「五十周年記念 尾上菊見 舞踊会」 を観る
きのう(6/28(水))は、「50周年記念 尾上菊見舞踊会」を観に 国立劇場小劇場に行ってきました。
尾上菊見さんは、 「日本舞踊 尾上流」 で、 先代家元 尾上菊之丞 の頃より 長きに渡って舞踊活動を続けてこられ、芸暦50周年の節目の年を迎えられました。
その間、 数々のリサイタル、菊見会を開催し、文化賞芸術祭賞、大阪文化祭賞等を受賞され、NHK芸能花舞台などテレビにも出演されて、尾上流の重鎮としてかけがえのない方だと思います。
今回のプログラムは、全作品、菊見さん自身の振付で構成され、 新作の 清元 「藤壺」 の初演もありました。
尾上流宗家 尾上菊五郎、尾上流家元 尾上菊之丞 の特別出演、 尾上流幹部の方々の賛助出演もあり、 とても見応えのある、素晴らしい会でした。
*朝倉摂先生の表紙絵・題字のプログラム。
朝倉先生は、数々の舞台美術を担当をされていて、今回の「藤壺」などでも、素敵な空間を演出されていらっしゃいました。
*番組 (*画像クリックで拡大します*)
私も父を通じて、ほんのわずかなのですが、お手伝いさせて頂きました。
菊見さんが 50周年という節目の年を迎えられたことを心よりお祝いするとともに、これからも更に充実した活動を続けられますよう祈念しております。
■日本舞踊 尾上流 オフィシャルサイト
尾上流事務所
住所: 東京都中央区銀座7-16-21
お問い合わせTEL: 03-3541-6344
●「尾上流について」 (尾上流オフィシャルサイトの中のページ)
日本舞踊に興味がある方は、どうぞサイトをご覧下さい。
尾上流は歌舞伎役者の六代目尾上菊五郎によって創設され、二代目家元を初代尾上菊之丞に継承、二代目尾上菊之丞の三代目家元継承により、今日に至っています。
品格のある、芸術性の高い、流麗な踊りが、尾上流の特色だと私は思います。
お稽古事に、日本舞踊などいかがでしょうか (^^)。
| 固定リンク
« 「モーツァルトを語る午後」 斉藤雅広さん(ピアニスト)with 松井菜穂子さん(ソプラノ)@銀座十字屋ホール | トップページ | 城ヶ島、シーボニアマリーナ、三浦海岸、観音崎ドライブ その1 城ヶ島灯台 »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
尾上菊見先生
はじめまして。
日本舞踊の写真を25年以上撮っている山口晴久と申します。
菊見先生のことはよく存じております。
今、久しぶりに個展を企画しております。
作品は「鷺娘」と「猩々」の二つに絞って撮影を続けております。
しかし「鷺娘」はおさらいでの出し物が多く、良い会で撮ることがなかなかできません。
そこでお願いがあるのですが、
ぜひ12日の新春舞踊大会で菊見乃さんの「鷺娘」を撮影させていただけないでしょうか?
差し迫った勝手なお願いで申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
(社)日本写真家協会会員
日本舞踊写真家協会会員
山口晴久
投稿: 山口晴久 | 2008.01.09 13:26
山口晴久様
誠に申し訳ございませんが、直接、菊見さんにお願いしていただけないでしょうか。
言うまでもなく、私は菊見さんとは全くの別人物ですし、ここは尾上流とは関係のない私の個人のブログですので、菊見さんがご覧になっているとは限りませんので。
ちなみに、私は自分がほんの小さな子供のころから菊見さんを存じ上げていて、踊りも拝見させて頂いております。
微力ながらもお手伝いできればと思い、勝手ながらご紹介させていただきました。
お力になれず、申し訳ございません。
これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
投稿: きのこ | 2008.01.09 13:43