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2007年11月の28件の記事

10日目3) ベルギー 「ブルージュ」 「愛の湖公園」 その2

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 10日目2)ベルギー・ブルージュ ベギン会修道院 その2」 の続き。

★再び、「愛の湖公園」 "Minnewater (Lake of Love)" へ。

このお城の見える湖のほとりで、外国人観光客のカップルと写真を撮りあいっこ♪ 「愛の湖」っていう名前ですし(^^ゞ 同じソニーのカメラだ~っと、ちょこっと盛り上がりました。 現像はまだなんですが、せめてここで撮った写真だけは飾らなくては(^_^;;  
(※追記: ここで撮った写真を年賀状に使いました) 
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*愛のさざなみ (^_^;)。
左側の大きな運河沿いの道を歩いてきて、橋の上から撮影。
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*さらに先に進むと、自転車専用路の表示がありました。
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*白い石をはめて作った表示。
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*その先には、とても美しい並木道。
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*ここは、かなり緑っぽい水路。
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*美しく整えられた緑の庭園。
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*芝生の上の花壇と遠くに見える素適な家。
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*きれいに手入れされた花々と緑の芝生を見ながら、ぐるっと小路を散策しました。 とても美しい景色に心が和みました。
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*元来た細い水路に戻りました。
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*この2階の窓から、公園の素適な景色が眺められるのでしょうね(^^)。
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*そんな家のまわりにも、きれいに花が植えられていました。
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*ひさしが低く、ドアが小さい家もありました。
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*立派な建物。
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*西洋長屋!?
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*150,000 euro だそうです。
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*そもそも、この路上パーキングにコインが挟まって壊れてなんかいなければ、それほど歩く必要はなかったのかも。
仕方なく入った地下駐車場の入口と出口とが別の道沿いにあり、ぐるぐるまわって余計混乱してしまったのでした。
ちなみに、路上パーキングは、時間を選んでコインを入れて、チケットボタンを押し、出てきたカードをダッシュボード上、フロントガラスからすぐ見える位置に置きます。
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こんなに美しい公園を見たのは初めてってくらい、 この 「愛の湖公園」 の景色には感動しました。 ブルージュ2泊にしておいて、 本当に良かったと思います。

いよいよ、ベルギーからフランスへと車でGO!
続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 10日目4)ベルギー・ブルージュ から フランス・ルーアン への ルートマップ

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10日目2) ベルギー 「ブルージュ」 「ベギン会修道院」 その2

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 10日目1)ベルギー・ブルージュ 愛の湖公園 ベギン会修道院 その1」 の続き。

「ベギン会修道院」"Begijnhof (Beguinage)" へ。

この 「ベギン会修道院」 は、 ユネスコ世界遺産に認定されており、 1245年、フランドル伯爵夫人のマーガレットによって創立されました。
現在では、「Minasterium "De Wijngaard", Zusters Benedictinessen」 (= Monastery "The Vineyard" for the Benedictine sisters, ベネディクト派のシスターのための修道院 「ぶどう園」) として使われています。  ★Live Map

*緑の芝生が美しい中庭の向こう側にある修道院の建物。
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*芝生と木々の向こう側には、黒い服を着た修道女の方々が歩いていました。
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*修道院の中の教会
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*青々した芝生の中には、高く高く伸びた木々。
たくさんの観光客のいる俗世界と、宗教的な生活を隔てる広い境界。
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*さらに先に進むと、"Begijnhuisje, Maison Beguinale, Beguinale House" と表示の出ている門がありました。
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私たちは入らなかったのですが、 ここには 「ベギン会修道院の博物館」 "Museum Begijnhuisje (BEGUINE'S HOUSE)" があって、 修道院の部屋を再現した博物館になっています。

NHK 世界遺産の旅 【フランドルのベギン会修道院】
「ユネスコ世界遺産」 "UNESCO World Heritage Centre" (Flemish Béguinages フランドルのベギン会修道院)
World-heritage-tour panographies (360 degree immaging)
・・ベギン会修道院の360度パノラマ画像が見られます!(ユネスコ世界遺産のサイトのリンク)。
Beguinage 'De Wijngaard' (= the Vineyard).

*修道院の表側の門のすぐ上
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*修道院の表門からは橋がかかっていて、 運河クルーズのときには、 この橋の下を通っていたのでした。
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*反対側。
ここではじめて、現実の風景と地図とが頭の中で重なり合いました(^o^)丿
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その後、 修道院の橋を渡った先の突き当たりにある、 カフェ&レストランのテラスで休憩。 私たちがテラスで景色を眺めつつ休んでいたら、 こちらのお店の中に、日本人の団体さんが入っていきました。
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*すぐそばに、馬の口から、べ~~っ、と水が流れる水場がありました。
馬が吐いてる水って、何だか使う気になれないと思いつつ見ていたら、、
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*上の水場で水を汲み、 馬車を曳く馬たちにあげるのでした(^^ゞ
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*ここは、馬車の馬たちのお休み処らしく、たくさんの馬車が集まってきました。
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馬車がこんなにたくさんあるのに、なんでブルージュの道は汚れないんだろう?? と不思議だったんですけれど、 なるほど汚物を受けるシートがあったのでした。 馬車が増えてくると、 さすがに臭いが気になりました (~_~;)。

続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 10日目3)ベルギー・ブルージュ 愛の湖公園 その2

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10日目1) ベルギー 「ブルージュ」 「愛の湖公園」 「ベギン会修道院」 その1

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目6)ベルギー・ブルージュ 聖母教会 (ミケランジェロ「聖母子像」)」 の続き。

10日目の 8/22(水)は、宿泊したホテル 「ドゥ・オランジェリ」 "Hotel 'De Orangerie'" で、ゆっくり朝食バイキングを楽しんだ後、チェックアウト。
*運河に面したホテルの窓からの眺め
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*朝食をとるテーブルがいっぱいだったので、ダイニングのお隣にある部屋のソファーで待っていました。
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車を 「ベギン会修道院」 の近くにある地下駐車場に停め、 「ベギン会修道院」 に行くつもりが、 思いっきり道を間違え、あちこちウロウロ (※下の地図のピンクのライン)。 でも、いろいろ発見・地図が学習できて楽しかったです。
※ベギン会修道院、愛の湖公園付近の地図
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*ここかな・・??(@Colettijenenstraat)
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*何が書いてあるんだかわからないけど、キリスト教らしいので、とりあえずGO!
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*むむむ、絶対これは修道院じゃなく、別荘地っぽい佇まい。
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*さらに進むと、小さな運河に橋がかけてあって、先には緑とお花が~♪♪
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*右をみても、左を見ても、緑とお花。
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*芝生の緑もとても美しく整えられていて、心癒される景色でした )^o^(
このときは判らなかったのですが、ここが 「愛の湖公園」 "Minnewater (Love of Lake)"だったのでした。

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*修道院のありそうな、右の道を行ってみよう。
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*ここは運河クルーズでまわったような。 ここを左に違いない。
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*写真の真ん中にある橋を渡った先に 「ベギン会修道院」 があります。
でも、このときはわからず、大きな運河沿いの道に入ってしまいました・・。 ちょうどここらへんの路上で、寄付を頼まれちゃったので、見逃しちゃったのかもしれず・・・。
緑の芝生の上では、たくさんの白鳥たちが羽を休めています。
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*背後には、大きな運河。
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*建物が凝ってるから。もしかしてココ? でも、小さすぎるし、表示もなし。
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*運河沿いを少し歩いて右に折れると、こんな立派な建物が(@Prof.Dr.J.Seberchtsstr.)。
むむっ、ココか?・・と思ったけれど、修道院の表示なし。
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その後、ベギン会修道院="Begijnhof"の名前に似てる!と "Begijnenvest" という道へ。
柵に囲まれたところが修道院かな?と思ったけれど、結局入口をみつけられずに、ぐるっとまわってしまいました(汗)。

*うろうろするうち、 やっと 「Begijnhof」 の表示を発見!
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*それらしき、注意書きも発見。
Minasterium "De Wijngaard", Zusters Benedictinessen」 でいいのか!? と思ったけれど、 行ってみよう!
(注: Minasterium=monastery (修道院), "De Wijngaard"= The Vineyard (ぶどう園), Zusters=sisters (シスター), Benedictinessen=Benedictine (ベネディクト派)。
 現在の建物は、ベギン会ではなく、 「ベネディクト派の修道院」 として使用されています。 )

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*むむむ、深い木立の先は??
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「ベギン会修道院」 "Beguinage (Begijnhof)" の中庭でした (^_^)v
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続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 10日目2)ベルギー・ブルージュ ベギン会修道院 その2

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9日目7) ベルギー 「ブルージュ」 ベルギー名物といえば・・

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目6)ベルギー・ブルージュ 聖母教会 (ミケランジェロ「聖母子像」)」 の続き。

一旦ホテルに戻って休憩した後、晩御飯を食べに、マルクト広場から歩いて、ブルグ広場へと入る手前にある 「Breydel De Coninc (ブレイデル・ドゥ・コニン)」 へ。

「ベルギー名物」 といえば、まず浮かぶのはベルギー・ビール!
味わい軽めのビール "Brugs Tarwebier"(=ブルージュのホワイト・ビールの意味, White beer of Bruges) で乾杯!
しばらくしたら、 どどーんと目の前、こんな大きなガラスのボウルが・・(@@;
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*「ベルギー名物」 と 日本のガイドブックに書いてあった ムール貝 (mossel) のお料理をまだ食べていなかった と思い、 "Mosselen Tarwebier" ムール貝の白ビール蒸しを頼んでみたのでした。 ガラスのボウルはその殻入れ。
でも、いくら美味しくたって、鍋一杯は多すぎるんでは・・。 見ただけで、なんだかげんなり。 食欲喪失。 しばらくは、ムール貝を見るのも嫌になりました。。
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レストランを予約して行かなかったせいなのか(?)、空いているのに2階の狭~~いテーブルに座らされてしまった私たち。 テーブル上は、お鍋とお皿でいっぱいいっぱい。

帰り際、一階にいたカップルをちらりと見たら、 ゆうゆう4人分のテーブルに座って、 同じムール貝のお料理を、 給仕の方から、大きめのスープ皿へと取り分けてもらっているではないですか・・。 う~ん、なんだかな~~(by阿藤快)。
予約特典?それとも秘かにVIPだったの??
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*"Vissoep Breydel" ブレイデル (=レストランの名前)の Vis=魚, soep=スープは、美味しかった♪
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*2杯目は、ベルギービール "Grimbergen"。ホワイトビールよりもコクがあって好きでした。 もっとも、好きかどうかは、個人的な趣向によりますね。
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*パンもついてました。
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*"Hg. zalm garnalen sause" 。
オランダ語で、zalm=鮭, garnalen=小海老, Hg.=ハイグレード or ハードゲイ?(笑)。
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*エスプレッソは、デザート付きでした♪
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ところで、 ベルギーで有名なのは、 レース製品。 ブルージュでも、 たくさんのレースのお土産屋さんがありました。
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そして、 「ベルギー」 といえば、 チョコレートもありましたね♪

おっぱい型のチョコレートたちが、 とあるお店のショーウィンドーにディスプレーされていましたが、 あまりにお下品すぎなので、 写真はあえて載せません(~_~;)

*明日の天気(Lots of Crouds, Some Rain)& 気温 (20-15℃) を書いた紙の上に、 おやすみなさいのチョコレート@ホテルにて。
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ようやく翌日へと続きます(^^ゞ
ヨーロッパ・ドライブ旅行 10日目1)ベルギー・ブルージュ 愛の湖公園 ベギン会修道院 その1

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9日目6) ベルギー 「ブルージュ」 「聖母教会」 (ミケランジェロ「聖母子像」)

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目5)ベルギー・ブルージュ メムリンク美術館」 の続き。★ブルージュ旧市街の地図

「聖母教会」 "Bruggemuseum - Church of Our Lady (Onthaalkerk O.-L.-V.)"

