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映画 「グレン・グールド 27歳の記憶」

10/31(水)は、映画 「グレン・グールド 27歳の記憶 (Glenn Gould Off the Record / On tne Record)」を観に、自転車で 銀座テアトルシネマへ。
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今年はピアニスト、 グレン・グールド (1932 - 1982)生誕75周年。
若き日のグールドの映像をデジタル上映するということで、 グールドの大・大・大ファンの私は、 かなり楽しみにしていました。
オフィシャルサイト 

前半 (Off the Record)は、 1959年のNY。 自前の折り畳み椅子を持参で、 スタインウェイの店内でピアノの試し弾くグールド様から始まって、 カナダ・トロントにあるシムコー湖畔にある自宅にて、 愛犬が傍らであくびをしたりする中、 古いピアノでバッハを練習するグールド様。
穏やかな湖畔で、演奏会が嫌いなわけなどを、インタビューで語るグールド様などなど、 ファンとしては興味深い映像を見る事ができました。

後半 (On the Record)では、 夏なのに、裏地のついたコート&マフラー&ウールのハンチング帽の いでたちで、タクシーでNYのスタジオに向かうグールド様の姿から始まって、 最後は バッハの「イタリア協奏曲」 の録音風景。
何度も何度もテイクを繰り返し、 完璧な作品に仕上げていく 彼のレコーディングの過程に立ち会えたかような気がして、 とても興奮! ラストはとても感動的でした!!
自宅に戻ってすぐさま 彼の弾く「イタリア協奏曲」のCDを聴いたのは言うまでもありません。

グレン・グールドは、謳いながら、あるいは指揮をしながらピアノを弾いたりするなど、とても個性的なピアニスト。
彼の弾くバッハの「インベンションとシンフォニア」。 その、パキパキ美しい旋律の洪水に魅せられて以来、 私は彼の大ファンなのです。
バッハの 「ゴールドベルク変奏曲」 も大好きですが、 この映画を観てからは、「イタリア協奏曲」 も改めて好きになりました。

★映画館で販売していた「グレングールド・エクスタシス」のDVDを購入。 DVDの解説にも書いてありましたが、 まさにグレングールド入門編。 いろんな方々が彼の演奏や個性について語っていました。
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 「平野啓一郎、グールドの魅力を語る」 講演とDVD「J・S・バッハ:ゴールドベルク変奏曲」上映 (11月29日(木)午後7時より 於 カナダ大使館オスカー・ピーターソン・シアター) にも、 行ってみたいのですけれど、 適当な同行者が見つからず。 すでに私とリアルで親しくお付き合いいただいている方、 どなたか一緒に行きませんか? と誘ってみたりして。 グールド大好き、なおかつ、平野啓一郎を知っている人とでないと、 一緒に行っても つまらなそうなので、 同行者をみつけるのが難しい・・。 ペアではなくて、 1人でも応募できればよいですけど。
※追記: 私のマイミクさんから同行してくださる旨、さっそくメッセージが届きました。 ダメモトでも書いてみるものですね~。とても嬉しかったです♪ どうか抽選に当たりますように!!

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映画の後は、映画館のすぐそばにあるパティスリー 「イデミ・スギノ」 でティータイム

その後、 日本橋三越のお隣、三井本館7F にある 「三井記念美術館」 で開催されている特別展 「美の求道者 安宅英一の眼 ― 安宅コレクション」 を鑑賞。
(この特別展は、10月13日(土)~12月16日(日)
国宝2点(油滴天目、飛青磁花生)、重文11点を含む、 東洋陶磁の名品の数々に圧倒されました。

追記:「「美の求道者 安宅英一の眼 ― 安宅コレクション」@三井記念美術館」

大阪市立東洋陶磁美術館
Wikipedia

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