「内藤五琅 日本画展」 @伊勢丹浦和店
11/3(土)は、 「-四季鳥影- 内藤五琅 日本画展」@伊勢丹浦和店の美術画廊へ。
四季折々の自然の風景と、野鳥の姿が描かれた作品の数々。
紙の質感を生かした独特な作風が、 美しい色彩をより際立たせていて 味わい深く、 日本画の良さを改めて認識させてくれました。
*案内状の絵葉書。
上の絵葉書は、 北国の大きく広がる澄み切った青い空。 凍てついた雪原。 その上空を悠然と飛ぶ鷲の姿が 鮮やかに描かれている 「北の天」 という作品 (20号)。
見ていて心が晴れ晴れとするような作品でした。
私より一足先に会場を出ていた夫に、「ご挨拶して、名前を書いてきたら」 と促しましたが、 「名前を書くのは、 絵を買える人だけだよ・・」 と、 どうも頑な (というか、 いつになく気弱?)。 確かにウチは、まだまだ絵を買うには力不足だし・・ということで、失礼してしまいました。
夫は、「とっても鳥好きなんだねー」 と感想を言ってましたが、 夫が言うと、 赤提灯に縄のれん、モウモウと煙が立ち込める店内で焼かれる 「焼鳥」 を連想しちゃったりして (笑)。
後日、 この個展を案内して下さった内藤画伯のお嬢さんと久しぶりにお会いしました。 夫の仕事関係で親しくお付き合いさせて頂いている もう1人の方と 3人で、 日本橋三越前にあるイタリア・ジェノバ料理の 「フェア・ドマ」 へ。
お嬢さんにお聞きしたら、 プロフィールに 「日本野鳥の会 特別会員」 と書いてあるとおり、 野鳥が本当にお好きなのだそう。
でも、 年末の紅白歌合戦のように、チャカチャカ鳥を数えたりはされないそうです (^_^;)。
■内藤五琅 (ごろう) 氏 プロフィール
★岩船画廊のサイト
★浦和の日本画家....浦和ガイド会編
・・さいたま市浦和在住、日本美術院特待として活躍されています。
そのお父上、 彫金の人間国宝 内藤四郎氏の作品も是非拝見したいものです。
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コメント
初めまして、さいたま市に住むものです。
検索でブログ拝見しました。
私は4日の午後夫婦で観に行きました。
高校1年時に同級だった画伯から麻紙を使う
あの独特の文様の作り方の説明を受けました。
彼が用事で席を外した時に、奥様から
唯一鳥が描かれていなかっつた絵
庭で咲いた「からすうりの花」の話も伺えて
一層、鑑賞を楽しめました。
投稿: たけ | 2007.11.09 12:27
たけさん、はじめまして。
紙の質感を生かした独特な色合い・文様は、麻紙を使っていたからなんですね。
複雑で美しい色彩がほんのり浮かび上がっていて、ますます惹き込まれてしまっていました。
そういえば、唯一鳥が描かれていなかった絵もありましたね。
私も、たけさんのように、夫と一緒にちゃんとご挨拶して、お話を伺えばよかったです。
たけさん、書き込みをして下さってどうもありがとうございます。
投稿: きのこ | 2007.11.09 13:14
お久しぶりです。
浦和で七年ぶり開催される
「内藤五琅 日本画展」 開催案内
<素描の美>@伊勢丹浦和店
11/26(水)~12/2(火)、7階=美術画廊
http://tottukuri19.blog41.fc2.com/
参照下さい。
投稿: たけ | 2014.11.28 07:31
>たけさま、
ご案内、どうもありがとうございます。
投稿: きのこ | 2014.11.30 00:14