なので、「いいよ~この加湿器♪」 と夫に しっかりアピール。

例年より酷いと予想される来年の花粉の時期まで活躍してくれることを期待していますが、効果は如何に?

一晩中つけている加湿器のせいか? 窓にたくさん結露が発生し、毎日の拭き掃除が面倒なのですが、いつもキレイな窓になるし、風邪も引きにくくなるし(?) まっ いいかといったところ。


今年の年末も、大掃除・洗濯・年賀状書き etc. やらねばならぬことが山積でしたが やっと落着いたところです。

25(土)に「冬のモナカ」(作・演出:宮本勝行、にんじんボーン10周年記念公演FINAL)を 夫と 下北沢の「ザ・スズナリ」 に観に行ったり、
26(日)には中学時代の同級生女子たちと楽しく過ごしたり、充実した年末でした。


ところで、「冬のモナカ」。

架空の劇団「文楽(ブンガク)座」の稽古場を舞台にした笑えるお芝居でした。
でも、テンポがゆるすぎるところがあったり、繰り返しが多すぎる場面は今ひとつ・・・。

私は、想像のふくらむファンタジーなどが好みなので 評価は人それぞれかと思います。
なので、同じく「にんじんボーン」の創立10周年記念公演ですが、 「東京コンバット2004」(作・演出:宮本勝行)のほうが いろいろ想像がふくらむ分、面白く思えました(本当に好みの問題)。

でも、横浜演劇計画 「寿歌」(作:北村想 演出:大杉祐)にも出演されていた 山口雅義さんが いい味を出していたり、中間あたり、とても笑える場面もあり。
観る機会を与えて下さった 大西一郎さん(ネオゼネレイター・プロジェクト横浜演劇計画) どうもありがとうございました。

かの大西さんは芝居の途中で消えちゃって、残念!
それから劇中、スピルバーグ監督の「ターミナル」のネタバレをされたと思った時にはショックでした・・・。
(追記:下記の大西さんのコメントにもあるとおり、ネタばれではなかったので心底ホッとしました。)


さて、明日から 夫の実家に帰省です。
このブログをご覧下さった方々、コメント・TBを下さった方々 どうもありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願い致します。皆様、良いお年を。

*写真のCDは、先日 六本木のアロハステーションにライブを聴きに行った ハワイアン 「NA kanaka」 の 「Favorite Song Books」(非売品)。
こんな寒い日にハワイアン 「Beyond The Reef」 などを聴くと、心がほぐれてホッとします♪

日本酒は、「新政(あらまさ)」(大吟醸 佐藤卯兵衛 寒おろし)(新政酒造 秋田市大町)
HPによれば 生詰(12月後半~2月中旬)で、 「初雪がみられる頃、完熟のころあいをみはからい、火入れせずにビン詰(生詰)されたお酒」とのこと。 新政酒造は、創業 嘉永五年(1852年)創業150周年の歴史ある蔵元。
まろやかで、とても美味しい日本酒でした。
来年もまた、美味しい日本酒に出会いたいものです。

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六本木 「アロハステーション」 Aloha Station, Ropponngi ~ 西麻布 「NUIT」(現在は閉店 closec) へ行く

12/21(火)は、夫と待ち合わせて 六本木 「アロハ ステーション」 へ行きました。

ハワイアン・ミュージックが演奏されるステージがあり、お店の方やお客さんが飛び入りで踊れる楽しい雰囲気に とてもなごめました。

この日は、夫の元 仕事関係の方がバンドに出演されていて、店内はほぼ満員。
寒い冬の六本木にいたはずなのに、まるでハワイに行っているような気分に・・・。

もうハワイになんか行かなくてもいいね~、という夫でしたが
私は、なおさらハワイに行ってみたくなりました・・・。
世界が平和になったらね・・・なんてワケのわからんことを言わないで、よ~く考えといてね♪ 夫。

この前は、尾崎紀世彦さんが飛び入りで歌っていらしたそうです。
ハワイアンムード溢れる店内にはビンテージ・ギターも飾ってあって
カクテルのブルーハワイ、マイタイがぴったりハマる♪ 素敵なハワイアン・ライブ・ハウスでした。

住所は、東京都港区六本木7-17-14 六本木コーポ1F
地図は、「こちら」 をクリック。

六本木交差点から渋谷方面へ、明治屋を少し過ぎたところの道を入り、
右に曲がる通りの20メートルほど行ったところ。六本木から徒歩5分ほど。

HPは、「こちら」 をクリック。


その後、西麻布 「NUIT (ニュイ)」 へ。

大人向けのお洒落な雰囲気の フュージョン タパス & バー で
食事も美味しいし、オススメです!
(夫の親類が出資しているお店なので、なおさらオススメなのです (^^))

