田川啓二の世界 オートクチュールビーズ刺繍展 に行く
今日は、「田川啓二の世界 オートクチュールビーズ刺繍展」 を観に、三越 日本橋本店 新館へ行きました。
入ってすぐ、4畳ほどの大作「タペストリー絵画」から始まり、「小さな絵画」、精巧な「モチーフ」が展示され、あまりの素晴らしさに感嘆するばかり。
「メリーゴーラウンド」も夢があって、見とれてしまいました。
エルメスの「スカーフ」などに細かい刺繍を施した作品、ゴッホのひまわり、アイリス、星月夜、立体感と透明感のあるクリムトの「ぶな林Ⅱ」、他にも印象派やリキテンシュタインなどの「絵画」を刺繍した作品、
いずれも手が込んでいて、完成まで何ヶ月かかったんだろう、材料費もかなり高額に違いない・・・などと思いながら見ていました。
技巧を凝らした刺繍で作られた 白一色の「ウェディング・ケーキ」、その隣にあった「ウェディング・ドレス」の刺繍も、とっても素敵♪
「宝物」という曽祖母、祖母から譲り受けられたという着物や帯、「アンティーク・ファブリック」のコレクションも趣味が良く、日頃から良い物を見てセンスを磨いていらっしゃるのだなぁと納得。
そういえば、この間(12/14)のTV東京 「開運!なんでも鑑定団」にも出演 していらしゃいました。
鑑定品は、北大路魯山人の壷。
大企業の社長の娘さんで、多くの美術品を所有していた祖母さまの形見分けの際、親戚の方々と じゃんけんをして頂いた というもので、鑑定額は 「一千万円」 !!
う~む、さすが。 名実ともに、ビーズ界の「貴公子」 かも。
さて、オートクチュールビーズ刺繍展ですが
圧巻は「オートクチュール・ドレス」 の数々。
素晴らしい技巧に感嘆せずにはいられませんでした。
他に、「葵祭り」など手の込んだ刺繍を施した屏風、歌舞伎絵・錦絵もあり、見ごたえ充分でした。
田川啓二さんデザインのアクセサリーのコーナーで 田川啓二さん ご本人をお見かけしましたが、素敵な雰囲気の方でした。(でも、人違いだったらすみません)
この展覧会は、今月19日(日)まで、日本橋三越本店 新館 7Fで。
一般¥700ですが、今回は三越カードで無料(同伴一名まで無料)。
来年4/20~25 名古屋松坂屋、同年5/25~30 心斎橋大丸の予定。
なお、田川啓二さんのオフィシャル・サイトは 「こちら」 をクリック。
ギャラリーでは、今回の「2004年 『田川啓二の世界』オートクチュール・ビーズ刺繍展」など、 ネット上で再現したツアーが見られます。
HPの中の「マイ・コレクション」では、今回も展示されていた「宝物」の着物やアンティーク・ファブリックの一部があったり、ガーデニングやスナッフ・ボトル(中国の嗅ぎ煙草瓶)のコレクションもあって 楽しめました。
田川啓二さんのスタジオ、刺繍教室&ショップ 「チリア」 のHPは、 「こちら」 をクリック。
そのあと、 新館4F の 「宮越屋珈琲」 へ。
カプチーノ と 本日のケーキ (この日は4種類あって、その中からイチゴとバナナとチョコが上に乗っているタルトを選択)をオーダー。どちらも美味しかったです。
照明がやわらくて落着く店内で、贅沢なティー・タイムを過ごしました。
帰りがけに、新館B2F 「フォートナム&メイソン」 で 「レモン・カード」 と 「アール・グレイ・クラシック」 のティーバックを購入。
アール・グレイ 香りが良くて美味しかったし、「レモン・カード」 も毎朝楽しみ。
寒いので家の中にいることが多かったのですが、久々デパートでリフレッシュしてきました。
*写真は、最近飲んでいる 「浦霞」 (大吟醸)です。
すっきりしていながら とってもまろやかで、「醸し人九平次 純米大吟醸」 に次ぐ 私のお気に入りです。 (・・・とはいっても甲乙つけがたしの美味しさで、あえていえばの「次ぐ」です。)
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