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2005年10月の14件の記事

琳派と京焼@出光美術館 ~ 江戸天下祭 ~ 川上弘美サイン会

今日(10/30(日))は、まず最初に 大手町の出光美術館で 本日最終日の 「京の雅び・都のひとびと -琳派と京焼-」 を観に行きました。

屏風では、「柳橋水車図屏風」(江戸時代)の画面構成が素晴らしかったです。 「洛中洛外図屏風」(江戸時代) と 「祇園祭礼図屏風」(室町時代)は、そこで暮らす人々の描写が面白かった。
伝 俵屋宗達の 「月に秋草図屏風」は黄金色の月明かりに照らされた秋の野、そして月の表現に惹きつけられました。
伝 尾形光琳の「芙蓉図屏風」は、芙蓉の色合い、配置、その装飾性が琳派らしさを感じさせる 美しい作品でした。

本阿弥光悦の「赤楽兎文香合」(重要美術品)は、ちょっとしたヘラ削りとほんのりした赤い色が素敵でした。

野々村仁清の「色絵芥子文茶壷」「色絵鳳凰文共蓋壷」(いずれも重要文化財)ももちろん良かったですが、小さい作品ながら、つまみに兎、側面に象の頭のある 「色絵梅花文四方香炉」の色合い&形が素敵で、自分の手元に置いておきたくなるような作品でした。

最終日、滑り込みセーフで行ってみて良かった展覧会でした。

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今日は、「江戸天下祭」 も開催されていて、 丸の内仲通りで 何基もの御神輿が見られました。

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3時から、 丸善 丸の内本店丸の内オアゾにて、 川上弘美さんのサイン会。

今回のサイン会は、新刊の連作エッセー集 「此処 彼処 (ここ かしこ)」 を こちらの書店で購入し、整理券をもらった 150名限定のもの。 私は3日ほど前、電話予約。

最近出版された 「東京日記 卵一個ぶんのお祝い。」 も、夜寝る前、楽しみに少しづつ読んでいますし、家庭画報で連載されている 「匂いの記憶」 も なかなか良いです♪ 「家庭画報」 を毎月欠かさず購入しているのは、「匂いの記憶」 が連載されているからなのです (^^)。

今日は、前から10番目くらい。 まるで初恋のヒトに会うみたいに緊張しながらの順番待ち。

係りの方から、 渡された整理券に、為書きと、何か川上先生にメッセージがありましたら、書いておいてください、と言われていたので、自分の名前&ちょっとした ファン応援メッセージを書いておきました。

並んでいたのは、比較的若いと思われる女子と、中年~年配の男性が半々くらいだったでしょうか?

35分ほど前に着き、列に並んで、ようやく 3時。 2階の特設フロア (狭っ!) のすぐそばにあるエレベータから、白い長袖シャツに、黒いロングスカートの川上さんがご登場♪

川上さんは、スラリと背が高くて、つやつや黒髪のロングヘアー。 (残念ながら、写真撮影は禁止)

いよいよ自分の番がきて、サインして下さるテーブルをはさんで、川上さんのすぐ目の前の席へ。

こんにちわ♪と ご挨拶した後、 川上さんが私のメッセージを読んで、微笑んで下さいました♪♪
サインを頂きながら、 雑誌の連載も楽しみにしていますと私が言ったら、また嬉しそうな微笑みが (胸きゅん)。

サインの後、 思い切って握手もして頂きました (^v^)
川上さんのファンなので、すごーーーっく嬉しかったです。

川上さんは色白で、か細く白い指、そして瞳の美しさが印象的でした。

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今回のサイン会を知ったのは、ミクシィ の 「川上弘美」 のコミュニティーにて。
グンディ さん、情報どうもありがとうございました!

ついでに、「ほぼ日刊イトイ新聞」 に連載されていた 川上弘美と糸井重里との対談、「男女が同居するということ。 川上弘美さんと「いっしょ」を語る。」 は、 「こちら」 をクリック (川上さんの写真画像もあり)。
ちなみに、第1回は、「結婚生活は極楽か?」 です。
同じく 川上弘美と糸井重里との対談、 「川上弘美さんと相づちを打ち合う。 『MOTHER2』を切り口に「そうそうそう!」」は、 「こちら」 です。

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今日は、夫の誕生日ゆえ、その後、日本橋浜町にある 「燕慶園」 へ。
「燕慶園」 で、とっても美味しい 「上海がに」 など、中華料理を食べてきました。
「燕慶園」については、また後ほど書く予定ですので、お楽しみに!

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「第2日本テレビ」で、「岡本太郎 大博覧会」 を見る

今日は、「第2日本テレビ」 の 「岡本太郎大博覧会 -キミは岡本太郎を知っているか!?爆弾に火をつけろ!!-」 の 岡本太郎のお言葉に激しく感銘を受けました。

第2日本テレビ」は、10/27 から日本テレビ運営の、ビデオ・オン・デマンド ( Video On Demand ) というシステムで ブロードバンド推奨コンテンツの映像を提供しているサイト (岡本太郎以外の動画は MAC には非対応)。

有料・無料のコンテンツがあり、 私の見た 「岡本太郎」 の映像は無料。

TAROと書いた扉をクリックすると、岡本太郎の顔がいくつか出ていて、その中の一つ、 太郎爆弾2号、“太郎、「キミはNO!と言えるか」挑発編” をクリック。

岡本太郎の頭の爆弾が爆発して。動画がスタート。 岡本太郎いわく

「人間この世の中に生きた以上は、つまり『人生は闘いだ』と思えばいんですよ。 『闘い』ってことは、とにかく妥協しないで、本当に自分の作り出したいもの作り出す。 そして逆に向こうからバーっとぶつかってくれますよ。ぶつかったって、とっても、 そのぶつかり合いが生きる意味だと僕は思うんです。」

「私は決して好かれるようなモノを作ってはいない。 たとえば『坐ることを拒否する椅子(1963)』なんてのは私が作ったんだけど、 「坐るなら坐ってみろ」 「じゃあ坐ってやるぞ」 って、そういう お互いぶつかり合いながら、闘い合いながら生きることが素晴らしいんで、 みんなこう、ヘナヘナヘナヘナ妥協しあって生きるってことくらい卑しいことはない。
だからみんな拒否し、闘い、「何に対してもNO!」っていうような勢いを持った、表情を持った、そういうような表現をすることによって、芸術と同じだと」

