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武蔵野 国分寺崖線 散歩、 「お鷹の道 から はけの道 」(西国分寺から北小金井) その5 はけの道、はけの森美術館

5/5(金)は、 西国分寺から 北小金井に至る、「お鷹の道」 から 「はけの道」 まで 合計約8キロの行程を、夫と散歩しました。
「その1 散策全体地図」 のルート概略、 「その2 お鷹の道」「その3 野川と不動橋、 東経大」「その4 貫井神社、 薬師通り」 のエントリーの続きで、 ルートを詳しく書いていきます。
今回の「武蔵野 国分寺崖線 散歩」 の 全体ルート地図

■散歩ルート詳細地図 その4
  「薬師通り」 から 「はけの道」 (*画像クリックで拡大*)

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「薬師通り」から、「小金井街道」 のトンネルをくぐって、道に迷いながらも 「西念寺」 へ。

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*「西念寺」
こちらには、幕末からの多摩の侠客 「小金井小次郎」 の碑 (山岡鉄舟 筆) があるそうです。

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「坂東王国千年」のサイトの中の、 「こちらのページ」 に詳しく書いてありますが、 小金井小次郎は 三宅島に流刑になった際、 子分となった流人を指揮して 井戸や貯水池を作り、 島民を助けたそうです。

このサイトに書いてあるように、 「三多摩一円と相模(神奈川県)にまたがって、子分三千人をかかえた博徒の大親分」だったそうですが、 彼とその周囲の人々の波乱に飛んだ生涯に興味を持ちました。 こちらのサイトは、内容がとても詳しく、読み応えがあるので、またじっくり読んでみようと思っています。

*西念寺を通り過ぎると、 左側の道の角に 「金蔵院のケヤキ(左側)とムクノキ(右側)」 がありました。 いずれも樹齢300年以上と思われ、市天然記念物に指定されていることが 案内板に書いてありました。

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*「金蔵院」

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「金蔵院」 を右折したところが、 「はけの道」 の始まりになっています。

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*小金井二中の向かいあたりに「はけの道果樹園」 がありました。キウィを作っているらしく、 販売予定 11月下旬と書いてありました。

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*ここまでは 普通の住宅街ですが、 ここをさらに歩いていくと

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*花を栽培している農家があったり、 だんだん緑が多くなっていきました。

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ようやく、 「中村研一記念 小金井市立 はけの森美術館」に到着! でも、 この日は残念ならが時間切れ・・。

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こちらは、洋画家 「中村研一」 の アトリエ跡に夫人が設立した 「中村記念美術館」 が小金井市に寄付され、 新たにオープンした美術館です。

*開館記念 所蔵作品展が、2006年4月1日から9月24日まで行われているとのポスターが貼ってありました。

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■中村研一記念 小金井市立 「はけの森美術館」

住所:小金井市中町1-11-3
TEL:042-384-9800

休館日:毎週月曜(月曜が休日の場合は翌日)
開館時間:10:00~17:00 (入館は 16:30まで)
入館料:一般200円、小中学生100円

小金井市公式ウェブにある、 「はけの森美術館」 のサイト

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*こちらの美術館裏手は 「美術の森」 になっています。

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*奥に進むと、中村研一の旧居宅がありました。

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*案内板によると、 「この場所は、大岡昇平 の小説 「武蔵野夫人」 のモデルになった地として知られ、 国分寺崖線(がいせん)の貴重な自然を残すため、平成2年東京都市町村樹林地公有化資金の適用を受け保全されている場所」だそうです。

そして、「芸術院会員でもあった洋画家 中村研一が後半生を過ごした屋敷跡で 建築家佐藤秀三の設計による山荘風の旧宅」「花侵庵」 と名付けられた茶室があります」とのことです。 次回は是非入ってみたいと思います。
(*画像クリックで拡大します*)

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■美術の森

休園日:月曜日。(木曜日は×と訂正。木曜は基本的に開園となったようです)
     年末年始も休園
開園時間:10:00 ~ 17:00 (4月から10月)、10:00 ~ 16:00 (11月から3月)

大岡昇平 「武蔵野夫人」 の舞台を通じて、武蔵野の特徴である 国分寺崖線 「はけ」を案内しているサイト
 写真満載で興味を惹かれました。

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*美術館の通りをはさんだ向かいに、 「はけの小路」 がありました。

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*湧水が流れる細い小路は 緑に囲まれた散歩道でした。

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それでは、 ひき続き、ルートを詳しく書いていく予定ですので、 お楽しみに。

■参考になったサイト
「多摩のジョギング道-お鷹の道からはけの道へ歴史と文学を辿る道」

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