THE ENID (エニド) の LP! & IL PAESE DEI BALOCCHI (イル・パエーゼ・デイ・バロッキ)-最近聴いているプログレ その3-
きのうは、実家で久々プログレのLPを聴いていました。
まず、THE ENID (エニド) の 1st “ In The Region Of The Summer Stars ”。
■追記:2006年12月20日に、THE ENID の紙ジャケット13タイトル一挙発売とのことで書いたエントリー、 「THE ENID エニド 限定紙ジャケット仕様 一挙発売」
邦題は 「夏天空の伝説 (なつぞら の でんせつ)」。 ジャケットはファーストリリース時 (1976年) のオリジナル・ジャケットです。
このキングレコード(ネクサスレコード)から発売されたLPでは、「エニッド」 とグループ名が表記されていて、帯には
プログレッシヴ・ロック最後の大物THE ENID
“クラシカル・ロック”
あえて彼らをこう呼びたい。★
ELP、ルネッサンス、エクセプション、
クラシカル・ロックの頂点、
遅れてきたプログレ最後の大物
クラシカル・ロックのあくなき追及
より美しく……ただ美しく……。
各曲名のタイトルは、
ザ・フール / バベルの塔 / 死神 / 敬愛 (The Loved One) / 悪霊王
夜明け前 (Pre-Dawn) / 日の出 (Sunrise) / 最後の日 (The Last Day) / ノアの洪水 (The Flood) / 夏空の下で (Under The Summer Stars) / アデュー (Adieu)
日本語で書かれると曲の雰囲気が伝わってきて、いい感じだと思いませんか
(^^)。
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次は、 同じく THE ENID (エニド)の 2nd アルバム “Aerie Faerie Nonsense ”。
邦題は 「秘密の花園」。 オリジナルのリリースは1977年。
ジャケットの写真はCDよりも 格段に美しくて、 アルバムの曲の雰囲気をよく伝えていると思います。
曲のタイトルは、
1.ローランドの暗黒の塔 (A Heroe's Life "Childe Roland to the Dark Tower Came")
2.オンディーヌ (Ondine "Dear sweet thing of wonderful beauty, Roland's childe"
3.間奏 (Interlude) /
4.婚礼の舞 ( Bridal Dance "Mayday Galliard" )
1.ファンド(a) 第一章 ( b) 第二章
The Song of Fand
1st Movement
Part 1: The Isle of Brooding Solitude
Part 2: The Silver Ship - Landfall
Part 3: The Grand Loving
2nd Movement
Love/Death...The Immolation of Fand
キングレコード(ネクサスレコード)の帯には、
「エニッドが1977年に発売した当アルバムは彼らの過去の作品の中でも最高傑作と言える作品である。 まるでクラシックの協奏曲と言える程の組み立てに聴く者を 思わず甘美な この世のものとも思えぬ世界に引きずり込んでしまう。 この作品を聴けば間違いなくエニッド・フリークになってしまうだろう。 このアルバムは美しすぎるからだ。」
ちょっと大げさだと思われるかもしれませんが、 私は、このアルバムの壮大で美しいシンフォニーを聴いて、エニド・フリークになりました (^^)。
エニドと、この2枚のLPの曲については、この間書いたエントリー 「THE ENID (エニド) -最近聴いているプログレ その2-」 をご覧下さい。
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この日は他に CAMEL (キャメル) の 「The Snow Goose (スノーグース)」 もやっぱりいいなーと思ってみたり、いろんなアルバムを再発見して楽しかったです。
写真は、 「IL PAESE DEI BALOCCHI (イル・パエーゼ・デ・バロッキ、イタリア)」
邦題は、 「子供達の国」 です。
私がヘタに書くより、レコードの帯の文句のほうが説得力があると思いますし、現在では入手困難かと思われますので、帯の文章をあげると、
「大掛かりなストリングスのイントロ、荘厳なバロックの響きが向こう側から聞こえて来る子供たちの歌声」
こちらもクラシカル・ロックの系統かと思いますが、 ハードな感じのメロディーもあり、 いろんな要素が含まれている聴いていて面白い作品だと思います。
■Office Chipmunk さんのHP の中の Progressive のページ 、 その中の、
「ILPAESE DEI BALOCCHI」 のページ。
・・・とても詳しく、素晴らしい解説のHPだと思います。
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きのうは、思い切って私が持っているLP全てを、自宅に送ることにして手配をすませてしまいました。
肝心のレコードプレーヤーはまだ無いのですが、 解説を読みかえしたいですし、 明日届くのが楽しみです♪
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コメント
日本組では "子供達の国"と出ていることがおもしろいですね. 原題である Il Paese Dei Balocchiの翻訳である "おもちゃ村"とは違う翻訳です.
あれほど全体的な音楽の雰囲気が可愛らしいのに夢幻的なのでそうです.
ところが, 私が見ても OBIの説明が当たるようにします. ハードした感じのメロディーも弦楽的雰囲気につける感じが強いアルバムですよ.
私もすごく好きなアルバムだからおこがましく知ったかぶりちょっとして見ました.^^
良いアルバムレビューしてくださってありがとうございます. 今後ともイタリアの音楽をもっと見られたらと思います. あまりにも良い音楽たちが多くてですね^^
投稿: Kerberos | 2008.07.18 22:15
Kerberosさん、はじめまして。どちらの国の方でしょうか。コメントありがとうございます!
日本では、原題と邦題と違うことが多いのです。
重厚なストリングスの、まさに Baroque という言葉がぴったりなアルバムですよね。私もとても好きなアルバムです。
イタリアのProgressive Rock といえば、よりハードな印象が強い、 Banco「Darwin」もいいですよね!
PFM「The world became the world」(邦題は、「甦る世界」。その中の「Four holes in the ground」(邦題は、原始への回帰)!!とか)、「Photos of Ghosts」(邦題は、幻の映像) も大好きです。
私は、あさってイタリアに行くのですが、イタリアは音楽も良いのがあるんだったと改めて思いました!
投稿: きのこ | 2008.07.19 12:55