なかなか厳しくも、深く考えさせられる言葉でした。

太郎爆弾、 このほか

太郎爆弾008号 太郎、「朝5時に起床する」。
太郎爆弾020号 太郎、「奇妙なダンスを踊る」。
・・・私、岡本太郎先生と一緒に踊ってみたかったです (笑)。
太郎爆弾021号 太郎、「激しく味のあるピアノの弾き方をする」
太郎爆弾015号 太郎、「人生はスキーだ」
太郎爆弾025号 太郎、「太郎、彫刻を彫る」
太郎爆弾016号 太郎、「下手っぴを誉め讃える」
太郎爆弾018号 太郎、「専門家をバカにする」
太郎爆弾012号 太郎、「原色だよ人生は」
太郎爆弾017号 太郎、「火の祭りを見る」
太郎爆弾014号 太郎、「人生は夢だ」

等々。 ガーン!と衝撃を受けまくりの、やわやわな私・・。

含蓄あるお言葉満載。もし興味がありましたら、ご覧になってみて下さい。
ひょっとしたら、これ見て人生変わるかも!?

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ドイツ歌曲を聴きに行く @ドイツ文化会館 (追記: インターネット図書館、青空文庫)

10/20(木)の夜は、 ドイツの詩人・劇作家の 「シラー没後 200年記念演奏会」 を聴きに、 ドイツ文化会館 (港区赤坂7-5-56、最寄駅:青山一丁目)へ行きました。

演奏会は、「シラーの詩によるシューベルトのリートとバラード」。

恥ずかしながら、「シラー」 って、私、よく知らなかったです。

今回の演奏曲目の一つ 「人質」 (Die Bürgschaft D246) を、 演奏者自らが作成した対訳を見ながら歌を聴いていくうち、 これって 太宰治の 「走れメロス」 そのものなんじゃ・・、とびっくりしたほど。
あの 「走れメロス」 って、シラーの詩のパクリ、いや この詩を 「モティーフ」 としたと言うべきなのでしょうね・・。

■追記:太宰 治の 「走れメロス」 の全文は、「こちら」 。 インターネットの図書館、青空文庫 ( http://www.aozora.gr.jp/ ) にて、無料で読めるようになっています。 ちなみに、夏目 漱石の作品は、現在 100作品公開中寺田 寅彦の随筆は、現在 241作品公開中 で読み応えあり。

最初に、曲の解説、並びに、シラー&シューベルトのわかりやすい解説が、 コンラート・リヒター氏より (氏は、世界的リートピアニスト、教育者。元シュトゥットガルト音楽大学学長、現東京芸術大学客員教授)。

この解説があったお陰で、日頃歌曲に縁が無く、初めて聴く曲ばかりの私でも、 シラーの詩の世界 と シューベルトの溢れる音楽の才能 との結びつきに 興味を惹かれながら 聴くことができました。

ことに、「希望 Hoffnung D637, op. 87,2」 を歌われた ソプラノの藤谷佳奈恵さん。 こちらの心の中にまで届くような素敵な歌声で感動しました。

今回のコンサートは、演奏者のレベルも比較的高めでしたし、とっても楽しめました。
しかも、ドイツ学術交流会(DAAD)友の会、DAAD主催で、なんと 「無料」(!) の大盤振る舞いで、素晴らしすぎ・・。

今回、 こちらの演奏会に誘って下さった I 研究会OB会のM先生、本当にどうもありがとうございました。

■シラーについては、 「はてなダイアリー」 の 「こちら」 のページ、 「ウィキペディア」 の 「こちら」 のページをご参考に。

■「リート」 については、 「ドイツのリート科で学ぶということ」  という記事が参考になりました。

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*写真は、昨日(10/22(土)、私がEL&PのDVDに夢中になっている間に夫が買ってきてくれた、焼きたてシュークリームのお店 「モン プティ シュ」(秋葉原靖国通り店)シェフ島田哲也プロデュースのスイーツショップ)の シュークリームです。

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こちらのシュークリーム、サクサクした焼きたての皮 &上品な甘さのカスタードクリームが とっても美味しく、私の大好物なのです♪ 夫よどうもありがとう!

「モンプティシュ(Mon Petit Shou)」については、「こちら」のエントリーの一番最後に、住所・アクセスなど書いてます。もしよかったら、ご参考に。

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EL&P 「Beyond the Beginning」(DVD)

キース・エマーソンのコンサート後、ますます熱烈なEL&P ファンの私。 郊外に向かう通勤電車、ipod でよく聴いているのは EL&P 「恐怖の頭脳改革」 の 「悪の経典#9」 。 今日は休日なので、 最近購入した EL&P の DVD 「「ビヨンド・ザ・ビギニング」 を見る予定です ♪♪

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さて、EL&Pの最新発売されたDVD 「Beyond the Beginning」 。

まだ途中ですが、めちゃくちゃ良いです!
EL&Pファン、ことに、この間のキース・エマーソンのライブに行った人は必見かと。
(ミクシィ 「女子プログレ部」 の皆さまも、良かったら♪)

最近出た完全限定版の「K2HD」のCDの音を聴きなれていると、ちょっと音がなーと思ったけれど。 とにかく全盛期のEL&Pのライブだし、キースの手元もしっかり見えるし、グレッグ・レイクが可愛い、で、カール・パーマーも銅鑼鳴らしてるし。

ボーナス画像にモーグ博士との最新インタビュー、約1時間のドキュメンタリー映像とか、盛りだくさん。
グレッグ・レイク がメンバーで入ってる 1969年の キング・クリムゾン 「21世紀のスキゾイド・マン」のライブ映像もありました♪
70年代のEL&P全盛期のライブ映像。 ホウダウン、タルカス、悪の経典 etc.etc...。

夫、来週アメリカ出張ゆえ、来週はおそらく家事放棄して見入ってしまうことでしょう。
夫帰宅してきたら、ウチ荒れ放題かも・・。 すまん。

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換気フィルターを交換する

今日(10/22(土))は、自宅マンションの 24時間換気フィルターを交換しました。

本来ならば、フィルターを 「2~3ヶ月に一度は定期的に水洗いして下さい」 と 「お手入れ方法」 に書いてあったのですが、なにしろやりたいことが多すぎちゃって、なかなかそこまで行き着かず・・。

入居から はや約 6ヶ月、夏に入ってフィルター回りの壁紙が汚れてきたので、とりあえず 「フィルターは弊社ホームページでお買い求め」 。 でも、買っただけ (笑)。

