3日目2) アムステルダム 「レンタサイクル」、「レンブラントの家」
「ヨーロッパ旅行 3日目1)アムステルダム 運河クルーズ(カナル・ツアー)」 の続き。
「カナル・クルーズ (運河ツアー)」とランチの後、 アムステルダム中央駅の並びにある 「Mac Bike」 で自転車をレンタルして、 「レンブラントの家」へ。
★「Mac Bike」
★マックバイク@セントラル・ステーション
日本語のとても上手な店員さんもいて、とてもフレンドリーでした!
★追記 (2013/09/12):ちなみにウィーンでも自転車専用レーンが整備されていて、公共自転車レンタサイクル「Citybike Wien」を借りて、乗りました。記事は、「ウィーン レンタサイクル 「Citybike Wien」 で観光」。
*自転車は、ペダルブレーキのものと、ハンドブレーキのものがあり、例えば3時間のレンタルで、ペダルブレーキだと 6 euro ハンドブレーキだと 9 euro(保険付きは、50%料金アップ) 。
ペダルブレーキのほうが圧倒的に安いのですが、馴れなくて危険なため、ハンドブレーキのものを借りました。
*頑丈な チェーンロック。
このくらい、太さがハンパじゃないのが、オランダではごくごく普通。
*ロックの仕方がちょっと複雑なので、その説明を聞きました。
自転車を借りるのに、パスポートかクレジットカードを預けなければいけないのですが、 美術館などでオーディオガイドを借りる際、パスポートなどを預けなければならないので、私のクレジットカードをお店に預けることにしました。
*アムステルダムは自転車専用のレーンが多く、とっても走りやすかったです!
*「計量所」(WAAG)のある、ニューマルクト広場で記念撮影。
*ここから旧教会へのあたりは、SMちっくなお店などもあり、ちょっと猥雑な雰囲気でした。 昼間は観光客がたくさん、のんびり歩いていましたし、危険な感じはしませんでした。でも、夜間は気をつけないといけないんでしょうね。。
*アムステルダムの風景をお楽しみ下さい。いくつかは画像クリックで拡大します。
*自転車専用レーンが設けられています。
写真の右が「レンブラント・ハウス」。完全に見逃していました(^^;
*ちょっと行き過ぎちゃいましたが、リストの碑をみつけたりとか発見もあり楽しかったです。
ちょっと迷いましたが、レンブラントの家に到着!
★「レンブラントの家」(Museum Het Rembrandthuis)
★「レンブラント・ファン・レイン」 (Rembrandt van Rijn 1606年-1669年)
この家にレンブラントが住んで、絵を製作したのは、1639年から1658年。
あの大作 (379.5×453.5) 、 「夜警」 (1642年)も、 この時代に製作されました。
(「夜警」(Night Watch)の拡大画像は、こちらのページの絵の下の 「+Bekijk het object extra groot」 をクリック)
レンブラントが住んだ当時の部屋や、アトリエ、コレクションの部屋などなどが再現されていて、とっても面白かったです。
この後、レンブラントの絵を見るときに、この家の様子を思い出しては、感慨深い心持ちになりました。
日本語のオーディオ・ガイドはなかったので、英語のオーディオ・ガイドを借りましたが、説明が詳しくて良かったです。
*街角に 「レンブラント・コーナー」 というカフェ・レストランだったと思うのですが、そのお店のお隣でした。
美術館は、この左側から入ります。
*レンブラントの自画像
*ドア
*中庭の窓
■追記■---------------------------------------------------
レンブラント・ハウスの公式サイトの中のページによると、
http://www.rembrandthuis.nl/2004/geschiedenisrembrandthuis_en.html
レンブラントは、この家に 1639年から1658年の間に居住。
彼の芸術家としての評判は高く、多くの財産を得ていたけれど、やがて、彼は多額の債務を抱えて返済不能に陥り、1656年に彼の家財やコレクションは競売にかけられ、この家も 1658年に売り払われてしまいました。
その後、この家は19世紀の終わりまで 何人かの家族の手に渡り、状態が悪化。
