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ゲイリー・バートン 「LIKE MINDS」 & パット・メセニーとのライブ!

「LIKE MINDS」 は ゲイリー・バートン (Gary Butron, vibraphone) のプロデュース、 パット・メセニー (Pat Metheny, guitar)、 チック・コリア (Chick Corea, piano)、 ロイ・ヘインズ (Roy Haynes, drums)、デイヴ・ホランド(Dave Holland, bass) という豪華メンバーで、 1997年に録音された作品です (私が持っているのは、2003年のSACD盤Like Minds)。

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ゲイリーバートンは、1943年生まれのヴィブラフォン奏者。
ヴィブラフォンは鉄琴の一種なんですが、深く柔らかい音色で心癒されるだけでなく、何しろ彼の演奏テクニックが凄くて、このアルバム一曲目からノックアウトされました!
(^^)。

全10曲中、 パット・メセニーが4曲 (1.2.7.9)、チック・コリアが3曲 (3.4.10) 、曲を提供しています。

パット・メセニーのギターの演奏も存分に堪能できましたし、チック・コリアのピアノも良いし、 とても心地よくジャズの世界に浸れる、オススメのアルバムです。

ちなみに、先に書いたエントリー「Pat Metheny & Richard Bona - Bright Size Life (ビデオ画像)」 でご紹介した、ゲイリー・バートンの 「リユニオン」 も、親しみやすい曲が多く、 リラックスして聴けるので私の大好きなアルバムです。

■ゲイリー・バートンについては、ブルーノート東京 のサイトの こちらの紹介ページをどうぞ

「LIKE MINDS 」の ライナーノーツには、 ゲイリー・バートンがチック・コリアと、はじめてのアメリカでのコンサートを1973年ミシガン大学で行なった際、20歳 (私注:Patは1954生まれなので、19歳?) だった パット・メセニーが彼らのバックステージを訪れたのが、一緒に演奏をするきっかけになったと書かれていました。

ちなみに、パット・メセニーのファーストアルバム 「Bright Size Life」 のライナーノーツに、 ゲイリーバートンが寄稿していています。
そちらでは、二人が初めて会ったのは、ゲイリー・バートンのカンサス州ウィチタでのコンサートが始まる前の待ち時間。 バックステージにやってきたパットが、ミズーリ州 Lee's Summit の出身と自己紹介の後、ゲイリー・バートンのグループの曲をほとんど知っていて、仲間に入れて欲しい、と演奏を始め、その演奏が非常に素晴らしかったことが親交のきっかけになったと書かれています。

パット・メセニーがそれ以後ゲイリー・バートンと一緒にコンサート活動を行い、ゲイリー・バートンから影響を受け、さらに自分独自の才能を開花させていったのではないかと思います。

というわけで、来月5月・6月のゲイリー・バートンの、パット・メセニーらとのライブセッションが、とても楽しみな今日この頃です。

先のエントリーでも書きましたが、5/27(土)~6/3(土) に、ブルーノート東京で、 ゲイリー・バートン(vib)・カルテット・リヴィジティッド フィーチャリング・パット・メセニー(g) スティーヴ・スワロー(b) & アントニオ・サンチェス(ds) のライブがあります。
こちらのライブについては、先に書いたエントリー 「Pat Metheny & Richard Bona - Bright Size Life (ビデオ画像)」をご覧下さい


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