« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »

2005年11月の10件の記事

京風おでん&日本酒 「あがれや」 @ 王子 Agareya, Oden and Sake, Tokyo's Ooji. Highly recommend !

11/23(水)は、夕方から、夫と 王子駅のすぐ近く、京風おでんと日本酒のお店の 「あがれや」 へ。

2階への階段を上ると、落ち着いた照明に静かなジャズのBGM。
おでんを煮ているご主人のまわりをカウンターがぐるっと取り囲んでいて、壁には日本酒の一升瓶がずらりと並んでいます。

counter_of_agareya__ouji_051123___005

おでんの汁は 鰹だしがよく効いていて、香りと風味の良い薄味 京風。

こちらは日本酒の品揃えが良く、約30種類ほど。
店主オススメの日本酒は おでんに合う、ほのかな甘口。

今回飲んだ中では、「門外不出」 が、芳醇まろやかな味わいで、特に美味しいと感じました。

落ち着いた雰囲気の中、野菜中心でヘルシーなおでん & つまみを頂きながら、 ご主人が厳選した日本酒の杯を傾ける 至福の一時。

静かに飲む、大人のお店だと思います。
今回も、美味しい日本酒の数々を夫と二人、堪能しました (^^)。

おでんは 150円から300円ほど。
*だいこん & アスパラ

1_daikon_and_asupara__agareya_051123___006_40

*つみれ

2_tumire__agareya_051123___007

*ちょっと酸味のある 「トマト」 のおでん (¥300)。 爽やかな味わいで美味しいです。

3_tomato__agareya_051123___009

*かぶ & こんにゃく & ゆば (お皿左下は、夫のお皿からもらったものですが、思い出せず・・(^^ゞ)

4_kabu__konnyaku_and_yuba_051123___010

*たまご & かいわれもち

5_tamago_and_kaiware_mochi_051123___011

*締めは、杏仁豆腐で。

6_annin_doufu__agareya_051123___012

今回は、夫と私、たくさん飲んでいるので、二人で¥10,000 ほどでした。

entrance_of_agareya__ouji_051123___004


■あがれや

住所:北区王子1-5-11 2F 
TEL: 03-3927-8525

営業時間 17:30~23:00  月曜定休
予約が無難かもしれません。

参考になるHPは 「こちら」 と 「こちら」。

Googleマップ 地図&情報

この日は、JR上野駅から京浜東北線で王子駅まで。
王子駅からゆっくり歩いても徒歩5分ほどです。

2004年2月29日 のエントリーでも触れていました。

-------------------------------------------------------------------------

この勤労感謝の日の3日前の日曜日(11/20)は、女子高の同窓会が、地元、水天宮前のロイヤルパークホテルにて。 女子高の同窓会には今回初めて出席してみましたが、同期でも、住む世界が違うなーっていうレベルのお洒落な人も(笑)。

内輪な話になりますが、仲良くしてたKさんに声をかけておいて助かったのが本音のところ。 Sちゃんもいたお陰で、話が盛り上がって楽しかったです。ね、Kさん!(^_^;)

ginnan_sai__suitengu_royal_park_051120___001


3日後の土曜日(11/26)は、大学のゼミOB会総会 & 懇談会 @生協食堂にて。
ゼミの方は、幹事会事務局の仕事をお手伝いしていたので、当日も準備で大忙し。
でも、敬愛する先生とお話できて 嬉しかったです。 幹事会の皆様、お疲れさまでした。

ooichou__keio_umiv_mita_051126__ob_001

oo_ichou__mita_keio_univ_051126__ob_002

| | コメント (6) | トラックバック (0)

「池之端 藪蕎麦」 で 鴨なべを食べる。 Ikenohata Yabusoba, Soba, Tokyo's Ueno

11/19(土)は、台東区池之端にある 「池之端 藪蕎麦」で鴨なべを頂きました。I love Kamonabe (Hot pot of duck) . this is seasonal dish.

この日は、池之端にある 「旧岩崎邸庭園(重要文化財)」 を見学した後、すっかり体が冷え切ってしまったので、 暖かいものが食べたいな~と切実に思いながら、夫と不忍池から御徒町方面に歩いていました。

歩くうち、こちらの情緒ある店構えに心惹かれるものがあり、熱燗で肴をいただくうち暖まるかも♪ で、 締めのお蕎麦も期待できそうでいいかもーと、こちらのお店に入ってみましたが、入ってなんと 大正解!

ikenohata_yabu_entarnce_051119__079

後で知ったことですが、こちらの 「池之端 藪蕎麦」 、 「藪蕎麦 御三家 (かんだ藪蕎麦、並木藪蕎麦、池之端藪蕎麦)」 に入る蕎麦屋の名店 だったのでした。。

入ると左にテーブル席。夫と私は、右側小上がりのお座敷へ。
(HPによると、1F テーブル席(12)小上がり(16)、2F 3部屋 お座敷(4~20名様))

まずはビール、でもすぐ御燗で乾杯~!。寒いときには熱燗がいいですね。
こちらの日本酒は、菊正樽酒(¥600)。芳醇なこちらのお酒。ちょうど美味しい燗どころで出てきました。

お通しは、そばの実が入った「そばみそ」。こちらは、お土産(¥750)で購入できますが、これが絶妙の味加減♪ 日本酒に合ってとても美味。

おつまみに 「すいとろ」(¥500)。 旨みの効いた出汁(だし) でのばしてあって、とても美味しかったです (^^)。
こちらの おつまみ、他に、「板わさ」、「わさびいも」、「焼海苔」、「そばなえ(そば芽のおひたし)」 など、いずれも一品 500円。 良心的なお値段でした。

そして、いよいよ「鴨なべ」の準備も万端。 煮立ってきたら、はじめに脂身を入れて下さいとお店の方から説明がありました。

kamonabe_standby_051119__082

「池之端 藪蕎麦」のオフィシャルサイトによると

「新鮮な合鴨の厚切り、つくね、水菜、榎茸、白美人葱、椎茸、焼豆腐、しらたき、湯葉、庄内麩等 特製のだしでお召し上がり下さい。
はじめに脂身を入れて煮立ったら、焼豆腐、しらたきを入れて味をしみさせます。
お好みによりますが、鴨はさっと煮た方が、おいしくいただけます。
鴨の油が出たところで野菜を入れ、鴨のうまみを十分に吸わせてからいただきます。
最後にうどんを入れてお楽しみ下さい。」とのこと

