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2006年2月の20件の記事

御茶ノ水 まで 自転車散歩 (神田明神、湯島聖堂、ニコライ堂)

2/25(土)は夫と、日本橋 人形町から 御茶ノ水にある 神田明神、湯島聖堂、ニコライ堂 まで 自転車散歩に行きました。

*ルートマップ (画像クリックで拡大します)。
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上の走行マップは、インターネット地図ソフト 「MapFan.net」 をダウンロードして、その地図に加工しました。
この地図は、画面が綺麗で 使いやすいだけでなく、ルート検索をする際、移動手段に車だけでなく 自転車や徒歩を選んで、 最短距離でルート計算してくれるのが、とても参考になり助かります。 私は方向音痴なので、検索結果を印刷して持ち歩き、パソコン上に保存しています。

■詳しくは、 こちらの 「インターネット地図ソフトMapFan.net (マップファン・ドット・ネット)」

この日はやや遅めの 2:30 から人形町交差点をスタートし、寄り道もして約7キロの道のりでした (自転車での予想所要時間は40分、寄り道なし)。

まず、人形町通り沿いの左側、ちょうど千代田区岩本町2丁目7、加島(株)のビルの角に、 「江戸最初 お玉が池 種痘所のあった所」 の 碑と案内板がありました。 (案内板の画像はクリックで拡大します)

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「お玉ヶ池」 は、現在では姿を消してしまいましたが、 お玉ヶ池史跡保存会の案内板によると、

「お玉ヶ池は、徳川初期には不忍池ほどの広さであったのが 安政のころには小さなものになり 現在はそのあとかたもなく 史跡としてお玉稲荷が祀ってあるだけとのこと。

ここの標柱の場所は、お玉ヶ池種痘所があったところで、東京大学医学部発祥の地でもあり、
一時は、池のほとりに、幕末期、勝海舟、吉田松陰らを門下に集めた 「佐久間象山の 象山書院」、 幕末の三大道場といわれる 北辰一刀流の剣士師範 「千葉周作の道場 玄武館」 などがあったそうです。

こちらの たけやんさんの 「歴史散歩」のサイトによれば、 「山岡鉄舟、新選組の山南敬助、藤堂平助」 も、 この玄武館の門人だったようです。

幕末には、ちょうどこの場所を 佐久間象山や千葉周作などが歩いていたんですね。 その様子を思い浮かべると、なかなか面白いと思いました。

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さて、和泉橋を渡って 神田川を越え、 秋葉原へ。

土曜日の秋葉原は道が大変混雑していて、 自転車は迂回したほうがよさそうです。

3月9日にグランドオープンする秋葉原の再開発ビル、 「秋葉原クロスフィールド」 が なんだか輝いて見えました。

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神田明神通りに続く 本郷通り、 その長い登坂を息をきらしながら上がっていくと、 左に 「湯島聖堂」、 右に 「神田明神」 の鳥居が見えてきます。

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まず、神田明神の鳥居のすぐ左側にある 「天野屋」 へ。

こちらは、弘化3年(1846年)創業の老舗の甘酒屋さんです。

*店先
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オフィシャルHPによれば、
「明神甘酒」 は、 当店の地下6mの天然の創業当時からの土室 (むろ)より作り出される糀 (米かうぢ) をもとに、さらに手を加えて生成し熟成を待って作り上げられるそうです。

セットで付いてくる久方味噌は、やや辛口で独特な風味だと思いました。

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店内には昔のランプや時計、調度品が昔ながらのいい雰囲気を醸しだしていています。
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*はらいたの薬を宣伝している鬼さん
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庭も狭いながらも、石灯籠や石作りの蛙の置物、風情がありました。
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*梅の花も満開でした。
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■天野屋

住所:千代田区外神田2-18-15   詳しい地図
TEL:03-3251-7911 

以下、 オフィシャルHPによれば、
営業時間:
平日 9時~18時  (日曜・祭日  9時~17時)
12月2週目~4月2週目の日曜日まで冬季無休
定休日 4月3週目~12月1週目の各日曜日 及び 夏期休業日

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その後、参道を上って、「神田明神」 へ。

神田祭の際は、この坂を上るのに一時間もかかったのが嘘のようです・・・。
(以前のエントリー「神田祭 神輿宮入 を見る」(写真画像あり)は、こちら

*壮麗な門
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神田明神オフィシャルHPの、 「神田明神について」 のページによれば

「神田明神は 社伝によると、 天平二年(730)創建、1270年の歴史を経た、都内で最も古い神社の一つ。
 はじめ、神社は現在の大手町にあったが、天慶(てんきょう)の乱(939~40)に敗れた 平将門公の首が付近に葬られ、天変地異の怪異が続き住民が窮したところ、時宗の真教上人が祟りを鎮め、 延慶2年(1309)には 将門公が神田明神の祭神として祀られました。

 江戸に幕府を開いた徳川家康は当社を深く尊崇して、神領を寄進。元和2年(1616)には現代の境内地に移転。
 この地は、江戸城の丑寅(うしとら)の鬼門に当たる場所で、江戸総鎮守神田明神社に相応しく、 幕命により桃山風の壮麗な社殿が築かれた」 とのことです。

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社殿左側にある 「神田明神資料館」 では、
資料館新春特別展 「平将門公 展」 が開催されていました (3月19日(日)まで。 土日祝日開館 10時~16時 大人300円)。

展示室には、神田祭のジオラマや、細工が細かくて必見の「山車型御帳台」のほか、 この間行った 「日本橋七福神ポタ」 の際、 大手町にあった 「将門塚」 の資料や、関連する浮世絵などが展示されていました。

「歌川国芳 (天保14(1843)~弘化4年(1847))」の 「美楯八競高殿落雁」 の解説には、 「将門公が睨むと雁が落ちたというものをモチーフにした役者絵。 勇猛な武将が眼力で飛ぶ雁を落とす 「落雁」 は、 錦絵でよく使用された題材である」 と書いてありました。
お菓子にもある「落雁」ですが、 そういう意味もあったんですね。

同じく 国芳の錦絵、有名な 「相馬の古内裏」は、 「かつて将門公が築いた下総相馬の政庁の廃屋において、将兵を集めて父の仇を討とうと画策する
瀧夜叉姫の野望を、 源頼信の家臣大宅太郎光国がうち砕こうとする場面」 。
こちらは、髑髏の大胆な構図が面白いと思いました。

同じく国芳の、これまた有名な 「百鬼夜行・相馬内裏」 のほか、 「歌川芳艶 (初代) (天保末(1843)~弘化4年(1847))」 の 「総州猿島大内裏之図」 など、 いろいろな錦絵があって楽しめました。 もっとも、 目の前のガラスが 邪魔でしょうがなかったです・・。

以上、 将門公に関するリンク画像は、茨城県 坂東市のホームページ「資料に見る平将門」 からです。

3階には、 あの 「銭形平次 (岡っ引) の使用した 十手」 も ありました!!!

あんな鉄の棒で思いっきり殴られちゃったら、死んじゃいます・・・。

ちなみに、資料館は 写真撮影不可でした。

その後、社殿左にある社務所の休憩所のトイレに寄ったり、お守りを買ったり、おみくじをひいたりしてました。
キティーちゃんとか、キャラクターもののお守りも売っていて、ずいぶん寛容な神様だなーと思いました(^_^;)


■神田明神

住所:千代田区外神田2-16-2
TEL: 03-3254-0753 (明神会館)

オフィシャルHP

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その後、神田明神のお向かいにある 「湯島聖堂」 に行きました。

冬場の4時の閉門時間が迫っていたので、西門からちょっと先の左側にある 「杏壇門」 を抜け
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「大成殿 (孔子廟)」 へ。
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写真はいずれも、もうすぐ門を閉められそうなところです(汗)。
こちらの「大成殿」 の内部は、土・日・祝日のみ公開されています (午前10時から閉門時間まで)。


「湯島聖堂」 は、オフィシャルHP「史跡湯島聖堂」 のページによると
「徳川五代将軍 綱吉が、 儒学の振興を図るため、 元禄3年(1690)に創建したもの。
その約100年後の寛政9年(1797)、幕府直轄学校として、 世に名高い 「昌平坂学問所 (通称 『昌平校』)」 が開設された」 とのことです。

そして、「大正11年(1922)、湯島聖堂 (「孔子廟」 「神農廟」 「昌平坂学問所跡」)は 国の史跡に指定されるも、
翌12年(1923)の 関東大震災で、 わずかに入徳門と水屋を残し、 すべてを焼失。 この復興は斯文会が中心となり、 昭和10年(1935)、 寛政時代の旧制を模し、 鉄筋コンクリート造りで再建を果たし、 この建物が現在の湯島聖堂」 とのことです。

孔子は、 紀元前551年に中国の魯の国(現在の山東省曲阜市)昌平郷に生まれ、 その教えである 「儒教」は 東アジアで多大な影響力を持ったそうです。

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都心とは思えない豊かな緑に囲まれていて、静かで心が落ち着く場所でした。
・・といいたいところですが、何しろ時間に追われてしまい、 閉門のチリン・チリ~~ンという鐘が鳴る中、 ちぐはぐな石畳に躓かないよう、 必死に門を目指して走っていました (笑)。


■湯島聖堂

住所:文京区湯島1-4-25  アクセス地図
TEL: 03-3251-4606 

公開時間は、9:30 ~ 5:00(冬は 4:00 まで)。
土,日曜,祝日には大成殿公開(午前10時から閉門時間まで)
財団法人 斯文会 が管理しています。
オフィシャルHP 

閉館日 夏季休業 8月13~17日の5日間
閉館日 年末休業 12月29~31日の3日間

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その後、御茶ノ水の 「聖橋」を渡った先の 左側にある 「ニコライ堂」 (重要文化財)へ。

