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「マンダリン オリエンタル 東京」 に行く(マンダリンバー&オリエンタルラウンジ)、夜景写真を追加 Nihombashi Mandarin Oriental Hotel's Oriental rounge

1/21(土)は、夫と、去年2005年12月2日にオープンしたばかりの 「マンダリン オリエンタル 東京」 に行ってきました。

こちらはご近所なので、いつかは行ってみなくては、できれば、泊まって・・な~んて思っていた (汗)、憧れの、超高級なラグジュアリーホテルです。
今回は、もちろん(?)宿泊ではなく、37階にある マンダリンバー & 38階にある オリエンタルラウンジ へ (^^ゞ

日本橋三井タワー その最上部にあるホテルフロア(レセプションは最上階の38階)へは、日本橋三越並びの中央通り入り口からだと、三井タワーのアトリウムを抜け、 中央奥。
ホテルに通じる自動ドアを抜けた先にある、専用の直通エレベーターで。 三井タワーのアトリウムからの入り口の、ちょうど反対側に、車寄せのあるホテル本来の玄関がありました。

38階にあるスカイロビーはそれほど広くはなくて、人が多かったせいもあるかもしれませんが、 「ラグジュアリー」とは言い難いような気が・・。

とはいっても、あくまで個人的な判断であり、偏見があるかもしれません。
でも、フォーシーズンズホテル椿山荘東京のような、ラグジュアリーで落ち着いたゴージャス感とは違う感じだし。
ロビーフロアが広々していて、心落ち着く大人の雰囲気の、帝国ホテルやホテルオータニなどとも、もちろん違う。
しいていえば、六本木ヒルズにある グランドハイアット東京に、オリエンタルな雰囲気をプラスした感じ?

でも、眺望は見晴らしかったです!(写真は、38階スカイタワーからの眺め)
ちなみに、トイレからも絶景が望めます (^^)。

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オフィシャルHPに、ドレスコードとしてスマートカジュアルとありましたが、たぶん、ジーンズにTシャツみたいな格好はNGかも。 でも、土曜日の昼下がりということもあってか、ジャケット着用率は思ったほど高くはなし。 私たちも、ジャケットは着用してませんでしたが、まあそれなりの格好だったかと思います (^^ゞ

38階にある 「オリエンタルラウンジ」 でお茶でもと思ったのですが、満席でしたので、とりあえず席を予約。

一時間 or 一時間半後ならとのことでしたので、私たちは 階段を降りたすぐ下にある 「マンダリンバー」 で、待つことに。

階段下、ピアノの周囲には水が流れて、きらきら太陽の光も反射し綺麗でした。
内装も、モダンで趣味が良く、席さえちゃんと取れていれば、申し分なかった、かも・・。

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というのも、すぐ目の前にある居心地が良さそうなソファーは、ずーっと空いていたのに、予約が入ってて座れずじまい。 カウンター前の席は満席で、案内された、壁際の小さな丸テーブルはめちゃくちゃ居心地が悪くて、もう帰ろうかと思ったくらい。 あいているソファー席は、すぐ目の前だったし、なんだかなーっていう感じ。

日の光がさんさんと降り注いでいる昼下がり、しかもこんな席で、お洒落なカクテルもないだろう、ということで、
夫が「ビールはありますか?」と女性スタッフに尋ねたら、「あいにくございません」 との返事。
まさかねー、とメニューを見たら、何種類かしっかり取り揃えてあるので、思わず唖然・・。

でも、コートは預かってくれたし、カウンター前の席があいたら、すぐ案内して下さいました。

同じビルにある三井記念美術館のミュージアムカフェでは禁煙でしたが、こちらでは煙草が吸えて良かったです。わたしは煙草の煙が苦手なのですが、ニコチン中毒の夫は禁煙の場所だと、かなりつらい思いをするはずなので。 私まで、夫につきあって、禁煙のお店を諦めざるをえないのです・・。

次回は、夜、しっかりいい席を予約したうえ、ドレスアップ♪ 
ピアノ、ウッドベースなどのジャズトリオによる生演奏に耳を傾けながら、カクテルを楽しみたいと思っています。 棚に並んだお酒の種類も豊富でしたし、こちらは次回に期待です(^^)。

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HPによれば、生演奏は、月曜日を除く毎日で、マンダリンバーの営業時間は、11:30 - 23:00

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その後、4時を少し回った頃を見計らい、上の38階にある 「オリエンタルラウンジ」 へ。