*13~15世紀に建てられた、高さ122mのレンガ造りの塔。
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*右側の建物です。
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http://www.brugge.be/internet/en/musea/bruggemuseum/OLV/index.htm
Live map

ミケランジェロ 「聖母子像」 (Michelangelo Buonarotti "Madonna and Child ", 1504-5)

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ミケランジェロの像といえば、ヴァチカン サン・ピエトロ大聖堂にある 「ピエタ」 が有名ですね。
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*内陣にある 三連祭壇画と、 ブルゴーニュ公国 「突進公」 シャルル (Charles the Bold) と、その娘 メアリ・オブ・バーガンディ (Mary of Burgundy) (後の神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世 と結婚) の霊廟。 *画像クリックで拡大*
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*美しいステンドグラス *画像クリックで拡大*
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*ステンドグラスの下にある、 レリーフを施した祭壇。
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*内陣には、13~14世紀の多色彩で描かれたお墓もありました。 この墓は、1979年に発掘されたそうです。
床下に展示されている墓は、ガラスの床を通して見学できました。
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*主祭壇とパイプオルガン。
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*内陣見学は、2.50euro, 月曜休み。火~金 9:30-16:50, 土 9:30-16:45, 日 13:30-16:50, チケット販売は 16:30まで。
"ZAT."=zaterdag 土曜日, "ZON."=zondag 日曜日, "Eucharistie"=ミサ
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*聖母教会前の広場
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続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目7)ベルギー・ブルージュ ベルギー名物といえば・・

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9日目5) ベルギー 「ブルージュ」 「メムリンク美術館」

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目4)ベルギー・ブルージュ 市庁舎、聖血礼拝堂@ブルグ広場」 の続き。★ブルージュ旧市街の地図

「メムリンク美術館」(Memling in Sint-Jan - Hospital Museum (Memlingmuseum (Hospitaalmuseum)- St.-Janshospitaal, Brugge)へ。

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この美術館は、 12世紀に創立された 「聖ヨハネ施療院」 の中にあり、 ブルージュで活躍した 「メムリンク」 (Hans Memling)の代表作などが展示されています。

メムリンク」 (Hans Memling, 1435-1494年頃)は、ドイツ出身。
フランドル、北方ルネサンス美術の黎明期を代表するファン・エイク兄弟※(Jan Van Eyck, 1387-1441) についで、 中世ブルージュで活躍しました。

※ファン・エイク兄弟については、前に書いたエントリー、「ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目1)ベルギー・ゲント 「聖バーフ大聖堂」、 中世祭壇画の傑作 「神秘の子羊」を見る」のエントリー)をご覧下さい。

ファン・エイク同様、 かなり細密な細かい描写でしたが、 メムリンクの描く女性の たおやかで、繊細な描写。 静寂感を感じる絵の世界にすっかり魅了されてしまいました。

三連祭壇画 「聖カタリナの神秘の結婚」 の センターパネル("Mystical Marriage of Saint Catherine" (1479) central panel)

聖カタリナに幼子イエスが指輪を授けている場面。
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*三連祭壇画の左翼 (Left Panel) は、切り落とされた St. John(洗礼者ヨハネ)の首を、サロメが受け取っている場面。
右翼 (Right Panel) には、St. John(聖ヨハネ)がパトモスの岩山に座り、最後の審判の予言を書き留めている場面。 このとても幻想的な絵で、じっくり見ることができ、本当に良かったと思いました。

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*ベルギー7大秘宝と呼ばれる 「聖女ウルスラの聖遺物箱」 (St. Ursula Shrine (before 1489), Gilded and painted wood, 87 x 33 x 91 cm)
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聖女ウルスラと1万1千人の処女の殉教のお話は、 ローマのアカデミア美術館のオーディオ・ガイドで、ようやく知ることができました(汗)。
Wikipedia - 聖ウルスラ

Adrian Reyns の三連画 「The Lamentation over Christ」(1480)。
キリストの硬直した姿、その茫然とした表情が印象的でした。
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*この三連画の左右のパネル。右の女性の優美で、芯の強さを感じさせる立ち姿に魅せられました。
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*「若い女の肖像」"Portrait of a Young Woman"(1480) 。 この小冊子が英語の勉強にもなりました。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/4053/Memlinck.html の翻訳に大変お世話になりました。
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Memling in Sint-Jan - Hospital Museum (Hospitaalmuseum)
Live map
Wikipedia - Hans Memling
Wikipedia - Hans Memling (日本語)
Artcyclopedia: Hans Memling
Web Gallery of Art: Hans Memling


日本には、おそらく来ないであろう素晴らしい作品に出会え、 その作品をじっくり鑑賞することができ、 本当に幸せでした♪♪

続きます。
「ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目6)ベルギー・ブルージュ 聖母教会 (ミケランジェロ「聖母子像」)」

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9日目4) ベルギー 「ブルージュ」 「市庁舎」 「聖血礼拝堂」@ブルグ広場

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目3)ベルギー・ブルージュ 旧市街の地図、 マルクト広場 366段の鐘楼を上る」 の続き。
その後、「ブルグ広場」 "Burg" のカフェ&レストランのテラスで、 「市庁舎」"Stadhuis (City Hall)"を眺めながら休憩。
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*コーヒーは、美味しいチョコ付き♪
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*右が、休憩していたお店のテラス。 左は、「聖血礼拝堂」。 中央奥は、先ほど366段の石の階段を上った 「鐘楼」。
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「市庁舎」 "Stadhuis (City Hall)"

壮麗な古いゴシック様式建築 (1376-1420)。 *画像クリックで拡大*

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市庁舎の2階には、 町の歴史が描かれた壁画に囲まれ、 木の装飾天井が壮観なゴシック洋式のホール (Gotische Zaal, Gothic Hall)」があり驚嘆しました!!!
ごんちゃんも、興味津々(^^)♪
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「自由ブルージュ博物館」"Het Brugse Vrije (Renaissancezaal)(Bruggemuseum - Liberty of Bruges (Renaissance Hall))"
http://www.welkom-brugge.be/AttractieDetail.aspx?categoryTab=1&sortBy=Popularity&language=English&attractieId=15

市庁舎の見学とオーディオガイド&この博物館とセットで 2.50euro。 こちらの入口、ちょっと迷ってしまいました。。
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中には、精緻な木のレリーフが彫り込まれた16世紀のゴシック時代の暖炉のある部屋があり、 ここも見応えがありました。
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「聖血礼拝堂」"Heilig-Bloedbasiliek (Basilica of the Holy Blood)"
http://www.sacred-destinations.com/belgium/bruges-basilica-of-holy-blood.htm

市庁舎の右隣にあるこちらの礼拝堂には、2つの礼拝堂があります。
建物の下部には、12世紀のロマネスク様式のチャペル。 上部には、19世紀、ネオ・ゴシック様式に改装されたチャペルがあり、十字軍がコンスタンチノープルから持ち帰ったといわれるキリストの 「聖血の遺物」 (Relic of the Holy Blood)が収蔵されています。

祭壇の上で司祭の方が見守る中、 信者の方が並んで拝見されていたのは、この遺物なのかしら・・と思いましたが、 あまりに神聖な雰囲気の中、 異教徒の私たちは畏れ多くて、 遠くからじっとその様子を見るに留めました。

上のゴシック様式のチャペルは、鮮やかな色彩の壁画が、木の天井が美しく、しばらく座って見とれていました。
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こちらの宝物館では、たくさんの宝石で装飾された御神輿みたいなものとか、タペストリーとか、いろいろ展示されていました。

*聖血の遺物を崇拝できる時間帯と、フラッシュ禁止!の貼紙
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*ブルージュの馬車@ブルグ広場
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その後、「メムリンク美術館」 "Memling in Hospital of St. John (Hospitaalmuseum)" と、ミケランジェロ 「聖母子像」 がある 「聖母教会」 "Church of Our Lady (Onthaalkerk O.-L.-V.)" へ。
続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目5)ベルギー・ブルージュ メムリンク美術館

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9日目3) ベルギー 「ブルージュ」 旧市街の地図、 マルクト広場 366段の鐘楼を上る

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目2)ベルギー・ブルージュ 「運河クルーズ」後半」 の続き。

「ブルージュ旧市街」 "Brugge Historical center" マップ

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ブルージュの地図やビジターズガイドなどのダウンロード・ページ(ブルージュ市公式サイト) http://foto.brugge.be/dl/downloads.htm

運河クルーズの後、「マルクト広場」 "Markt" へ。

*広場にある 「州庁舎」 "Provincial Government Palace"(ネオゴシック様式, 1887-1921) と 「郵便局」 (右)*画像クリックで拡大
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*右は、広場の中心に立っている銅像。 観光客がいっぱい。
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鐘楼」 "The Belfry of Bruges"