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ニコライ堂の正式名称は、「東京復活大聖堂」。

*こちらの案内板によると、「明治17年に起工し、同24年に完成。 設計者はロシア工科大学教授シチュールポフ博士、工事監督は、(かの有名な(私注))英国人コンドル博士。日本最大のビザンチン式建造物」 とのことです。
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*よく見ると日本語で 「太初に言有り 言に神共に有り」と書かれています。
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■日本ハリストス正教会 (ニコライ堂)

住所:千代田区神田駿河台4-1-3
TEL: 03-3291-1885

オフィシャルHP (修復を終えた復活大聖堂の画像が見られます)

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その後、この日私が最も行きたかった 神田小川町にある Victoria の L-Breath 御茶ノ水店 B1F にて、自転車を予約しました(^^)♪

それから、「室町砂場 日本橋本店」 まで行きましたが、時すでに遅かりし・・・。
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室町砂場 日本橋本店

住所:中央区 日本橋室町4-1-13
TEL: 03-3241-4038

営業時間
平日 AM11:30 ~ PM 9:00 (L.O.PM 8:30)
土曜 AM11:30 ~ PM 4:00 (L.O.PM 3:30)
定休日:日曜・祝日・第三土曜日

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結局、名古屋コーチンのやきとりれすとらん 「宝の蔵 日本橋店」 へ行きました。

落ち着ける雰囲気の中、名古屋コーチンを美味しく頂きました。

*本家 手羽唐 ♪
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*日本酒 「飛露喜(ひろき)」。飲みやすくて美味しかったです!
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・・・で、3種類制覇しました。
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*蔵雑炊。 最後の〆まで美味しかったです。
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■宝の蔵 日本橋店

住所:中央区日本橋本町4-8-17 KN日本橋ビルB1
TEL: 03-3231-7585

営業時間
月~金 11:30~15:00
    17:00~23:00 (L.O.22:30)
土   17:00~22:00
定休日:日曜・祝日

ぐるなび

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たらばがに 脚 が届く (お年玉付き 年賀はがき 3等賞品)

先ほど、チルドゆうパックで、「たらばがに 脚」 が届きました!

これは、平成18年 「お年玉付 年賀はがき」 3等の 「地域の特産品小包」 の中の賞品です。

「地域の特産品小包」は、郵便局で貸し出してくれるカタログの中から選ぶようになっていて、賞品がいろいろあって迷いました。

3等の当選確率は1万本に2本とのこと。
この年賀はがきを送ってくれたAK君、どうもありがとうございました!!感謝 (^^)

わぁ・・・
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大きいっ! (クリックで拡大します)
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ちなみに、平成18年 「お年玉付 年賀はがき」 の当せん番号と賞品名はこれです

1等のうちの 「わくわくハワイ旅行」って、ホノルル ペア2名様 3泊5日 (ホテル3泊 機中1泊) だったのね。
ハワイもいいな~! やっぱり、いつかは行ってみたいです~~♪

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自転車を予約する (“SPECIALIZED SIRRUS A1”)

きのう(2/25(土))は、神田小川町にある Victoria の L-Breath 御茶ノ水店 B1F (追記:自転車を扱っている場所自体は同じですが、現在は、エルブレスから、ヴィエントへとお店の名前が変更されています)で
Specialized SIRRUS A1 (スペシャライズド シラス)” を予約してきました♪♪ 
(この自転車の写真と仕様は、 「こちら」

でも、納品は なんと4月の予定・・・。(追記(3/6):実際は、3/2に納車できました!
これから なんと、1ヶ月以上も「お預け」状態が続きます (がぅぅぅぅ・・・)。
夫は、それまでに自転車熱がさめなきゃいいねー、と笑ってました。

いーや、今回に限っては(?) そんなことは、あるわけ無いさ~
たぶん、プログレ熱と一緒で、超長年、しつこく長引く熱なのさ~(^^)

風を受けて疾走する心地よさ、 今まで知らなかったいろんな場所に 自分の足を使って行くことへの達成感、 地図を見るのがとっても好きなので、次はどこに行こうかな、と計画を立てる楽しさなど、 まるで自分が大好きな世界への扉が開かれたような感じです。

もちろん、ストレス解消、体力増進、健康にもよさそう、という おまけ付き!

この自転車で、一日も早く、日曜日の皇居前、自転車専用道路にデビューしたいものです!!

ちなみに、 皇居前の 「パレスサイクリング」 は、 毎週日曜日皇居前の一般道を解放して実施されているサイクリングコース(雨天中止)。 内堀通り・ 祝田橋~平川門間往復約3km が、 午前10時~午後3時まで開放されていて、無料(!) で自転車も貸し出されています。
詳しくは、こちらをご覧下さい。

Jinxさんのブログ 「東京自転車生活@Livedoor旧館」 の 「プロローグ:皇居一周<ツール・ド・日本>」 でも、 「パレスサイクリング」 が紹介されていて、大変参考になりました。

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*自転車選びで参考になったサイト*
自転車で通勤しましょ♪ 自転車通勤応援サイト

 ・・私は専業主婦ゆえ、通勤とは無縁なのですが、 「自転車と通勤距離」「通勤に使用する自転車の選び方」 を参考にして、 「通勤用クロスバイク 40,000 ~ 80,000円 」の中から選んでみました。

【楽天市場】スペシャライズドシラス:自転車のトライ

あと、店頭ディスプレーしてある自転車に 「迷ったらコレ」 なんて書いてあったので、この自転車に決めました(汗)。 結局、コレが一番の決め手になったかも。 やっぱり実際実物を見て、乗ってみないと決められないほうなのです。

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この間の 「日本橋七福神ポタ」 でも、昼食は皇居前の噴水公園付近の芝生でとりましたが、とても気持ちよく走れました。

日本橋七福神ポタ その1
 (人形町から、日本橋三井タワー、皇居前、日本橋、甘酒横丁、浜町公園から、月島 もんじゃ焼!まで、自転車散歩)
日本橋七福神ポタ その2
  (人形町グルメマップ付き)
日本橋七福神ポタ その3
  (月島 もんじゃ焼 「はざま」)

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アロマテラピー・エッセンス for FACIAL

今日(2/24(金))の午後は、アロマテラピー・トリートメントを受けに行ってきました。

全身へのマッサージが 心地よすぎて、何度も気を失ってました。
本当は、この間の日曜日のポタの翌日だったらよかったかもしれません (^_^;)

今回も、フェイシャル・トリートメントを受けましたが、顔のラインが引き締まって、輪郭がシャープになる感じです。
・・・と、それだけ顔がむくんでたってことですね(笑)。

今回は、フランスの florame (フローラム)社の オーガニック・エッセンシャルオイル
「フランキンセンス」 と 「ジャスミン」 を購入しました。

前々回、フェイシャルにも使用して、香りも効き目も良かったので、家でも使ってみようと思ったのでした。

この組み合わせに、 「イランイラン」 or 「ラベンダー」 or 「ティトリー」 を合わせるといいとのこと。

ちょうど、基礎化粧品が無くなったところだったので、タイミングが良かったです♪ 

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人形町グルメ 日本橋七福神ポタ お散歩 MAP

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クリックで拡大します。

●の位置が ちょっとずれていたり、表示が見づらい点はご容赦下さい。
いいお店が もっといろいろありますが、とりあえず作成してみました (^^)。
★追記:地図上の「クマールパパ」「ロティ」は、現在閉店。

おさんぽマップ 中央区日本橋人形町の地図 + 地域の情報
 (肝心の「おさんぽマップ」の地図には連動してない記事が多いですが、私の書いた グルメ関係のブログ記事が 多数掲載されています。おさんぽマップ作成者さま、どうもありがとうございます。)

「日本橋七福神ポタ その2」 の地図の一部の再掲載です。
さきほど夫のパソコンで以前作った地図を見たら、肝心の地図の右端が切れて見られなかったので、こりゃいかん・・と思って改めて載せました。

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日本橋七福神ポタ その1
 (人形町から、日本橋三井タワー、皇居前、日本橋、甘酒横丁、浜町公園から、月島 もんじゃ焼!まで、自転車散歩)
日本橋七福神ポタ その2
  (人形町グルメマップ付き)
日本橋七福神ポタ その3
  (月島 もんじゃ焼 「はざま」)

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月島 もんじゃ焼 「はざま」、日本橋七福神ポタ その3 Hazama, Okonomi-yaki and Monjya restaurant, Tokyo's Tsukishima

2/19(日)「日本橋七福神ポタ」 の続きは、日本橋浜町の 浜町公園から 隅田川テラスに沿って 中央大橋から月島へ。

途中、永代橋の手前で 階段を上がらなければならず、ここで、重いママチャリを担ぐしかないのかな・・・と、太ももがすでに筋肉痛に襲われている私は、凍り付いてしまいました。
幸い、心優しい Kさんがママチャリを担いで下さったので、とっても有難く嬉しかったです。 Kさんどうもありがとうございました。

さて、月島の西仲通り商店街(もんじゃストリート)には、たくさんのもんじゃ屋さんが並んでいました。

路地を覗くと古くからの木造の民家がまだ残っていて、下町らしい感じです。 つい先ほど通ったばかりのリバーシティー21の高層マンション群とはえらい違いです。まだずっと残っていて欲しい町並です。

私たちは、今回ご一緒したSさんオススメの 「もんじゃ はざま」 へ。

あいにく本店は満席だったので、はざま支店へ行きました。

お店の外には、ジャニーズの KinKi Kids 堂本光一くん 剛くんが ここのもんじゃ焼を食べてる写真が貼ってありましたが、私は 「築地市場直送のまぐろステーキ」 の写真のほうに、目が釘付けになりました (^_^;)
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中はそれほど広くはなくて、気取らない雰囲気で、壁に芸能人の色紙がたくさん貼ってありました。

