着付け教室 2回目補講 半襟のつけ方
3/17は、半襟のつけ方を習いました。 実際に、自分の長襦袢に半襟をチクチク縫いつけていきました。
半襟は、着た後、後ろの衿から出ちゃいけないものなので、 先生が、私の既製品の長襦袢の衿の幅を、短く切ってお直して下さいました。(ハクビの半襟付き衿芯自体も、 既製品より、 幅はほんのちょっと短めなのかも)
この半襟は、ハクビの半襟付き衿芯です。 この芯の長さはちょっと長めになっているので、着付けた後に押さえられて、 衿が浮きにくくていいかもしれません。
ちなみに、 私が愛読している着付けの笹島寿美先生の本でも、 市販されている三河芯の半襟は、幅を短くカットして、 左右に布を縫い足すことを推奨されています。
詳しくはこちらの 「人に着せる着付け―笹島式決め技上級編 (家庭画報特選)」 の本などをご覧下さい。
このところ更新が滞っているのも、 このような着付け本や、着物の本を読んでは、いろいろ研究しているせいです (^^ゞ すごぉく勉強になりましたよ。
ちょっと固めの芯なので、力加減がよくわからずに、 待ち針や縫い針を曲げてしまいました。。
この固めの衿芯を縫うには、 絹糸・絹針を使うと一層縫いやすいようです。
でも、半襟って、着物を着た後、長襦袢からはずして、ちょくちょく洗濯したほうがいいような気がするので (これは人によりけりだと思うけど)、 しつけ糸でバーット荒く縫いつけちゃったほうが、 ラクなような気がします。
衿肩あきの部分を釣りかげんにして縫う際の、ちょっとしたコツを直接教われたのは良かったと思いました。 本では 「釣りかげん」 ってよく書いてあるけど、 実際どうやるかっていうのは、 ちょっとわかりにくいんですよね。
*もうちょっと、つり加減に縫えば良かったと反省。
教室では、ナイロン糸だったせいなのか、 糸はからむしブツブツ切れて、 かなりやりづらかったです。 後で自分用に絹糸を買ったけれども、 綺麗にやりすぎちゃうと、 糸をはずすのも面倒くさい。。 そのまま外さずクリーニングに直行させちゃおうかしら。。
ちなみに、某日、 訪問着にあわせて、 絹の長襦袢を高島屋で購入したのですが、 その際、 その後の長襦袢のお手入れについてお店の方は、 絹の半襟をつけたまま、 長襦袢をお店まで持ってきて下さいとのことでした。 自分でヘタにやると黄ばんだりしてダメみたい。
でも、一回8000円ほどかかるようなので、 さすがに何回か着てから出さないと勿体ないなぁ。。
*他に、 「ひとりでキモノを着る本」、「キモノのしたく片づけ―着る前・着た後」、「一人でできる着付け―笹島式決め技決定版 (家庭画報特選)」 (2007年に出た 「一人でできる着付け革命―どんな体型の人も華奢に見える着付け技 (家庭画報特選 きものサロンMOOK)」 もいいかも?) もよく見て参考にしています。
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コメント
半襟付けがめんどくさくて、普段着物はほとんど洗えるポリ襦袢でお家でざぶざぶ洗ってる私が来ましたよ。
&単の季節はほとんど「うそつき襦袢」で通すつもりです。
訪問着・留袖などのときは流石にそうはいかないでしょうけど
投稿: ゆきちゃん | 2008.04.16 11:14
きのこさん、
とてもきれいな縫い目ですね。さすが。
半襟をつけたまま高島屋に持ってゆくことを考えると、確かにきれいに縫わなければ、と思ってしまいますね。
いやもう私は絶対人には見せられない、ザァークザクです、反省!
下の梅の羽織のお写真も風情がありますね~。
羽織裏って素敵なのが多くて、年に似合わずラブリーに出来るし楽しいですよね。
ところで
>先生が、私の既製品の長襦袢の衿の幅を、短く切ってお直して下さいました。
といいうのは、どういう感じでしょうか?
