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2009年2月の27件の記事

銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #6 佐原 その1小江戸散歩

「銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #5 銚子・犬吠崎 「君ヶ浜」」の続きです。
佐原は歴史ある町並みが残り、「小江戸」とも称される水郷の町。「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
Googleマップ 地図&情報
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★樋橋(ジャージャー橋)の近くにあった地図。
現、伊能忠敬記念館の場所が違っていたので、画像を修正加工しています。
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香取市観光公式サイト http://www.katorishi.com/
香取を旅する:佐原の町並み 香取市商工観光課 
★水郷佐原観光協会 http://www15.ocn.ne.jp/~skk/
★香取市ウェブサイト http://www.city.katori.lg.jp/

ナビに「伊能忠敬記念館」(TEL:0478-54-1118)の場所を登録して、その近くまで。
あいにく近くの駐車場は満車状態。 ちょっと離れた、駅の近くにある無料駐車場(香取市民体育館の裏手?)に車を停めて、ぎっくり腰の痛みに耐えながら、小さな歩幅でゆっくりゆっくり歩くハメになりました・・。


★手前は、福新呉服店(店舗の建築は、明治28年(1895年)、土蔵:明治元年(1868年) )
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★樋橋(ジャージャー橋)、30分ごとに水が流れるようになっています。
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続きます。

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無事、帰国

さきほど夫が出張から、帰国しました。 長いフライト、お疲れさまでした。
今、お風呂に入っているところです
★お土産
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未来をひらく 福澤諭吉展 @東京国立博物館 表慶館

2/25(水)は、妙心寺展を見たあと、同じく上野の東京国立博物館の中の表慶館で開催されていた特別展 「未来をひらく 福澤諭吉展」 (Fukuzawa Yukichi : Living the Future) へ。
福澤諭吉展 オフィシャルサイト http://www.fukuzawa2009.jp/
(2009/1/10 - 3/8(日)まで。 石坂浩二の声の音声ガイドあり)
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この特別展は、慶応義塾 創立150年を記念して開催。
福澤諭吉(1835-1901)が日常生活で使った遺品、自筆の原稿、書簡、数々の肖像写真、「学問のすゝめ」「西洋事情」の初版などの著書、福澤諭吉が創刊に関わった 「時事新報」 創刊号などの展示。
その他、「三田文学」を主宰した永井荷風の自筆原稿等や、 慶応義塾の門下生の実業界での活躍ぶりを示す資料、 そして、経済界で活躍した門下生による、美術コレクションの数々など。
想像していたより、見るべきものがかなり多くて、最期は駆け足になってしまいました。

★400頁近くある、分厚い、とても丁寧な解説が書いてあるカタログ (2,500yen)
福澤先生の若き日のポートレイト。 なかなかカッコイイではないですか 一万円に使われている晩年の肖像画とは、ちょっと違って新鮮です。 この写真は、パリ人類学博物館が日本人の典型的な顔つきとして撮影・展示されていたそうです。
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ところで、「福翁自伝」などにも書かれていますが、福澤先生には、いくつもの注目すべきエピソードがあります。

展覧会では、小さな文机が展示されていましたが、 晩年、福澤先生は書斎を持たず、自分の気の向いたところに、この小さな木の文机を運んで、書き物をしたのだそう。
ここでは、あるとき二人客人があり、客人二者それぞれと、全く別の話 (五代目尾上菊五郎と芸談、 また別の客人と難しい話) をしながら、 手紙を書き続けたエピソードが紹介されていました。

なんでも、福澤先生、 手紙は頭で書き、左の話は左耳で聞き、右の話は右耳で聞く といったことを答えたとか。
その光景を想像するに、よく混乱しないなぁ、でも実は混乱してたりして・・などと、凡人の私は考えてしまったり(笑)。

それから、身体鍛錬のため、「散歩党」 を結成した福澤先生。
早朝5時起きだったか?、そのくらいの時間に、同行する塾生を起すために毎朝打ち鳴らしたという、大きな「銅鑼」(どら)が展示されていました。
こんな早朝から鳴り響く銅鑼の音を想像するだに、朝よわよわ~な私だったら、逃げ出すしかなかったかも(笑)。

散歩には、手ぬぐいを二つに折って縫いつけただけの 「散歩用手袋」 を愛用。
指をいちいち通す手間を省くことができ、肘まで暖かいという、福澤先生の、外見を頓着しない合理主義が伺え、面白かったです。

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それから、私が学生時代に何度も何度も繰り返し読んでいた、「適塾の維新 福澤諭吉別伝」(広瀬仁紀 著)に出てくる、蘭和辞書 「ヅーフ」の現物もあって、非常に感激してしまいました!

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当時「適塾」で学んだ言語は、オランダ語だったんですよね・・。はじめて横浜に行き、外国人が話す英語がちんぷんかんぷんで、英語を猛烈に勉強した福澤先生のエピソードが書いてあったことなど思い出します。 適塾の維新の本は、まだ実家に置いてあるといいのだけれど。。

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福澤先生は、「女大学評論・新女大学」などで、 夫に従順であるべきことを強要する「女大学」を徹底的に批判
結婚後の姓につき、夫の姓と妻の姓、それぞれ一字づつとって、新しい姓を作るべきという「日本婦人論」の自筆原稿も展示されていました。
その当時としては、かなり進歩的な男女平等の考え方を持っていたことにも、またまた感動。

現在、法律上、夫婦別姓は認められず、ましてをや、新姓といった状況です。
結婚すれば、その夫婦単位で新しく戸籍が作られ、本籍地も自由に選べることからすれば、新姓という選択もアリなのではないでしょうか。

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とにかく見るべきものがたくさんあって、 「塾生、ちゅう・も---く!」 と、 ここは慶早戦における、応援指導部の方の声で大いに宣伝しておきます(笑)。
もちろん、塾生じゃなくても、注目すべき見どころ、盛りだくさんの展覧会でした。

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妙心寺展 @東京国立博物館 その2 国宝 「瓢鮎図」

昨日2/25(水)は、東京国立博物館・平成館で開催されている特別展 「妙心寺展」 へ
妙心寺展 オフィシャルサイト http://www.myoshinji2009.jp/

前期展示にひきつづき 後期展示も非常に見応えがありました。(平成21年1月20日~3月1日(日)。 前期(2/8(日)まで)と後期(2/10(火)~3/1(日))で、一部展示替えあり。展示品リストPdf.
★前期展示については、 「妙心寺展 @東京国立博物館 その1」

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後期のみの展示で、ことに印象に残ったものは「花卉図屏風」と 「瓢鮎図

重文 「花卉図屏風」 (海北友松筆 6曲1双 安土桃山~江戸時代・17世紀 京都・妙心寺蔵)
「花卉図屏風」は、金地濃彩。 右隻に描かれた大輪の牡丹の花々は、思っていたより色使いが繊細。 離れて見ると、フワッと金地から浮かび上がって見えました。
そして、この右隻と左隻とを両方離れて見ると、左隻に描かれた梅の枝、柴垣、椿などとのバランスも絶妙。

※お土産に買った、「花卉図屏風」の小さなクリアファイル
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国宝 「瓢鮎図」(ひょうねんず) (大岳周崇等31名賛、如拙 筆、 室町時代・15世紀、京都・退蔵院蔵)
「瓢箪で鮎(なまず)を捕らえられるか」という題について、 室町幕府4代将軍 足利義持 が、 如拙 に命じて 「新様」(しんよう) で描かせたもの。 画面上方には、五山の僧たちの賛。

後でウェブで調べてみたら、IRIZ:研究室 (International Research Institute for Zen Buddhism):五山文学研究室に、この絵についての優れた論文がありました。
芳澤勝弘『瓢鮎図・再考』(初出 『禅文化研究所紀要 第26号』(禅文化研究所、2002年))