夫の友人を交えて、楽しい一夜を過ごしました。

住所は、東京都港区西麻布4-4-16 4416ビル3・4F
地図は、「こちら」 をクリック。
月~土 18:00~翌4:00
日   18:00~23:00

HPは、「こちら」 と「こちら」 をクリック。

たまには、夜遊びもいいものですね。・・・とはいっても、夫と一緒なんですが (笑)。
でも、クリスマス・イブ は自宅で のんびり なのでした。

*写真は、夫が会社帰りにデパートに寄って買ってきてくれたクリスマス・ケーキとシャンパン (クリックで拡大)。 どちらも とっても美味しかった♪ どうも ありがとう 夫。

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田川啓二の世界 オートクチュールビーズ刺繍展 に行く

今日は、「田川啓二の世界 オートクチュールビーズ刺繍展」 を観に、三越 日本橋本店 新館へ行きました。

入ってすぐ、4畳ほどの大作「タペストリー絵画」から始まり、「小さな絵画」、精巧な「モチーフ」が展示され、あまりの素晴らしさに感嘆するばかり。
「メリーゴーラウンド」も夢があって、見とれてしまいました。

エルメスの「スカーフ」などに細かい刺繍を施した作品、ゴッホのひまわり、アイリス、星月夜、立体感と透明感のあるクリムトの「ぶな林Ⅱ」、他にも印象派やリキテンシュタインなどの「絵画」を刺繍した作品、
いずれも手が込んでいて、完成まで何ヶ月かかったんだろう、材料費もかなり高額に違いない・・・などと思いながら見ていました。

技巧を凝らした刺繍で作られた 白一色の「ウェディング・ケーキ」、その隣にあった「ウェディング・ドレス」の刺繍も、とっても素敵♪

「宝物」という曽祖母、祖母から譲り受けられたという着物や帯、「アンティーク・ファブリック」のコレクションも趣味が良く、日頃から良い物を見てセンスを磨いていらっしゃるのだなぁと納得。

そういえば、この間(12/14)のTV東京 「開運!なんでも鑑定団」にも出演 していらしゃいました。

鑑定品は、北大路魯山人の壷。
大企業の社長の娘さんで、多くの美術品を所有していた祖母さまの形見分けの際、親戚の方々と じゃんけんをして頂いた というもので、鑑定額は 「一千万円」 !!

う~む、さすが。 名実ともに、ビーズ界の「貴公子」 かも。

さて、オートクチュールビーズ刺繍展ですが
圧巻は「オートクチュール・ドレス」 の数々。
素晴らしい技巧に感嘆せずにはいられませんでした。

他に、「葵祭り」など手の込んだ刺繍を施した屏風、歌舞伎絵・錦絵もあり、見ごたえ充分でした。

田川啓二さんデザインのアクセサリーのコーナーで 田川啓二さん ご本人をお見かけしましたが、素敵な雰囲気の方でした。(でも、人違いだったらすみません)

この展覧会は、今月19日(日)まで、日本橋三越本店 新館 7Fで。
一般¥700ですが、今回は三越カードで無料(同伴一名まで無料)。

来年4/20~25 名古屋松坂屋、同年5/25~30 心斎橋大丸の予定。 

なお、田川啓二さんのオフィシャル・サイトは 「こちら」 をクリック。
ギャラリーでは、今回の「2004年 『田川啓二の世界』オートクチュール・ビーズ刺繍展」など、 ネット上で再現したツアーが見られます。

HPの中の「マイ・コレクション」では、今回も展示されていた「宝物」の着物やアンティーク・ファブリックの一部があったり、ガーデニングやスナッフ・ボトル(中国の嗅ぎ煙草瓶)のコレクションもあって 楽しめました。

田川啓二さんのスタジオ、刺繍教室&ショップ 「チリア」 のHPは、 「こちら」 をクリック。


そのあと、 新館4F の 「宮越屋珈琲」 へ。
カプチーノ と 本日のケーキ (この日は4種類あって、その中からイチゴとバナナとチョコが上に乗っているタルトを選択)をオーダー。どちらも美味しかったです。
照明がやわらくて落着く店内で、贅沢なティー・タイムを過ごしました。