今日は 夫が出勤、私も先週から仕事が入り、ウィークデーは交換絶対不可能なので、「今しかない!」 とようやく交換できたのでした。
これまで専業主婦生活で、いくらでも時間があったんじゃ、なんて思われるかもしれないけれど、やりたいことが多すぎちゃって、なかなか行き着かないものなのだ。

*めちゃくちゃブラックな、お取替え前 & 本来の真っ白なフィルター。

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水洗いでなんとかなる、っていうレベルでは到底なし。 「あ、ウチのも交換しなきゃ」 って思った方々、思い切って換えましょう (笑)。 フィルターまわりは、洗剤付きシートでざっと汚れを取ったあと、水拭きすればラクラクでした。

うちは24時間換気フィルターが2箇所&負圧作動レジスター1箇所の計3箇所。
負圧作動レジスター・フィルター枠付 1枚 @ 945-(税込)
24時間換気フィルター1セット(5枚) @ 2,205-(税込)
もう一つの24時間換気フィルター1セット(5枚) @945円-(税込)
運賃(代引き手数料込) @950-(税込)

・・・う~む。 なかなかいいお値段です。
ちゃんと定期的に洗えばいいのだけれど、なかなか面倒。
ものぐさ主婦ですまない。夫。 出費はかさむも、これで空気がキレイになれば・・。

時間っていうのは不思議なもので、 時間が限られ追い込まれると、専業主婦のときと さほど変わらず掃除しちゃえるものなのだなー、と感心しきり。
期間限定のお仕事で、たぶん年末までバタバタしてると思うのですが、かなり時間を効率的に使ってるなーと。
今までの 「いつの間にやら夕方になってるし・・」 っていう生活が一変してます。

今行っている仕事先は、もうお馴染みの派遣先。 気の合う仲良しの派遣仲間 & いつもお菓子を差し入れて下さる有難ーい 社員の Kさんがいて、とっても居心地のいい仕事先です。
仕事は引越し後初めてなので、本当に久々。 短期間だけ集中してのお小遣い稼ぎ & 楽しいランチとおやつタイムのお喋りがとっても楽しい今日この頃なのです。

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日本橋恵比寿講べったら市 (宝田恵比寿神社大祭) に行く Nihombashi Ebisu-kou Bettara Festival. Highly recommend !

きのう(10/19(水))の夜は、夫と 「日本橋恵比寿講べったら市 (宝田恵比寿神社大祭)」 に行ってきました。

宝田恵比寿神社を中心に、小伝馬町の道一帯にべったら漬などの露天が数多く並んでいました。
*下の写真は、椙森神社付近で撮影。 こちらから露天が始まっていました。

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べったら漬けの露天も数多くありましたが、お祭りでおなじみの食べ物の露天がずらりとひしめきあっていました。
地鶏をジュジュウ焼いていたりとか、串焼き、シシカバブ、タイラーメン、おでんの露天もあって、お腹をすかせていったら よいかもしれません。(^^)

*宝田恵比寿神社参道入り口。ちょうちんの灯りがきれいです。

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宝田恵比寿神社の近くに 「きんぎょすくい」の屋台がありました。年配のサラリーマンのおじさま達が 「きんぎょすくい」 で盛り上がっていて、携帯で写真を撮るなど大はしゃぎ(笑)。思わずにっこりしちゃう光景でした。

*宝田恵比寿神社。

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写真を撮影した時は あいにくお片付けのまっ最中。実際の参拝時にはカメラを持ってきていなかったので、一旦近くの自宅に戻り、カメラを持って舞い戻り、9時半すぎに撮影してました。 実際の参拝時には、たくさんの参拝客が列をなしておりました。

こちらで参拝した後、待望の 「べったら漬け」 を買って帰ることに。

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たくさん露天がありすぎて、どちらで「べったら漬」を購入したらベストなのやら、ずいぶん迷って歩き回った夫と私。
ちょうど 「金久(かねひさ)」の露天の前で、上品そうな老夫婦が買っていたので、あんまり考えずにマネっこしてしまいました (^^ゞ。

大きさなどによってお値段は変わってきますが、だいたい1本 ¥1,500 ほど。
でも、丸々一本分は、夫と私の二人世帯では、やや大目。
予めビニール袋に入ったサービス品、ほぼハーフサイズの ¥1,000 のものもありました。

丸々一本のほうが、なんとなく美味しそうに見えるんだけど、どーしよう!? と迷っていたら、突如、夫が延岡の実家にクール宅急便で、この一本のうち半分だけ送ると宣言。
それって、輸送代のほうが高くつくんじゃ・・と困惑するも、夫は、すぐ向かいにあった宅配便のテントで、 一人さっさか、あまり巧くない字で伝票記入。
クール便 約¥1,200 の代金を出している夫の姿をボー然と横目で見ながら、クラクラめまいがしそうでした・・。

孝行息子のわが夫。延岡ではめったに食べられない(?)「べったら漬」、その二人分でちょうどいい量を送ってあげる、その優しさに、きっとあなたのご両親は感動することでしょう・・。
そうなのだ。単なる値段の問題だけで判断してはいけないことなのだ。きっと。 そういうところが、夫のいいところなのである。

*べったら漬け、ハーフサイズ。(クリックで拡大します)

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米麹に漬けて熟成させた、ほどよい甘さと旨みが口に広がり、とーっても美味しかったです。
大根の青菜もサービスで付いて、この量で 約¥750 ほど。
お値段だけのことはあり(?)、かなり美味しい べったら漬けでした♪

このべったら漬けを食べるたび、お祭りの楽しい気分まで甦ってくるところが、味覚にも、かなり影響してるかもしれません。
べったら市で、べったら漬けを買うイベントに参加できて良かったです (^^)v

心して食べるのだよ、バクバク食べちゃダメなんだからね、と夫に念を押したのは言うまでもありませんが・・。


この日はウィークデーの夜だけあって、近くの会社のサラリーマンやOLさんが、串焼き、おでんなどの露天のそばにある ちょっとしたテーブル (多くは椅子無し) を囲んでいたり、 三井住友銀行 人形町支店の周りのスペースにシートを敷いて宴会を開いていたり (お花見じゃないので、ちょっと寒そう)、大賑わいでした。