一時間も待ったわりには、残念ながら、席は入り口のそばでした。 予約の際に、窓際の席とちゃんと伝えておけばと、ちょっと後悔。 でも、大きなガラス窓から見える眺望を楽しむことができました。
*写真はクリックで拡大します。

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ちょうどこちら側からは、富士山をも見渡すことができ、ちょうど日が沈む時、紗のカーテンがするする上がって、
夕暮れ時の美しい景色を堪能することができました。

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ほとんどが、女性の2人組。 最初は落ち着いた雰囲気でしたが、お子さん連れの二世帯ファミリーが入っていらしたときには、 とたんににぎやかな雰囲気に。 まあそれは、しょうがないのかな・・。 別に禁止されてるわけじゃないし。

夫はサイフォンで入れたコーヒーをオーダー。 豊かな香りで美味しかったです。

私は、アフタヌーンティーセット (¥3,000 ) をオーダー。 とっても美味しかったです♪♪

*メニュー詳細

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*サンドウィッチ (画像はクリックで拡大します。キレイで美味しいオープンサンドでした。)

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*スコーン (画像はクリックで拡大します。チョコレートガナッシュ、クロテッドクリームがまろやかで美味しかったです~♪)

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*プレ・デザート (複雑な味わいで美味♪)

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*プティフール (画像はクリックで拡大します。よくある、重ねたお皿の上にではなく、アジアン棚の上に飾られているところがいい感じ♪ まわりの女子は、ほとんどこのアフタヌーンティーセットを頼んでいるようで、この棚がいくつもテーブル上に見うけられました (^^)。)

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こちらのお茶は、ポットサービスではなく、 「好きなもの (コーヒ&紅茶&冷たい飲み物の組み合わせも可。 ただし、アルコールとサイフォンコーヒーを選ぶ場合は¥5,000 ) を 何回でもお代わりできます」、との説明がありました。

単品だと 2,000円の紅茶もあったので、「何杯でもいいんですか?」 と問いただしてみたところ、 「ええ、そうです」と、笑顔でお答えがありました。 なんと太っ腹な~、とそのときは思ったのでした・・。

*実際頼んだ紅茶 (クリックで拡大)
「ダージリンスタインタール 2005年度 セカンドフラッシュ」を除き、芳醇な香りに繊細な味わい。非常に美味しかったです。 でも、ポットサーヴィスではないので、ちょっとづつポットから入れるってわけにはいかず、冷めやすいのが難点かも。

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5時のアフタヌーンティーの時間を過ぎたあたりで、伝票とお水が出てきました。
が、まだチョコレートのプティフールが残っているし・・・。

と、試しに、さきほど飲んだばかり 「ダージリンマーガレットホープ 2005年度セカンドフラッシュ」 をオーダーしてみたところ、「売り切れ」でありませんとのこと。

「売り切れ」 っていうんだったら、別の種類はいいのかな? と思い、 まだ飲んでいなかったけど、気になっていた、単品 1,700円の 「ダージリンスタインタール 2005年度 セカンドフラッシュ」 をオーダー。 そのときは何も言われませんでした。

なんだか持ってくるが遅いな~、と待っていたら、今までとは、明らかにグレードが低いんじゃ?と思われる、濃すぎて香りもイマイチな紅茶が出てきて、なんだか唖然・・。
あまりに酷いので、夫にも一口飲ませてみたら、「うーん、これはリプトンの出がらし~」 との感想。

ひょっとしたら、私と夫の舌がおかしいのかもしれません。そのときは、本当に申し訳ないのですが、 全く私たちの口にはあわず、よっぽど、文句を言おうかと待ち構えていました。 が、いくら待ってもスタッフの姿は見えずじまい・・。

これは、「おまえら、いいかげん、もう帰れよ!」 っていう暗黙の意思表示なのだろうと、私たちは理解しました (もし私たちが間違っていたら、本当に申し訳ないことです。 でも、せめて、姿をみせて欲しかった・・。)
でも、その時は5時で終了ということは、こちらは初めてだったこともあり、しっかり把握していませんでした。

「この紅茶は売り切れ」 ではなくて、 「5時になりましたので、アフタヌーンティーの飲み物のオーダーは終了しました」 と、たった一言、言ってくれればいいものを・・。
だったら、だったで、 アフタヌーンティーのセットとは別に飲み物を頼んでいたかもしれないのに、です。