帰りがけに、新館B2F フォートナム&メイソン」 で 「レモン・カード」 と 「アール・グレイ・クラシック」 のティーバックを購入。
アール・グレイ 香りが良くて美味しかったし、「レモン・カード」 も毎朝楽しみ。

寒いので家の中にいることが多かったのですが、久々デパートでリフレッシュしてきました。

*写真は、最近飲んでいる 「浦霞」 (大吟醸)です。
すっきりしていながら とってもまろやかで、「醸し人九平次 純米大吟醸」 に次ぐ 私のお気に入りです。 (・・・とはいっても甲乙つけがたしの美味しさで、あえていえばの「次ぐ」です。)

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パット・メセニー・グループ THE WAY UP コンサート・チケットが届く

今日は、パット・メセニー・グループ の コンサート・チケットが届きました。

「キョードー東京」 の特別先行予約でしたが、ハガキに「座席は抽選」と注意書きがあったので、どんな席がとれたのか ドキドキしながら開封。
幸運なことに、一階きわめて前方の列の中央部分をゲットできていました♪♪
当日に備え、体調を万全に整えなくては。(・・・とはいっても、来年4月ですが)

今回の “ THE WAY UP ”ワールド・ツアー 2005。 日本には4/18 名古屋 愛知厚生年金会館、4/19 広島 広島アステールプラザ 大ホール、4/20 大阪 大阪厚生年金会館 ウェルシティ大阪 大ホール、4/21・22 東京 東京国際フォーラム ホールAとのこと。(公演については、「こちら」 のチケットぴあのHPをクリック)

前回の“ SPEAKING OF NOW ”ツアーでは、パット・メセニー、ライル・メイズは勿論のことながら リチャード・ボナのヴォーカルに魅了されたのですが、今回、リチャード・ボナは参加せず。
代わりにグレゴリー・マレット(ハーモニカ)& Nando Lauria (ギター&ヴォーカル。日本語でなんて読めばいいんだろ??) が参加するとのこと。

ボナが不参加でちょっと残念ですが、パット・メセニー・グループ の公式HPに出ているバイオグラフィーなどを見てみると期待が持てそうです。 American Garage にも、“Nando Lauria he has a wonderful voice -very similar to pedro aznar”っていうコメントがあり、以前PMGに参加していたペドロ・アズナールの声も好きだったので楽しみです。
(ペドロ・アズナールの参加しているアルバム、「ファースト・サークル」「レター・フロム・ホーム」も素敵な曲ばかりだったなぁと聴き入っていました。)

Nando Lauria の CDアルバム 「Narada Classic: Novo Brasil / Points of View 」 の視聴は→ 「Narada Classic: Novo Brasil/Points ofview」 をクリック。

こちら」 のアット・ニフティーのウェブ翻訳で、バイオグラフィーの掲載されているHP 「http://www.patmethenygroup.com/press_kit/pat_metheny_group/bio.cfm 」を入力してみましたが
John Hicks → ジョン田舎者
Jazz Ballads → ジャズ民謡
と翻訳されてました。 ・・・ジャズ民謡って一体(笑)。
しかも、ウェブ翻訳だとページの途中、それも肝心のNando Lauria さんのバイオグラフィーの途中で切れちゃいます。残りはテキスト翻訳でどうぞ。
パット・メセニーのコンサートが近づくと、英語の公式HPのお陰で 心なしか 今や貧弱そのものの英語力が急激に伸びるような気が・・・。

パット・メセニー・グループ の公式HP“ Pat Metheny Group Listener Network ” では、“ audio player ” で “ THE WAY UP ”の一部 を視聴できるようになっていました。
静かな、心を揺さぶられるメロディーから、後半にいくにつれ次第に盛り上がってくるメロディー・・・。
たった数分なのですが、とっても素晴らしくて、聴くたびに感動しています。

ザ・ウェイ・アップ 日本版(ワーナー・ミュージック・ジャパン)のCD発売は、来年5005/02/09 。 
The Way Up 輸入版は、2005/01/25 発売とのこと。待ち遠しいかぎりです。