こちらのお鍋、合鴨の旨みが十分に出ている濃厚な出汁(だし) が、めちゃめちゃ美味しかったです~♪♪

kamonabe_udon_in_051119__089

kamo_toriwake_051119__086

「鴨なべ」 は、一人前 ¥3,300 。
お値段は若干高めなのですが、こちらの鴨なべは、本当に美味しい鴨なべでした。

HPによれば、かもなべ、よせなべ(¥3,000)は、十月中旬より三月中旬まで。
「4名様より上記時期以外でも予約にて承ります」とのこと。

偶然でしたが、こんなに美味しいお店に出会え、ラッキーすぎるー♪♪
と、夫と二人でにこにこ顔に (^^)。
お店の方も感じが良くて 丁寧な接客でしたし、今度は是非、お蕎麦を食べに行きたいものです。


■池之端 藪蕎麦

住所:文京区湯島3-44-7 アクセスマップは 「こちら」 をクリック。
TEL: 03-3831-8977

定休日 水曜日
営業時間
・午前11時30分~午後2時
・午後4時30分~午後8時 ※日曜祝日は通して営業

オフィシャルHPは 「こちら」。
こちら」 もご参考に。

「池之端 藪蕎麦」のオフィシャルサイトによると、
「藪蕎麦」 の 暖簾(のれん) は、 「明治十三年、神田連雀町にある曾祖父七兵衛の「かんだやぶそば」に預けられ、更に大正二年、浅草並木町の「並木藪蕎麦」に分けられたのち、昭和二十九年、父鶴雄の手によって上野池之端に店を構え「池の端藪蕎麦」に及んでいる次第」とのこと。

なるほど~、由緒ある暖簾なのですね。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

「旧岩崎邸庭園(重要文化財)」@池之端 に行く

11/19(土)は、台東区池之端にある 「旧岩崎邸庭園 (重要文化財)」 に行きました。

*写真は、三菱財閥岩崎家本邸として 明治29(1896)年に完成した、 ジョサイア・コンドル設計、 17世紀英国ジャコビアン様式を基調とした洋館 (木造2階建・地下室付)。

東京建築散策---1 旧岩崎邸に洋風建築の粋を見る All About

1_kyuu_iwasakitei_youkan_entrance_051119__003

*旧岩崎邸庭園への地図。 平成13年10月から公開、今年で公開まだ4年目です。

map_of_iwasakitei_051119__044

邸内はとても豪華で凝ったデザイン。パンフレットによれば、洋館の「建物自体は主に年1回の岩崎家の集まりや
外国人や賓客を招いてのパーティーなどに使用された」とのこと。重厚な佇まいに往時が偲ばれます。

*こんなゴージャスな大理石の暖炉が似合う空間は滅多にありません。

2_danro_kyuu_iwasaki_tei_051119__005

邸内の説明文によれば、暖炉は 「本格的な洋室にとっては最も重要な室内装飾」 であり、 「武家屋敷でいえば、座敷飾(床の間や違い棚)に相当する」 とのこと。 そして、こちらの 「洋館は当初から重油を用いたスチーム暖房を併用しており、地下室にボイラー室が設けられていた」そうです。 さすが、抜かりがありません。

*洋館2階の客室の暖炉と客室一面に貼られていたゴージャスな金唐紙の壁紙。

3_danro_of_2f_guest_room_051119__024

4_kabegami_iwasaki_051119__014

*1階ホールから2階へと続く「大階段」は支柱のない構造。 写真は、アカンサス風花模様の装飾の手摺り。

7_go_up_the_stairs_wasakitei_051119__025

*ワニス(塗料)が百年かかって結晶し、輝きを放つ柱 (手触厳禁!)。

8_hasira_with_wanis_iwasakitei_051119__028

*コロニアル様式の二層のベランダの2階から見える景色。広大な芝生が広がっています。庭が現在ベランダに使用されている柵は、竣工当時のものから型をおこして、忠実に復元されたもの。

9_view_from_beranda_051119__008

*ベランダ2Fにあるイオニア式の列柱と、ランプ。

10_beranda_side_view_iwasaki_051119__019

11_beranda_lamp_051119__021

*華麗な天井装飾 (シルクのペルシャ刺繍の布張り) が施された室内には、 岩崎家の来客用のバカラ社製ガラス食器 (桜や松葉様の彫刻あり) が展示されていました。

5_baccaratglass_tenji_051119__045

*床も寄木(樫、欅、黒檀、桑)で。

102_yuka_yosegi_051119__050

*優雅なサンルーム

11_sun_room__iwasaki_tei_051119__040

*サンルームから見える 「撞球室(ビリヤード場)」。

12_billiyard_view_from_sunroom_iwasaki_051119__046

*1階ベランダの床一面に敷き詰められた多色象嵌(ぞうがん)のビクトリアン・タイル。 美しすぎます・・・。

13_beranda_tile_051119__064

*和館は洋館とつながっており、書院造りの大広間には橋本雅邦作といわれる障壁画が残っていました。

14_hasimoto_gahou_nihon_ma_051119__072

和館では、抹茶(和菓子付)、白玉ぜんざい(煎茶付) (いずれも¥500 ) が頂けます。

*和館のお庭。 右側は洋館南側ベランダ。

15_wakan_deguchi_051119__075

*庭から洋館南側のベランダを望む。

16_beranda_gaikan_051119__076

*庭園正門。 こちらから入って突き当たりを左に曲がると、しゅろの木を手前に配した、白亜の華麗な洋館が現れます。

iwasaki_teien_entrance_051119__001

この日は、午前中美容院、午後御徒町で掃除機を修理に出した後、上野広小路、不忍池を夫と散歩していたところ、偶然、旧岩崎邸庭園がこの近くにあることを発見し、行ってみることに。
見どころ満載、見ごたえのある邸宅で、もっとゆっくり見学してみたかったです。


■旧岩崎邸庭園

所在地: 台東区池之端1-3-45  アクセスマップは 「こちら」。
TEL: 03-3823-8340

開園時間: 午前9時~午後5時 (入園は午後4時30分まで)
休園日: 年末・年始 (12月29日~翌年1月1日まで)
※イベント開催期間及びGWなどで休園日開園や時間延長が行われる場合もあり。

入園料 一般及び中学生 400円、 65歳以上 200円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