日本橋恵比寿講べったら市 (宝田恵比寿神社大祭)は、10/19(水)、20(木)昼12時から夜9時半頃まで。 毎年日付確定です。

こちら」 もご参考に。 地図は 「こちら」 。

happysad さんのブログ 「こんなものを買った。-ムダ遣い日記-」 に、「★2005年のべったら市、10月19日20日の水・木開催。」の記事があり、わかりやすいアクセスなど、参考になると思います。


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ところで、この日は、仕事後、夫と三越前で待ち合わせて 中国酒菜 「江南春」 へ。

お店の外観からは伺い知れないくらいの、まさしく本物、絶品中華が味わえました。
こんなに美味しい中華は、中華街でもめったに味わえないかも。

前菜の盛り合わせの「くらげ」からして、瑞々しくフレッシュで普通のものとは違うのです。 カメラを持ってこなかったのが悔やまれてなりません。

トイレの設備などをリニューアルしたら、もっともっと人気が出るかも。
ランチはわかりませんが、三越前の中華、穴場中の穴場のお店だと思いました。

夫よ、絶品中華のお店に連れていってくれて、どうもありがとう(^^)


■中国酒菜 「江南春」

住所:中央区日本橋本町1-3-2 共同ビル(新仲通り)
TEL: 03-3272-8180
日本橋三越本店と新館の間の通りを昭和通り方向へ。「神茂」の角を右折した先の左側。

営業時間: 11:00 ~ 23:00 日曜・祝日定休

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人形町 焼き鳥 「串焼 こっこちゃん」 (現在は閉店 closed)

10/8(土)は、夕方から夫と 人形町の焼き鳥屋さん 「串焼 こっこちゃん」 に行きました。

人形町には 美味しい焼き鳥屋さんが数々あれど、その中でも 焼き鳥好きの夫 イチオシのお店です。

知人と人形町で美味しい焼き鳥屋さんの話題になると、必ずといっていいほど出てくるお店ですし、土曜日でしたがお店は盛況。 人形町では、知る人ぞ知る、南部地鶏を使った焼き鳥の人気店。 マスコミ露出度も今のところ低めゆえ、とっても穴場のお店かも。

「こっこちゃん」っていう、軽めのかわいい名前に似合わず (?)、 ちょっと感動しちゃったほど、美味しい焼き鳥が味わえました (^^)♪

この日は、串焼きコースの中の 「たまごちゃんコース(串5本)¥ 1,200 」 (キャベツ・ささみ・レバー・う玉・だんご・ねぎま) をまず注文。

コースではこの他、「ひよこちゃんコース(串7本)¥1,980 」(たまごちゃんコース + げんこつ・砂肝・ねぎま、小そぼろ御飯(スープ付き))、 「こっこちゃんコース(串10本) ¥2,800 」 (こっこちゃんコース + もも肉・小鉢・いかだ・ぎんなん・お好み串、小そぼろ御飯(スープ付き)のかわりに 鳥スープ) が ありました。

*「お通し」。 生ビール (中 ¥550) で まずは乾杯!

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*「ささみ」 & 「キャベツ」。

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「ささみ」は 表面にさっと人を通しただけで、ほとんど生。でも、こんなに淡白で上品な旨みのある 「ささみ」は、めったに味わえません! 甘みがあって柔らかいキャベツも ◎。

*口に入れると とろけるように柔らかく、 臭みの全くない、 とっても美味しかった 「レバー」♪♪

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秘伝のタレも、お肉の美味しさを引き立てていました。 いつかはこちらで、「白レバー」も食べてみたいものです。
大関生酒( 300ml ¥750 )も、飲みやすくて美味しかったです。

*「う玉」。

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*歯ざわりも良く、旨みあふれる「だんご」。

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*口に入れると美味しい肉汁が~♪ の 「ねぎま」。

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*今日のおすすめの中の一品 「初物 愛媛県 ぎんなん (一串 ¥400)」

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わずかにねっとりした食感で、ぎんなん独特のわずかな苦味と香りが たまりません♪
追加オーダーした 首肉串 & ぼんじりも美味しかったです。

*お値段も良心的なので、 また通いたくなるお店でした。

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■串焼 こっこちゃん

住所:中央区日本橋人形町1-7-6
TEL: 03-3639-1710

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人形町通りから、本屋さんと「北海道」の間の道を、日本橋小学校の方向へ歩いて行った、四つ角の左側。
お好み焼き 「どれ味」(日本橋店)のお向かいです。そんなに広くはないので、夜は予約が無難かも?

営業時間は残念ながら失念。 間違っているおそれ大ですが、11:00 or 11:30 あたりからだったでしょうか?
ランチは夫も私もまだ行ったことがないのですが、雉焼き&そぼろの 「ミックス丼」 など、大いに期待がもてそうです。

日曜定休。
こちら」 もご参考まで。

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ところで今日 10/19(水) と、明日 20(木) は、 「日本橋恵比寿講べったら市 (宝田恵比寿神社大祭)」 (正午~21:30 毎年日付確定) です。

宝田恵比寿神社を中心に、小伝馬町の道一帯にべったら漬などの露天が数多く並び、今年はぜひとも行きたいところ。
おととし、こちらで購入した 「べったら漬」 は、美味しい日本酒の肴としても良しでした♪
でも、べったら漬、勿論 物によって、なのですが、美味しい物は、ちょっと高くてびっくりするかも・・。
こちら」 もご参考に。 地図は 「こちら」 。

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キース・エマーソン ライブ @東京厚生年金会館 に行く

きのう(10/16(日))は、キース・エマーソン のライブ @東京厚生年金会館 に行ってきました。

キース・エマーソン(Keith Emerson)は、70年代を代表するプログレッシブ・ロック (プログレ)のバンド、 EL&P (Emerson, Lake & Palmer) のキーボード奏者。
キーボードの超絶テクニック&その重厚なサウンド、そして Moog (正式にはムーグではなくモーグと発音) シンセサイザーの代表的プレイヤーとしてプログレ界では超有名。
が!、なんといっても、EL&P時代の、オルガンにナイフを突き立てまくって、倒して、最後には破壊しちゃう・・といった激しいパフォーマンスでも有名なのでした・・。

今回の 35th Anniversary World Tour のライブでは、オルガンは破壊しなかったものの、オルガンを背後からさかさまに弾くパフォーマンスを披露してました。
(余談ながら、安達哲の「バカ姉弟 4 」 P.53 で、おねいちゃんもキースと同様、さかさまの格好でオルガン弾いてました♪)。
リボンコントローラーをお尻で演奏したり、お茶目な面も (^^)
MCの へんてこな日本語(「ポケットにふとんが入っています」でしたっけ?)もご愛嬌。