わたしも、何だが襦袢の衿が広いと言うか高すぎるような気がしていて、やっぱりあれは襦袢を直すべきなんでしょうかねぇ。
投稿: すのじ | 2008.04.16 20:07
★ゆきちゃん
ポリエステルだったら、エマールとか使えばいいかもね。
そいえば、先生も洗ってるって言ってたような。
でも、生乾きのうちにキレイにアイロンがけとか、おそろしく面倒くさくなーい?
ゆきちゃんは主婦のかがみだから、こんな質問自体、言語道断ですね~(^^;)。
デパートでも、マジックテープで袖がチェンジできるのとか、ファスナーで半襟が着脱できるようなのがあったけども、どうも私はなじめなくて。たしかに便利かもとは思うんだけど・・・・・。
投稿: きのこ | 2008.04.17 00:55
>生乾きのうちにキレイにアイロンがけとか
しわすっきりソフランCで脱水30秒de、解決!
お風呂場で陰干ししてます。殆ど皺は残りません。
以上、手抜き主婦報告でした<(_ _)>
投稿: ゆきちゃん | 2008.04.17 01:09
>とてもきれいな縫い目
先生が半分お手本を縫ってくれて、そのとおりに縫っただけなの。もちろん、おっそろしく時間がかかりました(笑)。
羽織、褒めてくださってありがとう♪
あの羽織は、特にお気に入りのお下がりなの。自分で作るときにも裏地に凝りたいね!
「細雪」でも、道行コートを脱ぐシーンで、家紋を入れた鮮やかな裏地が印象的だったよね♪♪
>既製品の長襦袢の衿の幅を、短く切ってお直して
っていうのは、既製品の長襦袢だと、着物の衿と同じ幅だから、本来着物からは見えちゃいけない半襟が、見えてきちゃいがちじゃないですか。
で、長襦袢の衿が縫い付けてある中心部分をほどいて、衿の中心から外に向かってそれぞれ長さは5センチくらいだったかな。5ミリくらい、後で段差ができないように、なだらかなカーブを描くように衿の部分ををカットするの。もちろん、あとできれいに始末するわけだけど。
言葉だけで説明するとピンと来ないと思うけれども、要は、長襦袢の衿の高さをちょっとだけ低くカットして、着物の衿から出ないようにするのだよ。
これは、着物の仕立てもできる先生が、 パパッと直して下さいました~♪(自分じゃムリ)。 本には書いてないけど、大切なコツだと思ったよ。
(ハクビの宣伝みたいでナンだけど、 ハクビで売ってる長襦袢の衿は、最初っから幅がちょっと狭くなっているみたい)
投稿: きのこ | 2008.04.17 01:44
★ゆきちゃん、
>しわすっきりソフランCで脱水30秒
わーい、お役立ち情報、ありがとう~♪♪♪
さっそく、明日やってみるーー!!!
投稿: きのこ | 2008.04.17 01:47
>長襦袢の衿が縫い付けてある中心部分をほどいて、衿の中心から外に向かってそれぞれ長さは5センチくらいだったかな。
>5ミリくらい、後で段差ができないように、なだらかなカーブを描くように衿の部分ををカットするの。
ナルホドナルホド、了解です。
とってもよくわかりました!
貴重な情報ありがとうございます。
やっぱり、一回ほどくのですね。うーん、ちょっと難しいカモですね。
でもそれ以前に、やっぱり既製品ってそうだったんですね、着物と同じに出来ていて、放っておくと見えてしまうのが普通だったんですね、知らなかった!
私が怒り肩だからかなあ、と思っていたのですが、そうではなかったのね、納得。
投稿: すのじ | 2008.04.17 19:24
わたしも以前は既製品の長襦袢と、さしこみ衿芯をそのまま使ってて、どうも半襟が決まらなかったの。でも、お直ししてもらって、だいぶ改善されました。
すのじさんは怒り肩ってわけじゃないと思うよ。
半襟が決まると、さりげない刺繍がある半襟をつけてみたりとか、いろいろお試ししてみたくなりました。
投稿: きのこ | 2008.04.18 01:32