詳しくは、旧岩崎邸庭園のサイトをご覧下さい (「こちら」 をクリック)。

企画展示 「100年の時間旅行」 は 11月23日(水・祝) まで。
洋館2階で洋館内外の細部の写真がパネル展示されていました。

----------------------------------------------------------------------------

この後、池之端 藪蕎麦で 絶品の鴨なべを頂きました。
こちらの感想&鴨なべの写真画像は、 「こちら」 をクリックしてみて下さいませ

ちなみに、さらにこの後、半蔵門の国立小劇場で 「第二回 尾上紫尾上青楓 日本舞踊公演」 を観るという充実しすぎの一日でした。
日本舞踊 「尾上流」 の公式ウェブサイトは、「こちら」 をクリック。

kokuritsu_shou_gekijyou_051119__095  

| | コメント (4) | トラックバック (0)

永青文庫 から 椿山荘の庭園へ - 江戸川橋から神田川沿いを散歩する (後半)-

永青文庫」で開催されていた特別展 「永青文庫の近代日本画 -細川家に集った巨匠たち-」で印象に残ったものをあげると (先のエントリーの続きです)、

先のエントリーの記事でも書きましたが、私の大好きな日本画、 菱田春草 の「黒き猫」(重要文化財)

鏑木清方の 「抱一上人」 の左右、ふわっとした繊細な筆致で描かれた女性の姿。 情感溢れる、この清方の理想の女性像に、私も魅せられました。

下村観山・竹内栖鳳・横山大観 合作 「観音猿鶴」。 大徳寺の国宝「観音猿鶴図」(牧谿筆)から想を得た作品だと思われますが、特にまろやかな曲線で描かれた観音像、次いで勢いのある筆致で描かれた猿の絵が秀逸でした。

小林古径のも緑と金の色合いが鮮やか「孔雀」。

いずれも画像は 「こちら」。

河合玉堂か中村岳陵、どちらか忘れましたが、絵を添え、文字を効果的に散らした細川護立宛書簡を見ていたら、 わたしもいつかはこんなふうに筆で手紙をしたためて、さらっと絵を添えてみたいと憧れてしまいました。

■永青文庫

住所:文京区目白台1-1-1 (アクセスは 「こちら」)。
TEL: 03-3941-0850
ホームページは 「こちら」。

開館時間:午前10時から午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:日曜、月曜、祝日(ただし、土曜は開館)
入館料 大人¥600
(特別展の時は休館日・入館料が変わります)

-------------------------------------------------------------------------

永青文庫の先をさらに歩くと右側に「蕉雨園」。
こちらは門が閉ざされていて、中の様子を窺うことはできませんでした。

*うっそうとした木立が見える門 & 門の右側の家屋

shou_u_en_mon__051114__019

shou_u_en_right_side_051114__020

「表千家 松月堂古流」の「茶の湯・生け花へのお誘い」というHPに掲載されている 「蕉雨園茶会(東京)」 のページに写真と説明があってとても参考になりました。

この先に 「講談社野間記念館」 があるはずなのですが、今回は時間がなかったので、またいつか、散歩の際に行ってみようと思いました。

-------------------------------------------------------------------------

ここで元来た道を戻って、胸突坂を下ったすぐ右にある 「水神社」へ。

*幹が非常に太い2本の古木 & そのすぐ近くにいた白い猫さん

suijin_jinjya_051114__025

nyanko__sui_jinjya_051114__023

*駒塚橋から見た風景 (建物は、フォーシーズンズホテル椿山荘東京)

komatukahasi_051114__028

-------------------------------------------------------------------------

すでに4:30をまわり、周りはやや暮れなずんできましたが、せっかくこちらまで来たので 「椿山荘」 の庭園へ。

ちなみに、神田川沿いにある 「椿山荘冠木門 (庭園入口)」 の開門時間 は(季節によって異なりますが) 午前10時から午後7時までとのこと。

*池のすすきが秋の風情。

susuki__chinzanso_051114__036

*ライトアップされた五重塔。

gojyu_no_tou__chinzanso_051114__041

■椿山荘のHPにある、椿山荘物語 庭園全図 は 「こちら」。拡大図をご参考に。

こちらのお庭に来たのは、昨年5月、フォーシーズンズホテル椿山荘東京で結婚式を挙げて以来。 はや 1年半近くのこと。
夫と結婚式とその準備の日々の思い出などを話しながらの散歩となり、懐かしい気持ちになりました。

この日は、午前中アロマ・トリートメントを受けに行っていたため、江戸川橋に着いたのは午後3時ごろ。 短時間ながら、見たい絵も見ることができたし、ちょっとした散歩もできて、充実した一日となりました。

■文京区のHPにある散歩コース(大塚・目白台コース)(「こちら」)が参考になると思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

永青文庫 特別展で 「黒き猫」 (菱田春草) を観る。 - 江戸川橋から神田川沿いを散歩する (前半)-

11/13(日)は、夫と有楽町線の江戸川橋から、深まる秋の神田川沿いを散策しました。

ちょうどこの日まで 「永青文庫」 で特別展 「永青文庫の近代日本画 -細川家に集った巨匠たち-」を開催。
私の大好きな日本画、 菱田春草 の 「黒き猫」 (重要文化財) をどうしても観に行きたかったのでした。

こちらの神田川沿い、桜並木で春のお花見もいいですが、木々の葉が色づいてくる秋もしみじみ。

1_edogawabashi_kandagawa_sanpo_2051114_005

*今回の散策コース (クリックでかなり拡大します)

edogawa_bashi_kandagawa_endou_sanpo_051114__003copy

上の画像は、江戸川橋の近くにあった「緑のウォークラリー」の案内図(by 文京区)の一部です。
実際は茗荷谷にある「教育の森公園」までの散歩道をご紹介。でも、めちゃくちゃ長距離。 私はひよわなので(?)とても全部は歩けません・・(汗)。

*案内図の左側。散歩道の説明文

sanpo_michi_setsumei_051114_

*案内図の右側、緑のウォークラリーのコース(クリックで大きく拡大しますので、ご参考に)

midori_no_walkrally_annaizu_051114_001

左上の現在地から神田川沿いに沿って、右側に道沿いに続く江戸川公園。

案内図の説明によれば、「江戸時代には大滝橋の付近には大洗堰があり、神田上水を取水して江戸の町に供給して」 いたとのこと。
wikipedia の 「神田川」 の詳しい説明は、「こちら」 をクリック。