*「もち明太もんじゃ」(1,200円)。う、う、うまいっ!!
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*「はざまスペシャルもんじゃ」(1,300円)
ほぼ出来上がった時に、生卵をのせて、黄身を割って伸ばします。
最初、卵をのせるタイミングがわからず、早すぎちゃったので、お姉さんに卵をお皿ですくって取ってもらって、
結局やってもらいました。イカ、ほたて、海老ー! といろいろ入っていて、と~~っても美味しかったです(^^)♪♪
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*できあがり~♪
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*「まぐろのほほ肉ステーキ」(650円)。絶品の美味しさでした!!!
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*「お好み焼き」も 美味しかった~♪
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*「抹茶入あんこ巻き」。とーっても美味しかったです♪♪
お店のお姉さんに作っていただきました。うまく作るの難しそうです。
クレープ状に生地を伸ばして、あんこを乗せて
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くるくる巻いて、完成!
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お腹がいっぱいで、お隣でやってた「チョコ巻き」(450円)が食べられなかったのが、とても心残りでした。
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またきっと行きます!  お店を教えて下さったSさん、ありがとうございました。
お化粧をしてもらっていたネットアイドル(?)の方もいて(笑)、楽しい飲み食事会になりました。


■もんじゃ はざま

住所:中央区月島3-17-8 (本店)
TEL: 03-3534-1279
  (支店は、03-3531-2977)

営業時間 11: 00~ 22: 00 (年中無休)
地図
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ついてるグルメSHOPガイド
 (こちらに詳しいお店のデータが載っていました)

グルメぴあ

「月島もんじゃ振興会加盟店 公式ウェブサイト」
  まっぷ(絵図)の マップ2 に地図がのっています。


*おまけ*
おいしいもんじゃの作り方
 (by. YOSSYさんの 「月島もんじゃタウン」 のサイト

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月島のこんなに美味しいもんじゃ屋まで行くことができ、とっても楽しい一日でした。

これからも、自転車に乗って、いろんなところに行きたくなりました。

で、こういうのとか、こういうかっこいい自転車が欲しくなったし(^^)♪ (写真はこれこれ♪)
できれば、ウェアも・・。

夫に言ったら、「そういえば、ギターは一週間で終わったね~」 なんて言われそうなんで、
とりあえずは、ママチャリでけなげに頑張ってるところをアピールすることにします (^_^;)。

●追記(2/27):我慢しきれず、スペシャライズド・シラス・A1 を予約しました(^^)♪

*今回回ったところ (クリックすると拡大します)
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日本橋七福神ポタ その2 (人形町グルメマップ & 人形町から、日本橋三井タワー、皇居前、日本橋、甘酒横丁、浜町公園から、月島 もんじゃ焼!まで、自転車散歩) Nihombashi Hichifukujin, Cycling, Nihombashi Ningyo-cho Gourmet Map

きのう(2/19(日))の 「日本橋七福神ポタ」 は、日本橋 人形町交差点の近くの スターバックスから 10:30 スタートしました。

*人形町と日本橋の走行マップ (画像をクリックすると拡大します。)

・・・というか、書き込んでいくうち、 「人形町グルメマップ」 になっちゃいました(笑)。

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■地図追加(2/24):上の地図を拡大すると、右側 (人形町の部分) の画像が切れて見えない方は、↓を拡大してご覧下さい。 (画像をクリックすると拡大します)

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目印の●の位置がちょっとずれちゃってたり、書き込みすぎて見辛かったりしてすみません。
地図に記入した以外にも、いろいろいいお店があります。 日曜日は開いているお店が少ないので、 自転車で走りやすいのですが、 できればお店がいろいろ開いている曜日に、 是非是非、人形町散歩 (ポタリングでも!) にいらして下さいませ。
★追記2008年:この地図にある「クマールパパ」と「ロティ」は現在閉店しています。

おさんぽマップ 中央区日本橋人形町の地図 + 地域の情報
 (肝心の「おさんぽマップ」の地図には連動してない記事が多いですが、私の書いた グルメ関係のブログ記事が 多数掲載されています (^^))

お祭りのときもまた、人形町・日本橋はがらっと雰囲気が変わっていいですよー! (エントリー 「神田祭 神幸祭 を見る」)。

上の走行マップは、インターネット地図ソフト 「MapFan.net」 をダウンロードして、その地図に加工しました。 こちらの地図は、表示が丁寧な上、使いやすくて、楽しめました!

*椙森神社
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この神社のすぐそばに、 南インド料理 「クマール・パパ」 があります。
★追記2008年:「クマールパパ」は現在閉店。
「椙森神社大祭(本祭) 大神輿渡御 を見る」 のエントリーで、 「クマールパパ」 のことも書いてますのでご参考になさって下さい。

*宝田恵比寿神社。
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10月19日・20日には、日本橋恵比寿講べったら市 が盛大に行われます。
エントリー 「日本橋恵比寿講べったら市 (宝田恵比寿神社大祭) に行く」 もよかったら、参考になさって下さい。 べったら、 高いかもしれないけれど、美味しいです♪

・・・あろうことか、上の二箇所は私の地元なのに、道を間違ってしまいました (^^;。

そこから、日本橋三越の近くにある 「地球儀専門店」 へ。

ボールの地球儀とか、インテリアにも合いそうな、タッチライトの明かりの灯る地球儀など、 いろんな種類が揃っていて、また、ゆっくり伺ってみたいお店でした。
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その後、「山本海苔店」 へ。 こちらでは、土日特別限定販売商品 「味付もみ海苔 (税込315円)」が購入できるのですねー。
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そこから、「日本橋三井タワー」「マンダリン オリエンタル 東京」の最上階(38F)へ。

ちょっと曇っていたのが残念でしたが、 広い窓からの眺望が楽しめました。
みんなポタリングの格好だったため、なんか場違いな感じで楽しかったです(笑)。
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以前、私が行った時のエントリーは、こちらです。 黄昏時には、遠く富士山も見え、大変美しい眺望でした。

日本橋三井タワーのアトリウムも、竹が植わっていたりして素敵でした。
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そのあと、日本橋三越デパ地下で ランチを購入。 美味しいチョコやパイナップル・いちごも 試食できました (^^ゞ
あ、その前に、三越のライオンに乗ってた方も いらっしゃいましたね~(爆笑!)。
ひそかに、いいな~なんて思ってました(^-^)。

日銀 (旧館)の前を通って、
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常盤橋。
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皇居前の和田倉の噴水公園近くの芝生で、 のんびりランチタイム。
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皇居前の内堀通りは、週末、神宮外苑前みたいに、サイクリング専用道路になってて、とっても気持ちよく走ることができました!
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元来た道を戻って、 「平将門の首塚」 へ。
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たくさんのお花が供えられ、お線香が焚かれていました。 今でもしっかり供養しないと、祟りが怖いようです・・。 近くのオフィスでは、こちらに背を向けては座らない、と聞いたことがありました。

■追記(2/10):「平将門の首塚」のエントリーをアップしました。

その後、「コレド日本橋」 の角を曲がって 「日本橋」 へ。 橋のデザインが凝っています。

案内板によると、
「日本橋がはじめて架けられたのは徳川家康が幕府を開いた慶長八年(1603)と伝えられており、幕府は東海道をはじめとする五街道の起点を日本橋とし、重要な水路であった日本橋川を交差する点として江戸経済の中心となっていました。 橋詰には高札場があり、魚河岸があったことでも有名です。(中略)

 現在の日本橋は東京市ににより、石造二連アーチの道路橋として明治四十四年に完成しました。 橋銘は徳川慶喜の筆によるもので、青銅の照明灯装飾品の麒麟は東京市の繁栄を、獅子は守護を表しています。 (中略) 

 橋の中央にある日本国道路元標は、昭和四十二年に都電の廃止に伴い道路整備が行われたのを契機に、同四十七年に柱からプレートに変更されました。プレートの文字は当時の総理大臣佐藤栄作の筆によるものです。
 平成十年に照明灯装飾品の修復が行われ、同十一年五月には国の重要文化財に指定されました。」とのことです。

高速道路がなければ、もっといいのですが、撤去には莫大な費用がかかりそうですね・・。
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ちなみに、コレド日本橋の地下1Fの 「メゾン・カイザー」 のクロワッサンや、平田牧場のとんかつもオススメです。
以前書いたエントリー 「コレド日本橋 「メゾン・カイザー」のパン」「とんかつと豚肉料理 「平田牧場」 @ コレド日本橋」 も、 よかったら参考になさって下さい。

再び七福神めぐりに戻って(笑)
*小網神社へ。
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日本橋小学校の脇を抜け、道路工事をしていたので、谷崎潤一郎 生誕の地の案内板を遠くからながめて、「大観音寺」 へ。 防火用の井戸も近くにありました。
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近くの路地(小菊通り)に入って、「きく家」、「よし梅」、「太田鮨」 をご案内。

「よし梅 人形町本店」 は、もとは芸者の置屋だった店。
そして、すぐ近くにある 「よし梅 芳町店」 は、かつて芸者新道と呼ばれていた路地に残る、名女優・花柳小菊が住居としていた家を修復、昭和初期の面影を残す建物として、国は登録有形文化財に指定し登録されているそうです。

いずれも、落ち着いたたたずまい。 お店の雰囲気がいいばかりでなく、とても美味しいお店です。

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以下、以前書いたエントリーです。
「人形町 「きく家 はなれ」」
「人形町 「よし梅」 に行く」
「人形町 「太田鮨」 に行く その2」
「人形町 「太田鮨」 に行く その1」
よかったら、ご参考になさってみて下さい。

太田鮨については、 人形町在住のピアニスト、マサヒルトンさまのコメント、や 「こちらの記事」 も、 とても参考になると思います。 かなりオススメのお鮨屋さんですので、 人形町などにいらっしゃることがありましたら是非! ランチもいいかもしれませんが、 夜、予約して行かれるといいと思います。

そこから、お好み焼き 「どれ味」(日本橋店) や、人形町 しゃも鍋・親子丼 「玉ひで」 の脇を通って、やや控えめ(?)な 「茶の木神社」 へ。
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ちなみに、以前書いたエントリー 「人形町 お好み焼き 「どれ味」(日本橋店)」「人形町 「玉ひで」 (しゃも鍋・親子丼)に行く」 もご参考まで。