この「画賛の意味するところ」の頁 では、 島尾新 「瓢鮎図-如拙筆 ひょうたんなまずのイコノロジー-」を引用したうえ、 あえて 「瓢箪を握ってはいない男の手」 を描いた如拙の真意を探求しています。
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そして、 この論文では、「瓢箪」、「鮎」、そのいずれも、 常に転々自在に変化し、 捉え難い 「心」 の比喩と解釈し、 「『心(瓢箪)で心(鮎)を求める』というテーマを絵画化したもの」 と結論づけています。

※「鮎」は、本来「ナマズ」を意味した漢字で、「鯰」はアユと区別するため、日本で作られた漢字。

単に 「上手な絵だったなー」 で終わる絵ではなく、 その絵の意味するところを読み解く必要があるとは思いましたが、 転々捉え難い 「心」 を表現したという結論には、頷けるものがありました。
禅については、私自身、もっと勉強する必要がありますが。

先月の終わり、出光美術館の「文字の力・書のチカラ」特別展で見た一休宗純 二大字 「心法」(文明3年(1471))では、「心」の文字が、天地逆さま、かつ鏡文字で書かれていましたが、「一休宗純」も妙心寺派ではないものの、同じ臨済宗の禅僧。

いずれも、 自在に変化し、捉え難い 「心」 を表現したのだと思いました。

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瓢鮎図はその後、 「大津絵」 の代表的な画題の一つとして、 猿が瓢箪で鯰を捕らえようとしている絵として描かれました。
そして、 さらには、この大津絵を題材とした舞踊、長唄 「瓢箪鯰」で、舞踊として表現されたりしています。

※先日2/22、NHKの芸能花舞台で 「大津絵の世界~舞踊・長唄“藤娘”“瓢箪鯰”」 をやっていました(出演:西川大樹 (瓢六)、西川申昌(鯰)。コミカルな舞踊で、面白く拝見しました。
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ちょっと脱線ですが、大津絵を検索していたら、アメリカのクリーブランド美術館 (Cleveland Museum of Art)、公式サイト)にたくさんの日本美術コレクション(Japanese Art)があるのに驚きました。
大津絵では、大津絵の「藤娘」「鬼の巡礼」

前回行った際に書いたエントリー:「妙心寺展 @東京国立博物館」でも書きましたが、 今回展示されている、 狩野山雪 筆 「老梅図」 も、 アメリカ・メトロポリタン美術館に所蔵されていますし、 かなり多くの日本の美術品が海外に所蔵されているのですね。

Googleマップ地図(オハイオ州 クリーブランド美術館)
クリーブランド, OH 44106付近の airport hotel (Google map 地図&情報)

追記: その後、 「未来をひらく 福澤諭吉展 @東京国立博物館 表慶館」 に行きました

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映画 「おくりびと」、 告別式へ

2/22(日)は、夫と映画、 「おくりびと」 を見に、有楽町マリオン新館へ。
とてもいい映画。 涙、涙でした。
いつかは必ず来る、大切な人とのお別れを思ってしまい、また涙。

主演の二人、山崎努など出演者も良かったです。
これから見る方も多いと思われるので、これ以上書くのは控えます。

アカデミー賞外国語映画賞を受賞(英題:Departures)。

「おくりびと」公式サイト http://www.okuribito.jp/

Theater search! http://th.toho-movie.com/
検索した劇場名の下にある 「vit」 マークをクリックすると、インターネット予約&カードで購入可能 (初回の時間は全席自由席で買えないこともある)。
有楽町マリオン新館では、 キップ売り場ではなく、直接劇場を入ったところにある機械で券を引き換えました。
水曜割引や夫婦50割引、60歳以上割引なども、選択して買えるようになっているので、とても便利です。

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この映画を見たすぐ後、学生時代、サークルで一緒だった同級生の死を知り、昨日は告別式へ。
久しぶりに見た彼女の顔が、遺影とは・・。

ほかにも、同じく女子高時代の同級生、Nさんの、あまりな最期を知って、ショックが今も尾をひいています・・。

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日本舞踊 尾上流 「尾上会」 国立劇場 大劇場、 着物を着る

2月19日(木)20(金)は、日本舞踊 尾上流の 「尾上会」を観に、国立劇場 大劇場へ。
日本舞踊 尾上流 公式ウェブサイト http://www.onoe-ryu.com/

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家元の尾上菊之丞、大幹部の方々の踊りは、 品格があって、非常に見事だと思いましたし、 日々精進を重ねていらっしゃる方々の舞台も、とても見応えがありました。

二日目の最後には、宗家の尾上菊五郎さんも、 「七福神」で家元と踊られ、 朝倉摂さんの舞台美術も、品ある金銀の波の描かれた屏風が二人をひきたて、 素晴らしい舞台のシメとなりました。

演奏、唄、鳴物など、多くの地方(じかた)さんの生の伴奏、大掛かりな舞台美術、あでやかな衣装や扇などなど、日本舞踊の舞台は、日本の伝統芸能の総合芸術。

一つ一つの舞台は、そんなに長くはないけれど、それにかける練習時間と情熱とお金はかなりのもの。

その昔、私も日本舞踊を習わせてもらって、国立劇場の舞台で 「藤娘」 を踊ったときのことなど、懐かしく思い出すとともに、本当に心から有り難いことだったと、あらためて思いました。

みなさまも、 お稽古事で 「日本舞踊」 、いかがでしょうか?(お稽古場はこちら

★プログラムと、一日目に着た訪問着。
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※追記:プログラムの表紙題字は、七世 尾上梅幸さん
20世紀のわが同時代人 尾上梅幸 三浦義彰

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尾上流は、 新橋の花柳界、 そして 京都・先斗町花柳界でも日本舞踊を教えているので、芸者さんが出演されている舞台もいくつかありました。

客席にも、花かんざしの日本髪、華麗な着物に だらりの帯、綺麗に白塗りでお化粧した舞妓さん、スッキリ粋に着物を着こなした芸者さんたちがいらして、とても華やか。

このような、いわば 「プロの着物姿」 の方々と比べてしまうと、私のような一般人の着物姿は、どこかスッキリ感が違うのです。

衿はかなり抜いているのに、全くだらしなく見えず、 女性としての色香を感じる着こなし。
ヘアスタイルも、大げさすぎす、でも地味にならずで。

日本舞踊の舞台が素晴らしかったことは勿論、 いろんな方々の着物姿も勉強になった、 日本舞踊の会でした。

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★二日目に着た紋付色無地。 踊りの会なので、扇面柄の帯に。
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帯締めが、知らないうちに、下に下がってきてますね~
この和光の白いバックは、踊りの会のプログラムがちょうど入る大きさで、とても重宝しています。持ち手真ん中を持つようにしなくては・・。

前回着たときから間が開いてしまったので、着付けにちょっと時間がかかってしまいましたが、なんとか着て行くことができ良かったと思います。
この日のために、風邪をひかないよう、これまで極力外出を控えてきましたが、まさか 「ぎっくり腰」 になろうとは・・。
時折痛みはあったものの、 鍼治療のおかげで、 帯がコルセットがわりで、 着物で出歩けるようになって良かったです。

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銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #5 銚子・犬吠崎 「君ヶ浜」

銚子・犬吠崎の宿 「潮苑」その2 朝食」の続きです。

宿を後にし、犬吠崎灯台のすぐ北側にある砂浜 「君ヶ浜しおさい公園」へ。

犬吠崎灯台が見えます。
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すぐそばにある無料駐車場に車を停めて、砂浜へと行きました。
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波が打ち寄せるところを見ていると、地球、そして自然の力って凄いなーと改めて思ってしまいます。
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これで、ようやく銚子は終了
これから、 千葉県、水郷の町、小江戸 「佐原」 へとドライブです。