私がよく見ている パット・メセニー・ファンの方のHP 「PATWEEK」 は、「こちら」 をクリック。

ちなみに、前回のツアー「スピーキング・オブ・ナウ ライヴ・イン・ジャパン」のDVDは、 「こちら」 をクリック。

まだまだ数ヶ月先ですが、とっても楽しみです。“ ファースト・サークル ” の手拍子、練習しとこうっと。

(追記: Sony Style 「中川ヨウのミュージック・ダイアリー2005」 の 「パット・メセニー・グループ、21 世紀への提言」(2005.01.05)に、2004年12月、パット・メセニーがプロモーション来日した際、パット・メセニーが新作『ザ・ウェイ・アップ』などについて、じっくり語っているインタビュー記事がありました。とても興味深く読み応えあり。記事は 「こちら」 をクリック。)

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千束・吉原・浅草 散歩

12/5(日)は、台東区 三ノ輪から一葉記念館・吉原神社・浅草 を散歩しました。

台東区の地図は、「こちら」 をクリック。
■追記:その後に書いたエントリー (2007/2/28 ~ 3/1)
●浅草・吉原散歩 その1 浅草 「待乳山聖天」(まつちやましょうでん)
●浅草・吉原散歩 その2 浅草 「今戸神社」
●浅草・吉原散歩 その3 「吉原大門」、 天ぷら 「土手の伊勢屋」、桜なべ 「中江」
●浅草・吉原散歩 その4 「一葉記念館」 から 「浄閑寺」 (投げ込み寺)
●浅草・吉原散歩 その5 吉原 桜なべ 「中江」
・・江戸時代の切絵図、明治時代の地図、現代の地図も掲載しています。

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まず、日比谷線 三ノ輪駅からゆっくり歩いて10分ほどの、 「台東区立 一葉記念館(樋口一葉)」 へ。

処女作「闇桜」原稿や、「たけくらべ」の草稿など、流れるような美しい筆跡で書かれていたのが印象的でした。
小説の師 半井桃水宛 書簡には、当時の一葉の心情が痛々しく迫ってくるようでした。

実際に一葉の着ていた着物や龍泉寺町の一葉の住んでいた家の模型などもあり、とても見ごたえのある記念館でした。

新札発行記念特別展 ~一葉と龍泉寺町「たけくらべ」の舞台~ は、平成16年12月23日(祝)まで。

dsc01104_■一葉記念館 (樋口一葉記念館)

建物改築に伴い展示場を移転し、竜泉の一葉記念館は建物改築等にともない閉館。
閉館期間: 平成17年1月31日から平成18年11月初旬まで
◎なお、閉館期間中は下記の場所に移転し開館。
移転場所 生涯学習センター内3階展示ホール (西浅草3丁目25番16号)
移転先開館日 平成17年2月22日より(月曜休館日)

問合せ
一葉記念館  TEL 03-3841-8671
詳しくは、一葉記念館のHP (「こちら」 をクリック) を参照のこと。

入館料:一般130円、小・中学生50円 毎年11月23日(一葉祭)は無料公開
開館時間:午前9時~午後4時30分(入館は4時まで)
休館日:月曜日(祝日と重なる場合は翌日) 12月29日~1月3日/特別整理期間

一葉記念館については、「こちら」 もクリック。


そこから 歩いてほどなく 「吉原神社」へ。
久保田万太郎の碑 「この里におぼろふたゝび濃きならむ」が鳥居の傍らにありました。

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そこから 道なりに少し歩いて、「吉原弁財天」へ 。
「大震火災殃死者追悼紀念碑」などがありました。
(*写真は、弁財天の鳥居と追悼記念碑の上の像。)

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昔の大震災、戦災の歴史に想いを馳せました。

そちらにあった 平成元年三月、台東区教育委員会による
「花吉原名残碑 (台東区千束三丁目二十二番 吉原神社)」によると

「吉原遊郭は、江戸における唯一の幕府公許の遊里で、元和三年(1617) 葺屋町東隣 (現中央区日本橋人形町付近) に開設した。吉原の名称は、はじめ 葭原 と称したのを 縁起の良い文字にあらためたことによるという。

明暦三年(1657) の明暦の大火を契機に、幕府による吉原遊郭の郊外移転命令が実行され、同年八月 遊郭は浅草千束村(現台東区千束)に移転した。これを 「新吉原」 と呼び、移転前の遊郭を 「元吉原」 という。