「茶の木神社」 の近くにある 「ふぐ あをき」、 「天ぷらの中山」(マサヒルトンさまのこちらの記事が、かなり参考になりました) も、かなりオススメだったりします。

*それから、やっと 水天宮へ (^^;。
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こちらの境内には、戦前と思われる人形町通りの様子を写した写真があって、大変興味深かったです。
(クリックで拡大します)
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*松島神社。
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ドイツパン専門店 「タンネ」の前や、 甘酒横丁の 「高級鯛焼き 柳屋」 の前を通って、 豆腐屋の「双葉」 で 甘酒などで一休み。

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ちなみに、柳屋の鯛焼きもオススメです。 以前のエントリー 「人形町 高級鯛焼 「柳屋」」 (写真あり!) は、こちらです。

日曜日だったので、甘酒横丁のお店はほとんどお休みなのが、かなり残念でした。。
こちらにある 居酒屋 「笹新」も、私と夫が かなり好きなお店です。


・・・と、ポタリングから かっなり脱線してますねー (笑)。

その後、「人形町今半」 の前を通って、末廣神社へ。
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「人形町今半」 については、以前書いたエントリー 「鉄板焼ステーキ&鮑踊り焼き 「人形町今半」(人形町本店)」 と、 「人形町 すき焼 「人形町今半」(人形町本店)」 がありました。
お隣にある 「今半のお惣菜屋さん」 で、とっても美味しい 「特製 すきやき肉まん (609円だったかな? 妙にハンパな数字だったような気がします。)」 も食べられます♪

その後、雑誌ブルータスで日本一(?)の手土産日本一のハンバーガーに選ばれた 「BROZER'S」 前へ。

ちなみに、 日本一になったのは、 「ロットバーガー」 でした。 しっかりお伝えできなくて、けんじろーさん、どうもすみません・・。
写真入りで紹介しているエントリーは、こちらの 「日本橋浜町 ~ 柳橋・薬研堀不動尊 散歩」 です。

日本橋七福神の最後は 笠間稲荷神社へ。 ここで日本橋七福神めぐりは無事終了!
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その後、「BROZER'S」 の近く路地に入って、「天ぷらみやび」、鉄板焼の「松浪」などをご紹介。
(以前書いたエントリー 「人形町 「おでん 美奈福」 & 「鳥近」の 焼き鳥 & 鉄板焼・お好み焼き 「松浪」」はこちらです

BROZER'Sでけんじろーさんが予約していたハンバーガーを取りに行って、明治座前を通って、隅田川沿いの浜町公園へ。
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自転車の試乗会をして(笑)、隅田川沿い、隅田川テラス、箱崎河岸緑道を通って、永代橋、

湯上りみたいな、 メッセンジャーの銅像のある中央大橋を渡って、
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月島のもんじゃ屋さん、「はざま」の支店へ。
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とっても美味しい 、もんじゃ屋さんでした~ (^^)♪

それに、とっても楽しかった~~!!!!!
ネットアイドル D さんも、セクシーでした~ (爆・爆!!)

帰りは、勝鬨橋を渡って、私は昭和通りのところで別れ、7:30に無事帰宅できました。

今回は、ポタリングの楽しさを満喫できて、本当に参加してみてよかったです。
また、次回も七福神ポタも できれば参加したいと思っていますので、コミュの皆様、どうぞよろしくお願いします♪

*走行マップ (画像をクリックすると拡大します。)

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月島の もんじゃ屋さん 「はざま」 については、また後ほど、「その3」 で書く予定ですのでお楽しみに!

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日本橋七福神ポタ その1 (人形町から、日本橋三井タワー、皇居前、日本橋、甘酒横丁、浜町公園から、月島 もんじゃ焼!まで、自転車散歩)

きのう(2/19(日))は、mixi の“都内を自転車で駆け抜ける会”の、「日本橋七福神ポタ」 に参加しました。

今回のポタリング (自転車散歩) の参加者は、総勢13人の やや大所帯。
こんなに長距離 (?)を 自転車 (ママチャリ!)で走行したのは 今回が初めてでした。

日本橋七福神めぐりだけなら、自転車で一時間もかからないので、なんとかなるかな?
・・なんて軽い気持ちで参加したのですが、日本橋、皇居前、さらには 浜町公園から、隅田川テラスを通って 月島まで!!!
かなり、寄り道の多い ポタリングとなりました。

こんなに大勢で、しかも長距離を走るのは初めてでしたが、と~~っても楽しかったです!!

もっとも、日ごろの運動不足で、途中、永代橋あたりで かなり辛くなってきましたが、今更ソコで帰るのもナンなので、なんとか頑張り、みんなについてきました (^_^;)。

*走行マップ (画像をクリックすると拡大します。)

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・・・我ながら、よくついて行かれたものだと思います。
(私だけ、昭和通りから自宅のある人形町に帰りました。)

普段のへタレな私を知ってる夫も、かなりびっくりしていました。
「自転車を置いて帰っておいで」 と携帯に電話を入れようかと心配していたようでした (^^;)

でも、大丈夫!次回もできれば是非参加したいと思っています♪

くわしくは後ほど、書く予定です。
写真も、のちほど載せる予定ですので、どうぞお楽しみに!

日本橋七福神ポタ その2
  (人形町グルメマップつき)
日本橋七福神ポタ その3
  (月島 もんじゃ焼 「はざま」)

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人形町 「元吉原」 と 「玄冶店 (げんやだな)」 (追記あり)

私が住んでいる 日本橋 「人形町」 は、 江戸時代には 吉原遊郭があって 大変賑わった場所であり、 歌舞伎の舞台にもなった 「玄冶店 (げんやだな)」 がありました。

「吉原再見 (近世・江戸時代吉原遊郭)」 のサイトの中の、 「はじめに」 によれば、

吉原は、最初に設立された日本橋人形町付近の 『元吉原』、 その後、明暦の大火により 浅草の千束四丁目に移転した後の 『新吉原』 の2箇所があり、 『元吉原』 は わずか四十年しかなかったこと、明暦の火災によって資料がほとんど失われたことから、 現在 『吉原』 といえば 『新吉原』 を指す、とのことです。

人形町の大門通りは、昔の吉原遊郭の大門があったことに由来するようです。

以前(2004/12/5)、台東区 三ノ輪から一葉記念館・吉原神社・浅草 を散歩した際 (以前のエントリー 「千束・吉原・浅草 散歩」 に、写真入りで記事あり)、 千束にある 「吉原弁財天」 に行ったのですが、 そちらにあった、 平成元年三月、台東区教育委員会による 「花吉原名残碑 (台東区千束三丁目二十二番 吉原神社)」 に 「吉原遊郭」 のことが詳しく書いてありました。

以前のエントリーにも書きましたが、 それによると

「吉原遊郭は、江戸における唯一の幕府公許の遊里で、元和三年(1617) 葺屋町東隣 (現中央区日本橋人形町付近) に開設した。吉原の名称は、はじめ 葭原 と称したのを 縁起の良い文字にあらためたことによるという。

明暦三年(1657) の明暦の大火を契機に、幕府による吉原遊郭の郊外移転命令が実行され、同年八月 遊郭は浅草千束村(現台東区千束)に移転した。これを 「新吉原」 と呼び、移転前の遊郭を 「元吉原」 という。

新吉原は江戸で有数の遊興地のとして繁栄を極め、華麗な江戸文化の一翼をにない、幾多の歴史を刻んだが 昭和三十三年売春防止法の成立によって廃止された。」 とのこと。

今でも、人形町には 「芳町花柳界」 があり、 「芳町ネット」によれば、「都内でも最古の花柳界」 だそうです。

■追記 (2/18): tadonzakaさん のコメントをで思い出しましたが、元吉原の焼失の原因になった 「明暦の大火」 は、本郷が火元。 今の文京区 本郷から、 日本橋 人形町まで焼失させた、かなりの大火災だったのですね・・。 そういえば、 「本郷散歩その2」 のエントリーに写真を載せた、「本妙寺跡と明暦の大火」 の案内板がありました。

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ところで、江戸時代の名残をとどめるものとして、今回ご紹介するのが
「玄冶店 (げんやだな) 跡」 です。

人形町交差点からすぐ近く、人形町通りを小伝馬町方向へ、ちょっといったすぐ先に、案内板とともに 碑が建てられています。

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*案内板の説明 (クリックで拡大します)。
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この案内板によると、江戸時代には、この辺りは、幕府の医師で、三代将軍家光が重用した 「岡本玄冶」 の広大な拝領屋敷があったことから 「玄冶店 (げんやだな)」 と呼ばれていたそうです。

また、この案内板によれば、
「『玄冶店』 の名前は、歌舞伎 『与話情浮名横櫛 (よわなさけ うきなの よこぐし)』 の 『源氏店 (玄冶店)』 の場の一幕で、 お富 と 切られ与三郎 の情話の舞台となり、その名が広く知られるようになりました」 とのこと。

まさに、人に歴史あり、町にも歴史ありですね。

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こちらのすぐそばには、「うぶけや」 という老舗の刃物屋さんがあり、古くからの店構えがなかなかいい雰囲気です。 まだ入ったことはないのですが、いつかは鋏などを購入してみたい憧れのお店です。

*「うぶけや」 の店先と、店先に並べられた包丁や鋏。
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*「維新の頃より明治のはじめの大江戸趣味風流名物くらべ」 の右上あたり、刃物の欄に、「うぶけや」の名前が載っていました。 (クリックで拡大します)

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■うぶけや

住所:中央区日本橋人形町3-9-2
TEL: 03-3661-4851

日曜・祝日定休
営業時間:9:00 ~ 18:00(土曜は 17:00 まで)

*こちらの地図のほぼ真ん中あたり。人形町交差点付近 「玄冶店(げんやだな)跡」 のすぐ近く、人形町通り沿いにあります。 (地図は、クリックで拡大します)
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人形町も、江戸時代に思いを馳せながら歩くと、また違った楽しさがあることを再発見した一日となりました。

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*以下は、今回のエントリーを書くにあたって、大変参考になったサイトです。


「古今・お江戸日本橋」

  「日本橋“町”物語(江戸・明治から平成へ)」 の中に、 「人形町」 の名前の由来や、人形町の町の歴史など、 かなり詳しい解説があり、 大変読み応えがありました。


「お江戸きまぐれ帖」

 元吉原を含めた、江戸・吉原遊廓のことが、くわしく書いてあります。
 元吉原地図があったり、疑似登楼が体験ができるようになっていたり、イギリス在住の「奥方」さまが作成された、非常に素晴らしいサイトです!!