道沿いに、椿山荘の冠城門(かぶきもん、椿山荘庭園入口)、関口芭蕉庵が建ってきます

*「関口芭蕉庵」の軒上で憩っていた猫さん。

sekiguchi_bashou_an_051114__011

「関口芭蕉庵」 は、 「江戸前期の俳人 松尾芭蕉が神田川改修工事に参画し、その頃に住んでいた庵 「龍隠庵」が、後に 「関口芭蕉庵」 と呼ばれたとのこと。(文京区教育委員会の説明の掲示による)
神田川の改修工事にも参加してたんですね、松尾芭蕉は。

sekiguchi_basho_an_051114__009

左側には駒塚橋(こまつかばし)の右側にある、「胸突坂」 を登りました。

*かなり急な坂の下。

munatuki_zaka_sita_051114__013

*坂の上からの眺め

munatuki_zaka_ue_051114_014

この坂を登った少し先が 「永青文庫」 。

*うっそうと木々が茂っていて、都会とは思えない佇まい。

ei_sei_bunko_entrance_051114__015

eisei_bunko_051114__017

こちらの美術館は、まるで、古い小さな学校のようでした。

お目当ての「黒き猫」(菱田春草)にも出会えました。(画像は「こちら」)
秋らしい柏の葉の色合いに、今にもパッと飛びかかりそうな猫、繊細な筆遣い。
最終日に間に合って本当に良かったと思いました。

eiseibunko_keiji_annai_051114__016

このエントリーの後半は、後ほど書く予定ですのでお楽しみに。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を観る ~ 六本木「カフェ・デイジー」 Cafe Daisy, Danish cuisine restaurant in Tokyo's Roppongi. Highly recommend !

きのう(11/12(土))は 夫と、映画 「ALWAYS 三丁目の夕日」 を ヴァージンTOHOシネマズ六本木ヒルズ で 観てきました。
公式サイトは 「こちら」 。

always_3_chome_no_yuuhi_051113_always__040

昭和33年、東京タワー建設中の頃の東京の風景と当時の生活が見事に再現されているのも必見ですが、 切なく心温まるエピソードに、上映中、何度涙したことか・・。

小説家をめざす茶川さん(吉岡秀隆)と、茶川さんにひょんなことから引き取られた淳之介(須賀健太)との強い絆。
茶川さんと、一杯飲み屋のおかみで元ダンサーのヒロミ(小雪)。
「鈴木オート」の社長(堤真一)、優しいお母さん(薬師丸ひろ子)とその息子一平(小清水一揮)。
青森から集団就職で、この「鈴木オート」に住み込みで働くことになった、六ちゃん(堀北真希)。
娘の好物の焼き鳥を買って帰る、お医者さん(三浦友和)など・・・。

私が涙腺、ゆるみっぱなしになってしまった 数少ない映画でした。
上映後、他にも泣いていたらしいお客さんがたくさんいらっしゃいました。

昭和33年を再現するセットも細かいところまで凝っていたし、3Dコンピューター・グラフィックス、VFXの技術も素晴らしく、 銀座和光前の大通り、蒸気機関車の走る風景、上野駅とその構内など、とてもリアルに再現されていてびっくりしました
・・・といっても、わたしが生まれる前なので、想像ですが。。

ちなみに、はてなダイアリーにある「VFXとは」は、「こちら」をクリック。

原作は、「三丁目の夕日 - 夕焼けの詩」 西岸良平 のコミック

監督・脚本・VFX、山崎 貴。

映画パンフレット(¥700) も、出演者のインタビューほか、「冒険少年ブック」(昭和33年を徹底検証ほか、昭和33年当時の東京タワー来館者プログラムの復刻版)、プロダクションノート、VFXディレクターへのインタビューと、その昭和33年の再現過程など、とっても見ごたえがありました。

-----------------------------------------------------------------------

映画の後、土曜日午後でたくさんの人出で人疲れしそうな六本木ヒルズをあとに、
デンマーク料理の 「Cafe Daisy(カフェ・デイジー)」 へ。

こちらは以前何度かランチ&夫とディナーで伺ったことのあるカフェ・レストラン。
静かで雰囲気が良く、とても美味しいオススメのレストランです。

土曜日ですが、時間が中途半端だったせいか(?)お客さんも少なく、六本木ではかなり穴場のカフェ・レストランかも。 今回は、テラスでストーブをつけてもらって、ゆったりした気分で食事することができました。

ギャルソンは、「日本語がよくわかりません・・」っていう、金髪のかわいらしい笑顔の青年。
アメリカに留学&仕事で数年間暮していた夫のほうが、圧倒的に英語力はあるけれど、「ここでは」夫ではなく私がオーダー。だって、かわいいんだもん (^^ゞ。

今回は ワンプレート・ブランチを、夫とそれぞれシェアしました。

*お魚の盛り合わせセット(サーモンのマリネ・ニシンの酢漬け・海老・うなぎのスモーク。ドリンク付きで、カールスバーグ生を選択。¥2,300 ) 。これだけだったら、かなり少なめ。
こちらの写真は、クリックでかなり拡大されます。

brunch_fish_plate_set__cafe_daisy_051113__011

*ブランチセット(スウェーデンミートボールとリンゴンベリージャム、ヤンソンさんの誘惑(ポテト&チーズのグラタン風)。ドリンク付きで、ミモザを選択。¥1,990)。こちらは、割とボリュームあり。
こちらの写真も、クリックでかなり拡大されます。

meat_ball__potate_brunch_set__cafe_daisy_051113__017

プレートのお料理は、いずれもとても美味しかったです。

*それぞれ、パンがついています。 にんじん入りのパンは美味しかったけれど、もう一方のパン(2回目)は 残念ながらパサパサしていていまひとつ。

cafe_daisy_mimoza_and_bread_051113_015

以前ディナーで伺ったときに出たミネラルウォーター(ハーブ入り)は美味しいと感じたけれど、 今回のミネラルウォーター(ハーブ入り)は、どうも口にあわずでした。ぬるくなっていたので、もしかしたら温度の問題かも(?)。

*食後、私が頼んだカプチーノ(写真)。夫はアイリッシュ・コーヒーを頼んでましたが、かなりアルコール入ってました・・。

cappuccino__cafe_daisy_051113__022


■カフェ・デイジー

住所:港区六本木7-3-22
TEL: 03-5411-0253
お店のサイトは 「こちら」。

-----------------------------------------------------------------------

その後、六本木駅の方向に戻り、途中「ポンパドール」でパンを購入。
そのまま帰るには早かったので、再び 「六本木ヒルズ」。

イルミネーションが美しかったので、戻って良かったと思いました。

*森タワー前。木々のイルミネーションの色が青、白、赤と変化。

light_up_1__roppongi_hills_051113__025

*ヴァージンTOHOシネマズに至る階段の近くから見える、東京タワー。

tokyo_tower_view_from_roppongi_hills_051113__027

*けやき坂のイルミネーション。

tokyo_tower_view_from_ropopnngi_hills_keyakizaka_street_051113_with___037

けやき坂の通り沿いにある 「マックスマーラ」 にてコートを購入♪
憧れのお店だったし、じっくり試着しているうち時間を忘れ、 寒ーい木枯らしの吹く中、一時間以上、外で待ってた夫はかなり憔悴・・。

