ネオゼネレイター・プロジェクト「Desert Moon~砂の海であなたと~」@下北沢「劇」小劇場
10/4(土)の夜は、 「Desert Moon~砂の海であなたと~」を観に、 夫とともに、 下北沢「劇」小劇場へ。
★ネオゼネレイター・プロジェクト http://www.neogene-pro.org/
★このチラシの写真も、今回の作品世界をかなりよく表現していて、秀逸。 宣伝美術:マツウラタマエさん(横浜未来演劇人シアター)、宣伝写真:染谷育子さん
今回の劇の案内に書いてあったところによると、
何もかも食い尽くす砂に覆われた町から救出された、ただ一人の男。
彼の口から語られた恐るべき事実。 果たして何が起こったのか?キングやクーンツの作品を愛するあなたに送るノンストップSFホラー!!
とのこと。 昼間見た「大老」とは全く違い、結末も、まったくわからない物語。 どういう展開になるのかワクワクしながら見てました。
テンポのいい展開のSFホラー。
作・演出の大西さん独自に創造した物語世界がしっかりあって、 本当に素晴らしかった。
この物語の世界に浸ることができたし、 舞台美術と照明も幻想的で良かったし、 とてもとても面白かったです。
あの暗がりの中、 あっという間に移動されていた役者さんたちにもびっくりしました。
少なくとも昼間見た 「大老」 よりも、100倍以上面白かった。 もっと公に評価されてしかるべきだと思います。
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ところで、いわゆる商業ベースの大劇場での演劇は、すでに大ヒットした映画やテレビシリーズの焼き直しなんかが多いけれども、展開や結末がわかってしまっているものは、私個人的には、あまり見る気になれません。
貴重な時間とお金をかけて見に行くものならば、まだ見たことのない、ワクワクするような新作。
そして、映画だっていいけれど、 ライブのワクワク感は、演劇ならでは。
これは、名演奏のCDだっていいけれど、 ライブならではの高揚感、 まさに一期一会のあの雰囲気はコンサートならでは、というのと同じものかと。
作・演出は、大西一郎さん。
高校時代、ESSの女子高&塾高でのシェークスピアなど英語劇 (懐かしい~)の合同活動でご一緒し、大学時代の某法律サークルの後輩です。
念のため、知り合いだからといって、評価が甘いというわけではありませんよ。
また次回の作品を楽しみにしています!!
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