「吉原再見 (近世・江戸時代吉原遊郭)」

 日本橋のうぶな若旦那になって登楼した気分になれる「吉原登楼」などもあって、楽しめました。


「ご機嫌!歌舞伎ライフ」 のサイトの中で紹介されている、
 「与話情浮名横櫛  濡れ場と責め場 2003.3.15」  (歌舞伎&大向こう ウォッチング

 わかりやすい あらすじと、実際上演された 歌舞伎の模様が 臨場感をもって、とても詳しく書いてあり、実際この演目を観に行きたくなったくらいです。


与話情浮名横櫛 (よわなさけ うきなの よこぐし)の簡単な解説は、こちら
 (日本芸術文化振興会 文化デジタルライブラリー・歌舞伎編・その三)


日清紡の 人形町 「甘酒横丁」 のページ
 
 わかりやすい地図と、詳しいお店の説明があって、行った気分で楽しめます。


「にほんばし 人形町」 (人形町商店街協同組合のサイト)

 「人形町ぶらり散歩」 では、人形町のオススメコースも掲載されています。

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■追記 (2/18)■

おさんぽマップ 中央区日本橋人形町の地図 + 地域の情報

 私の書いた グルメ関係のブログ記事が 多数掲載されています (^^)♪♪
 でも、そのすべての記事が、グーグルマップの地図の位置と連動してるわけ
 ではないのが残念でした・・。 ズームインしてどうぞ!

 ともあれ、私の記事を 取り上げて下さった、 おさんぽマップ 作成者さま、
 どうもありがとうございます!!

この中心は、人形町交差点です。 情報量がいまひとつかも ??


ブログに貼る地図『お散歩マニア』


■ myk1016さんのサイト 「さるのちえ」 に、 歌舞伎 「与話情浮名横櫛」 のさらに詳しい解説 &名セリフが紹介されていました。 名調子、よいですね~。

 ●与話情浮名横櫛 1

 ●与話情浮名横櫛 2
   後半に、「しがねぇ恋の情けが仇、命の綱の切れたのを、どう取り留めてか
   木更津から」 という 「切られ与三」 の 名セリフが出てきます。

 ●与話情浮名横櫛 3

 ●与三郎の頬冠り

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確定申告 住宅借入金の特別控除の申請に行く

きのう(2006/2/16(木))は、税務署に確定申告をしに行ってきました。
(申告期間は、2月16日(木)から3月15日(水)まで。 原則土日は休み。例外あり

■追記(2008年2月4日に書いたエントリー):「e-Tax で 確定申告。 その問題点

国税庁の、「確定申告 特集ページ」 の中の、 「住宅ローン控除の還付申告 (給与所得のみの方へ)」 のページによれば、

「住宅ローンを利用して、マイホームを新築、購入、増改築等をしたときは、一定の要件に当てはまれば、居住の用に供した年から10年間、住宅ローンの年末残高を基として計算した金額を税金から差し引くことができます。」とのこと。

「マイホームを持ったとき」 のパンフレットには、 この控除を受けるためには、確定申告をする必要があり、給与所得者は、1年目に確定申告をすると、2年目以降は年末調整で控除が受けられるしくみになっていますと書いてありました。

控除額の計算は、このパンフレットにもあるように、

平成17年度中に居住のように供した場合
1年目から8年目は、住宅ローンの年末残高(最高4,000万円)× 1 % (最高40万円)
9年目と10年目は、住宅ローンの年末残高(最高4,000万円)× 0.5 % (最高20万円)
(いずれも、100円未満の端数切捨て)

1年目、仮に 年末残高が最高の4,000万円だったら、40万円も戻ってくる計算です!

マンションを購入、昨年入居し、一定の要件を満たしていたので、この特別控除を受けない手はありません。

うちでは、こちらの 「確定申告書等作成コーナー」(「所得税の確定申告書作成」)を使って、夫が自分で作成、自宅で印刷しました。

*住宅借入金等特別控除に必要な関係書類
(給与所得者は、源泉徴収票(原本)も必要です!)

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今日提出しに行ったら、住民票の写し(今年に入ってからのもの)と、家屋の登記簿謄本(又は登記事項証明書)(コピー不可!) が足りなかったので、また明日提出しにいかなくては・・・(-_-;)。

「マイホームを持ったとき」 (注;2006年12月現在は、このページは閉鎖) に書いてある、 「控除を受けるための要件と必要な添付書類」 が、比較的わかりやすく、これを読んでおいたら、間違えなかったかも・・と後悔しました。

必要な添付書類はケースバイケースですので、ご質問は、税務署の確定申告の受付の方にお願い致します (^_^;)


*今回参考にしたサイト。

■国税庁 確定申告 特集ページ (追記:2006年12月15日現在にはなし)

■「住宅借入金等 特別控除を受けられる方へ」 の説明書 (追記:2006年12月15日現在にはなし)

国税庁 確定申告等情報
 (「確定申告書作成コーナー」 を含む。追記これは17年度分のもの)


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以下は、個人的な覚書メモです。(追記:あくまで平成17年分作成のケースです!)
・・・参考になれば幸いですが、あくまでケースバイケースです!!

【1】 所得税の確定申告書 の作成 (住宅借入金等特別控除の申告)

「確定申告書作成コーナー」 で、「所得税の確定申告書作成」 をクリック。

(1) 申告書選択
 左側一番上の「給与還付申請書」をクリック。生年月日を入力。
(2) 給与所得
 ①源泉徴収票に書いてある数字・支払者名などを入れる。
 ②同じ画面を下にスクロールしていくと、
 「入力したい項目名をクリックして下さい。」とあるので
  一番右の「住宅借入金等特別控除」をクリック。

家屋と土地等を同時に購入したため、それぞれの取得対価の額がわからない場合
 →請求書に書いてある消費税等の額で計算する。

【計算方法】
(1) 家屋の取得対価の額
 消費税等 ÷ 0.05 = 税抜きの家屋の取得対価の額
 税抜きの家屋の取得対価の額 + 消費税等 = 家屋の取得対価の額

(2) 土地等の取得対価の額
 家屋及び土地等の取得対価の合計額 - 家屋の取得対価の額 = 土地等の取得対価の額

●登記簿謄本又は抄本(登記事項証明書)に記載されている土地等の面積の入力

 マンション等の区分所有建物の場合は、1棟の土地面積に、1棟の家屋の総床面積に対する自己の専有部分の床面積の占める割合を乗じて計算した面積を入力。
 (宅地の地積面積 × 敷地権の割合)


【2】 添付書類

マンションを購入、 昨年入居したわが家では、 源泉徴収票のほか、

①「平成17年分 住宅借入金等特別控除額の計算明細書」 (「所得税の確定申告書作成」 で作成)

②「住民票の写し」 (今年に入ってからの住民票の写し。コピーは不可)

③「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」 (原本)

④「家屋の登記簿謄本 (建物の全部事項証明書)」 (コピーは不可と税務署の方に指摘された)

⑤「売買契約書」 と 「消費税額が記入されている請求書」 のそれぞれ写し (コピー)

が必要でした。

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日本橋七福神めぐり 自転車で下見する

今日(2/15(水))は、暖かくて気持ちいい日和だったので、自転車で日本橋七福神めぐりをしてみました。

19日(日)に何人かで自転車でまわる予定なのですが、今日はその下見です (^^)。

方向音痴なので、小網神社がわからなくなり、地図を見るため途中自宅に戻ったりもしましたが、 自転車で一時間もかからず回れました。 でも、いろいろ寄り道しながらだったら、楽しいそうです。

中央区観光協会のサイト 日本橋七福神散歩の地図

マップファンウェブの地図を基に手を加えて作成してみました。
(↓地図の画像をクリックすると、拡大します)

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日曜日は、残念ながら、私がご紹介したいと思う 人形町のお店など、ほとんど閉まってしまいますが、 「ジュサブロー館」吉田松陰などが投獄された伝馬町の牢獄跡、 「十思公園」 (地図には載せられませんでしたが、この地図の上のほうです) は 日曜日もあいてます (笑)。

どうか日曜、天気が良くなりますように!