ブルージュがフランドル地方の繊維産業の中心地として繁栄した 1280年頃に建築が開始され、8角柱の最上部は1486年に完成。 高さ83m、ブルージュ市で、最も目立つランドマークの一つ。
こちらの鐘の数は 全部で47個(総重量27トン!)。この鐘が一時間に4回も鳴り響いていたのでした・・。
http://www.brugge.be/internet/en/musea/bruggemuseum/belfort/index.htm
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私たちは 366段の鐘楼を上がることにしました。 安全のため、上れるのは最大70人なので、15分ほど待ちました。
それ以前に上った、狭くて急な デルフトの新教会の塔 (376段) を経験しちゃったせいなのか、 それほど辛くは感じませんでした。(「ヨーロッパ・ドライブ旅行 6日目3)デルフト 「新教会」 376段の鐘楼を上る」の記事
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眼下にくすんだ赤い屋根の街が広がり、 まるで中世の「おとぎばなし」の絵の世界のよう。 感動しました!!(*写真は画像クリックで拡大)
*左は、「ブルグ広場」 "Burg" にある「市庁舎」"Stadhuis (City Hall)"。 ゴシック様式 (1376-1420)。
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*中央は、アストリッド女王公園 "Kon. Astridpark"
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*「聖母教会」"O.L.Vrouwekerk(Church of Our Lady)" 13~15世紀に建築。 高さ122mのレンガ造りの塔。
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「救世主大聖堂」"St. Saviour's Cathedral" か。
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*360度、 このような風景が広がっていました )^o^(
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*建物や地名が↑で彫ってありました。
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追記:上の写真のように金網のない窓もありますが、 こんなふうに格子状の金網が貼ってある窓もありました。 格子状の金網があるところでは、 格子の隙間にレンズを当てて撮影していました。
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*巨大な歯車 @塔の上の時計がある場所。
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*メロディーを奏でている巨大なオルゴールに驚嘆!
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*2階には宝物館。17世紀の、鉄の留めがねのついた木のチェストなど、貴重なものが展示されていました。
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*塔の上から吹き鳴らす、ファイアー・トランペット (19世紀)。
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*鐘楼の入口を入った先にある中庭。 左奥にトイレがありました。
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この塔に上からの絶景は本当に素晴らしく、上がった甲斐がありました♪
続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目4)ベルギー・ブルージュ 市庁舎、聖血礼拝堂@ブルグ広場

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9日目2) ベルギー 「ブルージュ」 「運河クルーズ」後半

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目1)ベルギー・ブルージュ 「運河クルーズ」前半」 の続き。
運河クルーズ後半です。
*世界遺産になった 美しい景色に、感動しきりでした (^^)♪

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*橋は、石とレンガの重厚な造り。 作るの大変だったことでしょう。
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*その橋の下を 触っている人たちもいましたが、 手が汚れそうなので私はパス (^_^;)
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*素適なお宅です。
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*古くからの建物。 なんて凝っているんでしょう!
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*銅像のある広場へ。 像は、ヤン・ファン・アイクか?
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*広めの運河へ。 この大きめの橋には、車も通っていました。
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*中世でも、こんな風景が見られたのでしょうか。 いろいろ想像できて楽しかったです。
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*水鳥が羽を休ませていました。
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*重厚で大きなレンガ造りの建物。
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*右側、屋根が凝っています。
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*屋根が凝っている建物。
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いくつも飾りがついています。 屋根のカーブもいい感じ。
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*水辺のレストラン。 暖かいときは、こんなところで食事をとってもよいかも。
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*「聖母教会」が見える 船着場に戻ってきました。
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*橋の上には、こんな像もありました。
一緒に写っている聖母教会の高さは、122m!・・なのに、こんな凝ったデザイン。
中世ブルージュが、いかに裕福だったかがうかがえます。
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とっても見どころ満載の運河クルーズ。 天気も良くて何よりでした。
続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目3)ベルギー・ブルージュ 旧市街の地図、 マルクト広場 366段の鐘楼を上る

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9日目1) ベルギー 「ブルージュ」 「運河クルーズ」前半

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目6)ベルギー・ブルージュ 世界遺産の旧市街を散歩&夕食」 の続き。
9日目の 8/21(火)は、まず宿泊したホテル 「ドゥ・オランジェリ」 "Hotel 'De Orangerie'" で、 とても美味しい朝食バイキングを楽しみました。
*朝食は、運河に面したホテルの窓から美しい景観を眺めながら。
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*シャンパンも自由にお代わりできました♪
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*ホテルにクリーニングをお願いして、ホテルのすぐ前にある運河クルーズ乗り場へ。
世界遺産のブルージュ旧市街を、ボートに乗ってのんびり巡りました。

NHKの世界遺産の番組で放映された動画 by ユネスコ世界遺産のサイト

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*英語の解説付き。
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*右側の家、 水は入ってこないのでしょうか??
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*素適なおうちですが、 昼間は観光客でうるさいかも?(笑)。
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*そのまま舟で運河に出られるようになっている建物。
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*緑に囲まれた運河を、「ベギン会修道院」 "Begijnhof" のほうへ。
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*橋の上をたくさんの観光客が歩いています。運河には白鳥も。
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*ベギン会修道院の運河をはさんだ反対側。
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*白鳥やいろんなたくさんの鳥たちが、羽を休めていました。
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*ベギン会修道院の、橋から入る門。
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*建物の裏手を、ゆるゆるボートは進んでいきます。
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*橋の高さは、手をのばせば届くほど。
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*素適な窓
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*デザインの凝っている窓
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*century21 の看板が出ていたお宅。 こんなところに広告を出すなんて、ほんと興ざめです・・。
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*真ん中は、マルクト広場にある 「鐘楼」。
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*木を使った珍しい家
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*この屋根のデザインも変わっています。
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後半に続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目2)ベルギー・ブルージュ 「運河クルーズ」後半

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ヨーロッパ旅行 8日目6) ベルギー 「ブルージュ」 世界遺産の旧市街を散歩&夕食

8日目5) ベルギー 「ブルージュ」 到着 Hotel de Orangerie (ホテル・オランジュリー), Bruges, Belgium」 の続き。
その後、世界遺産のブルージュ旧市街、運河沿いを散歩しました。
NHK 世界遺産の旅  【ブリュージュ歴史地区】
NHKの世界遺産の番組で放映された動画 by ユネスコ世界遺産のサイト

*右奥は、 83 m ひときわ高くそびえ立つ 「鐘楼」 (Belfort, Belfry)“Live map

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*屋根が独特。 この建物は何だろう?
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*運河沿い、石畳の道を歩きました。
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人があんまりいないほうが、 落ち着いていて雰囲気もしっとり、 中世の面影を残すブルージュの街並を堪能できると思いました。
*ため息がでるほど、素適な運河の風景でした。
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*雨に降られてしまいましたが、 人が少なく、かえってよかったかも。
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ブルージュはただでさえ観光客が多いので、できれば平日に訪問するのがいいかもしれません。
マルクト広場やブルグ広場のほうは観光客が多くて、物価も高いようです。

*レストランの予約時間まで時間があったので、旧市街のはずれにある 「アストリッド女王公園」 “Kon. Astridpark” まで のんびり歩きました。
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*くっきり石畳の道と、舗装路が分かれていました。
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*Jさんに教えてもらった 「De Gastro」 http://wp.resto.be/degastro/ へ。

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*テーブル・コーディネートも前菜も、お洒落でシック (^^)
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ワインは、いつものようにお店の方にサジェスチョンしてもらいました。
"Can you suggest ?" というのが一番簡単で、お料理に合った、手頃で美味しいワインを味わえるのね、と学習しました。

*オススメしてもらった、クロケット。 1人2個は、その後の量を考えると多すぎちゃったと思います。 お店の方は1人2個で大丈夫とのことでしたが。。
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*しっかりした味。 私は結構好きでした♪ 
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メニューは週ごとだったか? とにかく変えると言っていました。
名前は忘れてしましたが、とても美味しかった記憶あり♪♪
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お肉は固め。 日本のサシの入った和牛と比べちゃいけないと思います。
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*デザートも美味しかったけど、量多すぎ(笑)。まさか5つとは・・。
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*・・だけれども、 これも食べてた私 (^^;
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このレストラン、とても美味しかったデス♪ このレストランを紹介してくださった Jさんに、感謝~!!の私たち。

今回ヨーロッパを旅行して思ったんですけど、 美味しくて内容の割には手頃なお値段のレストランは、 宿泊したホテルの方に聞くのが一番だなと思いました。 ガイドブックには出てないけれど、 ホテルに近い、 穴場を教えてくれました♪

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ホテルに戻り、 飛行機の中で連続殺人事件が起こるサスペンスドラマを見ていました。英語だったけど、次々と犠牲者が出たり、でも、助かる人あり、疑われる男あり。 主人公の女性の子供が人質になったり、 その子供が活躍したり、 思わぬ展開にドキドキでした。
でも、途中で入るCMが異常に長かった~~。10分以上あったような。。もう終わったかと思った頃に、また再開(笑)。

ブルージュ、かなり見どころ多しで、続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 9日目1)ベルギー・ブルージュ 「運河クルーズ」前半

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8日目5) ベルギー 「ブルージュ」 到着 Hotel de Orangerie (ホテル・オランジュリー), Bruges, Belgium

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目4)ベルギー・ゲント ゲント旧市街を歩く」 の続き。
「ブルージュ」 (Brugge, Belgium) に到着。
ルートマップは、 こちらの 「ヨーロッパ・ドライブ旅行 6日目7)オランダから ベルギーへの ルートマップ」 のエントリーをご覧下さい。 地図にルートを書き込みました。
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ブルージュは、ベルギーの中世の面影を残す古都。 その美しい景観から 「屋根のない博物館」といわれ、 旧市街は世界遺産に登録。
街を縦横に流れる運河には50以上の橋がかかる「水の都」。 13世紀頃からハンザ同盟の町として毛織物の交易で栄えるも、15世紀以降、運河に土砂が堆積、商船の航行に支障をきたして衰退。 中世の面影を残す景観もそのまま残される結果となりました。

★「ベルギー観光局」、「ブルージュ (Brugge)」(フランドル地方、 オランダ語圏
Wikipedia 「ブルッヘ」
★ブルージュ "Bruges" Official website of the city http://www.brugge.be/internet/en/index.htm
★Welcome@Bruges  http://www.welkom-brugge.be/
ブルージュの地図、ビジターズガイド(日本語版もあり)などダウンロード・ページ(ブルージュ市公式サイト) http://foto.brugge.be/dl/downloads.htm
ブルージュのビジターズ・ガイド http://foto.brugge.be/dl/bzen.pdf
最後のは英語ですが、ブルージュ最強ガイドかも。 とてもわかりやすいルート入り地図と解説付きなので、見どころはこれでバッチリ!? ブルージュ市の公式ガイドなので信頼できます。