新吉原は江戸で有数の遊興地のとして繁栄を極め、華麗な江戸文化の一翼をにない、幾多の歴史を刻んだが 昭和三十三年売春防止法の成立によって廃止された。

その名残を記す当碑は、昭和三十五年地域有志によって建てられたもので、碑文は共立女子大学教授で俳人、古川柳研究家の山路閑古による。

昭和四十一年の住居表示の変更まで新吉原江戸町、京町、角町、揚屋町などの町名が残っていた。」とのこと。

吉原遊郭といえば、五社英雄監督の映画 「吉原炎上」 の印象が強いのですが、華やかに見えるけれど、哀しさが胸に迫る吉原遊郭のことを想いながら散策。

あの映画は、出演者も豪華だったし、パワフルで面白かったし、懐かしいです・・・。

その後、花園通りへ。
「情報喫茶」というお店があって、ナンと、情報は「無料」。
一体何の情報? まさか散歩情報じゃなさそうだし・・・と訳がわからなかったのですが
歩くうち このテの店があまりに多くなってきたのでようやく納得。おそらく風俗関係か。

残念ながら(?)今回はそういう潜入レポートではないので(笑)
浅草寺の裏手まで、浅草5丁目あたりで道に迷ったりしながら散策しました。

「吉原遊廓」 については、 「お江戸きまぐれ帖」 というサイトが詳しくて、とても面白かったです。
イギリス在住の方が作っていらっしゃる、新吉原へ登楼の疑似体験まで出来る、オススメ サイトです。

dsc01122吉原界隈については、「こちら」 をクリック。

千束周辺、浅草4~5丁目については、「こちら」 をクリック。

*ライトアップされた浅草寺の五重塔(クリックで拡大)


その後、浅草六区ブロードウェー入口にある洋食屋 「リスボン」 へ。

そちらで、ひれかつセット(ポタージュスープ付き ¥1,600くらいだったと思う) をいただきました。
実家でよく母が作ってくれた 衣が薄くて幾つ食べても胃にもたれなかった美味しい「ヒレカツ」を 、なぜかふと思い出させてくれた、懐かしい味でした。
隅にテレビが置いてある庶民的・いわゆる大衆的な雰囲気で、夫とゆったり寛げました。

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その後、オレンジ通り沿いの 「おいもやさん 興伸」 で、大学いもとスイートポテトをお土産に購入。
どちらも美味しくて大満足でした♪
(巣鴨とげぬき地蔵通り沿いにもお店があることを発見!オススメです。)

今回は、吉原の見返り柳を探そうとして道に迷い、さんざん歩いて疲れましたが
ダイエット効果も大きく(笑)、楽しい散歩でした。

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日本橋蛎殻町 「テキサス」  Texas, Yoshoku resturant in Tokyo's Nihombashi Suitengu-Mae

きのう12/11(土)の夜は、日本橋蛎殻町の 「レストラン テキサス」 へ。

お店はカントリー・ウェスタンのBGMの流れる 温かみがあって落着くインテリア。
地元の人たちで賑わっているといった感じでした。たぶん。

メニューは色々あって迷いましたが、チョリソ、生牡蠣4つ、ピザ、サーロインステーキ (今回は250グラムを注文。 サラダ、スープ、シャーベットor コーヒー付き) を 夫とシェア。

生牡蠣はプリッとした大きめサイズで 絶品の美味しさ♪ 頼んで良かったなぁ~と思いました。
ステーキは適度に柔らかく、ちょうどよい焼き加減。カリカリのにんにくチップがのせてあって、とっても美味しかったです。

飲み物は、生ビール1杯、カリフォルニア・ワイン(ボトル1本)、グラスワイン(十勝ワイン1杯)を注文。
夫と二人 お腹いっぱいになって、二人で¥9,000 ほど。

気取らないけれど とっても美味しくて、お店の方の感じもいい、
人形町界隈でオススメのレストランです。

■レストラン 「テキサス」

住所:東京都中央区日本橋蛎殻町1-33-6
TEL:03-3664-1234
お店の情報は、 「こちら」 と 「こちら」 をクリック。
こちらの前の方のHPによれば、営業時間は PM 17:30~AM 2:00 日曜・祝日休みとのこと。
(地図は、後の方のHPの加盟店地図のほうがわかりやすい)


今週のウィークデーは仕事もあって忙しい毎日でしたが、なるべく料理を作るようにしていました。

仕事から帰った後、休む間も無く台所に立って、後片付けも・・・という毎日は疲れてヘトヘトでしたが、お腹も気持ちも充実していました。
もっとも、さすがに疲れが溜まってきた木曜は、人形町今半のお惣菜でジャンボメンチ、金曜は人形町鳥近で焼き鳥を購入(笑)。
毎日ちゃんと手作りの晩御飯を作っている、外での仕事もありの主婦はすごいなぁと尊敬してしまいます。