■追記(2/17): 「人形町 『元吉原』 と 『玄冶店 (げんやだな)』」 の記事 (写真あり) を 新たに載せました。
 江戸時代の人形町について書きましたので、よかったらご覧下さい。

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バレンタインデー、千疋屋総本店 究極モンブラン♪

きのう(2/14(火))は バレンタインデーだったので、 夫が会社帰りに、 日本橋三井タワー1Fにある 千疋屋総本店で、 「究極モンブラン」 と 「いちごのタルト」 を買ってきてくれました。

やっぱり究極モンブランは、 マロンペーストにコクがあって、中に一個入った栗もとっても美味しかったです♪(^^)♪ いちごのタルトもイチゴが甘酸っぱくて、外側もほどよくサクッと美味しい~♪

会社帰り、私のためにケーキを買ってくれる心遣い、そして、ケーキが崩れないように大事に持って帰ってくれた、夫の優しい気持ちに何よりも感激しました。

*一番上の写真は、クリックでかなり拡大します。
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私からは、 Cote de France (コート・ド・フランス) のチョコレートを夫にプレゼント。
でも、晩御飯に粕汁、具沢山のほうが嬉しかったらしく、食べ終わったら気持ちよさそうに、ぐうぐうごろ寝・・。

ものすごく眠かったのか、とうとうチョコレートの箱はあけてくれず、 そのまま就寝してました・・・。

プレゼントとはいえども、チョコレートは私と半分個なので (?)、 箱を開けたら私が食べたくなるだろう、 でも寝る前食べ過ぎるのはよくないっていう、夫の優しい配慮、ということにしておきましょう (^^;)

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東京美術倶楽部 「大いなる遺産 美の伝統展」 に行く

きのう(2/13(月))は、芝・御成門の 東京美術倶楽部 で開催されている 「大いなる遺産 美の伝統展」 に行ってきました。

■会期は2月5日から2月26日まで。期間中は無休。9~19時(金曜日は20時まで)。期間中展示替えあり。たとえば、雪舟筆「秋冬山水図」(国宝)は15日まで。
 開催要項、 地図 (都営三田線 御成門駅、御成門の交差点から愛宕警察方面に歩いてすぐ)

この展覧会は、東京美術倶楽部 創立100周年記念の特別展。

この展覧会が ビジュアルで詳しく紹介されている 家庭画報3月号の特集記事によれば、
「美術商の100年を俯瞰する記念展」 ということで、「美術商がかかわって美術館・博物館、さらには個人コレクターに所蔵されるに至った優れた美術品が一堂に会する壮大な展示内容」 とのこと。

会場は、
「国宝を中心とする古美術の名品」
「日本近代絵画の巨匠たち 知られざる名品を集めて」
「近代工芸の創生 新たな美を求めて」
の三部門に分かれていて、とても見ごたえのある素晴らしい展覧会でした。
出品作品リスト)。

行くきっかけは、きのうの昼下がり、家庭画報3月号の特集記事を眺めていたら、私の大好きな菱田春草の作品が紹介されていたので、居ても立ってもいられない心持になったからでした。
こちらの特集記事には 興味深い解説があり、写真も綺麗。 でも、実際の展示は、雑誌のように美しく床の間に飾られているわけではありません(笑)。

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今回の記念展のために特別出品される 「柿に猫」 は、菱田春草が38歳で亡くなる、その前年の制作で、長年所在不明になっていた作品 (個人蔵)。

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重要文化財に指定された 「黒き猫」 (永青文庫蔵) も大好きな作品ですが、 こちらの猫の作品も、 しんとした晩秋の風情と猫の描写が素晴らしく、 思い立って即、美術展に足を運んでみて本当に良かったと思いました。

上の写真右の 上村松園 の 「櫛」 (個人蔵) は 20数年ぶりの展示とのこと。 大変美しい作品でした。


以下は、特に印象に残った作品です。

*岸田劉生 「二人麗子図 (童女髪飾図)」 (泉屋博古館分館蔵)
暗い画面に浮かび上がる童女の白い肌と赤い着物。細部の一部分を見るとかわいらしいのに、独特な雰囲気がたまらない、かなり魅かれた作品でした。

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*源氏物語絵巻 鈴虫(第二段)の詞書の一部分
(国宝。 五島美術館蔵。この展示は2月15日まで。もちろん絵もあります)。
金箔をちらした美しい料紙に、詞書の流麗な仮名文字の筆跡が美しく、平安時代に書かれたこの巻物がよくこんなに美しく残っていたことに感動しました。

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*鏑木清方 「いでゆの春雨」(個人蔵)
しっとりした風情。 繊細な女性美が描かれた作品。

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*速水御舟 「びなんかずらにるり図」(美男桂に瑠璃図)(個人蔵)。
絶妙なバランスで配置された美男桂の蔓と葉と実、そして瑠璃。 色彩も美しく、 図版解説によれば、「写実性と装飾性が見事に融合」された、御舟晩年の作品。

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*小野道風・藤原行成とともに 「三跡」 にあげられる 藤原佐理 (ふじわらのすけまさ)の 「書状 (離洛帖)」 (畠山記念館蔵)の書も、 私はあまり書は詳しくないですが、 なにしろ国宝ですし (・・汗)、 筆の運び、勢いに、非凡な感じを受けました。

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*豪華な箱入りの図版(¥2,500)。解説もしっかり書いてありました。かなりずっしり重いので、宅配もOKとのことでした。

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平日午後3時すぎだったせいもあると思いますが、 全然混んでいなくて、 自分の好きな作品を目の前でじっくり鑑賞でき、 かなり贅沢な時間を過ごすことができました。
展示替えがあるので、16日すぎに、また行かれればいいなと思っています。

東京美術倶楽部 公式ウェブサイト

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レオニダス(LEONIDAS) ベルギー チョコレート

今日(2/11(土))は、弟の家族が、人形町のわが家に遊びに来てくれました。

写真は、手土産で頂いた 「レオニダス」 のチョコレートです。

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私は知らなかったんですが、こちらは1913年創業のベルギーチョコレートの専門店。

レオニダスの日本正規代理店サイトによれば、 全世界に、およそ2,000店近くの販売店をもつ世界最大のショコラティエ。

まろやか~な プラリネ(ジャンドゥージャ)。 チョコレートクリームに、ほんのり洋酒で風味づけをしているというトリュフ。 濃厚なカラメルクリームが入っているアレキサンドログラン。 いずれも、とーっても美味しかったです (^^)♪ ご馳走さまでした。

日本橋高島屋に寄って購入したとのこと。 自分でも、買いに行っちゃおうかな~ (^^ゞ。


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夜は一緒に人形町の 「明華園」へ。

やっぱり中華料理は、人数が多いほうがいろいろ食べられていいですね~(^^)。
お店おすすめの小柱と蟹(だったかな?)の卵白あんの炒め物(かなりうろ覚えなので不正確な可能性大です。間違っていたらすみません)、大正えびのチリソース、中華鍋、あんかけおこげなど、いずれも大変美味しく頂きました。

お行儀のよい静かな子供と一緒に、なごやかに食事をするのもいいものです。
子供の頃、 踊りのお稽古の帰りなどに、 よく 「銀座東急ホテル」(残念ながら2001年1月に閉館) の1Fのレストランに食事に連れていってもらったのですが、 ちょっと背伸びした気持ちになったことを思い出しました。
といっても、銀座のレストランのほうが、比べ物にならないほど緊張度は高いと思われますが・・。まあ、銀座はそのうちですね (汗)。


■北京料理 「明華園」

住所:東京都中央区日本橋人形町2-2-2 人形町通り沿い。
電話:03-3666-4501
詳しくは、「こちら」 と 「こちら」 。地図は 「こちら」 の A-16 です。


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うちに戻ってから、今年4月から小学校に入学する甥っ子は、ゲームボーイアドバンスSPで、ひらがなを組み合わせて単語を作るゲームをやってみせてくれました。

ちっちゃな指を、ちょこまか凄いスピードで動かしながら、次々単語を作っていく その甥っ子の姿に ただただ驚くばかりの私と夫。 私や夫より、難度の高いものを次々クリアしていくし、集中力も凄かったです・・・。

だけど、自分作ってる単語の意味を、はたしてわかっているのかな!?

もっと想像力が鍛えられる「本」に興味を持つきっかけになればよいですね。

同じくゲームで終わっちゃいけないですが、 ゲームボーイアドバンスの 「えいご漬け」 には、ちょっと惹かれてしまいました。

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ところで、今日はトリノ・オリンピック開会式。 ピーター・ガブリエルが、イマジンを歌っていて、 やっぱりあの独特の声がたまらんなー)^o^( 、と思ったり、 パヴァロッティ の トゥーランドット 「誰も寝てはならぬ」 の歌声に感激しました。 もうちょっと聴いていたかったです。

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フッ素&防カビ コーティング箇所の汚れ落とし&再施工

今日(2/10)は、マンション引渡し直後 (2005/4/2) にコーティングしてもらったところが 一部汚れてきたので、 汚れ落とし & 再コーティングをしてもらいました。

今回やっていただいた場所は、 (注:写真は、今回の施工後です)
①脱衣所にある洗面台のちょうど上、天井隅っこのクロスの汚れ(空気の流れによってホコリがたまる場所らしい)

②お風呂場の隅、床と壁の境目の目地の、ちょこっとした黒カビ
(カビやすい場所なので、これからも水気がたまらないようにしなければ・・)
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③洗面台の人造大理石の白のトップ&流しの水垢、水滴跡
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④台所流し台の人造大理石の白のトップ。汚れってほどではないけれど、引越し当初の輝きがなくなってきてしまったので、ついでにやっていただきました。
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おかげさまで、心の曇りもとれました (笑)。

ちなみに、
① 「防カビ コーティング」(お風呂、脱衣所、トイレ、台所、クローゼット、下駄箱)
② 「クロス コーティング」(リビング、台所、トイレ、廊下、脱衣所)
③ 「フッ素 コーティング」(台所流し台、洗面台、トイレ)
トータルで ¥ 252,000 (月々¥7000 × 3年間。3年間保障あり。ただし、お風呂場の保障は1年間)。

今回の汚れ落とし&再コーティングは、もちろん無料でした。

今回きれいにしてもらったところ以外は、お風呂場のカビに悩まされることもなく、白い壁のクロスの汚れも、中性洗剤を水で薄めた液で拭けば、簡単にきれいになったことから、コーティングしないよりは、お手入れがラクかもしれません。
今回も、一週間以内に来て、きれいにしてもらえたので、コーティングをしておいてよかったと思いました。 代金は決して安くはないので、そのくらいはしてほしいですよね・・。

これから春の引越しシーズンになると、引渡し直後にコーティングをしてもらう方が多いことから、 コーティングの会社は、かなり忙しくなるとのこと。
すでにコーティングをしてもらった方は、今のうちに汚れ落とし&再コーティングしてもらったほうが、早く来てもらえていいかもしれません。

コーティングを依頼した不動産販売会社の指定会社のHP

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日本酒 初しぼり 試飲会に行く Sake tasting party

今日は、私と夫がよく日本酒を購入している、人形町、水天宮交差点から程近くの 新大橋通り沿い、すぐお隣が郵便局の酒屋さんで、夕方4:30から、日本酒の初しぼりの試飲会があり、つい先ほど行って帰ってきました。

店先に、10種類ほど初しぼりのお酒が並べられていて、次々、試飲させてもらえました
(^^)♪♪
(男山、天寿、出羽の雪、大山、大七、奥の松、開華、春鹿、司牡丹、月の桂)

10種類、ちょこちょこコメントのメモを書き、アンケートで特に気に入ったものを3つあげ、それぞれ感想を書くと、
もしかしたら、大吟醸が当たるかも!? というおまけつき。

でも、10種類もあると、さすがに最初の印象が薄れてくるので、最初のほうだけ、再度試飲をお願いしてしまいました (^^ゞ
でも、飲みきれなかったら、ちゃんと捨てるところもありますし、美味しいお水も下さるので助かりました。

やっぱり初しぼりは、フレッシュで美味しかったです♪♪ 試飲会、もう最高~!!