当日朝に部屋を予約したホテル 「ホテル・オランジュリー」 "Hotel 'De Orangerie'" へ。
http://www.hotelorangerie.be/
日本語 http://www.hotelorangerie.be/hotel-orangerie_brugge_home.asp?taal=jp

でも、 ブルージュは車進入禁止区域が多く、一方通行の嵐・嵐・・。 しかも観光客がかなり多くて運転が大変そう。 ゲントと同じく、ひとまず近くの青空駐車場に車を停めて、ホテルを探すことにしました。

*一番初めに目についた、13~15世紀建造、ミケランジェロ「聖母子像」のある「聖母教会」の塔
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*「運河」。 観光客がたくさん歩いていました。
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*馬車も走っていました。
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*もしかして、運河沿いのこの建物かな?
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*'De Orangerie' と壁面に書いてありました (^o^)! でも、一方通行の嵐の中、どうやって車で行けば・・?
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*この角の表示を見落としちゃっていたのでした・・。
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*ちゃんとホテル名も出ていますが、 いかんせん、車の中からでは字が小さすぎて見えませんでした・・。
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*ホテル入口
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*ホテルを入ってするの壁面に、有名人らしき方々の写真&サインがたくさん貼ってありました。
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ホテルにチェックインの後、車での道順を聞き、ようやく車をホテルの前の細い路地へ。 後はホテルの方が車を専用駐車場に入れてくれて助かりました。

このホテルには日本人の女性Jさんが働いていて、見どころ満載のブルージュに1泊限りは勿体無いですっ!!との助言に従い、同ホテル2泊に決定。 でも、本当に2泊にしておいて、良かったです!!!
Jさんには、ホテルの近くにある素適で美味しいレストランを紹介して頂くなど、とてもお世話になりました。

ホテルの部屋を最初に見せてもらいましたが、 スタンダードはあまりに狭すぎ、息が詰まりそうだったので、 ジュニア・スイートに泊まることにしました。

*夫よ、お疲れさまでした~♪ さっそく大好物のコーラを飲んでます(笑)。
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ジュニアスイートは広くて快適!
ちょっと少女趣味なんでは?・・と思わないでもないけれど(笑)、小さなピンクのバラの壁紙に、上質そうなホワイト・ファブリックのベッドカバー。 調度品も品のいいアンティーク家具、絵などが飾られていて、とってもラグジュアリーなお部屋でした♪♪

部屋数は20と少ないですが(15 rooms, 5 suits)、それだけ行き届いたサービスが望める、ラグジュアリーなブティック・ホテルだと思います。

ホテルの方はフレンドリーで、とても感じのいい方々ばかりだったし、 朝は、運河に面したホテルの窓から美しい景観を眺めながら、シャンパン飲み放題! の、とても美味しい朝食バイキングが楽しめました。

こちらのホテルは、15世紀の女子修道院を改装。 女性受けするインテリア。 エレベーターはノロノロですし、ドアに行き着くまでに短い階段もあるものの、本当にここに決めて良かったと思いました。 念のため、私は、こちらホテルの回し者ではありませんよ(笑)。
ロケーションも旧市街の中で便利でしたし、 またブルージュに行くときには、 こちらのジュニア・スイートに泊まりたいと強~く希望 (^o^)丿
・・ってことで、夫よ、よろしくお願いします(^^ゞ

★ 「ホテル・オランジュリー」
Hotel de Orangrie, Bruges, Belgium 
http://www.hotelorangerie.be/
日本語 http://www.hotelorangerie.be/hotel-orangerie_brugge_home.asp?taal=jp

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*収納部分までピンクのバラ柄。
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*運河沿いではないので、眺望はそれほど良くはありませんでしたが、奥まっているので静かなお部屋・・・だとは思いますが、ブルージュでは、1時間に4回も教会の鐘が鳴り響いている時間帯もあり、かなり呆れたていたりして(笑)。 もちろん、部屋にも音が届いていました。 いくらなんでも、「演出過剰」 なのではないの!?

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*先ほどの聖母教会の塔も見えました。
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*クラシックな電話の通話口のような、お洒落なシャワーのついたバスタブもあり、優雅な気分になれました)^o^(
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*石けんはホテル・オリジナルのもので、ローション入りなのか? ツルツルしすぎて洗った気がしませんでした(笑)。
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その後、Jさんに教えてもらったレストランへ。 世界遺産のブルージュ旧市街をお散歩しました。
続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目6)ベルギー・ブルージュ 世界遺産の旧市街を散歩&夕食

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8日目4) ベルギー 「ゲント」 ゲント旧市街を歩く

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目3)ベルギー・ゲント レイエ川クルーズ」 の続き。 
ゲント旧市街 "Histrish centrum" マップ
*細いタイヤのロードバイクに乗った人を発見。 石畳+雨上がりで滑りそう。。
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*車道はかなりボコボコな石畳。 路面電車の線路が埋め込まれています。

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*一見ダイエーっぽい?ショッピングセンター。 車に乗る前、水とコーラを補給しておこうと思ったのですが、 なかなか買える場所がみつかりません。
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*「金曜広場」 "Vrijdag Markt"。 ゲントに到着したとき、迷って歩いたところでした。 で、 ここも、 またもやカフェばかり。。

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*八百屋さんで、ようやく水とコーラを買うことができました!
ヨーロッパには自動販売機がないので、 地元の人が行くような八百屋さんや果物屋さんで、 水やコーラを安く調達すべきことを会得しました (^_^)v
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*またもや雨に降られて、 地下駐車場に車を置かせてもらっていた宿泊ホテルへと急ぎました。
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*ホテルでトイレを借りて、ほっとひと息。 次の宿泊地である 「ブルージュ」 へ。

ここでも、ナビ様の偉大なお力にすがった私たち (^_^;)。ここでも、ナビなくしては、高速に出るまで大変すぎだと思いました。
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*車窓から見えた 牛さんたち。
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ブルージュへは、それほど遠くはありませんでしたが、 狭~い道&人がたくさん&一方通行の嵐~!! の 「ブルージュ旧市街」 に入ってからが かなり大変だった我が夫・・。
続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目5)ベルギー・ブルージュ到着 Hotel 'De Orangerie' @BRUGGE

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8日目3) ベルギー 「ゲント」 レイエ川クルーズ

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目2)ベルギー・ゲント 旧市街の地図、グラスレイのギルドハウス」 の続き。 
ゲント旧市街 "Histrish centrum" マップ

私たちは、左側の船着場から "De bootjes van Gent Rederij Dewaele" のボートに乗って、船からのんびり (・・といっても、途中で雨が降ってきましたが) ゲント旧市街にある歴史ある建物を見学しました。
(Historical excursion through the medieval centre of Ghent 40 min. 5.5 euro)
http://www.debootjesvangent.be/

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約40分間。 英語の解説付きでしたが、一体何を言っているのやら~。 深くはわからなかった所もあったけれども、 見どころだけはわかりました(^^ゞ。 お隣の席にはイギリスから来ていた年配のご夫婦がいらして、 私たちと写真を撮りあいっこ。 旅行何日目とか、初級英語でちょこっとお話できました。

*レイエ川沿いにある 「グラスレイ」"Graslei" のギルドハウス "Guildhalls"

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*その対岸にある 「コーンレイ」"Korenlei" のギルドハウス。

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グラスレイとコーンレイは、中世11世紀から、ゲントの最初の貿易港として栄えた場所だそうです。

*ボートに乗って、さきほどとは反対側から、「聖ミヒール(ミヒイル)橋」 "St. Michielsbrug" を見たところ。
フォトショップで写真2枚を合成して、パノラマ写真にしてみました。 画像クリックで拡大します。
右側が 「聖ミヒール(ミヒイル)教会」 "St Michielskerk"。

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*聖ミヒール橋とは反対側。 中央の ???? マークの建物は、「旧魚市場」 "Oude Vismijn (vismarkt) " で現在改修中。
http://www.oudevismijn.be/
フォトショップで写真3枚を合成して、パノラマ写真のようにしてみました。 画像クリックで拡大します。

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*「大肉市場」 "Groot Vleeshuis (Meat House) "

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*屋根の形が独特です。解説をしながら、ゆるゆるボートは進んでいきます。

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*「アレインハイス」"Het HUIS van ALIJN"。 博物館。
http://www.huisvanalijn.be/index.htm

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*引き返して、「フランドル伯居城」、「水門要塞」のほうへ。 この静謐な雰囲気が、たまらなく素適でした。

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*「斬首橋」 "Onthoofdingsbrug (Decapitation Bridge)" ?

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*「フランドル伯居城」"Het Gravensteen"(Castle of the Counts)

フランドル伯アルザス家のフィリップが1180年に造った城塞。 石造りの城砦が、まさにヨーロッパ中世という感じ。 白鳥さんが、気分を盛り上げてくれました(^^)。
中は拷問道具など展示してあるらしいですが、 拷問用具は、デンハーグの監獄博物館で懲りました。。

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*城砦のところで、まさかの雨に降られてしまいました。 乗船する際、係りの人が 大きな傘を持たしてくれて助かりました。
でも、しばらくしたら止んだので良かったです。 お尻がぬれてしまいましたが。。
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*橋のすぐ脇には、いろんな物語が想像できるような、凝った彫刻がありました。上の写真はクリックで拡大します。
右側の彫刻、 いたいけな子供、危うしっ!!
左側の彫刻、 お嬢さん、ラクだからって、馬に釣られちゃいかんとの教訓か?
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これは、一体なにがなんだか。。 牛さんと人のふれあい??
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*川沿いには、素適なお宅。 別荘に良いかも。
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ラボット (水門要塞)"Rabot (former city stronghold)"。 ここで引き返しました。

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*緑と、たくさんの水鳥たちに心癒されました。
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*柳の一種? かなりたくさんの葉が垂れ下がっていました。
前方、フランドル伯居城に旗がはためいています。
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*かなりギリギリな高さの橋。
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*降船後、格好などおかまいなしに、とにかく煙草を吸って、ほっと一息ついてる夫(笑)。
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*橋を渡って、街中へ。

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続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目4)ベルギー・ゲント ゲント旧市街を歩く

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8日目2) ベルギー 「ゲント」 旧市街の地図、 グラスレイのギルドハウス

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目1)ベルギー・ゲント 「聖バーフ大聖堂」、 中世祭壇画の傑作 「神秘の子羊」 を見る」 の続き。 

「ゲント旧市街」 "Gent Historical center (Histrisch centrum)" マップ

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ゲントの街歩きMAP pdf.
・・地図の解像度はやや低めですが、 日本語で場所の名前が書いてあります!
ゲント・ビジターズ・ガイド (Ghent. Visitor's Guide)Pdf.
ゲント・ウォーキング・ツアー(Ghent. Walking Tour)Pdf.

