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07 ヴァチカン美術館 #3 (7/21(月))

両親とのイタリア旅行、「06 ヴァチカン美術館 #2 (7/21(月))」の続きです。
★「ローマでの滞在ホテル、訪問先、レストラン」 のエントリー記事

★天井の装飾も豪華な 地図の間(Galleria delle Carte Geografiche)。窓枠のきわまでくまなく絵で装飾されているところが凄いっ!(画像クリックで拡大します)
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★これはイタリア全土。イタリア各地の地図が並んでいて、観光客の人が出身地の地図をバックに記念撮影していました。
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★ヴェネツィア。昔は、こんな帆船で交易をしていたんですね。
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ここにあるベンチで両親をしばらく待っていましたが、なかなか来ないので次の間へ。
今にして思えば、ここなら携帯電話の電波が届くので、すぐ携帯メールで連絡すればよかったと後悔しきり。

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去年は、ちょうどこのあたりで、日本にいる小学生の甥っこから、宿題の質問に答えてほしいと、携帯電話がかかってきていました。
「おねえちゃん、未来であったらいいものなーに?」

かわいい甥っ子の頼みは断れません。 すぐさま、こちらから電話をかけなおし。

ちょうど「タペストリーの間」を通ったところだったので
「そーねー。空飛ぶじゅうたんかな」
「なんでー?」
「寝そべったまま、どんなところにも行けちゃうってラクじゃない」

ヴァチカンで、なんで日本からの宿題に答えてるんだか・・・、なんだかシュールな感覚でした。

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話は戻って、、

両親と再び会えたのは、なんと、この部屋にいたときから 3時間後!

両親は、システィーナ礼拝堂で待っていれば私が来るだろうと、ずーーーーっと、まったく携帯電話の電波の届かないシスティーナ礼拝堂の中のベンチで座って待っていたのだという。

システィーナ礼拝堂の中はかなり激しく混雑していて、ここで人探しをするのが、いかに大変だったことか・・。なんでよりにもよって、こんなところにとどまっていたんだろう。

もっとも両親も、私のことをずいぶん探したらしいけれども、探した場所は、システィーナ礼拝堂に行くまでの前の場所ばかり。
私は、ここは2回目なので、さっさか先に行っていて、まさか何時間も見るはずはないだろうに。

「もし、はぐれたら、携帯で連絡すればいいから」
と、国際電話ができるよう、日本で携帯電話の設定をしたのに、全然、人の話を聞いてないのだ。

しかも、母は、携帯電話をなくすといけないからと、ホテルの部屋のスーツケースの中にしまってきたという・・・。

これでは何のための、携帯電話なんだか・・・。 はげしく唖然。

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この日の朝、「もしはぐれても、自分でホテルに帰るから大丈夫!」 と言っていた母の言葉を思い出し、こんなに何時間も待っているのにいないとは・・、もしやホテルに戻ってる?、と ホテルに電話をかけてみるも、部屋には帰ってないという。

オーディオガイドの返却口で聞いても、いまだに未返却。 返却場所でメモを置いてもらいました。

まったく一体どこに行っちゃったんだか。
何度かけても携帯は通じないし、日本にいる夫にSOS。

この広大なヴァチカンの中を、くまなく探しまわるハメになるとは。 考えただけでも気持ちが萎えてしまったのでした。
ヴァチカンに行ったことがあるひとは、たぶんわかって下さるハズ。

ヴァチカンでもっとじっくり見たい場所もあったのに、両親のことが気になり、じっくり見ることができずに、イライラ。
あまりに疲れ果ててしまったために、両親と見ようと思っていた絵画館もパス。

心中、怒り大爆発でしたが、日本にいる夫が 「怒っちゃだめだよ」 と心配するし、ここはガマン、ガマン。
会えて良かったということで、よしとしました。

ここで教訓。 「はぐれたら、互いに携帯、メールする」
もし電波の届かない場所にいたら、 すぐ出口のほうに移動するなど、決めておくといいと思いました。

いよいよ、ラファエロの間、システィーナ礼拝堂へ。
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