これに関連して最近共感したのが、「食事を満たせば 心も満たされる」 というフレーズ。
こちら」 のHPに掲載されている上大岡トメさんの 「晩ごはんのメニューを、一週間分まとめて決める」 という漫画の中に出ていました。

上大岡トメさんといえば、「キッパリ!―たった5分間で自己改革」(上大岡トメ)
が売れているようですが、向上心と前向きな気持ちが共感を呼ぶのかも。・・・かくありたしです。

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醸し人九平次 純米大吟醸 別誂 を飲む Kamoshibito Kuheiji, Sake

最近、とっても美味しい♪と感激した日本酒は 「醸し人九平次(純米大吟醸 別誂)」(名古屋市 萬乗酒造) です。

この 「かもしびとくへいじ」 は、前掲手打そば 森下 「京金」で 初めて この純米吟醸を飲み その芳醇な美味しさに感激して以来、私たち夫婦のお気に入り。

純米吟醸も芳醇で美味しいと思ったのですが、こちらはさらに上をいく 上品で芳醇な味わい。
フルーティーで白ワインに近い口当たりのよさ。でも、お米の旨みもふんわりと口の中に広がって なんて美味しい日本酒なんだろう・・・と感激 ♪♪

この日本酒を美味しく味わうのため、ちょこっと贅沢して注文した「小鯛の笹漬け」 や、比内地鶏の鍋を肴に 幸せなひととき を過ごすことができました。
自分の家で、こういった美味しいお酒と肴で夫と寛ぐのが、何よりの幸せだなぁ と思うこのごろです。

クリスマスも近いことだし・・・とちょっと高めでしたが ネットで注文。
でも、待ちきれずに 早々 開封してしまいました(笑)。

こちら」のHPによれば、「パリの有名三ツ星シェフにも認められた」逸品らしい。
箱書きにも「久野九平治本店 JAPON FONDE' EN 1647」とあり、意気込みが感じられます。
もしかしたら、NYあたりでも人気が出るのでは?

この純米大吟醸 別誂は、山田錦を35%まで磨き上げたもの。

ラベルの裏には、「この酒は、日本酒のことをご理解され我々蔵元と信頼関係にある特約店様のみの販売とさせて頂いております」という記載が。・・・なるほど。
原材料名 兵庫県産米山田錦、同米麹 山の天然水。 作り手 佐藤彰洋さんとのこと。

今年飲んだ日本酒の中で ベストかも、というくらい オススメの日本酒です。
こういうのお歳暮とかで貰えると嬉しいんだけどなぁ・・・。あくまで希望です(笑)。
(なお、私はこちらの醸造所や酒屋さんの回し者ではありません!念のため。)

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鎌倉 散歩 ~ 鎌倉 「ア・リッチョーネ」 Take a Wark in Kamakura - A Riccione, Italian Restaurant in Kamakura. Highly recommend !

11/30(火)は、鎌倉 を散歩しました。

今回は、北鎌倉 の 円覚寺 ・ 建長寺 → 鶴岡八幡宮 → 鎌倉駅 → 瑞泉寺 へ。
紅葉は まだちらほらといったところでしたが、数少ない紅葉は とても色鮮やかで、秋を感じる 鎌倉の素敵な古都の景色を堪能しました。

北鎌倉駅から円覚寺・建長寺・鶴岡八幡宮をめぐるコースと地図
鎌倉駅から瑞泉寺へのコースと地図は、
鎌倉Today」 のサイトの 「地図で探す」 、「鎌倉を楽しむ」 が参考になりました。

JR横須賀線(普通)で東京駅から北鎌倉駅まで55分ほど(片道¥780 )でした。

まず、北鎌倉駅から歩いてすぐの 「円覚寺」 へ。

*円覚寺「総門」を入ったところ。一部にきれいな紅葉が。総門前もこんなかんじでした。

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*円覚寺 「居士院」 の紅葉。 この紅葉が一番美しかったです。

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本格的なカメラと三脚を持ったオジサマたちが たくさん集まっていたので、この紅葉が一番素敵に見えるのかも・・・と見当がつきました。 オジサマたちが立ち去った後、カメラを構えていらした場所で撮影したら お陰さまで いい写真が撮れました。感謝。(笑)

*一番奥の「黄梅院」(たぶん。間違っていたらすみません)のお庭の可憐な花。

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次に、鎌倉街道沿いにある 「去来庵」 へ。

「去来庵」 は、ビーフシチューの美味しいお店で、鎌倉ビールとビーフシチュー・セット (ビーフシチュー、ブイヨンライスまたはバタートースト、ミニサラダ、コーヒーまたは紅茶 ¥2,625 税込み)を注文。