聖バーフ大聖堂 "St-Baafskathedraal (St Bavo's Cathedral)"」 の「神秘の子羊」を見学した後、 大聖堂前の広場にあるレストランのテラスへ。

繊維ホール鐘楼 "Belfort en Lakenhalle"
中世におけるゲントにおいて、最も重要な位置を占めたのは繊維貿易で、 繊維ホールは1425年建設が開始されました。 しかし、1441年 繊維産業は下り坂になり、このホールの建設も途中で中止。 その後、フェンシング・スクールや義勇軍のギルド、1742年から1902年までは地下が牢獄として使われるなどした後、 1903年にやっと建物が完成。
現在は、3F(On the second floor)が「The Museum of the Guild of Saint Michael」 になっています。
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「劇場 "Groot Huis (Theatre)"。電光掲示板があって、証券会社かなんかだと勘違いしてました(汗)。

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*入ってしばらくしたら、 雨が降ってきました。
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朝食バイキングが充実していたので、私たちは軽くクロワッサン&コーヒーで一息つきました。私たちの左隣の席では、おばあさんがコーラを飲みながら、ゆったり座っておりました。
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*劇場の並びにあったチョコレート屋さん "Chocolatier L. van Hoorebeke" で、生チョコを購入。
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*種類が多くて、目移りしまくり! とてもまろやかなチョコで、美味しかったです♪ お店の方に、写真を撮らせてくださいと言ったら、快く笑顔で了解してくれました(^^)。
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*ベルギーといえば、 チョコのほかには、ベルギーレースが有名です。 お土産屋さんのウィンドーには、美しいレースがディスプレーされていました。
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*ゲントの路面電車。
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*「コーレン・マルクト広場」"Koren Markt"から、 「聖ニコラス教会」 "St. Nicholas' Church" を臨む。

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*路面電車の停車場と、由緒ありそうな古~い外観、"Mango Post Plaza Shopping Center" (ショッピングセンター)。
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*「聖ミヒール橋 (聖ミヒエル橋)」 "St. Michielsbrug"から、レイエ川 "Leie" の北を臨む。
川を挟んで 右側が、グラスレイ "Graslei" 。左側が コーンレイ "Korenlei"。ギルドハウス "Old guildhalls" が建ち並んでいます。 奥にちょこっと見えるお城は、フランドル伯居城 "Gravensteen (Castle of the Counts)" 。

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*橋の反対側は、大体こんなかんじです。 フォトショップで写真2枚を合成して、パノラマ写真のようにしてみました。
右側は、「聖ミヒール教会 (聖ミヒエル教会)」 "St Michielskerk" 。 画像クリックで拡大します。

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*橋を渡って右側に、レストラン 「De Grill」 がありました。
ゲント名物、ワーテルゾーイ(シチュー)のメニューが黒板に書いてあって、"Waterzooi van Kip"(鶏肉のワーテルゾーイ)が 14 euro。 "Waterzooi van Vis"(魚のワーテルゾーイ)が 19 euro だそうです。(オランダ語で、kip は 鶏。vis は 魚)

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こんどゲントに行くときには入ってみたいものデス♪ でも、ここのHP、オランダ語とフランス語しかなかったりして・・(汗)。

*川沿いの石畳の道を歩いて、左側のボート乗り場へ。 対岸は、グラスレイ "Graslei" のギルドハウス。
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その後、ボートに乗って、レイエ川クルーズを楽しみました。
続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目3)ベルギー・ゲント レイエ川クルーズ

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8日目1) ベルギー 「ゲント」 「聖バーフ大聖堂」 中世祭壇画の傑作 「神秘の子羊」 を見る ★追記:修復後の祭壇画をGoogle Arts & Cultureで公開中 (2017/05/09)

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 7日目5)ベルギー・ゲントで夕食&夜の散歩」 の続き。 
8日目の 8/20(月)は、まず 「聖バーフ大聖堂」 @ベルギー、ゲントへ。

こちらは、 ファン・アイク (ファン・エイク)兄弟が描いた 祭壇画の傑作 「神秘の子羊」 があることでも有名で、 この絵は、 中世ヨーロッパにおける最も重要な絵画の一つとされています (フランドル、 北方ルネサンス、 ルネサンス美術の黎明期を代表する絵画との見方もある)。

★追記(2017/05/09)修復後の祭壇画を Google Arts & Culture で公開中: The real Van Eyck revealed - Google Arts & Culture https://www.google.com/culturalinstitute/beta/partner/lukas-art-in-flanders
 パソコン上で見ることをお勧めします!

★追記(2012/09/12) 現在、「ゲント祭壇画」は修復中ですが、Website 「Closer to Van Eyck」 http://closertovaneyck.kikirpa.be/ で、ヤン・ファン・エイクの絵画が高細密にズームインできるようになっています 拡大してみると、いろんな発見があって素晴らしい!!X線写真とも比較できるようになっているし、必見です 
(参考になったBS朝日の番組「世界の名画 ~美の迷宮への旅」 「油絵の故郷ブルージュをゆく  ヤン・ファン・エイク「ファン・デル・パールの聖母子」」: http://www.bs-asahi.co.jp/binomeikyu/back_010.html )

*「神秘の子羊 (仔羊)」 の祭壇画 (ヒューベルト&ヤン・ファン・アイク、 ファン・アイク兄弟)"The Adoration of the Mystic Lamb" by Hubert and Jan van Eyck.(1432) *画像クリックで拡大します。
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Web Gallery of Art
(The Ghent Altarpiece (1432) by Hubert and Jan van EYCK)
・・本物は、写真撮影禁止です。

「神秘の子羊」は、入口を入って左側の洗礼堂に、ガラスケースに収納されて展示。
とても色鮮やかで美しく、とても古い絵とは思えないほど。
かなり細密でリアルな描写は、息を飲むほどの素晴らしさ。 深く感動しました。

1934年、一番左下の 「正義の判事」(片側は、「洗礼者ヨハネ」) のパネルは 盗難にあったため、 現在見られるものは複製画。 それ以外にもこの祭壇画はパリやドイツに持ち去られるなど、幾多の試練を経たようです。

ここでは、日本語のオーディオガイドがあるはずなのですが、 すべて借りられちゃってたのか「無い」と言われてしまったので、 英語のオーディオガイドを借りました。 英語でも見どころがわかって良かったです。
*売店で買った日本語のガイドブックは、 たくさんの図版&詳しい解説付きで、さらに絵に対する興味を惹かれました。 写真左は、リーフレット。
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ちなみに、入口から入って右側中央にあるのは複製画。
でも、こちらはなぜか大人気!? 日本人の団体さんを含め、 多くの団体さんたちがこちらで説明を受けていました。

*入口入って左側の中央部 (North Transept) に、「聖バーフの修道院入門」 (ペーテル・パウル・ルーベンス (ルーベンス))の絵も必見でしょう。
"Saint Bavo's entrance into the Monastery of Ghent" (1624) by Peter Paul Rubens

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このルーベンスの絵の近くに、地下へと下る階段がありました。

最初は階段へのフェンスが閉まっていて、 入ろうとしたら教会の人に怒られちゃっいました(^_^;)。
でも、 そのフェンスの先には、 何人か 見学していた人たちが見えたので、 いつかは入れるだろうと思い、 虎視眈々と待っていました。
しばらくしたらフェンスが開いて、 中に入ることができました(^_^)v

こちらは、 地下クリプト」 Krypt (Crypt) で、 1150年頃の地下礼拝堂のほか、 法王の法衣や宝飾品などが展示されており、 待った甲斐がありました!!

そして、 この地下クリプトには、 ヨース・ファン・ワッセンホフ の 「キリスト磔刑」 の祭壇画もありました。

*「Justus van Gent」 とだけ書いてありました。 Justus van Gent = Joos van Wassenhove の別名。 とても鮮やかな色彩の祭壇画だと思いました。
*画像クリックで拡大します。
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*「地下クリプト」"Platteground Van De Krypt(Crypt)" の説明図。
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*1150年頃の地下礼拝堂。 柱が崩れていた箇所もあり。
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*壁画もあって、 地下が開くのを、待った甲斐がありました。
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*「神秘の子羊」 の由来などが書かれていると思われる、 綺麗な絵入りの本。
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ところで、中央の内陣は工事中で見られず、 とても残念でした。
*一階奥では、ハープの演奏をしている方もいらっしゃいました。 聖堂の中に、ハープの調べが響き渡って素適でした。
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*見事な装飾が施されたオルガン。
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★「聖バーフ大聖堂
Saint-Bavo's Cathedral (Sint-Baafskathedraal) - Gent (Belgium).
City of Ghent - Monuments - St. Bavo's Cathedral
http://en.wikipedia.org/wiki/Saint_Bavo_Cathedral

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その後、 昼食をとって、 レイエ川のボート巡りへ。
続きます。
ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目2)ベルギー・ゲント 旧市街の地図、 グラスレイのギルドハウス

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7日目5) ベルギー 「ゲント」 夕食&夜の散歩

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 7日目4)ベルギー・ゲントに到着」 の続き。 
雨が止んだすぐ後だったので、 宿泊ホテル 「Novotel Gent Centrum」から徒歩10歩ほどの 「MAX」 へ。
このレストランはとても美味しかったし、寛げて良かったです♪
鐘楼 (Belfort)の時計が見えました。
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鐘の音が鳴り響くのを聞きながら、 あ~、中世ヨーロッパの人はこの鐘の音が時計代わりだったんだろうなーとか、思いをめぐらせました。
時計は午後8:20を指していますが、ちっとも暗くありません。 サマータイムで一時間早めているとはいえ、日本に比べるとずいぶん日の入りが違います。
*ビールで乾杯!!
Trappist Westmalle Brown / Blond 3.50euro と、Jan Van Gent (37cl) (3.80)
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*ハウスワインも。 撮影許可、とりました (^^)。
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*お店の方からのサービス♪ なぜかレンゲで。
オランダ、ベルギーでは、 小エビを使ったサラダが とても美味しかったデス!
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「森永おっとっと」みたいなスナック。
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*何にしようかな~??
メニューの内容を聞いたら丁寧に説明してくれましたし、愛想も良くて、いいレストランでした。
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*スープも出汁が効いていて美味。 このスープで、このレストランにして良かったと思いました。
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*Vol-au-Vent on grandfather Max's way 15.50euro
鶏肉のシチュー&パイ。 と~っても美味しかった!! 夫が頼んだものだけど、私の方がたくさん食べてしまいました(^_^;)。
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*Oxtournedos with salad mix 18.00euro
牛ステーキ&サラダ。 お肉は、日本で食べるよりかなり固め。
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アツアツのフライドポテトは、別のお皿にもたくさん盛り付けてもらいました♪
*コーヒーを頼むと、お盆の上に、チョコレートやクッキーまで付いてきました。
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そういえば、オランダ・ベルギーでコーヒーを頼むと、もれなくチョコがついてきたのでした。
思い返すと、今回のヨーロッパ旅行では、夜ホテルに戻ると、ほとんどのホテルのベッドのサイドテーブルにチョコレートがサービスされていましたし。 チョコレートは精神が安定するような気がするので、 日本でも是非まねっこして欲しいサービスです♪