佐原に行こうと決定したのは、この朝のこと。 行きの高速で、「佐原」 出口を見ながら通り過ぎていたのと、 以前、マサヒルトンさまに、このブログのコメントで佐原をオススメされていたので (もっとも、佐原の「黒きりそば (サイト)」のことは、すっかり忘却の彼方へ)、ちょっと行ってみたくなったのでした。

ですので、本当に行き当たりばったり。予習は皆無。
車に搭載してあるナビの地図で、「伊能忠敬記念館」をみつけ、これを目的地に設定して、いざ出発でした。

続きます。「銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #6 佐原 その1小江戸散歩

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銚子・犬吠崎の宿 「潮苑」 その3 朝食

銚子・犬吠崎の宿 「潮苑」その2 夕食」の続きです。

この日は、あいにく曇りのため、日の出を拝むことはできませんでした。
でも、部屋の窓から広々と広がる大海原と、犬吠崎灯台の景色を見ることができました。※写真は画像クリックで拡大します。
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ぎっくり腰」& 夜吠えていた犬の鳴き声のため寝不足だったし、顔も満足に洗えなかったけど、お魚がとても美味しく朝食も完食
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キンメのアラを使った美味しいお味噌汁
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後でわかったことですが、 「ぎっくり腰」は、絶対温めちゃダメなので、湯船には入らないほうが良いとのこと。 もしこの旅館が温泉だったなら、判断を誤り、朝湯船に入って治そうとしていたかもしれません。

でも、もし前日温泉に入っていたならば、「ぎっくり腰」にはならなかった、かも・・
ともあれ、私の今回の「ぎっくり腰」は、原因不明。 前日、灯台にだってラクラク上っていたし、まったくワケがわかりません。

夜中、あまりに腰が痛くて、腰を揉んでしまったのは、 完璧に判断を誤っていました

ぎっくり腰@研究所 腰痛の治療法・対処法・症状・予防など

★夜中はひどい風で、海も荒れていましたが、朝になったら海は静かに、次第に空も晴れてきました。
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犬吠崎 「君ヶ浜しおさい公園」 へと続きます。
銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #5 銚子・犬吠崎 「君ヶ浜」

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銚子・犬吠崎の宿 「潮苑」 その2 夕食

銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #4 銚子・犬吠崎の宿 「潮苑」 その1」の続きです。

旅館 「潮苑」 は、新鮮な海の幸がいっぱい、 とても美味しかったです。 さすが銚子!という感じ。
ゆっくり一泊しての部屋食で、 大変くつろぐことができました。
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豪華舟盛り。美味しいお刺身
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蟹~
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大きなキンメに感激
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あんきも。酢味噌あえ
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ホタテの貝殻の上には、ふっくら大きな牡蠣。大きく食べ応えのあるなサザエ。そしてホタテ
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お腹いっぱいになったけど、とても美味しかったので、ほぼ完食の夫と私でした

朝へと続きます。 「銚子・犬吠崎の宿 「潮苑」 その3 朝食

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銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #4 銚子・犬吠崎の宿 「潮苑」 その1

銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #3 犬吠崎灯台」の続きです。

私たちは犬吠崎灯台から ほど近くにある、 海鮮料理の宿 「潮苑」(うしおえん) に宿泊しました。
オフィシャルサイト http://www.irukanet.com/ushioen/
(住所:千葉県銚子市犬吠崎10292 TEL:0479-23-5489、Googleマップ地図) 

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客室数は少なく(HPには「20名様より貸切可能」と記載あり)、各客室内にトイレ&バスはなし。
いわゆる豪華旅館ではなく、それほど新しくもなさそうだけど、お料理は豪華で、 新鮮な海の幸、 とても美味しかったです

夕食・朝食とも部屋食だったので、かなりくつろぐことができました。
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宿泊費用(夕朝食含む)は、予算に合わせて大人一人 8,000~15,000円。
私たちはちょっと奮発して一人15,000円で、 二階の犬吠崎灯台に一番近い角部屋。

部屋の窓から犬吠崎灯台は見えるし、二人でゆったり過ごせる広さの和室。
初日の出の時なんか、部屋から朝日が見えていいだろうなーと思います
※画像クリックで拡大します。
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お風呂は温泉ではなかったけれど、客室ごとに順番に、鍵を閉めて貸切にできるので、夫と二人で 「合宿」 して入るお風呂みたいで、とても楽しかったです(笑)。

宿のおばさんはとても気さくで親しみやすい人だったし、私たちは、 この宿で満足することができました。

★夜、窓から見えた、「犬吠崎灯台」 の灯り。 約36キロ先まで光が届きます。
雲がたれこめ、朧に丸く大きな月が、真っ暗な海の上空、ぼうっと光を放っていました。
加山又造の水墨画、 「月光波濤」 が思い浮かびました。

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もっとも夜は、近くで飼っているとおぼしき犬が、激しい風と時化に影響されてか、夜中に吠え続けていたために、ぐっすり寝られなかったのが残念でした。
まさに 「犬吠崎」の地名どおりに・・・。 普段は、夜中に吠えることはないのかなと思うんだけど・・。

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それから夕飯前、風邪でもないのに 「くしゃみ」 連発の私が、突然 「ぎっくり腰」 になるトラブル発生

翌朝、顔を洗うのに中腰になるのも難しく、犬並み?に、顔を洗うのさえ困難な状況に。
くしゃみをしただけでも、腰がギクッと痛むし、歩くのさえ、かなり厳しい。

「ぎっくり腰」 の辛さは、なってみて初めて、抽象的ではなく、具体的にわかるものだなーと納得。はっきり言って、めちゃくちゃ辛いです。

よりにもよって、なんで旅行中に 「ぎっくり腰ぃーー」 っていう感じ。
自宅近くから車を借りてて、本当に良かったと思いました。

都会の歩道や地下鉄とかで、ゆっくり歩いている人は、私のように、腰が痛くて、早く歩けないかもしれません。みんな、暖かく見守ってあげてくださいっ!!!
ぎっくり腰は、 3回通った鍼治療の効果があって、かなり良くなりました。

さすが銚子!というべき、新鮮で美味しい海の幸がいっぱいの、豪華部屋食へと続きます。
銚子・犬吠崎の宿 「潮苑」 その2 夕食

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銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #3 犬吠崎灯台

銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #2 銚子・屏風ヶ浦」の続きです。

犬吠崎灯台」 へ。
初日の出を、日本でいちばん早く見られる場所です。

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99段の階段を上って、灯台の上に上りました。
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灯台のまわりは遊歩道になっていて、 岸壁に打ち寄せる波を、 より近くで見ることができました。
時化だったので、 大きな波がいくつも打ち寄せていて、 迫力満点でした。
※画像クリックで拡大します。
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★2時間サスペンスドラマの舞台になりそう (笑)。でも、崖崩壊の恐れがあるので、崖の突端までは行かれません。
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海辺のすぐそばにある宿の方向。 風と波のせいなのか、 白くかすんで見えました。
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宿へと続きます。 「銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #4 銚子・犬吠崎の宿 「潮苑」 その1

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銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #2 銚子・屏風ヶ浦

銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #1 銚子漁港」の続きです。

地球の丸く見える丘展望館」(銚子市天王台1421-1 TEL: 0479-25-0930)へ。

ここの展望スペースは、北総一の高さ(標高約90m)にあり、360度ぐるっと回りを見渡せました。

ことに、10kmにもわたる絶壁、「東洋のドーバー」とも呼ばれる 「屏風ヶ浦」 の眺めは格別。 この日はひどい時化で、屏風ヶ浦に打ち寄せる波の列が、いくつもくっきり見えました。
※写真は、画像クリックで拡大します。
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この時化で、おそらく優雅なクルージングは無理だったと思います。ここから眺めることができて、とても良かったと思いました。また機会があったら、イルカウォッチングなどできればいいなと思います。
イルカウォッチング 「銚子海洋研究所

