永青文庫 特別展で 「黒き猫」 (菱田春草) を観る。 - 江戸川橋から神田川沿いを散歩する (前半)-
11/13(日)は、夫と有楽町線の江戸川橋から、深まる秋の神田川沿いを散策しました。
ちょうどこの日まで 「永青文庫」 で特別展 「永青文庫の近代日本画 -細川家に集った巨匠たち-」を開催。
私の大好きな日本画、 菱田春草 の 「黒き猫」 (重要文化財) をどうしても観に行きたかったのでした。
こちらの神田川沿い、桜並木で春のお花見もいいですが、木々の葉が色づいてくる秋もしみじみ。
*今回の散策コース (クリックでかなり拡大します)
上の画像は、江戸川橋の近くにあった「緑のウォークラリー」の案内図(by 文京区)の一部です。
実際は茗荷谷にある「教育の森公園」までの散歩道をご紹介。でも、めちゃくちゃ長距離。 私はひよわなので(?)とても全部は歩けません・・(汗)。
*案内図の左側。散歩道の説明文
*案内図の右側、緑のウォークラリーのコース(クリックで大きく拡大しますので、ご参考に)
左上の現在地から神田川沿いに沿って、右側に道沿いに続く江戸川公園。
案内図の説明によれば、「江戸時代には大滝橋の付近には大洗堰があり、神田上水を取水して江戸の町に供給して」 いたとのこと。
wikipedia の 「神田川」 の詳しい説明は、「こちら」 をクリック。
道沿いに、椿山荘の冠城門(かぶきもん、椿山荘庭園入口)、関口芭蕉庵が建ってきます
*「関口芭蕉庵」の軒上で憩っていた猫さん。
「関口芭蕉庵」 は、 「江戸前期の俳人 松尾芭蕉が神田川改修工事に参画し、その頃に住んでいた庵 「龍隠庵」が、後に 「関口芭蕉庵」 と呼ばれたとのこと。(文京区教育委員会の説明の掲示による)
神田川の改修工事にも参加してたんですね、松尾芭蕉は。
左側には駒塚橋(こまつかばし)の右側にある、「胸突坂」 を登りました。
*かなり急な坂の下。
*坂の上からの眺め
この坂を登った少し先が 「永青文庫」 。
*うっそうと木々が茂っていて、都会とは思えない佇まい。
こちらの美術館は、まるで、古い小さな学校のようでした。
お目当ての「黒き猫」(菱田春草)にも出会えました。(画像は「こちら」)
秋らしい柏の葉の色合いに、今にもパッと飛びかかりそうな猫、繊細な筆遣い。
最終日に間に合って本当に良かったと思いました。
このエントリーの後半は、後ほど書く予定ですのでお楽しみに。
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