一緒に入って、ソファーにすわっていればよいものを。 わが夫、こういうお洒落なファッションのお店に入り、買い物につきあわされるのは嫌いな様子。 私もこのところウィークデーは仕事だし、こういう時でないとお買い物ができないし・・。

*MMのラグジュアリーなカタログ。全184ページのかなりな充実ぶり。

maxmara_catalog_051113_

映画のすぐ後、「バナナ・リパブリック」 にて試着中、「あと何分ですか」 の夫からのメールに、 「落ち着いて選べやしない (怒)」と文句をいった私でしたが、今度はさすがにヤバいと青くなったことはいうまでもありません・・。

夫よ、時間を忘れてしまって、ごめんなさい。

-----------------------------------------------------------------------

ひたすら謝りまくりの私は、夫に 「好きなもの、なんでも食べていいよ」 ということで
(といっても、私のおごりってわけではないが。(^_^;))

きわめてご近所ゆえ、かねてから気になっていた 「屯(たむろ)」 に初めて入ってみました。

ジャズの流れる店内はこじんまりしていて、焼き鳥(せせり)、鮪といくらのお刺身など美味しく頂きました。
ご主人が焼酎好きで、休日は美味しい焼酎などを探しに飲みにいかれるとのこと。
この日は「魔王」「赤霧島」などがありました。

焼酎好きの夫のためにも、また是非伺ってみたいと思っています。
(お店の場所は、人形町交差点からすぐ近く、金座通りを浜町方向へ。金座通り左側の通り沿いです)

tamuro__ningyo_cho_051113__038

| | コメント (8) | トラックバック (2)

水上、利根川・諏訪峡 遊歩道めぐり(後半)

宝川温泉を後にした私と夫は、まず、水上駅から路線バス(上毛高原駅行き)に乗り 5分ほど、「小学校前」 の停留所からすぐ近くにある 道の駅 「水紀行館」 へ。

1_mizukikou_kan_minakami_051105__097

駐車場前の広場では、その土地の新鮮そうな野菜や果物なども売られていました。
女子トイレは混みこみでしたが、トイレがあるだけでも有難し。

荷物を持っての渓流歩きは非常に厳しいので、手荷物を預かってくれる場所はないものか。

道の駅なので、車で移動、荷物は車のトランクの人が大多数。
そのため、電車の駅と違ってコインロッカーがなく、困り果てる私たち。

思い切って、淡水魚のミニ水族館のチケット売り場にいらした女性の職員の方に、荷物を預かってもらえないか頼んでみると、貴重品以外ならと 快い返事が頂け、事務所で荷物を預かってもらえました。 親切な職員の方がいらして、本当に助かりました。

*「諏訪渓めぐり案内図」 (クリックで、さらに細部まで見えるくらい拡大されます)。

2_map___suwakyo_meguri_minakami_051105_098

「水紀行館」 を出て左側に 利根川が流れていて、その川沿いに、噴水やお花に心憩える 「清流公園」 がありました。

3_shinsui_kouen_minakami_051105_100

4_mizu_kikoukan_keiji_051105__101

5_suwa_kyou_minakami_051105_102

川沿いを右に歩いて 「笹笛橋」 へ。 こちらは、20mの岩壁にかかる長さ32mの吊り橋です。

6_sasafune_bridge_051105_103

*笹舟橋から歩いてきた方向、谷川岳方面を望む。

62_suwakyou_minakami_051105__105

この吊り橋を渡って遊歩道を散策しました。 全長2.5kmの整備された遊歩道は、比較的歩きやすかったです。

7_suwakyou_momiji_minakami_051105__108

*諏訪峡大橋を望む。

8_051105_suwa_kyou_big_bridge__106_1

*「紅葉公園」。ちらほらと赤く色づく紅葉もありました。

9_momiji_kouen_minakami_051105_109

そのちょっと先の 「見晴」 まで。 この先の 「銚子橋」 まであと500mでしたが、バスの時間 (PM 3:05 or 3:40 頃) が気になったので、「見晴」で引き返すことにしました。

11_051105_miharu_keiji__112_1

*「見晴」 の近く。 ここだけ何故か鮮やかな青色に見える、清冽な川の水。

12_tonegawa_suwakyou_minakami_051105__113

*この日は 「ラフティング」 も行われていました。ずいぶん楽しそうでした。

13_rafting_tonegawa_minakami_051105__118

*親水公園を対岸に見る

14_yuyodou_meguri_minakami_051105__119

この少し先、「紅葉橋」 を渡って対岸にある 「水紀行館」 へと戻りました。

へとへとになるくらい歩きましたが、川底が見えるくらい透明な水の流れと 緑溢れる自然の景色に囲まれて、お陰さまで 「命(いのち)の洗濯」 ができました(笑)。

「小学校前」 のバス停の近くにあった和菓子屋さん 「丸州製菓」 で 「水上饅頭」 をお土産に購入。
試食させて頂いた酒蒸し饅頭も美味しかったけれど、賞味期限が3日とのことなのであえなく断念。

今回は、水上駅構内、路線バス、水上駅前のお蕎麦屋さん、水紀行館などにあった 「水上温泉郷イラストマップ」
水紀行館にあった 「諏訪峡遊歩道めぐり」 のパンフレットが とても参考になりました。

水上駅前の喫茶店で休憩。
純米吟醸 「谷川岳」 (群馬県利根郡 永井酒造) をお土産に購入しました。 「谷川岳」 は飲みやすく、芳醇で美味しかったです。

その後、水上駅14:40発、上野19:04着の水上8号で帰路につきました。

今回の旅行は、エースJTB 湯けむりの宿 上野発着プラン。出発日により代金がかなり変わりますが、 一泊二日の宿泊代金&往復JR特急・普通車指定席代金がついて、一人¥26,300 (路線バス代金、水上駅から宝川温泉口片道一人¥1000×2 は別途必要)。

温泉&渓谷散策の、とても充実した旅行となりました。


■宝川温泉「汪泉閣」

住所: 群馬県利根郡みなかみ町藤原1899
TEL: 0278-75-2611
宝川温泉のオフィシャル・ホームページは、「こちら」 をクリック。

■道の駅 水紀行館
住所: 群馬県利根郡みなかみ町湯原1681-1
TEL: 0278-72-1425
道の駅 水紀行館のホームページは、「こちら」 をクリックです。

■水上町観光協会のHPは 「こちら」。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

宝川温泉「汪泉閣」(朝の露天&展望台)、利根川・諏訪峡 遊歩道めぐり (前半)

宝川温泉 「汪泉閣」 二日目(10/5(土))は、ゆっくり朝食を楽しんだ後、夫と露天風呂に行くことに。

といっても、のんびり朝食をとっていたのは私一人だけかもしれず・・。皆さま次々と席を立って行かれて、夫も無言で時計をちらりと見たりと圧力をかけるし、「居残り給食」みたいと夫に言われてました。
でも、炭火でタラコやシャケを焼いたり、生海苔をあぶったり etc. 美味しい朝食でした。

その後、露天風呂へと大急ぎ!

