「江戸東京たてもの園」 @小金井市 その1 高橋是清邸、根岸 「鍵屋」、昔の銭湯
11/25(日)は、夫と小金井市にある 「江戸東京たてもの園」 へ。
江戸東京たてもの園は、1993年(平成5年)日に開園。江戸時代から昭和初期までの 27棟の復元建造物を展示する、江戸東京博物館の分館です
(東京都小金井市桜町3-7-1 TEL: 042-388-3300)。
★オフィシャルサイト http://www.tatemonoen.jp/
★Wikipedia 「江戸東京たてもの園」
JR中央線 「武蔵小金井」駅北口からバスに乗って 「江戸東京たてもの園前」。
バスの4番のりばの「関東バス」はなかなか来ず、2番・3番のりばの「西武バス」にしちゃったほうが良いのかなと思いながらも、バス停から離れたとたんにバスが来たら悔しいし、 一緒に並んだ おばさんの身の上話を聞いたりしながら、20分以上待ちました。
玉川上水沿いの五日市街道はかなり渋滞。 バス停を降り、すぐ曲がるべき道を見落とし、大回り。
*「小金井公園」 の入口
*フリーマーケットをやっていました。
*鴨がたくさんいた水辺
*鴨なべが食べたいねー、などと話をしていた私たち(笑)。
*「江戸東京たてもの園」の入口
*「高橋是清邸」。高橋是清は、1936年(昭和11年)「二・二六事件」で、この建物の二階で青年将校達の凶弾に倒れ、暗殺されました。実際のその場面を想像すると、かなり恐ろしい。
もともとこの建物(母屋)は赤坂、丹波篠山藩青山家の中屋敷のあった 約 6,600平方メートルもの広大な敷地の中にあり、 明治35年(1902)に建てられました。
この総栂普請(そうつがふしん)の母屋のほかに、三階建ての土蔵や、離れ座敷があったそうです。
*その当時としては高価な硝子障子が縁回りに使われています。
ここの一階には食事処があり、当時の様子に思いを馳せながら、温かいおうどんを頂きました。
*庭から見た「高橋是清邸」。この2階の手前の部屋で高橋是清は暗殺されました。
早朝、青年将校十数名が寝室になだれ込み、寝巻き姿で布団で寝ていた当時83歳、「ダルマさん」 と市民から呼ばれていた是清に銃弾を浴びせ、軍刀で切りつけたそうです。
*駐在所
*ボンネットバスが実際に走っていました。
*「村上精華堂」。
上野 池之端二丁目の不忍通り沿いに建っていた小間物屋 (化粧品店)。 昭和3年(1928)建築当時としてはモダン。
*ここは、「東ゾーン」。真ん中に見えるのは 千住 「子宝湯」。
宮崎駿監督の映画 「千と千尋の神隠し」の作画には、たてもの園の建築物が参考にされたそうです。
*根岸の居酒屋 「鍵屋」。
建物と店内は、昭和45年(1970)頃の姿を復元。
建築は、江戸時代末期。 大正頃に2階部分を増築。 小説家の内田百閒 をはじめ、多くの著名人に愛されたそうです。 震災・戦災を免れ、江戸末期の面影をとどめているそうです。
★現在の「鍵屋」は、 以前書いたエントリー 「根岸 酒亭・居酒屋 「鍵屋」」をご覧下さい。
*足立区千住元町にあった 「子宝湯」(昭和4年(1929))。
神社仏閣風の唐破風(からはふ)の堂々とした大屋根。 東京の銭湯を代表する建築物。
*昔の銭湯のようすが描かれた絵なども展示。
*竹馬や、たがまわしで遊べるようになっていました。
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