*ディナーは、ウィークエンドと休日だけ。 昼は、11:00~13:45。
8/19 はちょうど日曜日。 美味しいディナーが楽しめてラッキーでした。
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*鐘楼の時計は、もうすぐ午後9:30を指すところ。
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*レストラン 「MAX」。 外を出たところで記念に撮影。
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*お店を出たのは、午後9:45。 写真左は宿泊ホテル。 時計のある鐘楼のすぐ左の塔は、聖バーフ大聖堂。 ライトアップが綺麗なので、ちょこっと外を散策することにしました。
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*外観は、写真左のレストランより右のホテルのほうが、ぐっと地味(笑)。
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*赤い文字が流れる電光掲示板があったので、私も夫も証券取引所と間違えてしまった 「劇場」。
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*聖バーフ大聖堂。 結構人が歩いていました。
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*雨にぬれた石畳の道。 左に路面電車の線路が走っています。 ライトアップに照らされて、なかなかいい雰囲気でした。
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続きます。「ヨーロッパ・ドライブ旅行 8日目1)ベルギー・ゲント 「聖バーフ大聖堂」、 中世祭壇画の傑作 「神秘の子羊」 を見る

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ヨーロッパ・ドライブ旅行 7日目4) ベルギー 「ゲント」 到着

「ヨーロッパ・ドライブ旅行 7日目3)ベルギー・アントワープ から ゲントへ」 の続き。 
7日目は、8/19(日)です。 なんだか間が空いちゃいました。 「ヨーロッパ・ドライブ旅行 (オランダ・ベルギー・フランス)&イタリア個人旅行★前半」、 「★後半」。
2007/8/13から9/13まで一ヶ月間。 まだまだ先は長いのです(笑)。 それにしても、 まだ7日目だなんて(爆)。

「ゲント」 (Gent, Belgium) に到着。
ルートマップは、 こちらの 「ヨーロッパ・ドライブ旅行 6日目7)オランダから ベルギーへの ルートマップ」 のエントリーをご覧下さい。 地図にルートを書き込みました。

★「ゲント」 旧市街の観光地図は、「8日目2) ベルギー 「ゲント」 旧市街の地図、 グラスレイのギルドハウス」をどうぞ。

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ゲントは、ベルギーの中世の面影を残す古都で、中世には織物業を中心に繁栄。
ブルージュと比較すると地味だけれども、 ブルージュは観光地として古都を演出しすぎている感じ。 ゲントの方がしっとり落ち着いた古都の風情を感じることができました。
ゲントは、 「聖バーフ大聖堂」 にある、 ファン・アイク兄弟が描いた祭壇画の傑作 「神秘の子羊」 があることでも有名です。
(St Bavo's cathedral with the world famous painting "The Adoration of the Mystic Lamb" by Jan van Eyck.)

★「ベルギー観光局」、「ゲント (Gent)」(フランドル地方、 オランダ語圏
Wikipedia 「ゲント」
★ゲント(Stad Gent) Official Homepage http://www.gent.be/
★ゲントの観光(英語) http://www.visitgent.be/
ゲントの街歩きMAP pdf.
・・地図の解像度はやや低めですが、 日本語で場所の名前が書いてあります!
ゲント・ビジターズ・ガイド (Ghent. Visitor's Guide)Pdf.
ゲント・ウォーキング・ツアー(Ghent. Walking Tour)Pdf.

当日の朝、 空室を確認しておいたホテル 「Novotel Gent Centrum」へ。
ミシュランに書いてあったホテルのある Street name をナビに入力したのですが、 なかなかホテルは見つからず。
*ここらへんのはずなんだけど・・。 でも、 ここは車乗り入れ禁止区域だったので、 ひとまず別の青空駐車場に車を停めて、 街を探索することにしました。
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市庁舎 (Stadhuis, City Hall)鐘楼 (Belfort)のあたりをウロウロ
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聖ニコラス教会 (St. Niklaaskerk)。この右手前でホテル発見。
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*写真一番右が宿泊した「Novotel Gent Centrum」。 そのすぐ近くに、私たちが入ったレストラン 「MAX」 がちょこっと見えます。 苦悩する像??
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*ホテル正面玄関とは逆側に、ホテル専用の地下駐車場の入口がありました。 う~む、かなり地味かも。
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そして、ホテルの部屋も、 唖然としたほど かなり地味。
すでにいい部屋は空いてないと言われましたが、 最初に案内されたお部屋は狭すぎて、クッションは擦り切れ、窓もかなり小さめ。 喫煙禁止。
こりゃダメだと思って、 すぐさま部屋を変えてもらいました。

もっとも、 ここでも隣の部屋には子供のグループがいるのかバタバタしてるし、 子供がイタズラしてピンポンダッシュするわで、 へこたれそうになりました。
でも、 再度チェンジするのも面倒くさいし、 とにかく観光名所に近くて便利なので、 一晩だけだと思って我慢、 我慢。
*とりあえず一服。 車の運転&部屋の交渉、 お疲れさまでした。
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*今までとは、あまりに落差が激しすぎ・・・。
たとえば、4、5日目の デン・ハーグ 「ホテル・デス・インデス」とか (爆笑)。

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*ここで洗濯してたら、ますます侘びしい気持ちになっちゃいました~ (^_^;)。 でも、冷静に考えたら、 コレが普通なんですよね。
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*窓からは、中庭のプールが見えました。
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二人で部屋で脱力してたら、 雨がざあざあ降ってきたので、 ちょうどいい時に休めてタイミングが良かったです(^_^)v
その後、ホテルから10歩くらいで行かれそうな レストラン 「MAX」 へ。 ここはとっても美味しくてホッとしました♪
続きます。 今回は恐ろしく地味なエントリーですみません(^^;;
「ヨーロッパ・ドライブ旅行 7日目5)ベルギー・ゲントで夕食&夜の散歩

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「内藤五琅 日本画展」 @伊勢丹浦和店

11/3(土)は、 「-四季鳥影- 内藤五琅 日本画展」@伊勢丹浦和店の美術画廊へ。

四季折々の自然の風景と、野鳥の姿が描かれた作品の数々。
紙の質感を生かした独特な作風が、 美しい色彩をより際立たせていて 味わい深く、 日本画の良さを改めて認識させてくれました。
*案内状の絵葉書。
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上の絵葉書は、 北国の大きく広がる澄み切った青い空。 凍てついた雪原。 その上空を悠然と飛ぶ鷲の姿が 鮮やかに描かれている 「北の天」 という作品 (20号)。
見ていて心が晴れ晴れとするような作品でした。

私より一足先に会場を出ていた夫に、「ご挨拶して、名前を書いてきたら」 と促しましたが、 「名前を書くのは、 絵を買える人だけだよ・・」 と、 どうも頑な (というか、 いつになく気弱?)。 確かにウチは、まだまだ絵を買うには力不足だし・・ということで、失礼してしまいました。

夫は、「とっても鳥好きなんだねー」 と感想を言ってましたが、 夫が言うと、 赤提灯に縄のれん、モウモウと煙が立ち込める店内で焼かれる 「焼鳥」 を連想しちゃったりして (笑)。

後日、 この個展を案内して下さった内藤画伯のお嬢さんと久しぶりにお会いしました。 夫の仕事関係で親しくお付き合いさせて頂いている もう1人の方と 3人で、 日本橋三越前にあるイタリア・ジェノバ料理の 「フェア・ドマ」 へ。

お嬢さんにお聞きしたら、 プロフィールに 「日本野鳥の会 特別会員」 と書いてあるとおり、 野鳥が本当にお好きなのだそう。
でも、 年末の紅白歌合戦のように、チャカチャカ鳥を数えたりはされないそうです (^_^;)。

■内藤五琅 (ごろう) 氏 プロフィール
岩船画廊のサイト
浦和の日本画家....浦和ガイド会編
・・さいたま市浦和在住、日本美術院特待として活躍されています。
 そのお父上、 彫金の人間国宝 内藤四郎氏の作品も是非拝見したいものです。

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横浜未来演劇人シアター 野外ダンス公演、 ハマのメリー伝説 「市電うどん」

11/4(日)は、 夫と 「横浜未来演劇人シアター野外ダンス公演、 ハマのメリー伝説 「市電うどん」(「第一回横浜フリンジフェスティバル」参加公演)を観に行きました。

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総合演出・構成 寺十吾 (じつなしさとる)(tsumazuki no ishi)、 制作総指揮 大西一郎 (ネオゼネレイター・プロジェクト横浜演劇計画)、 振付・主演のメリーさん役の 石丸だいこ。

横浜桜木町から歩いて 「Bay Side コンテナ劇場」 へ。
深緑色のビニールシートで覆われた コンテナを見て、えっ、ここでやるの!? と 正直びっくり。
上空時折、ヘリコプターの爆音が鳴り響いていて、 最初演出かなと思いましたが、 どうやらそうではないらしい。

最初は 逆境かなと思われた舞台でしたが、 舞台正面のビニールシートを開け放ち、 屋外ならではの空間を生かした演出は、非常にダイナミックで素晴らしかったです!!