行く途中の橋近くで、真っ黒な小グマが2頭、狭いプラスチックの浴槽 (?)に入って、りんごをかじっていました。

小グマはまだ2~3歳。やんちゃそうな、クルクル動く黒い瞳がとってもラブリ~~~♪ 2頭、ひしめきあいながら漬かっている姿がめちゃめちゃ可愛かったです!!
宿の人が「馴れているので、触っていいですよー」と言ってくれたので、小グマさんの頭をナデナデしてきました♪♪ ちょっとごわごわした短い毛が密生していて、時間が許せばもっと一緒にいたかったです。

*残念ながら、この時はカメラが手元になくて、こちらは普段入っている檻の中。下の写真は入っていた浴槽 (?)です。

bear__ousenkaku_051104_016

kuma_onsen_ousenkaku_051105_094

小グマに後ろ髪を引かれながらも、さわやかな朝の露天風呂に入りました。

朝の空気は気持ちよく、きのうより一段と天気が良くて、木々の葉の色も冴え渡って本当に美しかったです。
混浴露天にも もう馴れ、さっさか着替えができました(^_^;)

もちろん内風呂にも入って汚れを落とし、温泉をとことん堪能。
内風呂には、角質がぽろぽろとれちゃった洗顔料とか、肌が潤う美容液、麺棒、シャワーキャップ、大風量のドライヤー等々もありました。

その後急ぎまくりで、10:00ジャストでチェックアウト。

眺めの良い広い露天風呂が素晴らしかったし、お料理も美味しいし、ラブリーな小グマにも会えたし、宿の方も感じが良かったし、というわけで、また是非泊まりに行きたい温泉旅館でした。

あ、でも、真冬の露天はもしかしたら寒いかも。 でも、これって何処の露天風呂も同じですね。

-------------------------------------------------------------------------------

その後、宿で荷物を預かってもらい、展望台へ。

■宝川温泉の絵図は、「こちら」 のオフィシャルホームページの画像クリック。

たまたま外で道を聞いた宿の方に、すぐ近くにある「宝川山荘」の入り口まで案内して頂いて、「宿泊のお客さまで、展望台を見学する」旨、日帰り入浴の入口の係りの方に伝えてもらい、(無料で)宝川山荘の入口を抜け、露天風呂「子宝の湯」へと至るつり橋を渡って、展望台へと向かいました。

途中、宝川山荘の露天風呂に至る通路にいたおじさんに「券を見せて!」と言われたので、「きのう宿泊して展望台を見に行くだけなんですが・・」と返答。 でもなぜか、 「宿泊のお客さんでも券がないとダメだよ。券出して!」 と言われ、はなはだ困惑。 たまたま日帰りのお客さんたちがいっぱいいたので、そろーっとそのまま通ってしまいました・・(-_-;)

展望台へは、徒歩約20分ほどと言われましたが、景色を堪能しながらのんびり歩いていたので、約1時間ほどかかってしまいました。 でも、とっても景色が良くて、展望台からの眺めも良かったです。

1_ousenkaku_tenboudai_051105__065

2_tenboudai_ousenkaku_051105_066

3_tenboudai_ousenakaku_051105_070

4_tendoudai_kaeri_ousenkaku_051105__076

5_tenboudai__ousenkaku_otto_051105__079

6_yugen_mo_mori_ousenkaku_051105_085

展望台には初代社長さんの銅像がありました。

douzou__ousenkaku_051105__072

勾配がきつかったり、足場がそれほど良くないところもありましたが、たくさん食べてばかりだったので、ちょうどいい運動になりました。
とういことで、こちらでは、たっぷり森林浴まで できました (^^)。

---------------------------------------------------------------------------------

その後、夫と私は、水上駅からさほど遠くない場所にある 「諏訪峡の遊歩道めぐり」 をすることに。

宿の方に宝川温泉のバス停まで送って頂いて、12:40発の路線バスに乗り、水上駅経由(停留所に10分ほど停車)で、 水上駅からバスで5分ほど行った先の 「小学校前」で下車しました。

shougakko_mae_minakami_bus_051105__096

ちなみに 「宝川温泉」 から 「水上駅」 までバスで 片道 約30分で ¥1,000 。 「水上駅」 から 「小学校前」 までは約 5分で ¥240 ほど。
ちょこっと足を伸ばして、「諏訪峡の遊歩道めぐり」、オススメです!

■路線バスの時刻表などは 「こちら」 の 「関越交通」 のHPをクリック。

今回お世話になった旅行会社も、旅館の人も、「水上駅の近くには、あんまり見るところがありません」とのことでしたが、とーんでもないっ!!
利根川の美しい清流と渓谷、自然を満喫できる整備された遊歩道で、水上からこんなに近くにあるのに、温泉からこのまま帰るなんて勿体なさすぎだと つくづく思いました。 それにしても、なんで教えてくれなかったのかな?

バスの運転手さんが、水上駅で停車している際、諏訪峡の遊歩道へ行くための下車に最適なバス停 (「小学校前」)、 下車時にも、道順を丁寧に教えて下さいました。 親切な運転手さんで本当に助かりました。 運転手さんにひたすら感謝・感謝です。

道の駅 「水紀行館」が、バス停のすぐ近くにあり、そこにある淡水魚のミニ水族館のチケット売り場にいらした女性の職員の方に、事務所で荷物を預かってもらえました。
この荷物を持っての渓流歩きは非常に厳しいものがあるので、本当に助かりました。職員の方、どうもありがとうございます! またもや感謝なのでした。

道の駅 「水紀行館」 から、利根川沿いにある 「清流公園」、「笹笛橋」 を渡って遊歩道を散策し、「紅葉公園」 へ。
こちらはまた、別エントリーで書く予定ですのでお楽しみに。