*パンフレット (上の画像のみクリックで拡大します)

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広げるとこんな感じ。

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前回1996年EL&Pのライブより、パワーアップした感じを受けました。
約2時間半のコンサート、で、ほぼ立ち通しの激しい演奏・・。とても61歳には見えません。

今日のキース様は、白いシャツにゴールド&ブラックのお洒落なベスト、でジーンズ姿。なかなかカコよしでした♪
キース様がMoogを演奏している画像は 「こちら」。

「悪の教典#9」 (「恐怖の頭脳改革」・・いやはや、すごい邦題ですが、このプログレを代表する傑作に収録。ちなみに、K2HDで、きわ立って音が良くなってると思いました) の 1st Impression “Welcome Back” から始まって、ホウダウン、ラッキーマンなどなど、 生で長ーいバージョンのタルカスも聴けて、大感激でした!

キングクリムゾンのエピタフ、レッド・ツェッペリンのブラック・ドックのサプライズ演奏もあり。
今回のライブでは、バリライトも効果的に使ってました。

参考までに、UDO のHPに出ていた 10月13日(木) @大阪厚生年金会館 芸術ホールでのセットリストをコピー・ペースト。(若干修正しました)

1.Welcome Back (Karn Evil 9 1st Impression)*album『恐怖の頭脳改革』EL&P ('73)
2.Toccata - Rock Piano Concerto
3.Living Sin *album『トリロジー』EL&P ('72)
4.Bitches Crystal *album『タルカス』EL&P ('71)
5.Hoedown *album『トリロジー』EL&P ('72)
6.Country Pie
 *album『フェアウェル・ザ・ナイス 組曲“五つの橋”』THE NICE ('70)
7.Thing In F# Static *新曲
8.Intermezzo From The Karelia Suite *album『少年易老学難成』THE NICE ('68)
9.Piano Solo 
10.Touch And Go
 *album『エマーソン、レイク&パウエル』Emerson, Lake & Powell ('86)
11.Lucky Man *album『エマーソン、レイク&パーマー』EL&P ('70)
12.Tarkus *album『タルカス』EL&P ('71)
13.America *album『エレジー』THE NICE ('71) 
   /Rondo *album『ナイスの思想』THE NICE ('67)
- - - - - encore - - - - -
14.Black Dog *レッド・ツェッペリンのカヴァー
15.Fanfare For The Common Man *album『ELP四部作』EL&P ('77)

私の行った16日のライブでは、本編終了直後、熱狂的なスタンディング・オベーション!
アンコールは2回もあり、1回目のアンコールでは、レッド・ツェッペリンの「ブラック・ドック」と「庶民のファンファーレ」。 2回目のアンコールでは、列車の音をシンセで鳴らした後で、「Honky Tonk Train Blues」(*『作品第2番』EL&P('77))。 ラストまですごい盛り上がりでした。

今回来日したキース・エマーソン・バンドのメンバーは、Keith Emerson: Keyboards 、Dave Kilminster: Guitar 、 Pete Riley: Drums 、Phil Williams: Bass 。ギター&ボーカルのキルミンスターくんも、グレッグ・レイクに負けず劣らず なかなかの美声だったし、大活躍。

キース・エマーソン オフィシャル・ウェブサイトは 「こちら」。(トップページから音あり)

ELPオフィシャル・ウェブ・サイトは 「こちら」。

キース・エマーソン・ファン専用掲示板は 「こちら」。

Moogについては「こちら」 をクリック。


また再来日が楽しみなキース・エマーソンのライブでした。
今回ライブに誘って下さった私のプログレ師匠のM先生、どうもありがとうございました!

ライブの感激冷めやらず、帰宅後 勢いあまって、EL&Pの歴史を網羅した2枚組DVD 「ビヨンド・ザ・ビギニング」を アマゾンでさっそく購入してしまいました・・。 届くのとっても楽しみです♪

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根津美術館 特別展 「国宝 燕子花図 -光琳 草花の意匠-」を観る

10/10(月)は、南青山の 根津美術館 で開催されている特別展 「国宝 燕子花図 -光琳 草花の意匠-」 を観に行ってきました。

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国宝 「燕子花図 (かきつばたず)」尾形光琳 筆 は、4年半にわたり保存修復のため展示できなかったもの。
今回、修復を終えた こちらの屏風を展示する特別展ということで、とても楽しみな展覧会でした。
展覧会のご案内は 「こちら」 。

「燕子花図」は、光輝く金箔地に、鮮やかな群青と緑青の色彩の燕子花が リズミカルに配置されていて、 その色彩と画面構成の素晴らしさに、ただただ感嘆するばかり。

至近距離からだけでなく、しばらく屏風から離れた位置で、屏風画を堪能してました。
この琳派を代表する装飾性もさることながら、リズミカルな花の配置が 心地よい動きを感じさせ、 画面の外へと広がっていくような、そんな力強い美しさを感じた作品でした。

他に印象に残ったのは、

「四季草花図」「伊年」印 (根津美術館蔵)の屏風の花は、群を抜いた美しさでした。

それから、金箔地にたわわな白い花が美しい「菊図」尾形光琳 筆 (個人蔵)も絢爛たる美しさでしたが、惜しむらくは もう少しだけ 離れて観るためのスペースが欲しかったです。

後期に展示される 国宝 「八橋蒔絵螺鈿硯箱」尾形光琳 作 (東京国立博物館)や、重要文化財 「槇楓図」 尾形光琳 筆 (東京芸術大学大学美術館) なども、これから楽しみです。


■根津美術館 特別展 「国宝 燕子花図 -光琳 草花の意匠-」

会期:2005年10月8日(土) ~ 11月6日(日)

   前期 10月8日(土) ~ 10月23日(日)
   後期 10月25日(火) ~ 11月6日(日) 前期・後期で一部展示替えあり

開館時間:午前9時30分 ~ 午後4時30分(入館は午後4時まで)

休館日:月曜日(10月10日は開館、翌11日は休館)、展示替期間

こちらの特別展の入場料は、¥1,000 (一般)。庭園入場料を含む

詳しくは、根津美術館 HP (「こちら」)。

住所:港区南青山6-5-1 アクセスは 「こちら
TEL:03-3400-2536

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この日はあいにく雨降り。写真は「弘仁亭」と、その近くから撮影したものです。