展望スペースから見えた 「犬吠崎灯台
※写真は、画像クリックで拡大します。
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日比友愛の碑
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展望館の近くにある無料駐車場に車を停め、竹久夢二など、いくつもの文学碑を写した碑が立ち並ぶ広場を通り過ぎると、「地球の丸く見える丘展望館」 があります。

2月だというのに、この日は汗ばむほどの陽気。 天気のいい日に来れて、とても良かったです。
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次に、「犬吠崎灯台」 へ。 続きます。
銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #3 犬吠崎灯台

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確定申告をする

今日(2009/2/18(水))は、税務署に確定申告をしに行ってきました。
(申告期間は、平成21年2月16日(月)から同年3月16日(月)まで。 原則土日は休み。例外あり
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今年は、 「予定納税額の還付」 のための確定申告。(予定納税とは

予定納税として二重に納税していた分が還付されるので、 ともかく嬉しい
確定申告すれば、かなりの額が戻ってくるので、まだの方はオススメです。

国税庁の 「平成20年分 確定申告書作成コーナー」 で作成、自宅で印刷。
税務署の相談コーナーで、ちょこっと質問・確認した上で、提出しました。

提出した後は、 一仕事して気分も晴れ晴れ~という感じです。
私が管理している夫名義の口座に還付されるようにしたのは、言うまでもありません

国税庁ホームページ
国税庁 確定申告特集
平成20年分 確定申告書作成コーナー

★以前書いたエントリー記事
確定申告 住宅借入金の特別控除の申請に行く
e-Tax で 確定申告。 その問題点

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銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #1 銚子漁港

2/14土曜は、夫と、車を借りて、銚子・犬吠崎・佐原へドライブ。

金曜夜に、急に思い立って、犬吠崎灯台の近くにある 「潮苑」 を予約し一泊。
佐原へも、日曜当日に行くことに決め、TVと違ってヤラセなしの(笑)「ぶらり旅」。
まるで初夏のような陽気で、お天気も良く、パパッと行動してくれた夫に感謝でした。

出かける当日朝、私がシャワーを浴びてる間に、夫が近くのコンビニで買っていた、「関東日帰りおでかけ道路地図」と、車に付いているナビだけが頼りの私たち。
でも、簡単な地図ナビ+ナビに目的地を入力するための電話番号がわかれば、ちゃんと目的地に行きつけるんですよね。 ナビを発明した人はホントに偉大です!

利根川の利根川橋(橋長 630m!)を渡り、銚子大橋を渡って、「銚子漁港」へ。
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日本橋人形町付近から車で、約2時間半。 渋滞もなくスムーズでした。
ちなみに、 今回のガソリン代は合計 1,920円。 思っていたより安く済んだし、 土曜の夜から、 なぜか急にひどい腰痛が発生。 歩くのもかなり辛い状態だったので、 自宅近くから車で行ったのは正解でした。

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★土曜の12時を過ぎ、がらんとした 「銚子漁港中央市場」。 でも、魚の匂いがかなり漂っていました。
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★底びき網漁船。 実際に沖に出ての作業は、かなり大変なのだろうと思います。
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★海の男はムリかもな人。 私は傍で、鳥羽一郎の 「兄弟船」 を口ずさんだり、 カモメがたくさん飛んでいたので、八代亜紀 「舟唄」 のサビを歌ったり。
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そのあと行った 「地球の丸く見える丘展望館」 で、 そばにいたオジサンたちが、仲間たちと上機嫌で、海にちなんだ演歌を歌ってて、 「こんなオジサンになっちゃだめだよーー」 なんて言いあっていたのには笑ったです

その昔、「オヤジギャル」 なんて言葉が流行語大賞になったけれども、 ギャルは卒業単なるオッサンになってる私 (爆)。
夫から、 本名をもじって 「トッツァン」 と呼ばれたときには、ちょっとガックリするやら、納得するやら

★銚子漁港中央市場のお隣、銚子漁協の直売所 (0479-25-0900)。 ここで、お土産を買いました。
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全国でも屈指の水揚高を誇る「銚子漁港」に来たからには、ランチには海の幸をと、銚子漁港中央市場のお隣、銚子漁協の直売所 (0479-25-0900) の近くにある 「魚料理 おきの」(0479-24-1030) へ。
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★海鮮丼 (サラダ付き)。 さすがに魚は美味しかった。 ご飯は普通のご飯で、私個人的には酢飯のほうが好みだけれど。 海鮮丼って、海鮮ちらしとは違うんですね
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その後、「地球の丸く見える丘展望館」 へ。 
続きます。 「銚子・犬吠崎・佐原へドライブ #2 銚子・屏風ヶ浦

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加山又造展 @国立新美術館

2/12(木)は、「加山又造展」を見に、私の母と、六本木の国立新美術館へ。
(2009年1月21日(水)~3月2日(月))
展覧会公式サイト http://www.kayamaten.jp/
Kayama Matazo Retrospective 1927-2004
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今回は、加山又造の大回顧展。 今までほとんど出品されなかった 「夜桜」 「龍図」 もあり、大変見応えのある展覧会でした。

ことに、印象に残った作品を挙げると、たとえば 「千羽鶴」 (2/16まで展示) や、 「春秋波濤」、のように、琳派的でありながらも、単なる模倣に終わらず、自分独自のものとして、よりダイナミックで華麗な美しさへと、見事に昇華させているところ。

蝶が群れ飛ぶ 「彌生屏風」の、夢のような美しさ。 そして、 幽玄さを感じる、篝火が焚かれた「夜桜」。

様々なニュアンスの金色の色彩が使われている 「奥入瀬」 や、 富士山を描いた 「不二」 は、 色彩にオリジナリティを感じることができ、 とても好きな作品です。

裸婦も、立ってポーズをとる裸婦からはじまり、 「はなびら」 のように、 浮遊する裸婦まで、彼独自の裸婦の表現として、大変面白かった。

水墨画も、たらしこみ技法や、エアブラシ、染色手法を使うなど、古来の水墨画を越えた、独自のモノクロの美という感じを受けました。

ことに、岸壁に砕け散る波濤と、静かに佇む大きな月が描かれた 「月光波濤」、 峻厳な冬山が描かれた 「倣北宋水墨山水雪景」 は、オリジナリティと力強さを感じる凄い絵だと思いました。

音声ガイドでは、加山又造の作品に関する思いなども解説されていて、借りてよかったと思いました。

やっぱり加山又造、 おそろしく凄い。 感動しきりの展覧会でした。

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そういえば、おととし、京都嵐山の天龍寺の法堂で見た加山又造の 「雲龍図」 も、 迫力があって、 大変良かったことを思い出しました。
★以前書いたエントリー記事: 「京都旅行 その7 二日目前半(嵐山、天龍寺、竹林の道)」

加山又造デザインのBMW (Matazo Kayama BMW 535i (E34)) も、 いつか見てみたいものです。
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加山又造展を見たら、日本画を習ってみたくなりました。
この日は、午前中から午後にかけて加山又造展の後、 夜は Coldplay のライブへと、あまりに充実しすぎて、さすがに翌日午前中はダウンしておりました・・。

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コールドプレイ (Coldplay) Viva La Vida Tour 2009/2/12 @さいたまスーパーアリーナ

昨日は、コールドプレイ(Coldplay) Viva La Vida Tour を見に、さいたまスーパーアリーナへ。 Cちゃんからの有り難いお誘いを受け、 スタンド席から見ていました。
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前座演奏の後、 夜8時10分過ぎから、10時少し前まで、約2時間弱。 みんな、 ほぼ総立ち状態。
私の大好きな「42」、もちろん 「Viva La Vida」 、そして 「Fix You」 等々。
すっごく盛り上がった、 感動のライブでした!!