最初、試飲会のテーブルの前に陣取っていたのは、なぜだか、女性ばかり。
人目も気にせず、「あ、これ美味しい~♪♪」なんて言い合いながらの、なごやかな試飲会となっていました。

お店の方に、いろいろ教えてもらえるのも試飲会のいいところです。

で、特に気に入った3つを購入してきました。

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左から、
「天寿 初しぼり 純米酒」(秋田 天寿酒造)
「大七 初しぼり新酒 本醸造生酒」(山形・鶴岡 加藤嘉八郎酒造)
「開華 しぼりたて 特別純米無濾過生原酒」(栃木 第一酒造) です。

これから、また晩酌が楽しみ~♪

・・・あっ、でもまだ晩御飯作ってないや! ひょえ~~~!!!

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「開華 立春朝搾り」 & 「浦霞 しぼりたて 特別純米生酒」

昼の暖かい日差しに、春の訪れが待ち遠しいこのごろです。

すでに立春はすぎてしまいましたが、私と夫にとって、この頃 一番待ち遠しかったのは
日本酒 「開華 立春朝搾り」

この「開華 立春朝搾り」 は、純米吟醸 生原酒 (栃木県佐野市 第一酒造(株))。
立春の朝搾ったお酒を当日販売する、一年に一回しか味わえない限定品です。

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爽やかな口当たりですが、軽すぎず、ほどよく芳醇。
飲んだ後も、フレッシュで馥郁とした香りが心地よい、とても美味しい日本酒でした。

去年に引き続き、酒屋さんで2本予約しておいて、本当に良かったと思いました。

ラベルには 「平成十八年丙戌(ひのえいぬ)二月四日」 と書かれてあって、
去年の立春 「平成十七年乙酉(きのととり)二月四日」から、もう一年たったんだなーと、夫とこの一年を振り返ってみたり。

ワインのボジョレヌーボーは、一年に一回しかないイベントですが、何となく「はしゃいだ感じ」。
それに比べ、こちらの立春朝搾りは、もっと心がしみじみとする、和の趣き。

酒屋さんで頂いた酒粕で作った、粕汁もとても美味しかったのは、言うまでもありません。 粕汁って、体も心も温まりますね♪

ちなみに、粕汁の作り方は、 「味の素のレシピ大百科」 で 「粕汁」を検索し、いくつかある粕汁のレシピを参考にしました。


写真左は、これまた私の大のお気に入り、
「浦霞 しぼりたて 特別純米生酒」 (宮城県塩釜市 (株)佐浦)です。

「しぼりたて浦霞」 も、初春だけしか味わえない限定品。

すっきりとして口当たりが良いだけではなく、まろやかで、
後口に残る香りも良い、この季節、本当にオススメの日本酒だと思います。

昔から、お酒は「百薬の長」といわれますが、 日本酒は、麹を発酵させて作られた自然食品。 美白などお肌にもよく、適量を守れば体にも良さそうです (「Osakeテラピー」参照)。 でも、週に一日くらいは、休肝日を作らないと・・・といいつつ、冷蔵庫に美味しいお酒があったりすると、なかなか難しいものが・・ (^_^;)。


*ベランダの三色すみれとラベンダーの花も、寒い中、元気に咲いてます。
三色すみれは、この間の写真では無かった、黄色い花も咲いて嬉しいです (^^)。

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北千住 地鶏焼 「バードコート (Bird Court)」 Jidori Yakitori restaurant in Tokyo's Kita-Senju. Highly recommend !

2/4(土)は、夫と、北千住 まで散策に行きました。

後述しますが、まるで 修行のような その散策の後、 北千住の駅に降りたのは初めてで、しかも、美味しいお店も全く知らない私たち。
夫は寒さに耐えかね、「とにかく近くでいいよ」 と 言うばかり。

私は譲らず、このような時にこそ、「長年鍛えあげた勘 (?)」を働かせようではないかと
「駅からちょっと離れ、雰囲気の落ち着いた、でも、そこそこ人が入っていて、活気のあるお店」 を探しながら、夫にかまわず、どんどん歩いて行きました(笑)。

というわけで、私たちは、 北千住駅 西口から、まっすぐ伸びる大通り(きたろーど1010)を 日光街道方面へ。
サンロード商店街(宿場町通り)と書いてある通りへと右折し、少し歩いた先の右側に ここはいいかも!というお店を偶然発見。

そのお店が、今回行った、 地鶏焼の 「バードコート (Bird Court)」 です。

一階は、カウンター&テーブル2つ (ほかに、地下1階もあり)。 私たちが入ったときは満席でした (お店は、こんな感じです(画像あり))。
女性の店員の方は、「もうすぐ空きそうな席はあるんですが、もし空いたとしても、7時半から予約が入っているので、その時間まででいいですか?」 と申し訳なさそう。
感じの良い応対でしたし、たぶん一時間半はゆっくりできそうなので、もちろんOK。店内の椅子で、少しだけ待ってからカウンターへ。

メニューには、いろんな地鶏焼の種類があるのは勿論、他にも酒の肴が揃っていて、ワインもですが、 何といっても日本酒の種類が豊富なのが気に入りました!!

以前、人形町の「きく家 はなれ」でも 頂いて美味しかった神亀 の ひこ孫」 (「こちら」 もご参考まで)) や、 「竹鶴 純米大吟醸」 などもあり、 日本酒好きには堪えられないかもしれません♪

こちらは初めてでしたし、優柔不断な私が迷っていたら、 オーダーをとって下さっていた女性の方が、 こちらのお店で人気があったり、注文したお酒に合うオススメの肴などを、 いくつか教えて下さいました。 こういう配慮って、私は嬉しいな~と思います。

ワインに合うということでオススメされた 「自家製レバーのパテ」 が、やっぱりワインに合って、とても美味しかった♪ですし、
レバーもふっくらしていてとても美味しい~♪♪ 人形町のこっこちゃんくらい (・・・なんて言われても、わかんないですね。 普通は (^^ゞ)

オススメされたお豆腐サラダも、ほんのり甘みがある美味しいお豆腐に、オリーヴオイルなどのシンプルな味付けが合って美味しかったです♪

他は、つくね(口直しに、大根おろしあり)、皮、鴨焼、温泉玉子付きのハリハリサラダなど。

デザートに頂いたプリンは、普通に美味しかったですが、何といっても (!) メニューには書かれておらず、店員さんオススメの、日本酒 (竹鶴だったかな?間違ってたらすみません) をかけたアイスクリームが、めちゃ旨すぎ~~♪♪♪ 思わず感激しちゃったくらいな 美味しさでした (^^)。

こちらは、お取り寄せの限定品とのこと。お店の方とのコミュニケーションって大切なんだなー、と改めて思いました。

厨房には確か5人以上はいらしたはずで、 それぞれ真剣に作っていらっしゃる様子に好感が持てました。
大将らしき方(?)は、常連らしい方とフレンドリーにお話していらっしゃいましたが、こんな美味しいお店が近くにあったら、私も常連さんになりたいものです。

予約していたお客さんがお見えになったので、お会計。
お店の方が、丁寧に、外までお見送りして下さいました。

後で見た askU.com (東京レストランガイド) には 店員さんの応対が酷評されてましたが、全然そんなことはありませんっ!!応対はとっても良かったです。
よく思うんですけれど、 インターネットの口コミのグルメサイトの情報を鵜呑みにしてはいけないですね。

・・・なんて、私の書いたお店のご紹介記事も、たまたま良かった&いまいちだったこともあるかもしれないですし、
人それぞれ、絶対好み、口に合うか合わないか、とかがありますので、どうか実際足を運んでみて下さいませ!(^^ゞ

今回は、二人で¥16,000 ほど。
酒豪の夫と、美味しいお酒を「かなり(強調!)」飲んでしまったため、 あまり予算の参考にはならないかもしれません・・ (^_^;)。

暖かくなったら、再度 北千住散歩にトライして、その際には、予約した上、是非再訪したいと思っています(^^)!
(夫と私は、美味しいものを食べにいくだけに、遠出はしない主義なのです。。)


■地鶏焼 「バードコート (Bird Court)」

住所:足立区千住3-68
TEL:03-3881-8818

営業時間:17:30 ~ 22:30(L.O.)
定休:日曜日・月曜日

できるだけ、予約をしておかれたほうがいいと思います。
Google Map

北千住商店街のHPの中でも紹介されていましたが、 私が上にメモした営業時間&定休日は、お店の方から頂いた名刺に書かれていたものです。


居酒屋ジャンキー (バードコート (千住・地鶏焼)
  -「鶏・玉子」の概念が変わる- と 紹介されていました。

■詳しい地図は、北千住商店街のHPにある おおまかな地図 の左下にある 「サンロード(A)」、その右上のブロックです。

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ところで、北千住散策ですが、

私たちは日比谷線の北千住から歩きましたが、最近ではつくばエクスプレスも開通し、JR・地下鉄含め、いくつも路線が乗り入れているため、駅前は大変賑やかでした。

さて、北千住は、江戸時代には 宿場町として栄えた地。

旧日光街道には、「江戸四宿」 の一つである 「千住本陣跡」 (他に品川、内藤新宿、板橋)、 千住大橋の近くには 「奥の細道矢立初の碑」(「行春や鳥啼魚の目は泪」の句を詠んだ地)があり、そこを訪れるはず