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ずっと昔、お茶を習っていた時、こちらでお茶会があった際、「弘仁亭」でお茶をたてたことがありました。今では本当にいい思い出です。
まだお茶の先生が存命中だった あの頃をしみじみ想い出し、懐かしい思いでいっぱいになりました。

雨の匂いのする、緑の生い茂る日本庭園も素敵でしたが、この日 気合を入れて履いていたお洒落な靴がダメになることを危惧し、途中で撤退。
また後期、晴れた日にでも散歩しようと心に誓ったのでした。

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その後、「キル・フェ・ボン」 で 「タルト・モンブラン」 を購入しました♪

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喫茶は、1時間20分待ちとのこと。 人それぞれだと思うんですが、いくらなんだって・・。
雨足も激しかったし、早く家に帰って のんびりお茶しよっ、 と家路を急ぐ私でした。

和栗を使ったモンブランはクリーミーで甘さ控えめ。サクッとしたタルトと一緒に美味しくいただきました♪
甘いものが苦手な人でもOKかも。でも、フレッシュすぎて、あんまり 「モンブラン」 ぽくないかも。。

■キル フェ ボン 青山
住所: 港区南青山3-18-5 アクセスは 「こちら
TEL : 03-5414-7741
営業時間 : 11:00~20:00
HPは 「こちら」 。 青山の他にも、いろいろ支店があったんですね。

モンブランといえば、あの 日本橋 千疋屋総本店の「究極モンブラン」、コクがあって美味しかったです♪♪
以前のエントリー「結婚2周年 & 千疋屋 「究極モンブラン」」 は 「こちら」 をクリック (「究極モンブラン」の写真画像あり)。

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日本橋 「三井記念美術館」 に行く

きのう(10/8(土))は、「三井記念美術館」 に行ってきました。

こちらは、リニューアルしたばかりの三井本館 7F にオープンした美術館。
そちらで開催中の 開館記念特別展Ⅰ 「美の伝統 三井家伝来の名宝」 を観てきました。開催中の展覧会情報については、 「こちら」 。

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この日はオープン初日で人出はあるも、ひどく混雑しているというわけではなかったので、三井家寄贈の素晴らしい古美術を、心ゆくまで堪能できました。

オフィシャルHPは 「こちら」。
「財団法人 三井文庫」のHPは、「こちら」 をクリック。

日本と東洋の古美術の名品、中には国宝・重要文化財に指定されているものもあり、見ごたえのある、非常に素晴らしいコレクションでした。
江戸時代から繁栄をきわめた三井家、戦前の三井財閥の、その途轍もない財力があったからこそ、 これだけの名品を収集できたのだろうなぁと、ひたすら感心。

ことに注目すべきは、国宝に指定されている志野茶碗

以下、 「こちら」 のページを引用すると (こちらの茶碗についての詳しい音声ガイドは、 「こちら」)
「日本で焼かれた焼き物のうち、国宝に指定されている茶碗は2点のみですが、
そのうちの1つが 三井記念美術館の所蔵する 「志野茶碗 銘卯花墻」」 とのこと。

桃山時代のこちらの茶碗。 造形・色彩とも、写真だけでは伝えきれない、なんとも言えない味わい深さが実物にはありました。

展示室は全部で7つ。 ことに最初の二つの展示室は柱の意匠にも凝り格調高し。

展示室1には、この国宝 「志野茶碗 銘卯花墻」 のほか、 重要文化財の 「中興名物 玳皮盞(鸞天目)南宋時代」、「黒楽茶碗 銘俊寛(楽長次郎作 桃山時代)」、「黒楽茶碗 銘雨雲(本阿弥光悦作 江戸時代)」のほか、野々村仁清の水差などの名品が14点。

展示室2には、重要文化財の 「大名物 唐物肩衝茶入(北野肩衝 南宋時代)」。 こちらは、豊臣秀吉が開催した北野大茶会で使用の茶入だったと思います(間違っていたらすみません)。

展示室3には、織田信長の実弟 織田有楽斎が京都建仁寺境内に建てた茶室、 「如庵」 (国宝) まで再現されていて、その中に、あの千利休作の茶杓など、茶道具の名品が置かれていました。 「如庵」の壁に貼られていた伊勢暦は本物とのこと。

展示室4には、円山応挙の代表作、国宝 「雪松図屏風」(国宝)(前期のみ展示)などの日本画の名品ほか、 藤原定家筆 「熊野行幸記」(国宝)(前期のみ展示)をはじめとする書跡の名品の数々が。

応挙の屏風絵は、墨、金彩、紙の白地のみ。写実をふまえ、それを超える見事な存在感を感じさせる、この雪つもる松の絵に、とても感動させられました。 狩野栄信 「四季山水図」 にも魅了されました。

展示室5には、蒔絵の素晴らしい名品の数々があり、とても見ごたえがありました。 ことに、「夜萩螺鈿蒔絵硯箱」。 細かく美しい螺鈿細工に心奪われました。 (螺鈿細工の名品の展示は前期のみ)

展示室6には、日本で初めて発行された郵便切手(前期のみ展示)や 飛脚状ほか、珍しい切手。

最後、展示場7には、重要文化財、重要美術品に指定されている「能面」が19点も(前期のみ展示)。
孫次郎 (伝孫次郎作)など、 いずれも魂の入っていそうな、迫力を感じる「能面」でした。

以上、画像へのリンクは、三井文庫別館の収蔵品の 「こちら」のページより。

とにかく、見ごたえある名品ぞろいの特別展。 興味のある方は是非!オススメの展覧会です。


■三井記念美術館 開館記念特別展Ⅰ 「美の伝統 三井家伝来の名宝」

会期:2005年10月8日(土) ~ 12月25日(日)

   前期 10月8日(土) ~ 11月13日(日)
   後期 11月17日(木) ~ 12月25日(日) 前期・後期で展示替えあり

開館時間:午前10時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は開館、翌平日が休館)、展示替期間、年末年始

こちらの特別展の入場料は、¥1,000 (一般)。

特別展を除いた、通常の入館料は ¥800 (一般)。
詳しくは、HP (「こちら」)

住所:中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7F アクセスは 「こちら」。
TEL:03-5777-8600 (ハローダイヤル)