1906年、レンブラント生誕300年にあたって、アムステルダム市がこの家を買い取り、17世紀のレンブラントが居住していた状態に復元しようと計画されました。
でも、この際完全な復元はなされず、レンブラントのエッチング・コレクションなどを展示する博物館として開館。
その後、隣接する建物の取得し、1998年に新しい棟(NEW WING)が完成。
同時期、この博物館を、レンブラントが居住していた 17世紀の状態に復元することが計画されました。
復元にあたっては 建物の歴史家がチームを組み、 復元にあたっての資料には、この家の最初の占有者に属する1626年の非常に重要な目録および、特に、レンブラントの破産のために1656年に編纂された目録などが使用され、 細部まで完璧な復元作業が進められました。
1999年、復元作業が完了。
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*夫は、私が注意しないと地面をたくさんとってしまい、肝心の建物などをフレーム内に収めていないという悪い例。 ピントを人物にあわせてから、建物をフレーム内に収め、その後、シャッターを切ってほしいのですが・・。
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コメント
いいですねぇ。ヨーロッパ旅行記を楽しみに拝見しています。オランダは行ってみたい国のひとつなのです。
やはり運河の国ですね。
そしてレンブラントが住んだ家がちゃんと残されていることに驚きました。緑のドアと窓がインパクトありますね。
そうそう、うちも夫が写真を撮ると構図を考えてくれないので、う~むという写真になります^^;
投稿: saeko | 2007.10.07 23:03
saekoさん、いらっしゃいませ♪
長崎のハウステンボスにも運河があって、かなりアムステルダムの街並に近いものがありましたが、やっぱり本物は凄い!もっともっと自転車で走り回りたかったです。
レンブラントの住んでいた家については、本文に追記しましたが、1999年にやっと復元作業が完了。レンブラントの住んでいた頃そのままに公開されていて、とっても見応えがありました!
ドアと窓もなかなか素適で、凝っていますよね~。内部の写真撮影が禁止されているため、家の内部、小さなベッドなどをご紹介できないのが残念です。
それから、saekoさんの旦那さまも、写真に関してはアレレということがあるんですね^^;)。
旅行中、他の外国の旅行者の人たちに写真を撮ってもらったり、撮ってあげたりしましたが、デジカメだと撮った写真をお互いチェックしあえるのがいいなと思いました。 笑顔で交流できて、楽しかったです(^^)♪
投稿: きのこ | 2007.10.08 12:33
運河沿いのサイクリング、楽しそう。
自転車レーンが完備してる所がうらやましいですね。
投稿: 則(@@) | 2007.10.09 13:42
ちゃんと自転車専用レーンを設けてあると、歩行者も車も自転車も、お互い危険やストレスを感じずに通行できるからいいよね~。日本でも、道路に専用レーンが設けてあればいいのにね。
アムステルダム市内は車進入禁止区域も多いし、自転車であちこち回れて楽しかったよ。もっともチェーンキーが重くて、駐車するのが面倒だったけど。
投稿: きのこ | 2007.10.09 16:05
アムステルダム観光を自転車で、と考えています。
パスポートあるいはクレジットカードを預ける、
ということに不安を感じますが、どうなんでしょう。
教えてくださいませ。
投稿: シモーニ | 2010.01.28 20:50
シモーニさん、はじめまして。
たしかに不安はゼロではないですが、預けないと借りられないシステムですので、信用するしかないと思います。
ヨーロッパ旅行で美術館に行った際、オーディオガイドを借りるときにも、パスポートかクレジットカードを預けるのが普通でしたし。
自転車でアムステルダムの街を走ったのは、今思い出しても、とても楽しい経験でした。
いいご旅行になりますように!
投稿: きのこ | 2010.01.29 00:35
きのこさん、早速のご回答ありがとうございました。
そういうシステムなんですか・・・。
でも、体験されたきのこさんの返事を聞いて、
少し安心しました。
また、何か分からないことがあったら、
メールいたします。
よろしくお願いします。
投稿: シモーニ | 2010.01.29 08:00