体が小さくて白塗り、白いドレス姿のメリーさんを演じた 石丸だいごさんをはじめ、 役者さんたちの熱気が伝わってきて、とても感動しました。

本当に火花の散ってた、 チェロ 坂本弘道、パーカッション 栗木健、 そしてサックス 川口義之の演奏も良かったですし。 あれは、屋外でなければ実現しなかったことでしょう。

私が最も印象に残ったのは、 あの世とこの世の間で、うどんをすする男たち。
そして、 うどんに絡まれ、上空を舞う、 うどんやのおばちゃん。
1人静かに佇むメリーさん、そのメリーさんにうどんをすすめる、うどん屋のおじさん。

ノスタルジックなんだけど、時空を超越した お芝居の世界にどっぷり漬かることができ、 横浜まで出て来た甲斐があったと思いました。

●「横浜未来演劇人シアター
横浜未来演劇人シアター
第一回横浜フリンジフェスティバル
第1回横浜フリンジフェスティバル公式ブログ
ヨコハマ経済新聞 掲載 「「ハマのメリー」をテーマに総勢40人のダンス公演「市電うどん」」
映画 「ヨコハマメリー」 公式サイト ・・メリーさんの姿&プロフィールなど
ヨコハマメリー*港のメリー*全身白づくめのおばあさん - ヘンかわおいしいお役立ち◎ART LAB OVAのブログ

「横浜みなとみらい」 Day and Night
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「美の求道者 安宅英一の眼 ― 安宅コレクション」@三井記念美術館

10/31(水)は、グレン・グールドの映画を観たりした後、 日本橋 三井本館7階にある 三井記念美術館 で開催されている特別展 「美の求道者 安宅英一の眼 ― 安宅コレクション」 を鑑賞しました。
(この特別展は、10月13日(土)~12月16日(日))
開催中の展覧会 (割引引換券の印刷ページ)
安宅産業

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「国宝2点 (油滴天目、飛青磁花生)、 重文11点を含む、 世界屈指の中国・韓国陶磁の名品を約30年ぶりに東京で公開」 とチラシに書いてあるように、現在、「大阪市立東洋陶磁美術館」 に所蔵されている、 大阪安宅産業の元会長、安宅英一氏が収集した約1000点の作品のなかから、 名品126点を選りすぐって展示するもので、 とても見応えのある展覧会でした。

展覧会では、収集当時のエピソードが詳しく書かれていて、 いずれも興味深いものばかり。
エピソードは、 安宅氏のもとでコレクションの収集に関わった伊藤郁太郎氏 (大阪市立東洋陶磁美術館館長)によるものです。

ことに印象に残ったのは、 韓国陶磁のすぐれたコレクターY氏から入手した 「粉青粉引 祭器」 のエピソード。

Y氏のご子息が安宅産業に入社した際、 音楽会とその後の食事に誘うなどして厚遇し、 いわばY氏の「外壕を完全に埋める」形で、 Y氏の手元にあったもう一つの名品 「白磁透彫蓮花文盆台」 の入手に成功したとか。
伊藤氏も書いていますが、 安宅氏の入念な計算、なんとしても手に入れたいという、コレクターとしての執念を感じるエピソードに、 ここまで来れば、あっぱれという気持ちさえ沸いてきました。

それから、 「重要文化財 白磁刻花 蓮花文 洗」 について、 古美術店 「壷中居」 の創業者 広田不孤斎氏が特に秘蔵し「三種の神器」とまで称していた名品の一つを、 最終的には譲るに至ったエピソードも、 安宅氏の周到な作戦勝ち。

他にも、感嘆させられる興味深いエピソードがいろいろあって、 そのエピソードとともに作品を鑑賞すると、いろんな思いまでが伝わってきて、単なる芸術鑑賞に終わらないところが、 この展覧会のツボでした。

でも、後に人手に渡ってしまったコレクションについて、 安宅氏は、 「コレクションは誰が持っていても同じでしょう」 と言ったとか (カタログ解説、[論考] ものをして 語らしむ―安宅英一の美学/伊藤郁太郎)。

コレクションとして完成させることに意義があり、 自分はそれを成し遂げたという達成感。 単なる物欲を乗り越えた境地に至ったところに、 しみじみ感じ入るものがありました。

★カタログ解説も読み応えがありました。006_0701031_012

※余談ですが、 前掲の、 古美術店 「壷中居」 の創業者 広田不孤斎氏については、 「骨董裏おもて」というエッセイが、 非常に骨董の勉強になり、 面白かったです。 ブログでこの本を紹介しておられた susanさん、 どうもありがとうございます。

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京橋 パティスリー 「イデミ・スギノ」

10/31(水)は、映画 「グレン・グールド 27歳の記憶」を観た後、 映画館のすぐ近くにある 「イデミ・スギノ」 で、 イートイン専用のケーキ2種類を頂きました (チョコレートムースの中にトロトロのブリュレ&ゼリーの 「アラビック」 ♪♪ と 「ベリー系ムース」)。

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ここのケーキは、 本当にすっごく美味しくて感動モノ。
店内は、写真撮影禁止なので、写真はナシです。

近いうちに、また行きたいものデス♪
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イデミ スギノ (家庭画報デリシャス)
「甘甘狂い」 のサイト内にある 「イデミスギノ」 のページ

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映画 「グレン・グールド 27歳の記憶」

10/31(水)は、映画 「グレン・グールド 27歳の記憶 (Glenn Gould Off the Record / On tne Record)」を観に、自転車で 銀座テアトルシネマへ。
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今年はピアニスト、 グレン・グールド (1932 - 1982)生誕75周年。
若き日のグールドの映像をデジタル上映するということで、 グールドの大・大・大ファンの私は、 かなり楽しみにしていました。
オフィシャルサイト 

前半 (Off the Record)は、 1959年のNY。 自前の折り畳み椅子を持参で、 スタインウェイの店内でピアノの試し弾くグールド様から始まって、 カナダ・トロントにあるシムコー湖畔にある自宅にて、 愛犬が傍らであくびをしたりする中、 古いピアノでバッハを練習するグールド様。
穏やかな湖畔で、演奏会が嫌いなわけなどを、インタビューで語るグールド様などなど、 ファンとしては興味深い映像を見る事ができました。

後半 (On the Record)では、 夏なのに、裏地のついたコート&マフラー&ウールのハンチング帽の いでたちで、タクシーでNYのスタジオに向かうグールド様の姿から始まって、 最後は バッハの「イタリア協奏曲」 の録音風景。
何度も何度もテイクを繰り返し、 完璧な作品に仕上げていく 彼のレコーディングの過程に立ち会えたかような気がして、 とても興奮! ラストはとても感動的でした!!
自宅に戻ってすぐさま 彼の弾く「イタリア協奏曲」のCDを聴いたのは言うまでもありません。

グレン・グールドは、謳いながら、あるいは指揮をしながらピアノを弾いたりするなど、とても個性的なピアニスト。
彼の弾くバッハの「インベンションとシンフォニア」。 その、パキパキ美しい旋律の洪水に魅せられて以来、 私は彼の大ファンなのです。
バッハの 「ゴールドベルク変奏曲」 も大好きですが、 この映画を観てからは、「イタリア協奏曲」 も改めて好きになりました。

★映画館で販売していた「グレングールド・エクスタシス」のDVDを購入。 DVDの解説にも書いてありましたが、 まさにグレングールド入門編。 いろんな方々が彼の演奏や個性について語っていました。
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 「平野啓一郎、グールドの魅力を語る」 講演とDVD「J・S・バッハ:ゴールドベルク変奏曲」上映 (11月29日(木)午後7時より 於 カナダ大使館オスカー・ピーターソン・シアター) にも、 行ってみたいのですけれど、 適当な同行者が見つからず。 すでに私とリアルで親しくお付き合いいただいている方、 どなたか一緒に行きませんか? と誘ってみたりして。 グールド大好き、なおかつ、平野啓一郎を知っている人とでないと、 一緒に行っても つまらなそうなので、 同行者をみつけるのが難しい・・。 ペアではなくて、 1人でも応募できればよいですけど。
※追記: 私のマイミクさんから同行してくださる旨、さっそくメッセージが届きました。 ダメモトでも書いてみるものですね~。とても嬉しかったです♪ どうか抽選に当たりますように!!

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°

映画の後は、映画館のすぐそばにあるパティスリー 「イデミ・スギノ」 でティータイム

その後、 日本橋三越のお隣、三井本館7F にある 「三井記念美術館」 で開催されている特別展 「美の求道者 安宅英一の眼 ― 安宅コレクション」 を鑑賞。
(この特別展は、10月13日(土)~12月16日(日)
国宝2点(油滴天目、飛青磁花生)、重文11点を含む、 東洋陶磁の名品の数々に圧倒されました。

追記:「「美の求道者 安宅英一の眼 ― 安宅コレクション」@三井記念美術館」

大阪市立東洋陶磁美術館
Wikipedia

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「日本橋 皆美」 @コレド日本橋 で 「鯛めし懐石」

夫と鎌倉散歩の後、 東京駅の日本橋口から歩いて、 コレド日本橋 にある 「皆美」 へ。

皆美の本店は、島根県松江。
高校の時の修学旅行のお昼に、みんなでこちらの「鯛めし」を頂いて、とても美味しくて感激したのが最初の出会いでした。 (ちなみに、修学旅行は毎年。 高校は、三田の養豚場と呼ばれていました(^_^;))

この鯛めしは、鯛を炊き込んだものではなくて、温かい御飯の上に、 鶏そぼろと玉子の白身と黄身、海苔、わさびをのせて、出汁をかけ、汁かけ御飯としていただくものです。

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淡白で上品な味わいで、消化も良さそうなので、私はこの鯛めしが大好きなのです。

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江戸文化文政、松江藩主 松平 「不昧公」 という禅を学び、茶道を修めた方が、 オランダ料理にヒントを得て和風にアレンジしたもの。 元になった、オランダ料理は何だろう??