入り口は、日本橋三井タワーの1Fの 高い吹き抜け美しいアトリウムから、何人もの係員の方々がお出迎え。7Fまでのエレベーターにも係員の方がいらして、丁寧なご案内を受けました。
フツーの美術館とは違うぞという感じ。オープン初日だったせいかもしれませんが、とてもリキ入ってます。 とても丁寧な応対に、こちらも好感をもったことは言うまでもありません。

ミュージアムカフェには、和菓子と抹茶のセット(¥1,000)などもあり。入ってみたかったのですが、禁煙のため あえなく断念。 日本橋三井タワー1F にある 千疋屋 のカフェが 一部喫煙OKなので行ってみるも、当然ながら満席でした。 ニコチン中毒の夫にとっては、過酷な環境だったかも。 私だけ入るってわけにもいかないし・・。

その後、日本橋三井タワー B1F、レストラン・フロアにも行ってみました。 「LA BETTOLA per tutti (ラ・ベットラ・ペル・トゥッティ)」 (11:30 ~ 21:30 LO. 年中無休 TEL:03-3272-1201) など一応チェック。
地下にある千疋屋直通と書いてあったエレベーターに乗って2Fに行ったら、直接レストランの店内へと直通しちゃってびっくり!あわてて外へ。

*写真は、三井本館の向かい、以前千疋屋の仮店舗の入っていた角のビルの1Fに新たに出来ていた 「三井越後屋ステーション」。 庇の瓦や板の看板とかの外観が目を惹き、宣伝効果も抜群か。

■追記: 「三井越後屋ステーション」のオフィシャル・サイトは 「こちら」 。 開設期間は、 2005年10月10日(月・祝)~2006年3月31日(金)。 「越後屋カフェ」 、玉ひで、弁松総本店、小春軒、矢の根寿司 の 「日替わりお弁当」 などなど販売している 「にほんばし屋台」 もあるようです。

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その内、TOKYO FMのサテライトスタジオ「日本橋越後屋スタジオ」は、10月10日オープンの予定。 オープンに合わせて、TOKYO FMが 11:30 から 18:55 まで公開生放送が行われるとのポスターが貼ってありました。

その後、日本橋三越向かいにある 「にほんばし島根館」へ。 この奥で頂ける美味しいお茶(無料!)を頂きながら、ちょっと休憩。

その後、人形町、「どれ味」の向かいにある 美味しい焼き鳥屋さん 「串焼き こっこちゃん」 へ行きました。

「こっこちゃん」については、「人形町 焼き鳥 「串焼 こっこちゃん」 ( 10/19付)のエントリー ( 「こちら」 をクリック。美味しい焼き鳥の画像あり) で書きましたので、よろしかったらご参考に。

ということで、芸術の秋&食欲の秋の、充実した休日でした。

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「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」(ジョージ・ルーカス監督)を観る

きのう(10/7(金))は、錦糸町シネマ8楽天地 で 映画 「スター・ウォーズ エピソードⅢ シスの復讐」を観てきました。

スターウォーズシリーズの公式ページ (英語だけど、画像は充実) は 「こちら」。
STAR WARS.com 日本語版、STAR WARS Japan.com は 「こちら」 をクリック。

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ついにダークサイドに堕ちるアナキンの目、そしてあの仮面を顔に被せられるアナキン、改め ダース・ベイダー。
ヘイデン・クリステンセンの ちょい甘の かわいー顔が。 あぁーーーーーーー。

絶望の淵に真っ逆さまに堕ちていく、アナキンの心の叫びが聞こえてきそう。

一番最初のエピソード4の公開が 1977年。
その当時、こんなすごい映像見たことないってくらい衝撃的。
ハリソン・フォードがハン・ソロ役で出ていて格好よかったし。

あれから、28年もたってたなんて・・・ と、これまた衝撃的。

これで完結なのね、と思うと感慨深いものがありました。

CGも素晴らしかったです。もう満腹っていうくらい(^^)。
大画面で見るのがやっぱり、いいのでしょうね。

シスの誘惑から 「家事放棄」 という ダークサイドに陥っていた、この私。

けれども 善の心は残っていたようで、夫が帰宅、ピンポ~ンの音とともに 我に返って、
あわてて、晩御飯の準備をしてました。 めでたし。めでたし。 (^_^;)

今日は、水天宮前駅から半蔵門線で錦糸町駅へ。3駅で、改札を出てからすぐ、地下から直通のビル。今日見たスクリーンは、すごい大画面ではなかったけれど、思い立ったとき普段着で即行かれる映画館なのでした。

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アロマ・トリートメント & マカロン

今日(10/5(水))は、アロマ・トリートメント へ行ってきました。

パット・メセニーの静かな曲をメドレーで聴きながらの、アロマトリートメント・マッサージ。
体の芯からリラックスできた、至福の午後。

今日は、マッサージで使用した精油の一部、
フローラム (florame) 社 の イランイラン と グレープフルーツを購入しました。
この 「二つが合わさった香り」 が、今までで一番お気に入りかも。

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効能は、肌の分泌物のバランスを整え、体の中をあたためるとのこと。

最近夜寝る前、自分でも、九鬼の胡麻油に精油をブレンドして、アロマ & リンパ・マッサージをしています。
この間、「はなまる」でもリンパ・マッサージをやっていましたが、 「スリムになる!リンパマッサージ - 即効!ナチュラル・ダイエット」(渡辺桂子著)、こちらの経絡リンパマッサージの本は、イラストも見やすくていいと思いました。

マッサージの後、乗換駅にある日本橋三越 地下へ。

日本橋三越新館B2F に 「ARDEUR(アルデュール)」 が期間限定で出店してました。
そちらで、マカロン、まるまる一個を試食させてくれ、一個130円なのに、太っ腹~。
今まで知らなかったんですが、マカロンってこんなに美味しいものだったのね、と感激♪♪

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こちらは、福岡のお店とのこと。
マカロンの種類、こちらは30種類もあって迷いました。
美味しいマカロンを頂きながらのティータイムが楽しみです (^^)。

■ARDEUR(アルデュール)
住所:福岡市博多区上川端町4-233
TEL:092-281-0570
こちら」 と 「こちら」 がとても参考になると思います。

博多に行くことがあったら、是非寄ってみたいお店でした。

夕食後、マカロンを食べてた夫、 値段を聞いて
「 ええっっ~、こっ、これが 一個 130円 ~~!!」 と、えらく驚いていた・・・。
シマッタ、安く言っておくのであったと、あわてる私。
「駄菓子じゃないんだから」 と あわててフォローしておきました (汗)。

