2日目1) アムステルダム 「オランダ国立博物館」、オランダの自転車
「ヨーロッパ・ドライブ旅行 1日目 オランダ・アムステルダム」 の続きです。
さて、ホテルの手違いで、 スキポール空港近くのホテル NH Schiphol Airportに一泊した私たち。
ラベンダーとネロリの精油を持って行っておかげで、気分が滅入らずに寝られました。
8/14(火) さすがに疲れて、時間ギリギリまで寝ていた私。
朝10時、本来泊まるはずだったホテルへの迎えのタクシーを頼んでいたので、 夫は、ホテルのすぐ向かいにあるマックで朝食を買っておいてくれる。 本当に優しい夫だと思う (感涙)。
タクシーで、アムステルダム市内にある NH MUSEUM QUARTER へ。
そういえば、昨晩の空港から市内へのタクシーは、飛ばしまくって怖かった・・。あんな高速の車には今まで乗ったことがなく、 夫も怖がっていたほどなのだ。
それはさておき、 改めて本来泊まるはずだったホテルNH MUSEUM QUARTER で私たちが通された部屋は、3階の角部屋で眺望も良く、広くて快適。
こんなに部屋に泊まれたのなら、 かえって良かったかもしれず (笑)。
後で外に出て、部屋に戻ったところ、ホテルのマネージャーからの、手書きのお詫び状と缶入りのスナックとミネラルウォーターが届けられておりました。
さて、私たちは早速外出。
★オランダ政府観光局 公式サイト http://www.holland.or.jp/
オランダの街並、この博物館の近くにあるホテル周辺は静かで落ち着いた感じ。
*ホテルの目の前には運河があり、小舟がいくつも係留されていた。
*自転車専用道路もあって、気持ち良さそうに走っている人が多かった。
*いよいよ 「オランダ国立博物館 (RIJKSMUSEUM Amsterdam ・ ライクスミュージアム)」 へ。
自転車を停めておく場所が用意されており、素晴らしい! できれば、日本も見習ってほしいところ。
*「オランダ国立博物館 (RIJKSMUSEUM Amsterdam)」。 (画像クリックで拡大)
http://www.rijksmuseum.nl/index.jsp?lang=en (3Dパノラマで美術館の中を見たり、 e-ticketも購入可能)
オランダ政府観光局 公式サイトによると、オランダ国立博物館は、2003年の12月から2010年まで、改装、改築工事中。
この期間中は 本館併設のフィリップス棟にて、17世紀オランダ黄金時代の傑作コレクション (レンブラントの 「夜警」や、 フェルメールの絵画など 400点に上る作品)を、「マスターピース」 として展示。(こちらもご参考に)
写真の真ん中の門は閉まっているので、広場 (museumplein) から見て左側の入口から入る。
*日本語のオーディオ・ガイドもありました♪
「オランダ国立博物館」 の感想としては、 オランダ艦隊のような海軍力、 東インド会社に代表される幅広い貿易、市民が統治する強大な共和国の力を背景とする、「オランダの黄金時代」。
この17世紀のオランダの経済力が、いかに芸術のレベルを高めたことか。 オランダ恐るべし。現在はそれほど注目度は低いとしても。
*レンブラント・ファン・レイン (1606-1669)の 「夜警」。(拡大画像は、こちらのページの絵の下の 「+Bekijk het object extra groot」 をクリック! 美術館の公式サイトで公開されています。)
絵の巨大さ(379.5×453.5)の点でも、あぁこれが・・と、ものすごく感動した。
「エルサレムの破壊を悲しむエレミア」 も、暗い背景にいる人物に効果的にライトを当て、劇的な表現しているところがレンブラントらしく、やはり素晴らしいと思う。
「イサクとリベカ、別名 “ユダヤの花嫁”」 。 これは、ゴッホがいたく感動した絵とのこと。(拡大画像は、こちらのページの絵の下の 「+Bekijk het object extra groot」 をクリック! 美術館の公式サイトで公開されています。)
そして、「若き日の自画像」。
日本ではフェルメールが人気だけれど、 巨匠レンブラントの絵には敵わない気がする。 フェルメールも大好きだけど。
ヨハネス・フェルメール (1632-1675)の 「牛乳を注ぐ女」、 デルフトの街並みを描いた 「小路」、 「手紙を読む女」、 「恋文」を、 オランダ国立博物館で見ることができました。
なお、ヨハネス・フェルメール (1632-1675)の 「牛乳を注ぐ女」 は、 今年2007年9月26日から12月17日まで、六本木の国立新美術館で公開される。
この作品は、45.5×41と案外小さい。細部まで細かく描いているので、近くでじっくり見ることができ、とても嬉しかった。
★「フェルメール 『牛乳を注ぐ女』 とオランダ風俗画展」 公式サイト http://milkmaid.jp/ (オンラインチケット購入可能)
★フェルメールの 「牛乳を注ぐ女」 の拡大画像は、 こちらのページの絵の下の 「+Bekijk het object extra groot」 をクリック! 美術館の公式サイトで公開されています。
*ヤン・ファン・メレケン作 (推定1658-1733) の 何百もの木片を集めた花の寄木細工が、精巧で美しく、かなり感動した。
*オランダのごく一般的な自転車。
自転車自体もごついけど、 チェーンロックの太さもハンパじゃないのが、ごくごく普通。
これに比べて、日本の盗難防止のためのチェーンの、いかに無防備に見えることか。 オランダは、自転車の盗難がハンパじゃないんだと思う。 格好いい自転車(スポーツ車)には、 全くお目にかかれなかった。
*国立博物館を出てすぐ近く、博物館から広場を見て左側にある 「カフェ COBRA」へ。
こちらは、国立博物館のチケットを見せると15%オフになるメニューもあり(美術館のFAQの11番)。
夫は 「コンビニ」 のことを オランダ語で 「コブラ」 って言うんだと思うよ、な~んて言っていたけれども、 やっぱりコブラは コブラだったのでした (笑)。
ここで昼食。
ヘルシーな、ナッツ&フルーツのヨーグルト。美味しいけど、多すぎる~~!
美術館から近くて便利だったし、テラス席で景色も楽しめたし、美味しかった。
その後、ゴッホ国立美術館と、アンネ・フランク・ハウスヘ。
・・気長に続けたいと思います(^^ゞ
「ヨーロッパ旅行 2日目2)アムステルダム 「ゴッホ国立美術館」、アンネ・フランクの家」
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