・・・だったのですが、どうしても行ってみたいと言い張る夫に今回は任せきりにしたため、 詳細な地図はなく、予習も不十分で、残念ながら行き着けず。

すでに夕暮れ、寒い木枯らしが吹きすさぶ,人っこ一人いやしない、寂しい限りの 「中央卸売り市場足立市場」 に出てしまい、 さらに目指す 「千住大橋」 とは逆にある、倉庫が立ち並ぶ さらに寂しい 隅田川沿いを さ迷い歩いてしまいました・・。

私はたまらず、渋る夫に 「勇気ある撤退を!」 と促して、北千住駅まで、あえなく戻ることになりました・・。

もっと暖かくなってから、今度こそ 「千住大橋」 を越え、南千住・三ノ輪方面まで、散策したいと思っています(^^)。

*北千住駅 西口にあった地図 (クリックで拡大します)
北千住駅をはさんだ南側
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北側
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■北千住散歩に参考になりそうなサイト

●千住物語

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本郷 散歩 その2 ~ 胸突坂、樋口一葉ゆかりの桜木の宿

その後、再び「炭団坂」そして「菊坂」をさらに歩くと、樋口一葉ゆかりの「伊勢屋質店の土蔵」がありました。

■「本郷 散歩 その1 ~ 菊坂 樋口一葉旧居跡」

*散策ルートマップ地図 (クリックで拡大します)
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樋口一葉ゆかりの 「伊勢屋質店の土蔵」
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*こちらの案内板によると、樋口一葉が 菊坂町の貸家に母と妹と移り住んでから、度々こちらの伊勢屋質店に通い、一葉が24歳で亡くなった時、伊勢屋の主人が香典を持って弔ったほど 一葉とつながりが深いそうです。

これほどまでお金に苦労し 夭折した一葉自身、まさか自分が5千円札の肖像に使われるなんて、全く想像がつかなかったことでしょう。
(クリックで拡大します)
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さて、「山小屋」 の角を右に曲がって 「胸突坂」 へ。
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「胸突き」という、急傾斜を表す名前ですが、めちゃくちゃ急坂というほどではありません。 やわな私には いい運動になりました。
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文京区は土地の高低差が激しく 坂の多い土地ですが、こちらは本当に坂だらけです。

*坂をほぼ上りきったところに、昔からあるらしい旅館 「鳳明館」がありました。
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*本館の向かいの別館は、塀の外からしか見ていませんが、建物だけでなく、門と石灯籠趣のある庭が、古き良き旅館佇まいだと思いました
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*静かな住宅街をさらに歩いていくと 「本妙寺跡と明暦の火災」 「私立女子美術学校」 の案内板がありました。
(クリックで拡大します)
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■追記 (2/18): 本郷から出火した 「明暦の大火」 による、 日本橋 人形町にあった 「元吉原」遊郭の焼失については、 「人形町 『元吉原』 と 『玄冶店 (げんやだな)』」 のエントリー 及び tadonzaka さんと 私のコメント をご覧下さい。 とても楽しく勉強させて頂きました!

案内板によると、江戸時代、こちらの旧菊坂にあった本妙寺境内には遠山の金さんや、幕末の剣豪千葉周作の墓などがあったそうです。 また、明暦の大火「振袖火事」の火元との説もあると、案内板に書かれていました。

現在は往時をしのぶよすがもありませんが、案内板を読むと、江戸時代を経て現代へ、連綿と続く時間の流れを感じます。

そのすぐそばには、「公立小学校のさきがけ 第四(本妙寺)校跡」 の案内板もありました。

*その後、ぐるぐる道に迷いながら、本郷通りに出て、「東京大学 赤門前」へ。
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その向かいには 「法真寺」 。
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*その入り口へのお寺の名前を彫り込んだ石柱の脇に、 樋口一葉の真筆 「ゆく雲」 の草稿 が読めるようになっていました。
(クリックで拡大します)
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「台東区立一葉記念館」 でもたくさんの草稿や手紙を見ましたが、 一葉の字は達筆な美しい字だと改めて思いました。自分もこれくらい書けるようになりたいものです・・。

*近くに、 「樋口一葉ゆかりの桜木の宿」 の案内板もありました。
(クリックで拡大します)
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この案内板によれば、このお寺の左側には、樋口一葉が4歳から9歳まで過ごした通称「一葉桜木の宿」がお寺のすぐ東隣にあり、この時代が一葉にとって最も豊かな安定した時代だったとのことです。

*境内には 腰衣観世音菩薩像のほか、「一葉塚」 もありました。
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こちらの文京区のHPの中の観光スポットのページによれば、毎年11月23日の命日には、文京一葉忌がこちらの境内本堂で行われるそうです。

日もだいぶ傾いてきており、残念ながら 「文京一葉会館」 があることには気づきませんでした。

その後、本郷通りを、本郷三丁目の交差点へ。

こちらの角には、 「本郷も かねやす までは 江戸のうち」 という古い川柳で歌われた 「かねやす」 があります。
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*案内板によると、江戸時代の大火の後、大岡越前守が防災上、本郷三丁目から江戸城にかけては茅葺き屋根を禁止したため、江戸の街並は本郷までは瓦葺が続き、それから中仙道は板や茅葺きの家が続いていたそうです。
(クリックで拡大します)
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その後、東京メトロ 本郷三丁目駅 の近くにある1Fがカフェ・バー、2Fがフレンチレストランの 「オ・デリス・ド・本郷」でお茶を飲んでほっと一息。
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今回は、その昔に思いをはせながらの、充実した散歩になりました。

こちらもご参考まで
文京の観光案内 (文京区のホームページ内)

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本郷 散歩 その1 ~ 菊坂 樋口一葉旧居跡

1/29(日)は、夫と、文京区 本郷 を散策しました。

*散策ルートマップ
道にあった道路地図に、行った場所の名前を書き加えました。 一部ルートやポイントが不正確かもしれませんが、どうかご容赦下さいませ。
かなりな 「渾身の作」 (笑)ですので、 よかったらクリックで拡大してみて下さい!!

(地図に、春日通り沿いにある 美味しいと評判のハンバーガー屋さん 「FIRE HOUSE」 も追加しました。場所がずれていたらごめんなさい!
マップファンの地図は 「こちら」 です。)

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*散歩前半のルートマップ地図 (クリックで拡大します)
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私たちは、東京メトロ丸の内線 後楽園駅から 豪華な文京区役所の前を通って、春日の交差点へ(地図のスタート地点)。

白山通りから清和公園 (昔は山で、山の名前が書いてある案内板があるも、名前は失念)の横を抜け、階段を上り、ひたすら上へ。

財務局の 「真砂住宅」 を抜けた坂は 「鎧坂」。 このあたりは 「旧真砂町」で、 「婦系図 (おんなけいず)」など数多くの小説の舞台になっているところだそうです。
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「真砂住宅」 を右折し、本郷4-10と角に書いてある路地へと左折。
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*見晴らしの良い、右カーブの細い道を通り抜けると、「炭団坂」。
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*日立の建物のある角にある 「坪内逍遥旧居・常磐会跡」 の案内板 (クリックで拡大)
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*炭団坂 (たどんざか)
本郷台地から菊坂の谷へ下る急坂。じめじめしていて、雨上がりには、炭団のように転げ落ち泥だらけになったことことでしょう、と碑に書いてありました)
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炭団坂を下がりきったところで、右折し、ちょっと行った先の左側の坂の下に、
「宮沢賢治 旧居跡」 の案内板がありました。 (案内板は、クリックで拡大します)
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この坂を上ったところが 「菊坂」 です。
ここを左折し、しばらく行くと、「樋口一葉の菊坂旧居跡」 への目印の案内板があります。
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静かな住宅街なので、「見学は近隣の皆様のご迷惑にならないようお願いします」 と書いてあります。 私たちも、話すときには、かなり ひそひそ してました・・。

「樋口一葉の菊坂旧居跡」。 こちらへは是非! 階段を上がると趣のある木戸もあります。
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*この井戸を樋口一葉も使ったとのこと。一葉のいた昔に思いを馳せると、感慨深いものがあります。
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*クリックで拡大します。
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*この辺一帯に菊畑があったことから、(旧)菊坂町と命名されたとのこと。
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*上がりきったところは高い石垣があり、右折すると、鎧坂へと抜ける木戸があります。
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*門を左折したところに、「金田一京助・春彦旧居跡」 の案内板がありました。

金田一京助の郷里盛岡中学の二つ下級に石川啄木が在籍。

啄木は上京後京助を尋ね、急速に文学への関心を高めたほか、京助は啄木のよき理解者で、金銭的にも、精神的にも、類まれな援助者だったと碑に書いてありました。
なるほどー。 意外なつながりに 興味をひかれました。
*クリックで拡大します。
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知らないうちに、元来た 「真砂住宅」 前へと、 ぐるるっと一回りしていて、 「おおっ!!」 と思った 夫と私。

知らない道を迷いながら歩いていって、「あっ!」「オオッ!!」 と納得する その瞬間!
これが散歩の醍醐味なのです (^^)。

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では、後半をお楽しみに!
■「本郷 散歩 その2 ~ 胸突坂、樋口一葉ゆかりの桜木の宿」


■参考になるサイト

下町散歩のホームページ

 下町散歩全体案内図 (B2)
 この中の 「Bブロック (池之端・弥生・湯島・本郷・東京大学)」

『昔空間散歩の薦め』 本郷界隈

 宮澤賢治の菊坂下宿先の写真など、興味深い記事や写真が満載のサイト。

本郷 炭団坂から気ままに発信

 炭団坂の地元の方のブログ。
 炭団坂(たどんざか)に炭団(たどん)の写真で、「炭団」って こういうものだったのね と初めてわかりました。

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