キース・エマーソン ライブ @東京厚生年金会館 に行く
きのう(10/16(日))は、キース・エマーソン のライブ @東京厚生年金会館 に行ってきました。
キース・エマーソン(Keith Emerson)は、70年代を代表するプログレッシブ・ロック (プログレ)のバンド、 EL&P (Emerson, Lake & Palmer) のキーボード奏者。
キーボードの超絶テクニック&その重厚なサウンド、そして Moog (正式にはムーグではなくモーグと発音) シンセサイザーの代表的プレイヤーとしてプログレ界では超有名。
が!、なんといっても、EL&P時代の、オルガンにナイフを突き立てまくって、倒して、最後には破壊しちゃう・・といった激しいパフォーマンスでも有名なのでした・・。
今回の 35th Anniversary World Tour のライブでは、オルガンは破壊しなかったものの、オルガンを背後からさかさまに弾くパフォーマンスを披露してました。
(余談ながら、安達哲の「バカ姉弟 4 」 P.53 で、おねいちゃんもキースと同様、さかさまの格好でオルガン弾いてました♪)。
リボンコントローラーをお尻で演奏したり、お茶目な面も (^^)
MCの へんてこな日本語(「ポケットにふとんが入っています」でしたっけ?)もご愛嬌。
*パンフレット (上の画像のみクリックで拡大します)
広げるとこんな感じ。
前回1996年EL&Pのライブより、パワーアップした感じを受けました。
約2時間半のコンサート、で、ほぼ立ち通しの激しい演奏・・。とても61歳には見えません。
今日のキース様は、白いシャツにゴールド&ブラックのお洒落なベスト、でジーンズ姿。なかなかカコよしでした♪
キース様がMoogを演奏している画像は 「こちら」。
「悪の教典#9」 (「恐怖の頭脳改革」・・いやはや、すごい邦題ですが、このプログレを代表する傑作に収録。ちなみに、K2HDで、きわ立って音が良くなってると思いました) の 1st Impression “Welcome Back” から始まって、ホウダウン、ラッキーマンなどなど、 生で長ーいバージョンのタルカスも聴けて、大感激でした!
キングクリムゾンのエピタフ、レッド・ツェッペリンのブラック・ドックのサプライズ演奏もあり。
今回のライブでは、バリライトも効果的に使ってました。
参考までに、UDO のHPに出ていた 10月13日(木) @大阪厚生年金会館 芸術ホールでのセットリストをコピー・ペースト。(若干修正しました)
1.Welcome Back (Karn Evil 9 1st Impression)*album『恐怖の頭脳改革』EL&P ('73)
2.Toccata - Rock Piano Concerto
3.Living Sin *album『トリロジー』EL&P ('72)
4.Bitches Crystal *album『タルカス』EL&P ('71)
5.Hoedown *album『トリロジー』EL&P ('72)
6.Country Pie
*album『フェアウェル・ザ・ナイス 組曲“五つの橋”』THE NICE ('70)
7.Thing In F# Static *新曲
8.Intermezzo From The Karelia Suite *album『少年易老学難成』THE NICE ('68)
9.Piano Solo
10.Touch And Go
*album『エマーソン、レイク&パウエル』Emerson, Lake & Powell ('86)
11.Lucky Man *album『エマーソン、レイク&パーマー』EL&P ('70)
12.Tarkus *album『タルカス』EL&P ('71)
13.America *album『エレジー』THE NICE ('71)
/Rondo *album『ナイスの思想』THE NICE ('67)
- - - - - encore - - - - -
14.Black Dog *レッド・ツェッペリンのカヴァー
15.Fanfare For The Common Man *album『ELP四部作』EL&P ('77)
私の行った16日のライブでは、本編終了直後、熱狂的なスタンディング・オベーション!
アンコールは2回もあり、1回目のアンコールでは、レッド・ツェッペリンの「ブラック・ドック」と「庶民のファンファーレ」。 2回目のアンコールでは、列車の音をシンセで鳴らした後で、「Honky Tonk Train Blues」(*『作品第2番』EL&P('77))。 ラストまですごい盛り上がりでした。
今回来日したキース・エマーソン・バンドのメンバーは、Keith Emerson: Keyboards 、Dave Kilminster: Guitar 、 Pete Riley: Drums 、Phil Williams: Bass 。ギター&ボーカルのキルミンスターくんも、グレッグ・レイクに負けず劣らず なかなかの美声だったし、大活躍。
キース・エマーソン オフィシャル・ウェブサイトは 「こちら」。(トップページから音あり)
ELPオフィシャル・ウェブ・サイトは 「こちら」。
キース・エマーソン・ファン専用掲示板は 「こちら」。
Moogについては「こちら」 をクリック。
また再来日が楽しみなキース・エマーソンのライブでした。
今回ライブに誘って下さった私のプログレ師匠のM先生、どうもありがとうございました!
ライブの感激冷めやらず、帰宅後 勢いあまって、EL&Pの歴史を網羅した2枚組DVD 「ビヨンド・ザ・ビギニング」を アマゾンでさっそく購入してしまいました・・。 届くのとっても楽しみです♪
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コメント
えっ!と思って色んな物を見ていたら
ここへたどり着きました。
いいですね~~ナマで見たかった・・・。
15年前にパットメセニーは見ました。
腰が抜けるほどかっこよかったですね・・・
でもギターの位置が高い・・・笑
投稿: 仕事人 | 2005.10.17 11:07
>仕事人さま、はじめまして、こんにちわ。
キースもそうですが、パットもすごいテクニックのミュージシャンで格好いいですよね。
パットは超早弾きなので、弾きやすいように、ギターの位置が高くなってしまうのでしょうね。
投稿: きのこ | 2005.10.17 18:59
しっかし、すんごいコンサートに行ってますなぁ。
うらやましいです。
投稿: astrolabio | 2005.10.17 21:55
いやはや、すごかったです。
Moog の低音の、体にモロにくる振動も。。
EL&Pを聴いては、ライブの余韻に浸っています。
投稿: きのこ | 2005.10.18 00:27