「花鳥 -愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」 伊藤若冲 「動植綵絵」 @皇居 三の丸尚蔵館 ~ 二の丸庭園散策
きのう(9/2(土))の午後は自転車で皇居へ。 皇居東御苑の 三の丸尚蔵館で開催されている 「花鳥 -愛でる心、彩る技 <若冲を中心に>」 の展覧会に行き、伊藤若冲 「動植綵絵」 などを観てきました。
(最終の第5期:8月12日(土)~9月10日(日) 月・金曜休館、午前9時~午後4時15分 (入館は午後4時まで)、入場無料)
■4/19(水) 、 第1期の展覧会を見に行った際に書いたエントリー 「自転車で 皇居に行く ( 伊藤若冲 「動植綵絵」 @皇居 三の丸尚蔵館、 「藤田嗣治展」 @東京国立近代美術館 & 「喫茶去」 @神保町)」
江戸時代(18世紀)の細密に描かれた 「花卉図」 も、 ため息が出そうなほど美しかったし、 孔雀シリーズで、 対幅の「孔雀図」(森徹山 江戸時代 (18~19世紀))から、 写生の卓越さが伝わってくる「牡丹孔雀図」(円山応挙)、 伊藤若冲 「動植綵絵」(全30幅、 期間毎に順次入替) の一つ、 真っ白な羽に包まれ、金色・群青の飾り羽、 鮮やかな色彩が装飾的で美しい 「老松孔雀図」 へと展示が続いていたのですが、 それぞれ孔雀の描き方の対比ができて面白いと思いました。
今展覧会の第5期では、 若冲の 「動植綵絵」 は、この 「老松孔雀図」 のほか、 頭を両足からくぐらせている鶏の姿が印象的な、 躍動的で力強い画面に圧倒される 「芙蓉双鶏図」、「薔薇小禽図」、花鳥に比べると やや平面的に見える 「群魚図 <蛸>」 「群魚図 <鯛>」 のほか、 「紅葉小禽図」 が展示されていました。
展示数は少ないのですが、 かなり見応えのある展覧会でした。 今回最終の第五期を見逃さずにすんで、本当によかったと思いました。
*清水門の近くのお堀に佇む白鳥たち (大手門からは、 自転車進入禁止)
*清水門から歩いてすぐの、 「三の丸尚蔵館」
このところ、 若冲の名品が見られて嬉しいかぎりです。
■「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」 を見る
■「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」 を見る その2 のエントリー
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その後、 皇居東御苑の二の丸庭園を散策しました。
こちらは、都心で緑がいっぱいあって、 池泉廻遊式の日本庭園や雑木林の小路が楽しめる、 私のお気に入りの散策路です。
*しばし涼を感じる、日陰の水辺。
*秋の七草 「桔梗」 がたくさん咲いていました。
暦の上では秋なんですが、 この日もとても暑かった・・。
*「諏訪の茶屋」 で一息入れたいところ・・・。でも、こちらは入ってはいけないのです。
*二の丸庭園の案内板
*汐見坂から上がって、 江戸城天守閣への参内はかなわず。
*百人番所を通って、 清水門へと戻りました。
*皇居のお堀と、 澄み切った空。
*ここが私のお気に入りの道です。
遠くに東京タワーが見え、 緑の芝生に松が何本も植えられていて、 走りやすい 「内堀通り」 。
日曜日に自転車に開放されているパレスサイクリングコースもいいですよね (^^)。
その後、 丸の内仲通り沿いにある 新国際ビルの1Fにある 「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」 のイートインでほっと一息。 これはまた別エントリーで。
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