*柔らかく煮込んだお肉にデミグラスソースのとても美味しいビーフシチューを ブイヨンで煮込んだライスにかけて頂きました。

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昭和初期の木造別荘建築を利用した こちらの一軒屋のレストランは、今年 鎌倉市の景観重要建物に指定されたそうです。
とても人気があり 外で15分ほど待ちましたが、お店の雰囲気も良く 待った甲斐がありました。


その次に、「建長寺」 へ。

壮大な 「三門」 を抜けると、欄間の彫刻も素晴らしい 「仏殿」があり
お庭の池ではカラスが行水していました・・・(笑)。

*建長寺 「龍王殿」 近くの紅葉。今回、建長寺の見頃の紅葉はこちらくらいか・・・?

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さらに奥に進み、数百段もありそうな急な石段を ハアハア息を切らしながら登って
「大権現 半僧坊」 へ。

「はやく私たちに子供ができますように」と書かれた絵馬が掛けてあったのですが、私と同じ願いに 胸が締め付けられるような気持ちになって、つい目が潤んでしまいました・・・。

さらに石段を登って、 「建長寺 勝上献 展望台」へ。

*「建長寺 勝上献 展望台」から、はるかに広がる景色を望む。

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こちらから、天園ハイキングコースを通って瑞泉寺方面にも行かれますが、疲れてすぎてギブアップ・・・。
キツイ石段でしたが、登った後 すがすがしい達成感を味わえて、オススメです。

* 「半僧坊」に至る途中、カラス天狗の像がいくつも置かれた場所があり、そちらのベンチで行きに一休み。

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その後、「鶴岡八幡宮」へ。

*源実朝を討った公暁(くぎょう)が潜んでいた「大銀杏」。歴史を感じます。

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八幡宮を後にして なかなかタクシーがみつからず、やむなく鎌倉駅まで歩いて
駅前でタクシーに乗り、 「瑞泉寺」 へ。

往路片道¥1,200 ほどかかってしまいましたが、もうすぐ夕暮れで
少し登りぎみの道を長く歩くのは大変すぎたので、タクシーで助かりました。

*こちらも 紅葉はまだまだでしたが、黄色く色づいた紅葉や冬桜、水仙なども咲いていて、趣のある「花の寺」でした。

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「男の顔は履歴書である 大宅壮一」の碑もあり、そこで夫の顔を撮影したのは言うまでもありません・・・。

その後、「鎌倉宮」への細い一本道を下り、静かな小道を抜けて大通りへ。
「岐れ道」 の近くにある 「鎌倉ニュー・ジャーマン」(鎌倉雪ノ下店) でお土産(お菓子)を購入。 私の実家にお土産を持っていってあげたら、と言ってくれた優しい夫に感謝でした。

ミルクホール」まで 長い長い道のりを歩いて、ようやく一服。
アンティークのテーブルと椅子の素敵なインテリアのお店でした。

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その後、イタリアン・レストラン 「ア・リッチョーネ」 へ。http://riccione.jp/
こちらは、お店の方が畑で野菜を栽培する スローフードのお店で、本店はミラノ とのこと。

お料理は、鮮魚(鯛)のカルパッチョ、生ハムとポルチーニのタリアッテレ、メカジキのソテー、野菜の炭火焼をオーダーし、夫とシェア。
どれも美味しくて、幸せな気分になれました♪
野菜の炭火焼は 野菜自体が赤ワインに負けない濃い味わいで、お店で栽培しているだけのことはあるなぁ と感心しました。

ワインは、ソムリエの方が、私たちの好みと お料理に合う とっても美味しいイタリアのワインを選んでくれました。
この日は、3種類をデカンタサイズでオーダー。
内容は、リンゴのような爽やな口当たりの辛口の白ワイン& あまり甘くなく フルーティーですっきりした味わいの 飲みやすかった赤ワイン& お料理に合わせ あと口ほんのり渋めの赤ワイン。

デザートは、私はリコッタと松の実のケーキ。チーズケーキのしっとりした生地に、松の実がアクセントになって美味しかった。
夫はリモンチェッロを使ったデザートカクテル?のようなもの。こちらも一口飲ませてもらいましたが、大人向けの美味しいデザートでした。

