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京都旅行 その11 銀閣寺 東求堂「同仁斎」、「弄清亭」奥田元宋の襖絵を見る(特別公開)

「その10」 の続きで、旅行最終日の三日目(5/2(水))朝は、荷物を東京まで宅配で送り、ホテルから地下鉄三条駅まで歩きました。
*三条大橋から鴨川上流を眺める
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*鴨川にいた、この大きな白い鳥の名前は何でしょうか?
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地下鉄で四条駅まで。 市バスで四条京阪前から銀閣寺寺道までスムーズに行かれました。
*銀閣寺まで、哲学の道を歩きました。
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*「銀閣寺」 に到着。 この近辺だけ、やや観光客が多かったです。ここから先、長さ50mほどの 「銀閣寺垣」 が続きます。
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*銀閣寺は 3/17~5/6まで 「春の特別公開」が開催されていて、 国宝 東求堂 (とうぐどう) 四畳半書院 「同仁斎」、 本堂 襖絵 (与謝蕪村、池 大雅)、「弄清亭 (香座敷)」 (奥田元宋の襖絵) を見ることができました。
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ところで、「銀閣寺」 とは通称で、正しくは 「東山慈照寺」 (とうざん じしょうじ)。
室町幕府 八代将軍 足利義政が隠栖生活を送るため、三代将軍 義光が 「金閣寺 (鹿苑寺)」 を造営したことにならい、8年の月日をかけて造営された 「山荘東山殿」。
これが、義政の死後、臨済禅宗の寺院となったもの。
銀閣寺 オフィシャルサイト http://www.shokoku-ji.or.jp/ginkakuji/

国宝 「観音殿 (銀閣)」 と、「向月台」 「銀紗砂」
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義政は、禅僧 夢窓国師が作庭した「苔寺」 にならって、東山殿を構成。 池泉回遊式庭園の発祥とされています。
しかしながら、足利義政は 観音殿の完成直前、56歳で死去。

「向月台」 と 「銀紗砂」 は、 室内への採光の役割も果たしています。 円錐台形の向月台は、一ヶ月に一度だけ、形を整えるだけで大丈夫とのこと。 前日雨が降ったのに、全く形が崩れていませんでした。

*拝観料 一般500円のほかに、特別拝観料として、本堂・東求堂は 1,000円。 本堂・東求道・弄清亭は 2,000円。 弄清亭にある奥田元宋の襖絵がどうしても見たかったので、2,500円×2人と、予想外の出費となりました。。
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「方丈 (本堂)」。江戸中期の建造で、ご本尊として釈迦牟尼仏が安置されています。
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*まず、本堂 左側の西の間から、 与謝蕪村 「棕櫚に叭叭鳥(しゅろにははちょう)図」。 叭叭鳥が右下から左上にかけて飛ぶ様子が活き活きと描かれていました。
中室には、 与謝蕪村 「飲中八仙図」。 明らかに飲みすぎちゃった様子の八人の仙人が、弟子の助けを借りながら帰宅する様子が描かれた襖絵が。
東の間には、 池 大雅 「琴棋書画図」。 山中で、将棋をしたり、琴をひいたり、掛け軸の画に見入ったり、書を嗜む文人の姿が描かれれた襖絵がありました。
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*国宝 東求堂 (とうぐどう) にある待合の名 (難しい字で、読み方は失念)。
方丈と東求堂を結ぶ廊下の前に、「袈裟襷文の手水鉢」 が置かれていました。
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*その待合から庭を撮影。 本堂、東求堂とも、室内は撮影禁止。
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次に、国宝 「東求堂」 (とうぐどう)の中にある 四畳半書院 「同仁斎」 へ。
(写真は、銀閣寺のサイトのこちらのページをクリック)。

「同仁斎」 は、義政が 親しい人を招いて語らったりした場所。 障子を開けると、庭の景色が掛け軸の絵のように見えるよう、庭が整えられています。
*「同仁斎」から見える庭を、「弄清亭」に向かう途中の外から撮影。
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こちらは、草庵茶室の原型、四畳半の間取りの始まりといわれ、 付け書院と違い棚は、現存する最も古いもの。 日本建築史上、きわめて貴重なものだそうです。 付け書院は、脇息くらいの高さで 横座りして文を書いたり読んだりするのにちょうど良い高さなのではと、いう説明を受けました。
Casa BRUTUS 2006 vol.78 特別号 「日本建築、デザインの基礎知識」123頁にも詳しい説明が書いてありました。

国宝 「東求堂」 (とうぐどう)には、四畳半の 「同仁斎」 のほか 六畳の板敷きの間があり、 足利義政の像が安置されていました。 写真は、そこから見た庭の風景。
左から 「仙桂橋」「白鶴島」「仙袖橋」
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最後に、「弄清亭 (香座敷)」で、 丁寧な説明を聞きながら、奥田元宋の襖絵を鑑賞しました。 室内は撮影禁止でしたので、部屋から見える庭園を撮影しました。

明かりを消すと、ほの白く浮かび上がるボタンの花々が印象的な 「薫園清韻」。
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新緑の緑に覆われ、右上から左下へと水しぶきをあげながら流れる奥入瀬渓流の水流、穏やかな川下には満開の桜の木を配する 「流水無限」。
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燃えるような紅葉の木々に囲まれた、静かな湖畔、赤々と燃える夕日が描かれた 「湖畔秋耀」。
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「弄清亭」 は、 義政がお香を聞いた 「香座敷」。 奥田元宋の襖絵は、三年の月日をかけて、平成八年 弄清亭を改築した記念として描かれた作品です。
色彩豊かに描かれた素晴らしい襖絵の大作に出会うことができ、 ここに来られた幸運に感謝しました。

その後、「哲学の道」を歩いて 「熊野若王子神社」 「南禅寺」 へ。
「その12」 に続きます。

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コメント

銀閣寺の庭園は夜に見ると富士山が月明かりにキラキラ光って見えるように
作られていると聞いた事があります。一度、そんなお庭を見てみたいです。

投稿: 則(@@) | 2007.05.12 21:20

月明かりを反射してキラキラ見えるお庭を作るって、発想がステキ♪
満月の夜、夜間特別拝観があったらいいですね~。よくあるライトアップじゃなくて。

投稿: きのこ | 2007.05.13 03:12

私も満月の夜、キラキラ光る富士山を見てみたいです♪

投稿: ゆきゆき | 2007.05.14 09:01

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