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アジのマリネ with シェリー・ビネガー & バジル

きのう(10/3)は、オーアンドコー(O&CO)のシェリー・ビネガーを使って、アジのマリネを作ってみました。

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材料は、アジ、玉ねぎのスライス(塩もみ+水にさらす)、きゅうり、ベランダのバジルの葉っぱをちぎったもの、オリーヴオイル、シェリービネガー、酒、コショウ、しょうゆ & はちみつ 少々。
スピード簡単メニューですが、お酢を変えただけで ちょこっと味がランクアップ ♪♪

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こちらのシェリー・ビネガーはスペイン・アンダルシア地方、ヘレス産のワインから作られたお酢。
このお酢のおかげで、きりっと味が引き締まるし、香りも芳醇、爽やかフルーティー♪

甲殻類や魚介類によく合うとのことなので、いろいろトライしてみたいです。
たらばがに、とか・・まぁできれば(^^)。
あぅ、想像しただけでも美味しそう・・・と、唾ごっくん。

以前書いたエントリー、“オリーヴオイル&バルサミコ酢 @オーアンドコー(O&CO)”は、 「こちら」 。
(以前、はなまるで放映されていた、「必ず美味しくできる黄金比」もあり)

ところで、
ニラタマを作るとき、お醤油の代わりにオイスターソースを使ってみる、とか
お肉を炒めるのに、バルサミコ酢も加えてみる、とか
ちょっとしたことなんだけど、とたんに味がグレードアーップ!(^^)

塩を変えただけで、味がまろやかになることも。

あなどりがたし、調味料なのです。

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上野動物園に行く ~ 上野 「太昌園」 その2 Ueno Zoo - Taisho-en, Yakiniku, Tokyo's Ueno

土曜日(10/1)は、 夫と 「上野 動物園」 に行ってきました。

この日は 「都民の日」 で入場無料!! なのに、それほど混んでもいなかったし、無料なんて知らずに行ったんですが、ラッキーでした。

“「上野動物園~(以下同)」その1”でも書いたのですが (写真もあるので、よろしかったら 「こちら」 をクリック)、たとえ無料でなくても 普段めったに見られない動物たちを たくさん間近で見られて 楽しめて、入場料がたったの 600円(一般)。 しかも、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料!
なので、秋、涼しくなってきたことですし、天気のいい休日、近場でオススメ・スポットです。

*「ジャイアントパンダ」 のオスの 「リンリン」 氏。

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メキシコのチャプルテペック動物園から来園していたメスの 「シュアンシュアン」さんは、ついこの間、メキシコに帰国してしまいました。 かわいそうなんじゃ・・と思っていたけど、かえって気分も「せいせい」したのか?ふっきれたのか??元気に歩き回っていました。 やっぱり可愛い♪リンリン氏でした。

ちょっと話は戻りますが、ちょうど上野公園噴水近くで 「佐賀県物産市・野農里 (ののさと)まつり 全国大陶器市」 が開催されていて、お菜ばし買ってきました。 素敵な陶器がいろいろあったので、もし歩く予定がなくて時間があったら、もっと買っていたかも。10/5(水)までだそうです。
上野公園内では、ミニトレインも走ってました。
記事は「こちら」。(今回の実験走行は、10/2までとのこと)

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さて、園内に戻って
*仲良しのオス&メス 「ライオン」。

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*長い腕でびゅんびゅん頭上を移動していた 「テナガザル」。

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*律儀に規則的に動き回っていた「シロクマ」さん。

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上野動物園は、ナンと檻なしで!! 間近で見られる動物もいたので、吃驚しました。
以下の、写真はすべて、檻なしで見られた動物さんたちです。

*ちょっと困ってる 「アリクイ」さん。

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*じっと木上にいた、ツメが素敵な「カナダヤマアラシ」さん。

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*夕暮れに、哀愁だたよう 「ツル」 一羽 @不忍池 (しのばずいけ)。

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ところで、この日は、この前時間がなくて入れなかった 「両性爬虫類館」 に入れて嬉しかったです~!
熱帯を思わせるハウスには、巨大ワニ、ガラパゴスゾウガメのタロウ(年齢推定75歳以上)など、いろいろいっぱい。 とっても楽しめました。

夕暮れに、蓮の葉が生い茂る「不忍池」を右に見ながら夫と歩いていたら、寂しい気持ちで胸がいっぱいになりました。
あと何年、この景色を見て歩いていかれるのかな・・・。

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■上野動物園

住所:東京都台東区上野公園9-83
TEL:03-3828-5171
開園時間は、午前9時30分~午後5時(入園券の発売及び入園は午後4時まで)

入園料は一般 600円、中学生 200円、65歳以上 300円。
ただし、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料。
無料公開日 開園記念日(3月20日)みどりの日(4月29日)都民の日(10月1日)

*終了時間が早めの所があるので要注意です。(パンダ 16:30、ゴリラ 16:20、トラ 16:20 両生爬虫類館 16:30、小獣館 16:30、子供動物園 16:30)

休園日は、 毎週月曜日(ただし、月曜日が祝休日、都民の日にあたる場合は、その翌日に休園) 。 年末年始 (12月29日~翌年1月1日)

詳しくは、 「こちら」 をクリック。

入園直前、蚊にさされ、ずっと痒くて困ってました。(夫は刺されてず、私だけ)
虫刺され用に 「ポケムヒ」 とか、用意しておくといいかもしれません。

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上野動物園には、夫と二人で行ったのですが、その後、夫の甥っ子Yくんと上野御徒町の松坂屋で待ち合わせして、
上野の焼肉屋さん 「太昌園」 へ。

「極上盛合わせ(¥3,700 くらい)」(極上カルビ・特選和牛ロース・上タン塩・旬の野菜焼)
その他、骨付きカルビとも、美味しかったです~♪
席の間隔も程よくあいて、話しやすかったし、安心して行かれるお店かな。

話がはずんで写真、撮り忘れちゃいました・・・。ごめんなさい。

■太昌園

住所:東京都台東区上野2-8-6
TEL:03-3831-6365
HPは 「こちら」 、ぐるなびは 「こちら」 をクリック。

ということで、動物園&美味しい焼肉 の、とても充実した休日でした。

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