お店は禁煙なので、ヘビースモーカーの夫は途中で外に出て吸いだめしてましたが (笑)、お店の方もとても感じがよかったし、コルクをたくさん使ったお店の雰囲気もよく、なにより美味しくて 心から満足できた オススメのレストランです。

■鎌倉 「ア リッチョーネ (Ristorante "a Riccione")」

住所:神奈川県鎌倉市小町2-12-30 BMビルB1F
TEL:0467-24-5491

ランチ 11:30 ~ 16:00(LO.15:00)
ディナー 17:30 ~22:30(LO.21:30)
水曜定休 祝日の場合翌日
お店のHPは、「こちら」 をクリック。

この日は平日でしたが、夫が仕事を休むことができたので 一緒に散歩することができ、とても楽しく充実した一日になりました。夫よ どうもありがとう。

なお、鎌倉のガイドブック 「Visita(ビジータ)鎌倉」(JTBのMOOK) も大変参考になりました。

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等々力渓谷 散歩

11/28(日)は、「等々力渓谷」 を散歩しました。

等々力渓谷 は、多摩川の支流、谷沢川の浸食によって形成された 東京都内でも珍しい 延長約1キロの渓谷。
木々に囲まれ 緑豊かな渓谷は、水のせせらぎや鳥のさえずりが聞こえ 都内とは思えないほど。
「不動の滝」 や 「等々力不動尊」 などの見所もあり、とても素敵な散歩道でした。

「等々力渓谷」の地図や見どころは 「こちら」 をクリック。 「こちら」 のHPも参考になりました。
(追記:桜の季節のお花見については、「こちら」 をクリック)

この日は、半蔵門線直通 東急田園都市線 二子玉川駅で 東急大井町線に乗換え 等々力駅で下車。
徒歩数分で 「等々力渓谷」 入口へ。

*ゴルフ橋右側、渓谷入口への階段を降りると 自然に溢れた風景が・・・。

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*「稚児太子堂」 の近くで、美しい紅葉を見ることができました (クリックで拡大します)。 たくさんの椿の花もありました。
(追記:間近で紅葉が見られたのはこちらだけでしたが、見事な紅葉が見られて感激でした。)

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*「稲荷堂」 と 「等々力」 の名前の由来になった 昔は滝のとどろく音が響き渡ったといわれる 「不動の滝」。
かつては、この滝に打たれて行をする修行僧が各地から訪れたとのこと。「修行者の方以外は立ち入らないで下さい」 との札がありました。

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*「等々力不動尊」。平安時代には、役(えん)の行者の霊場。銀杏の葉が黄金色に輝いていました。
なお、「等々力不動尊」 の境内からの桜の眺めは都内でも有数の名所とのこと。

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*古墳時代から奈良時代のものと推定されている 「横穴(おうけつ)古墳」。

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その後、渓谷の環八近くの階段を登り、ピッツア・パスタ・カフェ・レストランの 「OTTO(オット)」 へ。

こちらで、 「パスタor ピッツアのコース(¥1,250)」を頂きました。
(他に、¥2,000 の+前菜と、¥3,000 の+前菜と肉or 魚料理のコースもありますが、pm3:00~pm5:00は ¥1,250のコースのみ。 コースはいずれもサラダ・カフェ付き。)

*フンギ (卵・エリンギ・ローズマリー・モッツアレラ) のピッツア。黄身がからんで美味しかった♪
サイズは大きめですが、薄い生地なので私でもちょうどいい量でした。

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*ポロ (スモークチキン・ごぼう・バルサミコ酢) のピッツア。 ごぼうの風味が活きていて美味しかったです。

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食後のコーヒーも深煎りでコクのある味わい。

窓から等々力渓谷を眺めることのできる、とっても美味しいイタリアン レストランでした。

■OTTO (オット)

住所:東京都世田谷区野毛1-17-11
TEL:03-3704-3778
営業時間 11:30~23:30 無休
詳しくは、「こちら」 をクリック。

その後、レストランから10分ほど歩いて、 「野毛大塚古墳」 へ。

*「野毛大塚古墳」。
全長82メートル、後円部の高さ10メートルの帆立貝式の前方後円墳で、関東地方の中期古墳文化を代表する五世紀前半に作られた古墳とのこと。

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広げたダンボールを使って、楽しそうに古墳を滑り降りて遊んでいるお父さんとお子さんの姿もありました。

*古墳の上からの眺め

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今回は、都心の近場でしたが、自然にあふれる素敵な散歩道でした。

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