というわけで、ものすごく後味の悪いまま、お会計。

オフィシャルホームページのトップには、
「きめ細やかなおもてなしで世界中の人々を魅了し続けるマンダリン オリエンタル ホテルグループ」
と書いてあったはず。
それなりのお値段もとっている以上、応対が悪いと「次はないかな」という気持ちになるのが人情です。

私は、もういいかなー、少なくともしばらくは・・・という感じ。

以上は、 あくまで私一個人の感想にすぎません。
混雑の度合いなどによっても、人それぞれ、いろいろな感想があると思います。 ですので、是非、実際行かれることをお勧めします。

オリエンタルラウンジの営業時間は、10:00 - 24:00
アフタヌーンティー(平日):14:00 - 17:00
アフタヌーンティー(土曜・日曜・休日):12:00 - 17:00
タパス モラキュラーバー:18:00 - 22:00。 入り口右手にシガーが並んでいました。

*夜景も美しく、真ん中に富士山、左側に東京タワーが見えました (37~38階の階段からの眺め。 クリックで拡大します)。

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■マンダリン オリエンタル 東京

住所:東京都中央区日本橋室町2-1-1  (地図)
TEL: 03-3270-8800 (代表)
レストラン予約 (9:00 – 19:00)
TEL: 0120-806-823 または 03-3270-8188

オフィシャルHP

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コメント

きのこさん、こんばんは!紅茶と聞いたら無視できません。しかも話題のマンダリンオリエンタル。それにしてもその値段でポットサービスじゃないっていうのにも驚きますが、セカンドフラッシュなのに出涸らし状態のダージリンっていうのもヒドイですね…もしかして作り置きの紅茶だったりして。
お客様を放置っていうのも考えられませんね。うちの店ではラストオーダーを聞く際に必ず「○時までの営業でございます」とお伝えし、一組のお客さましかいなくてもお茶やお水が減っていないか常にチェックしてますけどね〜。
話題性やブランドがあるとはいえ、実際に行ってみないとわからないもんですね。

投稿: なかちー | 2006.01.30 21:17

>なかちーさん、

アフタヌーンティーセットは、いろんな種類のサンドウィッチやお菓子を ゆっくり時間をかけて頂いて、ゆったり贅沢な時を過ごすのが目的なので、人それぞれかと思いますが、ポットサービスのほうが落ち着けますね。

確かに、とっても美味しい紅茶と食べ物が、すべて3000円以内で頂けるのって魅力的とも思えますが、いちいちお茶のお代わりを持ってきてもらうのは せわしない気がしました。

最後のダージリンは、他の3つのお茶が、たちのぼる香りがとっても良くて美味しかっただけに、ギャップが激しすぎました。 何しろ、立ちのぼってくる香りが感じられず、渋さだけが前面に出ているという感じ。 ひょっとしたら、こんな種類のダージリンで、私や夫にはこの良さがわからないだけかもしれませんが・・。

ブログで悪口は極力避けるようにしていますが、憧れていたホテルのラウンジ、しかもお値段もそれなりなだけに、落胆が激しく、ついつい書いてしまいました・・。

なかちーさんのおっしゃるような、「ちゃんと心の込もった おもてなし」 がされていないと、がっかりです。

でも、本当に実際に行ってみないとわからないですね。 それほど混んでいなかったり、よくできたスタッフがいれば、また評価は変わってくると思います。

なかちーさんも、是非トライしてみて下さいね!

投稿: きのこ | 2006.01.31 02:30

お値段やメニューの写メなど詳しい情報ありがとうございますm(_ _)m 携帯のみで調べて2時間 やっと いいブログに会えました! ゆったりと楽しめなくて残念でしたね(>_<) たまたま、対応のスタッフが悪かったのでしょうか? 1度は お茶だけでも 行ってみたかったので 本当に感謝します(^O^)/

投稿: アクアフォレスト | 2009.01.14 07:51

この記事を書いたときには、ホテルができてそれほど経ってない頃でしたし、たまたま対応がうまくいかなかったのだと思います。
つい最近の夜もマンダリンオリエンタルのバーに行きましたが、混雑とは無縁で、雰囲気も落ち着いていて、スタッフも対応も良かったですよ(^^)。
その後、ずいぶん時が経っていますし、アクアフォレストさんもゆったり楽しめるのではないでしょうか。

投稿: きのこ | 2009.01.14 13:15

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