« 人形町 焼き鳥 「おが和」 | トップページ | 「静嘉堂文庫」 @ 世田谷区に行く その2 民家園 »

静嘉堂文庫 @世田谷区に行く その1 静嘉堂文庫美術館

5/6(土)は、夫と世田谷区岡本にある 「静嘉堂文庫」 に行ってきました。

ちょうど 「静嘉堂文庫美術館」 で 4/8 から 5/14 まで開催されていた 「国宝 俵屋宗達筆 関谷・澪標(せきや・みおつくし)図屏風と琳派の美」 展を観にいったのですが、 パンフレットによれば、「俵屋宗達の代表作として名高い」、 色鮮やかで、構図も絶妙な 紙本金地着色 六曲一双の屏風を間近で見ることができ、 これだけでも観にいった甲斐があったと思いました。

「国宝 源氏物語関屋澪標図屏風 俵屋宗達筆」 (by 静嘉堂文庫美術館HP) ←クリックで画像が出てきます

*展覧会のポスター (ガラスで背景が写りこんでいています。)

Poster_060506_011

丁寧でわかりやすい絵の解説もあり、より興味深く絵を鑑賞することができました。

会期後半右側に配置されていた 「関谷(せきや)」(「源氏物語」16帖)では、 逢坂の関で、石山詣の華々しい源氏の行列と行きあうも、夫に従って常陸の国から上洛途中で、 直接顔を合わすことの叶わない身分の空蝉、 空蝉の弟の右衛門佐(えもんのすけ)に歌を届けさせる源氏のそれぞれの心情を。

また、会期後半左側に配置されていた 「澪標(みおつくし)」(「源氏物語」14帖)では、 住吉詣に来ていた源氏と たまたま居合わせるも、 やはり直接顔を合わすことの叶わない、 船上の明石の君のそれぞれの心情を想像することできました。 (図は、「こちら」

パンフレットによれば、 こちらの屏風は 「京都山科の醍醐寺に伝来し、 明治半ば頃、 岩崎彌之助 (静嘉堂創設者、三菱第二代社長)が同寺に寄進した返礼として岩崎家に贈られ」たもので、 昨年、「醍醐寺文書」寛永8年(1631) 9月13日頃の記載から、その日に完成したとする新たな研究成果が発表されたそうです。

今回の展覧会では、 重文 尾形光琳 「住之江蒔絵硯箱」、 重美 尾形光琳 「鵜舟図」、 鈴木基一 「雪月花三美人図」 などのほか、 特別出品として、鎌倉時代の絵巻の傑作である、 重文 「平時物語絵巻 信西巻」 も、 俵屋宗達の古典学習に関連する作品として観ることができました。 こちらも詳しい解説があって大変興味深く鑑賞できました。

源氏物語 各帖のあらすじ

地下鉄半蔵門線 水天宮前から 東急田園都市線 直通で 二子玉川駅。 東急コーチバスで 「静嘉堂文庫」 まで。
全部で片道約一時間。 緑も多く静かで素敵な美術館でした。 散策を兼ねてまた訪れたいと思います。


■静嘉堂文庫美術館

住所:世田谷区岡本2-23-1  
TEL: 03-3700-0007

オフシャルサイト
アクセス

Googleローカル地図

---------------------------------------------------------------

*静嘉堂文庫 正門

Entrance_1_060506_001

*敷地には谷戸川が流れています。

River_060506_003

*こんな緑地を通って、美術館に向かいます。

Toward_to_the_bijutsu_kan_060506_004

*静嘉堂文庫

Seikado_bunko_060506_006

*「せたがや百景」「東京都選定 歴史的建造物」 (クリックで拡大)です。

Sekaido_bunko_setsumei_060506_005

Seiado_bunko_tokyo_to_sentei_060506_010

*静嘉堂文庫美術館

Bijyutsu_kan_060506_009

*静嘉堂文庫の敷地内の地図 (*画像クリックで拡大します*)

Seikado_bunko_map_060506_002

静嘉堂文庫の左側にある裏門から出て、階段を下に下がると、「民家園」 に行かれます。
「その2 民家園」 を引き続き書いていきますので、お楽しみに。
■追記: 「「静嘉堂文庫」 @ 世田谷区に行く その2 民家園」

|

« 人形町 焼き鳥 「おが和」 | トップページ | 「静嘉堂文庫」 @ 世田谷区に行く その2 民家園 »

コメント

静嘉堂文庫、すてきな場所ですね。
今まで全然知りませんでした。きのこさんのブログはいつもすごくためになります。
緑もいっぱいだし、お散歩がてらのんびり絵を観にいったら、すごく癒されそうですね♪

投稿: anise | 2006.05.29 18:51

二子玉川の駅付近は、人が多すぎてあんまり好きじゃないんですが、ちょっと離れると、緑が多くて川も流れていて、ちょっとした小旅行気分が味わえました。

静嘉堂文庫美術館は、今は展示替えのため 閉館していますが、9月30日(土)~11月26日(日)の「インペリアル・ポースレン・オブ・清朝」展では、「日本で随一と賞される静嘉堂の清朝陶磁コレクション」が展示されるらしく、景徳鎮官窯で制作された美しい宮廷使用のやきものに興味津々なので、行ってみたいと思っています。

aniseさんは新しくカメラを購入されたようで、楽しそうな気持ちが伝わってきます。後で見直すと、その時の空気まで思い出せて楽しいですよね。

なかなかブログにまとめる時間がとれず、静嘉堂文庫に行ったのもだいぶ前のことでしたが、写真のおかげで記憶がいっぺんに甦ってきましたよ。

投稿: きのこ | 2006.05.30 00:32

入ってから緑地を通るっていうのがとてもいいですね。
いくまでに癒されそうです。
民家園も隣接してるなんて!←古い建物大好きです。
小金井にあるたてもの園みたいなところでしょうか。
レポート2、楽しみにしています。

投稿: カナ | 2006.05.30 12:07

近くにバス停がある正門から、緑の散歩道が続いていて、とても気持ちが良かったです。
民家園には、民家と土蔵があるだけですが、 そのかわりに人も少なく、心落ち着く場所でした。
小金井にある「江戸東京たてもの園」 には行ったことがないんですが、 こちらはいろんな建物があるみたいですね。
http://www.tatemonoen.jp/index.html
機会があったら、是非行ってみたいと思いました。
カナさん、いいところを教えて下さってどうもありがとうございます!

投稿: きのこ | 2006.05.30 12:55

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/14678/10293402

この記事へのトラックバック一覧です: 静嘉堂文庫 @世田谷区に行く その1 静嘉堂文庫美術館:

« 人形町 焼き鳥 「おが和」 | トップページ | 「静嘉堂文庫」 @ 世田谷区に行く その2 民家園 »