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永青文庫 から 椿山荘の庭園へ - 江戸川橋から神田川沿いを散歩する (後半)-

永青文庫」で開催されていた特別展 「永青文庫の近代日本画 -細川家に集った巨匠たち-」で印象に残ったものをあげると (先のエントリーの続きです)、

先のエントリーの記事でも書きましたが、私の大好きな日本画、 菱田春草 の「黒き猫」(重要文化財)

鏑木清方の 「抱一上人」 の左右、ふわっとした繊細な筆致で描かれた女性の姿。 情感溢れる、この清方の理想の女性像に、私も魅せられました。

下村観山・竹内栖鳳・横山大観 合作 「観音猿鶴」。 大徳寺の国宝「観音猿鶴図」(牧谿筆)から想を得た作品だと思われますが、特にまろやかな曲線で描かれた観音像、次いで勢いのある筆致で描かれた猿の絵が秀逸でした。

小林古径のも緑と金の色合いが鮮やか「孔雀」。

いずれも画像は 「こちら」。

河合玉堂か中村岳陵、どちらか忘れましたが、絵を添え、文字を効果的に散らした細川護立宛書簡を見ていたら、 わたしもいつかはこんなふうに筆で手紙をしたためて、さらっと絵を添えてみたいと憧れてしまいました。

■永青文庫

住所:文京区目白台1-1-1 (アクセスは 「こちら」)。
TEL: 03-3941-0850
ホームページは 「こちら」。

開館時間:午前10時から午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:日曜、月曜、祝日(ただし、土曜は開館)
入館料 大人¥600
(特別展の時は休館日・入館料が変わります)

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永青文庫の先をさらに歩くと右側に「蕉雨園」。
こちらは門が閉ざされていて、中の様子を窺うことはできませんでした。

*うっそうとした木立が見える門 & 門の右側の家屋

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「表千家 松月堂古流」の「茶の湯・生け花へのお誘い」というHPに掲載されている 「蕉雨園茶会(東京)」 のページに写真と説明があってとても参考になりました。

この先に 「講談社野間記念館」 があるはずなのですが、今回は時間がなかったので、またいつか、散歩の際に行ってみようと思いました。

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ここで元来た道を戻って、胸突坂を下ったすぐ右にある 「水神社」へ。

*幹が非常に太い2本の古木 & そのすぐ近くにいた白い猫さん

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*駒塚橋から見た風景 (建物は、フォーシーズンズホテル椿山荘東京)

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すでに4:30をまわり、周りはやや暮れなずんできましたが、せっかくこちらまで来たので 「椿山荘」 の庭園へ。

ちなみに、神田川沿いにある 「椿山荘冠木門 (庭園入口)」 の開門時間 は(季節によって異なりますが) 午前10時から午後7時までとのこと。

*池のすすきが秋の風情。

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*ライトアップされた五重塔。

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■椿山荘のHPにある、椿山荘物語 庭園全図 は 「こちら」。拡大図をご参考に。

こちらのお庭に来たのは、昨年5月、フォーシーズンズホテル椿山荘東京で結婚式を挙げて以来。 はや 1年半近くのこと。
夫と結婚式とその準備の日々の思い出などを話しながらの散歩となり、懐かしい気持ちになりました。

この日は、午前中アロマ・トリートメントを受けに行っていたため、江戸川橋に着いたのは午後3時ごろ。 短時間ながら、見たい絵も見ることができたし、ちょっとした散歩もできて、充実した一日となりました。

■文京区のHPにある散歩コース(大塚・目白台コース)(「こちら」)が参考になると思います。

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コメント

東京にこんな素敵な場所があるんですね。
本郷とか、昔の街並みが残っている場所が大好きです。
ライトアップされた五重塔も素敵。
まだまだ知らない素敵な場所はたくさんあるんだなあと
しみじみ思いました。

投稿: カナ | 2005.11.22 12:24

>カナさん、
コメントどうもありがとうございます♪

本郷のほうへも散歩に行ってみたいと思っています。昔のことに思いを馳せながらの散歩って楽しいですよね。

幼い頃から東京で暮らしてますが、東京には私もまだ知らない素敵な場所がいろいろありそうです。寒くなってくると億劫ですが、できる限りいろんな場所に行ってみたいと思っています。

投稿: きのこ | 2005.11.23 04:10

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