この日は 「鯛めし懐石」 で、 秋の味覚を堪能しました。

*お吸い物 (松茸土瓶蒸し)。
やっぱり秋は松茸ですね♪ 香りがとっても良かったです。003_0701028_107

その他、 先附け(板屋山椒餡 海老 烏賊 黒田芹 黄菊 茗荷 酢橘)、旬のお作り、焼き物(秋鮭親子焼、むかご雲丹あえ、揚げ煎餅、栗蜜煮、菊花大根)、煮物(ぜんまい信田巻き、南瓜、里芋、隠元、木の芽)、強肴(丸茄子田楽 合鴨そぼろ、青唐)、菓子と抹茶またはデザートということで、デザートを選択。 ココナツミルクのデザートでした。

●ぐるなび
日本橋 皆美 (不昧公好み 家伝 鯛めし)

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鎌倉散歩 4) 明月院、葉祥明美術館 界隈、北鎌倉散策

鎌倉散歩 3) 鶴岡八幡宮、 建長寺」 の続きで、 「明月院」 界隈へ。
*「明月院 (あじさい寺)」に到着したのは、午後 4:05頃。
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*6月以外は、午後 4:00閉門。 予想はしていましたが、ちょっと残念。 また訪れる機会もあることでしょう。
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*道に沿って明月川が流れ、緑溢れる明月院までの道を散策。
京都のお寺への道みたいだな、と思いました。 付近にある、 お食事、喫茶処も、京都にあったような雰囲気のところがありました。 実際中に入っていないので、 詳しいことはわかりませんが。
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*名月院に行くまでの道沿いにある 「葉祥明 美術館」。
「ショップは入館料無料」と書いてあったので入ってみました。 ファンの方にとっては、夢のようなところかもしれませんね。
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こんどは、紅葉の頃にでも。
古都鎌倉は、 古いお寺や緑が多く、 思い立ったら すぐ行かれる近さも魅力です。
(水天宮前から三越前まで半蔵門線1駅。 歩いて10分ほどで東京駅)

★「鎌倉Today」 のサイトの中の、 「地図で探す」 、 「鎌倉を楽しむ」。

この日は日曜日だったので、早めに帰宅。 東京駅の駅ナカにもお店がありましたが、 なんとなく落ち着かないので、 東京駅から コレド日本橋まで歩き、 「皆美」 で 「鯛めし懐石」 。 秋の味覚を堪能しました。
「「日本橋 皆美」 @コレド日本橋 で 「鯛めし懐石」」 のエントリー

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鎌倉散歩 3) 鶴岡八幡宮、 建長寺

鎌倉散歩 2) 杉本寺、 鎌倉ニュージャーマン」 の続きで、「鶴岡八幡宮」 へ。

鶴岡八幡宮」 は、 鎌倉幕府の宗社として超有名なので、説明省略。
詳しくは、オフィシャルサイトhttp://www.hachimangu.or.jp/をご覧下さい。
*「舞殿」。 静御前が義経のことを想って舞った場所
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*「大銀杏」。 鎌倉三代将軍 源実朝を殺害するため、公暁が隠れていた場所。 樹齢800年以上の御神木。天然記念物。
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*大銀杏と狛犬
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*61段の大石段を上った先にある「御本殿」は、1828年 江戸幕府11代将軍家斉の造営による、国の重要文化財。
大きすぎてフレームに入りませんでした(恥)。
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「おみくじ」 を、ひいて見ていたら、外国の方が じーーーっと興味深そうに覗いていました。
「Only Japanese ?」 と聞かれたので、 日本語だけだよ~と言ったら、残念そう。
外国人の観光客なども多いのだから、 「おみくじ」には英訳もつけたらいいのにと思いました。

その後、北鎌倉の方向に歩いて、「建長寺」 へ。 こちらも、 鎌倉五山第一の由緒ある古刹。
1253年、北条時頼が創建した、わが国最初の禅の専門道場。
*総門
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*総門だって、ひそかに凄い。どうやって移築したんだろう?
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*三門。 楼上には五百羅漢像が祀られているそうです。
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*ベンチに座って、方丈の庭園を見学。
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*境内にあった、 ものすごい樹齢だと思われる巨木。
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以前、天狗の像がたくさんある 「半僧坊」まで行ったことがありましたが、 眺めが良くてとっても良かったです! 上るのがかなりキツイところでしたが (地図)。。
★以前書いたエントリー「鎌倉 散歩 ~ 鎌倉 「ア・リッチョーネ」

鎌倉観光協会 建長寺
★「鎌倉Today」 のサイトの中の、 「地図で探す」 、 「鎌倉を楽しむ」。

その後、アジサイ寺と呼ばれる 「明月院」、「葉祥明 美術館」 のあたりを散策しました。
続きます。

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鎌倉散歩 2) 杉本寺、 鎌倉ニュージャーマン

鎌倉散歩 1) 浄妙寺・石窯ガーデンテラス」 の続きで、8世紀に創建された鎌倉最古の寺 「杉本寺」 へ。
*「浄明寺」から、渋滞する車を横目に「鶴岡八幡宮」方面へ、川沿いの道を歩きました。(Google マップ 地図
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*「杉本寺」。源頼朝の入府以前からあった鎌倉最古の霊場の入口。ここから石段をのぼります。
鎌倉三十三観音第1番で、「十一面杉本観音」 と書かれた白いのぼりが、いくつもたてられていました。
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*この茅葺の山門の先にも、さらに石段。
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*この石段は通行できないようにしてあって、脇の石段を上りました。
この石段を下ろうとしたら、えんえん下まで転げ落ちそうです。
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*茅葺の本堂。 本堂には十一面観音が安置されていました。 こちらの観音様のお顔はインパクトあり。 写真が撮れないのが残念です~ (※本堂内は、写真撮影禁止)。
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*本堂の右側には、たくさんの小さな五重塔。
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*涎掛けがたくさんかけられたお地蔵様。
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*写真右奥の鐘撞堂の奥には
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尾崎迷堂 (1891-1970)の句碑。大正14年から昭和17年まで、この杉本寺の住職を務め、その間、土地の人々と俳句を通じて交流を深めたそうです。
表:春潮や南海補陀落山の下
裏:手をかざし見けるは秋の燕哉
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*趣のある古刹だけあて、「喫煙の所」 と墨書き表示。
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*本堂の左側、さらに階段を上ると、うっそうと緑が茂る、見晴らしのよい高台になっていて、 そこには普通のお宅が建っていました・・(^_^;)。
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*「大蔵財弁天」の鳥居をくぐって、左手にある池のほとりの岩の中には、何かが祀られているようでした。
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*この岩の奥。 池には数匹の鯉が泳いでいました。
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杉本寺を後にして、お金をおろすためにコンビニへ。 なかなかコンビニがみつからなくて、 岐れ道のさらに先、 鶴岡八幡宮からそう遠くないところまで歩き、 ようやくコンビニ発見!
「鎌倉ニュージャーマン 雪ノ下本店」 まで戻って、お土産を買いました。
★オフィシャルサイト http://www.yougashi.co.jp/
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*ここで、休憩。 喫茶コーナーで、本店限定の「かまくらカスター」キャラメルカスターを頂きました。 ふわふわで美味し~♪ 甘いもので、疲れが癒されました。
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その後、「鶴岡八幡宮」 へ。
続きます。「鎌倉散歩 3) 鶴岡八幡宮、 建長寺

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鎌倉散歩 1) 浄妙寺・石窯ガーデンテラス

10/28(日)は、夫と秋空の下、鎌倉散歩に行ってきました。

東京駅から鎌倉駅まで、JR横須賀線(普通)で約1時間。 座れなかったので、急遽グリーン席へと移動。 普通列車のグリーン券は、土日祝日のホリデー料金で、 事前購入+750円のところ、 車内購入だったので+1,000 (ちなみに、東京~北鎌倉は、事前購入+550円、車内購入で+800)。
二人分だとちょっとした出費ですが、立ちどおしは辛すぎますし、 座席は広く、リクライニングでとっても快適♪ 飲み物などの車内販売もありましたし、 鎌倉へは、 ちょっと贅沢してグリーン席がいいな~と思いました!

saekoさんがブログ「五感の記憶」で書いていらした 「浄妙寺・石窯ガーデンテラス」 の屋外テラスで「石窯パンコース」を味わってみたくて、 まずは 「浄妙寺」 へ。
石窯ガーデンテラス

鎌倉駅東口から5番線のバスに乗って、「浄明寺」バス停で下車。
*浄明寺山門。
浄妙寺は、鎌倉五山第五位の由緒ある禅寺で、境内は国指定史跡。
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山門入口には、にゃんこ2匹がお出迎え。
*「イラッシャーイ」と言っている、にゃんこ(嘘)。
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浄妙寺拝観料(100円)をお支払して、緑豊かな境内の奥の高台にある洋館へ。
★石窯ガーデンテラス http://www.ishigama.info/index.html
Google マップ 地図&情報
*屋外テラスには、パラソルのついたテーブルが並んでいます。
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*このパラソル、 間昼の日差しを防ぐには、あまり役に立ってないような・・。
日差しの強いランチ時には、 パラソル席よりも、一つだけ奥の日陰のほうが快適かもしれないですね。
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このレストランは高台にあるので、 屋外テラスからの眺望が良く、 周りの山々、目の前にある 「イギリス式庭園」の緑に癒されました。
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入口のウェイティング・リストに名前を書いてから30分以上、 外のベンチで席が空くのをで待っていたのですが、 待った甲斐がありました。
*鎌倉ビールで乾杯! 鎌倉ビール、美味しかったです♪
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*シェフのこだわり「石窯パンコース」。+420円でデザートをつけられます。
庭園などの景観も含めたお値段だと考えれば、納得できそう!?
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*石窯パンは3種類。
お腹が減っていたので、写真を撮るのも忘れ、一番手前のパンをパクパク食べてしまいました(汗)。
焼きたてでホカホカですが、丸の内の PAULVIRON などと比べてしまうと、いたって普通のパンだと思われ。
「何事も、期待しすぎてはいけない」 の法則により、 私たちの期待値が高すぎかも。 人それぞれ別の評価もあることでしょう。 ゴメンナサイ
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*名前は失念しましたが、お豆のスープ。
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*かなり混んでいたので、私は無難に、「鎌倉野菜と鎌倉ハム、ソーセージのサラダ仕立ての一皿。
やっぱり鎌倉ハムは美味しかったデス♪♪ サラダも葉っぱの種類にこだわっていました(^^)。
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*夫は、「前菜三種盛り、魚介を主体としたサラダ仕立ての一皿」
石窯パンコースは、いずれも石窯パン、スープ、コーヒー or 紅茶付。
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*デザートのパンナコッタ&ゼリー♪
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*混んでいたので先に会計をすませてから、「イギリス式庭園」を視察(笑)。
このアーチをくぐった先には、
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優美な像が。
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*日時計から見た風景。 鎌倉は、山も近くて緑も多く、気持ちまで 晴れ晴れしました!
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*可憐な花々にも出会えました。
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*これはなんていう植物だろう?
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*トゲもありました。
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*レストランを出て、境内のお庭を散策。 ススキが秋らしいですね。
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*結構高低差のある石の階段を降りていくと、
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*右側に、茶室 「喜泉庵」(抹茶処)。
うっかりお金をおろすのを忘れてきたため、 所持金が足りず、抹茶はパス。
そういえば、 先ほどのレストランでも、 メニューを見ながら、二人で暗算してました (^_^;)。
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*お茶室の庭は、 枯山水。
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*本堂
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眺めのいいレストランはあるし、見どころ満載。行ってみて本当に良かったです!

その後、8世紀に創建された鎌倉最古の寺 「杉本寺」、「鎌倉ニュージャーマン」、「鶴岡八幡宮」、「明月院」、「建長寺」 へ。
続きます。「鎌倉散歩 2) 杉本寺、 鎌倉ニュージャーマン

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