Yellow では、いくつもの黄色い風船がポンポン飛び交い、 Lovers in Japan では、 おびただしいほど沢山の蛍光色の蝶々が上から降ってくるなど、 視覚的にも大変楽しめました。

結構携帯やデジカメで撮影してる人がいたけど、自分の近く、前方で撮ってる人の携帯やデジカメのバックライトって、結構気になるんですよね。。

突然、アリーナの一番後ろで演奏を始めたり (クリスのキーボードは、十分に音が出なかったけど(笑))のハプニングもあり。 元気に飛び回ったり、 サティを演奏したりの、 クリス素適すぎ
大きく、割ときれいな画面で、クリスの顔などが映し出されていたので、助かりました。

今回も誘って下さったCちゃん、どうもありがとうございました!!

★パンフレット(英語。3,000yenと、ちと高め。)
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そして、ドラクロア 「民衆を導く自由の女神」の絵が使われている Viva La Vida のジャケット・ヴァージョンのTシャツ (4,000)を、ライブの記念に購入しました。

MTVで、2/27(金) 23:00~ (再放送 3/28(月) 13:00~, 3/4(水) 深夜 0:00~) Coldplay の Viva La Vida 東京公演の模様がオンエアされるそうなので、楽しみです。
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★オフィシャルサイト
http://www.emimusic.jp/coldplay/
http://www.coldplay.com/
Coldplay オフィシャル YouTube TV  http://www.youtube.com/coldplaytv
wiki

Coldplayは、第51回グラミー賞の3部門を受賞。
「Song Of The Year (Viva La Vida / 美しき生命)」、
「Best Pop Performance By A Duo Or Group With Vocals (Viva La Vida / 美しき生命)」、
「Best Rock Album (Viva La Vida Or Death And All His Friends / 美しき生命)」

Brian Eno がプロデュースに参加しているところが、私個人的にはポイント高し。

★以前のコールドプレイのライブ
COLDPLAY (コールドプレイ) LIVE 2006/7/19 @日本武道館

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梅の花 @浜離宮恩賜庭園

昨日は、 夫と 浜離宮恩賜庭園 へ。 wikiGoogleマップ地図
都営大江戸線の 「汐留」 駅から、 表示が少なく、 ちょっと迷ってしまいました。
※画像クリックで拡大
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とても寒かったし、 工事中のところも多かったけれど、 梅の花がきれいに咲いていて嬉しい気持ちになりました。 蕾がたくさんあったので、 これから次々と花開いていくことでしょう。
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梅一輪 一輪ほどの 暖かさ」 という俳句がありますが、 暖かい春が待ち遠しい。
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菜の花畑の菜の花も、 一面、 黄色い花をつけていました。
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中島の御茶屋で、抹茶と 梅の和菓子を頂きました
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富士見山から見た 「潮入の池」 と 「中島の御茶屋」
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寒がってる人。 ショールを貸してあげました。
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浜離宮恩賜庭園は、 徳川将軍家ゆかりの庭園。 都内最大の見事な黒松、 「三百年の松」 には、 圧倒されます。
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かなり、支えられてます。 まるで巨大な盆栽のよう。
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梅もいいけど、 松も勢いがあっていいですね。 あと竹があれば、申し分なしだけど(笑)。
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帰りは、 大江戸線の 「築地市場」 駅 から。 道自体はわかりやすいけれども、 排気ガスの臭い?で、 空気はイマイチ・・・。

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その後、 月島 「はざま」 で、 鉄板&お好み焼きを食べて帰りました。

1号店に比べると、 2号店はすいてて、 かなり穴場かも!? カマトロステーキ、 きびなご、もちめんたい天等々、美味しかったです

★以前書いたエントリー記事「自転車で パリ広場@月島、明治丸@越中島、もんじゃ月島、晴海大橋 に行く その2 月島 もんじゃ「はざま」

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浅草 「みよし」 で、 すっぽん コース Miyoshi, a course meal of Suppon and Japanese restaurant in Tokyo's Asakusa(+人形町 「すっぽん料理 三晃家 Mikoya」 ←closed)

2月某日は、夫と、浅草の国際通り沿いにある和食 「みよし」の別館へ。

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二階のお座敷、寛いだ気分で、「すっぽんコース」 (一人 7,500円) を頂きました。

お通し・刺身盛りの後、 「すっぽん生血
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メニューの文字を見ただけでも、ちょっと躊躇するものがありましたけど、 目をつむって、 無の境地になり(笑)、「えいやっ!」 と思い切って飲んだら、 なーんとまるで 「赤ワイン」 のようではあーりませんか。 臭みもなくて、全くノープロブレムでした。

肝刺し」 たち。 胆嚢は噛むと苦いので、そのまま飲んでくださいと言われ、お薬みたいに、ゴクンと飲み込んでしまいました。 従って、味は全くわかりません(笑)。
生レバーも、全然臭みがなくて、ショウガ醤油で食べるのですが、結構イケました
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生き血を飲んで、この肝刺しを食べたらば、 気分の問題かもしれないけれど、 手の指先の先まで、ポカポカ血のめぐりが良くなったようです。

熱燗も頂きましたが、 せっかくなので、ふぐのヒレ酒も頂きました マッチで火を付け、アルコールの炎を燃やすところが、ちょっと盛り上がります。
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すっぽん唐揚げ」。 一見普通の唐揚げに見えますが、中身は、プルップルのコラーゲン多しで、とても美味しかった
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「すっぽん茶碗蒸し」。かなり滋養がありそうです。
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そして待望の 「すっぽん鍋」!!! 一見普通のお鍋です。
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でも、甲羅もちゃんと入ってます~ やはりコラーゲン多しという感じで、身体にも良さそうでした。 
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「おじや」 には、 「すっぽん」 が追加されてるのが嬉しく、とても美味しかったです。

最後に、フルーツかアイスシューのデザート。
精力がついたかどうかは全く不明ですが(笑)、 手の指先の末端まで血のめぐりが良くなったという感じがしました(^_^)v
       
■浅草 みよし

住所:台東区西浅草2-26-8
TEL: 03-3847-6955

オフィシャルサイト http://www.asakusa-miyoshi.com/
ぐるなび 
Yahoo!グルメ
Googleマップ地図&情報

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ちなみに、 「すっぽん料理」 といえば、 私の地元、日本橋人形町の 「三晃家」(みこや) の 「すっぽん料理」 も、 大変美味しかった記憶があります。

そのときは、夫と、昔から夫が大変お世話になっている仕事関係の方と、私の三人で。
古民家を移築したお店の雰囲気もとても良く、その個室で話もはずみ、 夫にとっては非常に重要な転機となった会食でした。

以前の 「三晃家」 より、すっぽん料理がメインになってからの 「三晃家」 のほうが、 客層がぐっと 「大人」 中心になった気がしましたが、 今はどうでしょうか? なかなか行く機会がありませんが、是非また行ってみたいと思っています。

もっとも、静かでゆったり落ち着いた雰囲気って、 まわりのお客さんによって、 かなり左右されちゃうんですよね・・。

★以前書いた記事「人形町 「三晃家」」 (すっぽん料理がメインとなる以前に書いた記事)」
ぐるなび 「すっぽん料理 三晃家」 

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浅草 雷門
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お土産は、「おいもやさん興伸」 で。
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バレンタイン・チョコを購入する