マイナスイオン溢れる美しい渓流、渓谷の景色を眺めながら、楽しく散策できました。

*笹笛橋からの眺め

suwakyou_minakami_051105__105


■宝川温泉 「汪泉閣」

住所: 群馬県利根郡みなかみ町藤原1899
TEL: 0278-75-2611
宝川温泉のオフィシャル・ホームページは、「こちら」 をクリックです。

■道の駅 水紀行館
住所: 群馬県利根郡みなかみ町湯原1681-1
TEL: 0278-72-1425
道の駅 水紀行館のホームページは、「こちら」 をクリック。

■水上町観光協会公式サイトは 「こちら」。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

宝川温泉 「汪泉閣」 -紅葉の 「日本一の大露天風呂」 混浴露天に入る-

10/4(金)は、夫と 群馬県の 宝川温泉 「汪泉閣(おうせんかく)」に一泊してきました。

こちらは、「日本一の大露天風呂」。 宝川の渓流に沿って、4つの露天風呂が広がっています。
ちょうど紅葉の真っ盛り。爽やかな空気、清流のせせらぎも心地よく、目の前に広がる美しい景色を眺めながら、夫とのんびりお湯に入ってきました。

なお、宝川温泉の露天風呂は2005年10月号「じゃらん」の 絶景露天風呂70 のうち、山水画露天部門で一位にランキングされたとのこと。 エレベーターの中とか いろんな所に この旨のパンフレットが誇らしげに貼ってありましたが(笑)、たしかに眺め良しでした! 

*渓流の先が露天風呂。(写真はクリックで拡大します)

first_impression_ousenkaku_roten_051104__037

宝川温泉は、全湯 源泉かけ流し。
摩訶(まか)の湯、般若の湯は、いずれも100%温泉。
子宝の湯、摩耶(まや)の湯は、温度調節のため加水しており、木の板で水の場所とお湯の場所とを仕切っていました。

いずれも24時間入浴可。お部屋宿の係りの方は、夜の露天も雰囲気がいいですよ、とオススメしてくれましたが、夜はちと寒そうなので遠慮しておきました・・。

宝川温泉へは、上野駅から水上駅まで 特急水上3号(10:00発、12:20着)。
水上駅前のそば処「くぼ田」で「三菜とろろそば」を食べ、そこからバスで宝川温泉入口へ(12:55発、13:24着)。旅館から迎えのバンがお待ちかね。すぐ宿の東館へ。

喫茶サロンのテーブルでお茶を頂きながら、チェックイン。

こちらで浴衣を10種類ほどの中から、普段は絶対着ないであろう、ピンクとうすい赤紫の2枚を選択。ちょっとしたことですが、これだけで気分が高揚してしまいました。

*部屋からの眺め。緑がたくさん見えるっていいですね。

ousenkaku_room_051104__006

こちらは温泉の一軒宿で静かな環境。川のせせらぎの音が心地よく響いています。

東館から本館わたり廊下を通って、下駄に履き替え戸外へと。

hakutaka_bashi_sayuu_bunki_ten__ousenkaku051104_05__014_1

つり橋(白鷹橋)を渡って右にいくと、露天風呂。左に行くと 「クマ広場」がありました。
(りんごを食べながら温浴していたラブリーな2匹の小グマさんたちについては、別エントリーで!)

女子専用の露天を除き、露天風呂は外から丸見えなので、最初はしりごみ・・。でも、入ってしまえば なんてことなかったです。先に女子も数人入っていたし、眺めも良いし (^^)。

せっかくカップルでなごみー♪な気分で入れる露天なのに、入らずして帰るのは勿体無い!控えめながら、視線が来るのはまだまだキレイな証拠ってことで、気にしない、気にしない (^_^;)。

女子はバスタオルを巻いて入ることになっていて(水着は禁止)、子宝の湯・摩訶の湯・摩耶の湯、それぞれ男女別の脱衣所がありました。
宿で青いバスタオルなど、お部屋の係りの方に言えば無料で何枚でも貸してくれます。

*こちらの少し先が露天風呂。 紅葉が美しかったです。

ousenkaku_roten_momiji_051104__019

*こちらのつり橋を渡って、子宝の湯へ。

ousenkaku_roten_to_kodakara_no_yu_051104__023

以下の★印の写真は、宝川温泉露天風呂の写真で、いずれも宝川温泉のオフィシャル・ホームページに掲載されているものです。 3枚とも、貸し出しOKの写真です。

★子宝の湯(混浴露天風呂。約200畳とパンフレットにありますが、水の部分もあるので、実際入れる広さは不明。写真は青葉の頃)。

kodakara_no_yu_ousenkaku_

まず、夫とこちらのお湯へ。

こちらのお湯だけ お尻をつけても胸のあたりまでしかお湯が届かなかったので、夫と絶えず肩にお湯をかけまくっていました。 なんとも慌しいかぎりの夫と私。 でも、悠然とお湯につかっている人がなぜか多数派だったのでした・・。 この季節は、他のお湯で先に暖まっていったほうがよかったかもと、少し後悔。

お湯の温度は、湯口付近を除き、ややぬるめ。入り始めとか、熱めのお湯が好きな方は、湯口付近がいいかもしれません。

★摩訶(まか)の湯(混浴露天風呂。約100畳。写真は紅葉の頃)。

maka_no_yu_ousenkaku_

こちらは、肩までゆっくり漬かれました。湯口近くは温度も高めで気持ちよかったです。

露天なので、枯葉とか虫とか当然ながら浮いていますが、気にしない、気にしない (^_^;)。 後で、内湯でしっかり洗えばよいし。
ちなみに内湯は、当然のことながらとてもキレイで気持ちよく、一番リラックスできました(笑)。

★摩耶(まや)の湯(ご婦人専用露天風呂。約100畳)。 バスタオルなしで入れるので、とても開放感がありました!

maya_no_yu_ousenkaku_

外国からのお客さまも何人か来ていて、宿の方がオリエンテーションしている姿をおみかけしました。
混浴の摩訶の湯では、外人男性の「おおっ!」という目と目が合いましたが、「まあ、こんなもんなんです、ここでは」 と、心の声で返答しておきました (笑)。二日目朝は、この男性、カップルで入ってなごんでいらっしゃいました。

