人形町 「喜寿司 (きずし)」 その2 Ki-zushi, Sushi restaurant in Tokyo's Nihombashi Ningyo-cho. Highly recommend for a special day !
4/10(火)の夜は、私の誕生日だったので、 ちょっと奮発して、夫と 人形町の 「喜寿司 (きずし)」 に行きました。
「喜」の文字は、本当は「七」を三つ重ねた旧字体。
家庭画報3月号の「日本の美味遺産」など、今では雑誌でも たびたび取り上げられる、 大正12年創業の 「江戸前ずし」 の名店です。
こちらは、日本家屋の風情ある佇まいも素適ですし、 お店の雰囲気もどことなくきりっとした感じです。
こんなに美味しいお刺身やお寿司があったなんて☆.。.:*・°と、 一瞬眩暈がしちゃうくらい、 飛びっきり美味しいお刺身やお寿司が味わえました。
しかも、 私たちのように何度も通っているわけではないお客さんにも、 わけへだてのない暖かな接客がとても気持ちよく、「また来たい~~♪」 と思わずにはいられませんでした。
今回は、カウンターに座ってお好みで。 この日おすすめのネタを いちいち書いているわけではないので、 お店の方に聞いたら 親切に教えてくれました。
あと、 お隣に常連らしき方 (しかも声が大きくて聞き取りやすい(笑)) がいらしたので、 「あ、じゃ私も~♪」 みたいな感じで、 ちゃっかり美味しいものが食べられてラッキーでした!
写真を撮っていたら、 このおじさんから、「ここのお寿司は芸術品だからねー」 と突っ込みが入りましたが (笑)。 いつものように シャッターはつけず、 なるべく音をたてないように、 カウンターの一番端っこで ささっと撮影しておりました。
------------------------------------------------------
*お通しの 「ほたるいか」。
まずは、ビールで乾杯! その後、菊正宗の冷酒 (全部で四合くらい?)を頂きました。 菊正宗はやっぱり美味しぃ~♪
*お刺身の盛り合わせ。 お店の方がオススメしてくれた、美味しい「カツオ」♪ のほかに、 鯛、ホタテ、イカ、サヨリ (ちゃんと教えてくれたんですけど、 記憶があやふやなもので、 間違ってたらすみません)
*この日オススメとお店の方が教えてくれた 「アナゴ」。 ホロホロ淡白で旨みがあって、とても美味しい穴子でした。
穴子には、つめをつけるか、つけないか聞いてくれました。 まだ最初なので、つけない方がさっぱりしていて良かったかも~ (^_^;)。
すぐお隣のおじさんも言っていました。 「最初は、おやじさんに淡白なものからと言われたっけ」 、なーんて。 大きな声だから聞こえでゃうんですってば(笑)。ご教訓ありがとうございます。
*これまた、お店の方オススメの 「タイラガイ」。 3種類ほど、食べ方を提案してくれました。 生、炙り、炙ってお醤油・七味をかけて海苔で巻く。 七味+海苔にしましたが、 とても美味しかったです♪
*お隣の方が頼んでいた 「タイの白子」。 一匹買いで、滅多に食べられない希少な一品。 小さな声で御願いしますと言われてました(笑)。
こんな美味しい白子は初めて!!! っていうくらい、 とても上品で淡白な白子をポン酢で。 あ~、喜寿司さんに来て本当に良かったと思った美味しさでした。 お隣のおじさんもありがとうございます(笑)。
*またまた、お店の方オススメの 「アジ」。 脂がほどよく乗って、すっごく美味しかったです )^o^(
奈良漬も、お酒のつまみにちょこっと出して下さいました。
--------------------------------------------------------
*最初の握りは 「ウニ」。 さすがに美味しい♪ なにしろ誕生日でしたので(^^ゞ
*中トロ。 ほどよい脂が、 これまた美味しい♪
*おそらく、とっておきの (隠し?)ネタであろうと思われる、「カジキマグロ」。
これは、一瞬眩暈がしちゃったくらい、 脂が乗って、 飛びきり美味しかったです♪♪
もちろん、どこにも書いてないので、 お店の方と和やかにコミュニケーションを図るのが、ここでは必須だと思いました。
「カジキマグロ」 を頼む前、 お隣のおじさんが 「煮ハマ」 を頼んでいて、 「あと一つだけ残ってました」 と言われてました。 「ア゛~、先を越されてしまった・・」 と内心思ったすぐ後だけに、 お店の方の心づかいが、 とても嬉しかったです。 たぶんその時の落胆が、顔に書いてあったかも~(笑)。
*そういえば海老を食べてないねーと夫と話していたら、 「車海老」 の蒸したものを薦めてくれました。
甘みがあって、最高に美味しい車海老でした (感涙)。
*シメ加減もちょうど美味しかった 「コハダ」。
*何にしようかなー??と悩んでいたら、 ここぞとばかりに(?) お店の方がオススメして下さった 「小鯛」。 程よく しめて、煮きりを塗った小鯛、 中には海老おぼろが忍ばせてあり、 豊かで上品な味わい。 これこそ絶品の美味しさでした♪♪(^^)
「イカの印籠詰め」 も美味しそうだったのですが、 これは次回のお楽しみ。 ちなみに雑誌では、黄身とおぼろを使った 「ひよっこ」 というお寿司も紹介されていました。
*ふっくらとした 「玉子焼き」。
*まだ日本酒が残っていたのに配慮して下さったのか(?)、「ふきのとう」 のお漬物をさっと出してくれました。
このタイミングの良さが、これまた素晴らしいなと思いました。
*最後に、汁物。 アラが入っていて、味わい深く、とても美味しかったです。
私たちの担当は、 ご主人油井さんの息子さん。 他の業種にいたのでまだ10年くらいとのことですが、華麗な手さばきに見とれていました。
この日は、二人で 約 ¥35,000。 それだけの価値がある、とても美味しいお寿司でした。
お陰さまでいい誕生日になり、夫にも感謝。 心から満足できました。
★以前書いたエントリー、「人形町 「喜寿司(きずし)」
★追記:その後に書いたエントリー記事
「人形町 「喜寿司 (きずし)」 その3」
■喜寿司 (きずし)
住所:中央区日本橋人形町2-7-13
TEL: 03-3666-1682
営業時間:11:45 ~ 14:30 、17:00 ~ 21:30
(土曜は通しで 11:45 ~ 21:00)
日曜・祝日休み
ただし、5月3日、4日、5日は、通常通り営業と書いてありました。
平日でしたが、カウンターに座れない方もいたので、 予約しておいて本当に良かったと思いました。
そういえば、人形町の 「太田鮨」 さんにも最近ご無沙汰していました。 いつかまた、夜予約して行ってみたいと思っています。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
鯛の白子・・・どんなだろう・・?(・・*)。。oO(想像図)
食べた事がありません(゜ー,゜*)ジュルルル
美味しいお寿司は身も心も幸せにしてくれますよね・・・
投稿: ゆきちゃん | 2007.04.12 17:18
わたしも鯛の白子ってはじめてでした。どんなって表現するのって難しい~。こんなとき的確に表現できちゃう評論家ってすごいかも。
かなり高めのお店なので、滅多に行かれるものではありませんが、記念日ってことで美味しいものを食べに行くっていいですよね!
投稿: きのこ | 2007.04.12 19:25