日本橋三越新館7Fで、平山郁夫さんの 「平山郁夫と大いなるシルクロード展」 を見た後、すぐそばの本館催事場でやっていた 「三越バレンタインフェア スイーツコレクション2009」 へと、ふらふら足が・・・。 新館フロアまでチョコのいい香りが漂ってきてました。

バレンタイン期間中は、いろんなチョコレートが試食できるのが嬉しいところ。 毎年、チョコのお祭り期間として楽しんじゃっています。
★今年購入したチョコレートはこちら
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今年は、バレンタイン期間限定+ベルギー・リエージュのチョコという滅多に手に入らないもの、 そして、売り場でちゃんと試食させてくれた (これ重要 試食もなしで、お高く留まってるとこは私個人的にはNGなのだ)、 ピエール・ルドン (Pierre Ledent) のチョコレートを購入しました。
オフィシャルサイト http://www.pierreledent.jp/

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美味しいチョコレートって、一つでも非常に満足感があるので、食べすぎないところがよいかも。
これから、毎日一つづつのお楽しみです

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平山郁夫と大いなるシルクロード展 @日本橋三越 

今日は比較的暖かかったので、 歩いて日本橋三越へ。
ちょうど、新館7Fのギャラリーで 「平山郁夫と大いなるシルクロード展」 をやっていたので、 三越カードで無料で見学。 (2/22(日)まで)

シルクロードを行くラクダの隊列の絵がいくつか続き、 2008の新作 「古代ローマの遺跡 フォロ・ロマーノ」 。
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ローマのフォロ・ロマーノには、 夫とおととし行ってきたのですが、 その後、 塩野七生さんの 「ローマ人の物語」 を読み、 このフォロ・ロマーノに古代ローマの人々が集まったことを想像するに及んで、 さらに興味を惹かれていたのでした。

この平山郁夫の日本画でも、 単にフォロ・ロマーノの風景だけではなく、 青い空の頭上に、 古代ローマの人々が金色で描かれていて、 シルクロードの西の終点であるローマに寄せる平山郁夫の思いが伝わってくるようでした。

そのほか、 京都の古都と自然が描かれた日本画の数々。 15分間のビデオ上映では、 平山画伯の鎌倉のアトリエでの製作過程などを見る事ができ、 行ってみてとても良かったです。

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写真データ整理 CD-R ファイル収納

写真データなどが溜まってきたので、 CD-Rにデータを書き込み、 ハードディスク内のデータを消去。
CD-Rを、48枚収納できるファイルに整理しました。 一つ一つ、プラスチックのケースに入れておくより、見やすいし、スッキリ収納できたのでとても満足。 昨日は、パソコンに関する憂いが無くなったので、 よく寝ることができました

※たとえば、今日 2009年2月10日の写真なら、 「090210 件名」 として整理。
ファイル収納にあたっては、 CD-R ごとに、 日付件名を印刷した紙を、折りたたんで入れています。
(CD-Rに入れたデータを一覧表示。 その際フォルダの表示が縦25個になるよう調整。 プリントスクリーン(Prt Sc)のキーを押し、 「プリント」ソフトを起動し、貼り付け。 トリミングした後、印刷。)
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パソコンに入っているデータは、ノートンでもバックアップしてあるけれど、万が一に備えておくに越したことはなし。
去年の夏は、こんな怖ろしいブルーバックが出ていたので、まずは一安心です。
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ウチの中も、 収納大改革&整理整頓に向けて、 大いなる構想を練っているところ。 夫には、構想が長すぎると言われております(笑)。
まずは、 リビング。 その後、 自分の部屋か・・・。すでにある収納は満杯なので、 なんとかしないと。

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月島 「ほていさん」 で、 あんこう鍋 Hotei-san, Hot pot dish of angler (Ankou) in Tokyo's Tsukishima

某日は、「くにろく 東京食べある記」くにさん主催のオフ会で、月島にある、あんこう鍋で有名な 「ほていさん」へ。

気の置けない同期の仲間との交流も楽しいけれど、 まったく新たに知り合う人たちとの交流も、いろんなお話を聞くことができ、 とても楽しかったです。
思えば、今では皆ほぼ顔見知りの自転車オフも、最初参加したときは、誰一人としてリアルで会ったことがない人たちばかりだったなー、なんて思ったり。 勇気を出して、一歩踏み出してみるって、とても大切なことですね。

美味しいお刺身が盛りだくさんで、あんこう鍋もかなりのボリューム。なかなか予約がとれない人気店。
今回は、お酒も入れて一人7,000円ほどでした。

美味しいお刺身~ 胡麻豆腐。モズクもあり。ここでお刺身を食べ過ぎると、後がツライ・・。
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煮る前、こんもり盛られたあん肝を、ちょっとすくって、召し上がってみて下さいと言われます。 ほんのり甘めのあん肝は、日本酒(桃川)に合って、とても美味しい。
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充分煮えて、あん肝が溶けた状態。
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お店の人が取り分けてくれるので、争奪戦にならずに済みました(笑)。
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このお替りの段階が、汁が一番濃厚で美味しいと思いました。
最後に雑炊があったけれども、やや味が薄めで、できれば、お替りの段階での汁で作って欲しかった・・・。

●今回、同じ鍋を囲んだ方々。
highlandさん
「おいしい店・うまい店・安い店」こうめさん
ちょんさん
「今日もおいしいものを求めて」超神田っ子さん
・・・また、よろしくお願いします!
そして、主催者の「くにろく 東京食べある記」くにさん、どうもありがとうございました。

月島の「ほていさん」へは、 以前自転車のオフ会でも伺ったことがありました。
月島 あんこう鍋 「ほていさん」

■ほていさん

住所:中央区月島3-9-7(1号店)
   中央区月島3-15-7(2号店)
TEL: 03-3531-5200

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サークル同期新年会

先月は、大学時代のサークルの新年会@恵比寿ガーデンプレイス。

順君の好きなセロリを何皿も取りつつ(笑)、交流を深めることができました。 おバカな話もするけど、 それぞれいろんな経験を積んで、 みんな大人になったんだな~と思われ(笑)。
私もニックネームではなく、旧姓で呼ばれると、 なんだか別の人が呼ばれてるような気がするし・・。

そんなに値段も高くなくて美味しい&スペースにゆとりがあって、長居ができる場所を予約し、連絡をとってくれた幹事の詩琳に感謝!!
趣味の良いインテリアの「大見山クリニック」の見学までできて、楽しかった~

以上、備忘録でした。

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松本清張 「日本の黒い霧」 「書道教授」 「真贋の森」、  中島誠之助 「ニセモノ師たち」

思わず時を忘れて、小説に没入する喜びを味わっている今日この頃。
昨今ありがちなハウツー本より、 優れた小説、 深い洞察、示唆に富むエッセーなどに夢中になるほうが、 よっぽど幸せになれるような気がしますが、 いかがでしょうか?

以下は、 最近読んで、非常に面白かった本の一部です。
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まずは、 松本清張の 「日本の黒い霧 (文春文庫)」 のうち、 名推理として知られる 「下山国鉄総裁謀殺論」。

恥ずかしながら、 私、この年になるまで 「下山事件」 をよく知りませんでした。
戦後日本を占領していた、 最高司令官マッカーサー率いる GHQの内部の G2 (民生局) と GS (参謀第二本部・作戦部)が、 激しい勢力争いをしていて、 謀略をめぐらしていたことも。

おそらく秘密裏に関係者から収集したであろう、 膨大な資料に基づき、 積み重ねられていく緻密な推理。
これまで闇に葬られていた事件に推理で挑む、 松本清張の並々ならぬ気迫を感じる名著です。

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次に、この「日本の黒い霧」の一部も掲載されていますが、宮部みゆき責任編集の 「松本清張傑作短篇コレクション (文春文庫)」。

ことに中巻にある、「書道教授」 が、凄っごく面白かった あぁ~、こんなにバッサリ、 鮮やかにヤラレターーーと思った本はそうそうないかも。

住宅街に、わびしく店を出している呉服屋。 その商品の横に並べられた名札、 その気品ある墨字で書かれた書に惹かれる主人公。 果たして、その呉服屋の正体は・・・。

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下巻にある 「真贋の森」 は、 実際にあった骨董をめぐる事件をベースにしたもの。

「なんでも鑑定団」のTV番組でもおなじみの 中島誠之助 著 「ニセモノ師たち (講談社文庫)」 には、氏が勇気をもって執筆された、 ニセモノ作りの数々が出ているけれど、 松本清張が、 中島先生のいう、 「気合が入って、非常に手の込んだニセモノ作り」 を、 巧みな心理描写を交錯させ、 小説として完成させたのが 「真贋の森」 。

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そして、 この中島誠之助 著 「ニセモノ師たち」 も、 そのあまりの面白さに、 ほぼ一日で読了しました。 掃除も、晩御飯を作るのさえも、 面倒くさくなっちゃうほどに(笑)。 もっとも、 掃除はともかく?晩御飯だけは、ほぼ毎日作ってますので、ご心配なく~。

すぐれたニセモノと、ニセモノ以前のものの違い。 なかでも、 あっぱれな人物は、 なんといっても 「渡正」のおじいちゃんでしょう(笑)。 江戸時代の多宝塔、あのエピソードには、 なんとも仰天。

店先に鮎の置き土産、 屈指の仏像コレクターだった超高級クラブの社長などのエピソードには、 その当時の中島誠之助先生に感情移入し、 ドキドキ感を味わいました。

骨董蒐集は、素人が生半可な安易な気持ちで始めちゃいけないものだということが、よぉーーくわかる本でした。

私のような素人が骨董蒐集をする際のアドバイスもあり、 至れり尽くせり。
もっとも、私は値の張る骨董蒐集をはじめる気持ちも財力も、 まったく持ち合わせてはいませんが(笑)。

できるかぎり、 出来のいいホンモノを見て審美眼を磨き、 中島先生のいう、 「新たな骨董」 を暮らしに生かして、楽しめればいいなと思っております。

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以上の本は、 もともと夫が買っていた本です。

自分が親しくお付き合いしている人や、興味を惹かれる人の、 非常にオススメの小説やエッセーを読むことは、 読書の幅が広がるだけでなく、 新たな世界に踏み入れるようなワクワク感があって、 とても楽しいものです。

さて、あなたは、 最近どんな本を読んで、夢中になりましたか?
ハウツー、 教訓モノは、 あえて禁止です

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妙心寺展 @東京国立博物館 その1

昨日は、東京国立博物館・平成館で開催されている特別展 「妙心寺展」 へ。

★追記:後期は、 「妙心寺展 @東京国立博物館 その2 国宝 「瓢鮎図」」

東京国立博物館では、平成21年1月20日~3月1日(日)。 前期(2/8(日)まで)と後期(2/10(火)~3/1(日))で、一部展示替えあり。展示品リストPdf.
妙心寺展 オフィシャルサイト http://www.myoshinji2009.jp/
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ことに目を惹いたのは、現在アメリカ・メトロポリタン美術館に所蔵されている、狩野山雪 筆 「老梅図襖 旧天祥院障壁画」(江戸時代 17世紀)。 図版解説によると、狩野山雪 (1589-1651) は、若冲や蕭白らとともに「奇想の系譜」に位置づけられているとのこと。
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ダイナミックに上昇、下降、そしてまた上昇する太い幹。 老梅にもにも関わらず、途中の枝から真っ直ぐに伸びる緑、そして絢爛と咲き誇る梅の花。 その迫力に圧倒されました。
右側には繊細に書き込まれた八重の梅。 左側には黒い岩肌と紅白の花という、その配置のバランス感覚も素晴らしい。
一体どのような経緯で、 アメリカ・メトロポリタン美術館に所蔵されたのでしょう??

アメリカ・メトロポリタン美術館の、 コレクション・デジタル・データベースの画像[The Old Plum]
Attributed to Kano Sansetsu The Old Plum (1975.268.48) Heilbrunn Timeline of Art History The Metropolitan Museum of Art
このデータベースには、製作年として ca. 1645 (=およそ1645年ごろ=狩野山雪55歳頃の作品。)、 日本美術蒐集家の ハリー・GC パッカード (Harry GC Packard)の東洋美術コレクションだったなどアメリカでの来歴等が記されています。

・・・NYのMet. museum にも いつかは行ってみたいなぁ・・・
ひきつづき、英語は勉強しておかねば。。
http://www.metmuseum.org/visit/general_information_japanese

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次に、私が惹かれたものは、水墨画の数々でした。
★重文 「瀟湘八景図」 狩野元信 筆 4幅 室町時代・16世紀  京都・東海庵蔵 (~2/8)
実物を見てはじめて伝わってくる、その絵から漂う、なんとも形容しがたい魅力に惹きつけられました。自分が画中の人になったと想像して見ると、非常に楽しい。
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★重文 「達磨・豊干・布袋図」 李確 筆 3幅 中国 南宋時代・13世紀 京都・妙心寺蔵 (~2/8)
線をすうっと引いているだけなのだけど、その筆の線が絶妙。
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★重文 「枯木猿猴図」 長谷川等伯 筆 2幅 安土桃山~江戸時代・16~17世紀 京都・龍泉庵蔵 (~2/8)
近くで見ると、一見無造作に見える線が、離れて見ると、枝の様子など巧みに表現されているところが素晴らしい。
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★「達磨像」 白隠慧鶴 筆 1幅 江戸時代・寛延4年(1751) 愛知・正宗寺蔵
2メートルを越す大きな和紙に、豪快に描かれた達磨図。 書き手の大胆、おおらかな気性が伝わってきます。
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★「山水楼閣人物図螺鈿引戸」 4面 中国 明時代・16世紀  京都・妙心寺蔵
すべて螺鈿の装飾。 細緻、豪華の極み。
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同じく細緻な螺鈿装飾。「楼閣人物螺鈿座屏」 伊勢屋直七作 1対 江戸時代・嘉永2年(1849) 京都・龍泉庵蔵。これが我が家にあったなら。。

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その他、1591年、豊臣秀吉57歳の時に、側室淀殿との間にできた棄丸(鶴松)の葬儀が、妙心寺で行われたそう。3歳で夭折した棄丸(鶴松)への愛情を感じさせる、棄丸所用の武具と守り刀、玩具船(いずれも重要文化財)。棄丸亡き後、これを見た秀吉の心中、いかばかりであったか。 胸が締め付けられました。

織物・刺繍の数々も素晴らしく、たとえば、「立涌に菊文様壇引」 1枚 安土桃山時代・16~17世紀 京都・長慶院蔵は、 寄進を受けた小袖の布をつなぎ合わせて作った壇引。 どんな小袖だったのか、想像するだけでも楽しいものが。

花園天皇の知性を感じさせる墨蹟も良かったし、重文 太平記 巻第四・十三も、あぁこれが、「太平記」として読み継がれてきたのだな思ったり。

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ところで、 妙心寺 (京都市右京区花園)は、建武4年(1337年)、花園法王が自らの離宮を禅寺として創建。 臨済宗の、末寺3400を超え最大規模の宗派である、妙心寺派の大本山。 石庭で超有名な「龍安寺も、臨済宗妙心寺派の寺院なのですね。
今年は、初代住職、関山慧玄(かんざんえげん)(無相大師)の650回忌であり、その大法要(遠諱(おんき))を記念。

この「禅」の教義は、インドの達磨大師、中国の臨済禅師を経て、日本へと伝来。
というと、座禅や禅問答など、物質的なものに囚われることのない深遠なものを連想してしまうのですが、 今回の展覧会では、国宝、重要文化財を含む、墨蹟、唐絵と水墨画、屏風や襖絵の名品の数々、非常に細緻な螺鈿装飾等々、非常に見応えのある展覧会でした。

後期に展示される、国宝 「瓢鮎図」 、重要文化財 「花卉図屏風」もできれば見に行きたいと思っています。

※これで、ちょうどこのブログの記事の数が、1,000になりました

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蒲田 チャイニーズ レストラン 「聖兆」 Seicho, Restaurant Quintessence is a modern Chinese restaurant in Tokyo’s Kamata. highly recommnend !

「聖兆」は、 ここで接待を受けた、夫の仕事関係のお知り合いの某さんに、「感動の味」だったと教えていただいた、蒲田にあるチャイニーズレストラン。

1月後半某日、蒲田まで。 人形町から浅草線の京浜急行直通で京急蒲田まで 約30分。 まさかこんな所で(失礼)、お洒落で上品な味わいの中華料理がいただけるとは・・。
Chinese Restaurant と書いてはあるけど、ディナーのおまかせコースは、「中華」というより、上質なシノワズリーといったほうが、しっくりくるかも。
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築地で仕入れた鮮魚の数々、とても上品な味わいに、 夫とともに、いたく感動。

低~くジャズの流れる落ち着いた雰囲気。 ちょうど私の好きな、スタンダードな女性ジャズヴォーカルの曲が流れていました
器は、マイセン、ヘレンドやジノリなど 

今回は、シェフおまかせコースで 事前に予約し、 8,000円ほど。 これが、銀座あたりだったらば、 倍以上はしちゃうかもといった内容。 コストパフォーマンスも良い、本当に素晴らしいお店でした。

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たっぷり白子の入った、暖かいスープ。 もうこの一皿で、すでに感激しちゃった私たち。
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賓専用紹興酒 古越龍山(陳年10年)を頂きました。 深~い味わい。 念のためですが、こういう高級紹興酒には、砂糖は入れないのが普通です。私は、甘いお酒がもともと苦手。 あくまで個人の嗜好なので、お好きな方は、入れちゃってもOKだと思うけど・・。
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なんと、ドンペリもありました・・・。一度でいいから飲んでみたい。宝くじが当たったら(笑)。
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銚子の金目鯛。 脂が乗って非常に美味しかったです。
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蝦蛄(シャコ)に、菜の花。 意外な素材なんだけど、ステキに美味しい。
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柔らかくて美味しかった(明石のだったか?)タコ
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サクサクした口当たりといい、軽~い揚げ上がりといい、絶品だった、ヒメコダイとシラウオのフライ。
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柔らかい、旨みのある、非常に美味しくて感動した、ミンククジラ
聞かなければ、とてもクジラとはわからなかった。。 残った汁もかなり美味しく、御飯にかけて食べたかったほどでした。
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この時期、甘みのあるネギ。ネギの産地にもこだわっていて、このお汁も、御飯にかけて・・・。
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・・・と思っていたら、このお粥に入れて召し上がって下さいとお勧めされました
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サービスのデザートも、とても美味しい
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最後まで感動の、シェフおまかせコースでした。
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こちらは、オーナーシェフも感じが良くて、丁寧に、いろいろ教えて下さいました。 帰る際には、 オーナーシェフが、玄関まで出て来て、お見送り。 外に出てから、 写真を撮らなくっちゃ!と振り返ったら、 丁寧に御挨拶され、恐縮してしまいました(汗)。

先ほども書きましたが、コストパフォーマンスも良く、 できれば、また是非行きたいお店です。 某さんによれば、おまかせを頼むと、次回は被らない内容を出してくださるそう。 某さん、教えて下さって、どうもありがとうございました!

★京急蒲田駅の西口、ライフが右にあるアーケードから入って、すぐ先にあるタバコやさんの角で左折。 とても、京急蒲田駅から歩いてすぐのお店とは思えません。。
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■聖兆

住所:大田区蒲田4-15-5
TEL: 03-3730-1303

日曜祝日お休み
11:30~13:30LO、17:30~21:30LO

オフィシャルサイト http://seicho.net/
ぐるなび

Googleマップ地図&情報

※いつかは、地域別、お料理別のインデックスをつけたいと思いつつ、 なかなか余裕がありません。
そういえば、旅行記の更新もままならないし、大掃除など、やるべきことがありすぎです。 どうか、気長にお待ち下さい。

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人形町 「喫茶去 快生軒」、 「月刊日本橋」

なかちーさんと、 人形町の洋食 「芳味亭」(ほうみてい) でランチの後、 すぐには別れがたくて、 甘酒横丁の交差点のほど近くにある 「喫茶去 快生軒」 へ。

こちらは、大正八年創業。 レトロで、落ち着ける雰囲気の喫茶店。

★趣のあるランプ、 さりげなく ステンドグラスも。
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最近、大掃除で雑誌の片付けをしようと、去年の 「和楽」 11月号をパラパラめくっていたところ、 向田邦子さんが、ここの 「いつもの決まった席に座ってひと休み」している写真が掲載されておりました。 あーここの席に向田さんがよく座っていらしたんだなーと。 時空は違えど、 まったく同じ場所にいらしたんだなと、感慨深きものがありました。

前掲誌では、 向田邦子 「女の人差し指」(文春文庫) 「~人形町に江戸の名残を訪ねて~」 という章から、いくつか抜粋引用されていたので、機会があったら読んでみたいと思っています。

ちなみに、「喫茶去 快生軒」へは、 水天宮のすぐ裏手の蛎殻町から、人形町のマンションへの引越しの朝、 夫とトーストセットを頂いて以来です。
住んでいる場所に近すぎちゃっうと、 居心地がいいなーとは思っていても、 喫茶店には、 なかなか入る機会がないのです。

今回は、 4月から月刊日本橋に連載を持たれる なかちーさんとご一緒できて、 とても嬉しかったです。


■喫茶去 快生軒

住所:中央区日本橋人形町1-17-9
‎TEL: ‎03-3661-3855‎

Yahoo!グルメ

Googleマップ地図&情報

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★洋食 「芳味亭」 が、益田ミリさんのイラスト&記事紹介されている、 一勇斎国芳の表紙の 「月刊日本橋」11月号。 なかちーさんは、益田ミリさんのページを引き継がれるそうです。
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ちなみに、 「月刊日本橋」 は、 1979(昭和54)年4月創刊。

銀座のタウン誌、 「銀座百点」(1955(昭和30)年1月創刊)は、 銀座が父の仕事先、日本舞踊のお稽古場でもあるので、 父が持ち帰っていた 「銀座百点」を、小さな子供の頃からよく見ていましたが、 この月刊日本橋を知ったのは、 結婚して水天宮のすぐ裏手に引っ越してから。

月刊日本橋を読むと、日本橋の歴史、老舗、日本橋界隈の今を、親しみを持って知ることができますし、そのときどきのイベント情報なども、とても参考になっています。

銀座百点では、その昔、 吉行淳之介、円地文子、小田島雄志と、 その時々のゲストとの対談記事が面白く、今考えても、 かなりの豪華メンバーだったと思います。
月刊日本橋でも、 銀座百点のパクリと言われようが(笑)、 小説家、劇作家など、 豪華メンバーによる対談記事があったらいいのになぁ・・・なんて思ったりします。

私は、人形町の行き着けの歯医者さんで、 いつも無料で頂いております。
それに比べて、 札幌在住のなかちーさんは、 かれこれ6年だったか?8年だったか?、 もう何 7年もの間、 月刊日本橋を定期購読されているとのこと。
それだけ、 日本橋のことを、 心から愛していらっしゃる、 なかちーさんなのです。

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