夕食は、プランによると思いますが、お部屋でゆっくり気兼ねなく、 美味しいお料理をたくさん頂き、ほぼ完食。

*こちらは夕食 第一弾 (写真はクリックで拡大します)。

dinner_1__ousenkaku_051104__040

手前左は、まつたけ入りの茶碗蒸し。左手奥は、さつまいも が巻かれた海老しんじょ 。 後から、天ぷらも運ばれました。

dinner_matsutake_chawan_mushi_ousenkaku_051104_047

dinner_ebi_sinjyo_ousenkaku_051104_055

dinner_jyoushu_gyu_ousenkaku_051104_049

himemasu_no_marine_housenkaku_051104__053

tenpura__ousenkaku_051104_051

炭火焼の岩魚、上州牛、肉厚のしいたけ など、いずれもとっても美味しかったです。

*まろやかで美味しかった群馬の日本酒 「花一匁」。

dinner_nihonshu_hanaichi_monme_ousenkaku_051104_054

*第二段は、とっても味が良く、臭みも感じなかった「くま汁」と五穀米など。

dinner_2_kumajiru_gogokumai_051104_05_056

二日目は、また別エントリーで書く予定ですので、お楽しみに。
絶景の展望台に上ったり、利根川沿いの諏訪峡の遊歩道を歩いたり、マイナスイオン溢れる景色のいい場所を、とにかく歩き回りました。

momiji__ousenkaku_051105_061


■宝川温泉 「汪泉閣」 (おうせんかく)

住所: 群馬県利根郡みなかみ町藤原1899
TEL: 0278-75-2611
宝川温泉のオフィシャルホームページは、 「こちら」 をクリックです。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

上海蟹を食べる @日本橋浜町 「燕慶園」 Enkeien, Chinese restaurant in Tokyo's Nihombashi Ningyo-cho (Hama-cho). Shanghai crab dish (seasonal) is highly recommend !

10/30(日)の夜は、夫と日本橋浜町 「燕慶園 (えんけいえん)」 に、上海蟹を食べに行ってきました。

■追記: 毎年、上海蟹の時期には必ず行っています。
(2008/11/22(日)再訪) 「上海蟹を食べる @日本橋浜町 「燕慶園」 その3」
(2006/11/26(日)再訪) 「上海蟹を食べる @日本橋浜町 「燕慶園」 その2」

お店の外観・内装は中華食堂といった感じなのですが、 味の方はいわゆる高級中華に全く引けを取らず、「その内容からすれば」 リーズナブルといえるかも。

今回初めて夜行って、ランチは未経験なのですが、とっても美味しく、是非また再訪したいお店です。

日曜日の夜でしたが、近所の常連さんのグループ、お子様連れ、カップルで賑わっていました。 当日予約を入れていない方たちが何人か入れ替わり来ては、今日はいっぱいなのでと断られており、かなりの人気。

こちらは、以前水天宮のすぐ裏手に住んでいた2年ほど前からずーっと気になっていて、 いつかは入ってみたいお店でしたし、 この日は夫の誕生日だったので、つくづく予約しておいて良かったと思いました。

まずはビールで乾杯。 上海蟹が蒸しあがるまで30分はかかるとのこと。

*棒々鶏 (¥800)。 ナッツの香ばしい香りに上品な味わいのバンバンジーソースを絡めて♪

banban_ji_enkeien_051030_006

東風カメ出し紹興酒 (ボトル500ml ¥1,000)が絶品の美味しさでした!
まろやかで豊かな味わいで、他のテーブル全てにこの紹興酒のボトルが置いてありました(^^)。
私たちは2本頼んで、ちょっと残してしまいました。お持ち帰りしたかったくらい美味しかったです。

*酢豚 (¥1,400)。絡まっているあんが、とっても美味しかったです。

subuta_enkeien_051030_008

*待望の上海蟹。 これで1ぱい¥2,000 くらいでしょうか? 参考になれば幸いです。

shanghai_gani_1_enkeien_051030_010

上の写真の殻の方をぐるっと回すと、中に美味しい蟹味噌が!(ピントが合っていなくて すみません)

shanghai_gani_2_enkeien_051030_013

蟹味噌がウニみたいにねっとりして、でも生臭くなくてこれまた絶品の美味しさでした♪♪)^o^(
小さくて食べにくかったけれど、ツメや足も しっかりキッチンバサミでチョキチョキ切って、 できる限り すみずみまで しっかり頂きました。(^^ゞ
黒酢ベースのやや甘めの蟹酢も、上海蟹を引き立てる美味しさでした。

*新鮮野菜と貝柱いため (¥1,700)。貝柱がモチモチして、全体の味付けも絶妙なのでした。

shinsen_yasai_to_kaibashiraenkeien_051030_015

*杏仁豆腐 (¥400)。 ライチー入り。イチゴは冷凍。でも、杏仁が本場ものという感じで美味しかったです。

annin_doufu_enkeien_051030_026

よくお喋りされていて 明るいパワー溢れる奥様が、「美味しいでしょう?」とニコニコお話して来られたときには、二人で反射的に 「美味しいですぅ~~♪」 と言っていました。

「またいらして下さいね!」と奥様がにこやかな笑顔でお見送り。
ええ、もちろんまた是非行きますとも、というわけで、今回は二人で¥11,800 ほど。
本当に御馳走さまだったのでした。


燕慶園 (えんけいえん)

住所: 中央区日本橋浜町2-24-2 
TEL: 03-3666-3873
水天宮交差点から新大橋通りを浜町方面へ。明治座の前を通る大通りで左折したそのすぐ先。明治座側。
毎週土曜、第3日曜休み
営業時間 11:30 ~ 21:00 ごろ?

日曜祭日昼間特別コース(2名様より)1名様¥2,500 で前菜からデザートまで7品。11:30 ~ 13:00までとのこと。

私たちは夜5:30に予約を入れて、8時すぎまで。お店を出る頃も、他にお客様がまだ何人もいらっしゃいました。
夜は予約が無難かと思います。

enkeien_entrance_051030_004

「カニ式」というサイトの「どうやって食うカニ?分解法」のページに、
上海蟹の上手な食べ方が書いてあって参考になりました。上海蟹の調理法もあり。

「FRaU 東京コンシェルジュ」#47 「上海蟹」も、とても参考になりました。以下の「 」は引用。
「漢方では、カニは身体を冷やすと考えられているおり、上海蟹を食べた後は、ショウガ湯を飲むのが一般的。」
「上海蟹と牡蠣は旬が同じですが、食べ合わせが最悪とされ、中国のヒトは蟹と牡蠣を一緒には食べません。」
・・・これは初耳。気をつけなくては。

---------------------------------------------
全くの余談ですが、ニフティのココログの最大容量がギガバイト対応し、ベーシック2GB、私が利用しているプラスは5GB(5000MB)、プロ10GB。あとほんのわずかでディスクが満杯だったのでホッと一息。 安心して写真のアップロードができるようになって嬉しいかぎりです。

| | コメント (12) | トラックバック (0)

« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »