日本舞踊 尾上流 「尾上会」 国立劇場 大劇場、 着物を着る
2月19日(木)20(金)は、日本舞踊 尾上流の 「尾上会」を観に、国立劇場 大劇場へ。
★日本舞踊 尾上流 公式ウェブサイト http://www.onoe-ryu.com/
家元の尾上菊之丞、大幹部の方々の踊りは、 品格があって、非常に見事だと思いましたし、 日々精進を重ねていらっしゃる方々の舞台も、とても見応えがありました。
二日目の最後には、宗家の尾上菊五郎さんも、 「七福神」で家元と踊られ、 朝倉摂さんの舞台美術も、品ある金銀の波の描かれた屏風が二人をひきたて、 素晴らしい舞台のシメとなりました。
演奏、唄、鳴物など、多くの地方(じかた)さんの生の伴奏、大掛かりな舞台美術、あでやかな衣装や扇などなど、日本舞踊の舞台は、日本の伝統芸能の総合芸術。
一つ一つの舞台は、そんなに長くはないけれど、それにかける練習時間と情熱とお金はかなりのもの。
その昔、私も日本舞踊を習わせてもらって、国立劇場の舞台で 「藤娘」 を踊ったときのことなど、懐かしく思い出すとともに、本当に心から有り難いことだったと、あらためて思いました。
みなさまも、 お稽古事で 「日本舞踊」 、いかがでしょうか?(お稽古場はこちら)
★プログラムと、一日目に着た訪問着。
※追記:プログラムの表紙題字は、七世 尾上梅幸さん
★20世紀のわが同時代人 尾上梅幸 三浦義彰
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尾上流は、 新橋の花柳界、 そして 京都・先斗町 の 花柳界でも日本舞踊を教えているので、芸者さんが出演されている舞台もいくつかありました。
客席にも、花かんざしの日本髪、華麗な着物に だらりの帯、綺麗に白塗りでお化粧した舞妓さん、スッキリ粋に着物を着こなした芸者さんたちがいらして、とても華やか。
このような、いわば 「プロの着物姿」 の方々と比べてしまうと、私のような一般人の着物姿は、どこかスッキリ感が違うのです。
衿はかなり抜いているのに、全くだらしなく見えず、 女性としての色香を感じる着こなし。
ヘアスタイルも、大げさすぎす、でも地味にならずで。
日本舞踊の舞台が素晴らしかったことは勿論、 いろんな方々の着物姿も勉強になった、 日本舞踊の会でした。
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★二日目に着た紋付色無地。 踊りの会なので、扇面柄の帯に。
帯締めが、知らないうちに、下に下がってきてますね~。
この和光の白いバックは、踊りの会のプログラムがちょうど入る大きさで、とても重宝しています。持ち手真ん中を持つようにしなくては・・。
前回着たときから間が開いてしまったので、着付けにちょっと時間がかかってしまいましたが、なんとか着て行くことができ良かったと思います。
この日のために、風邪をひかないよう、これまで極力外出を控えてきましたが、まさか 「ぎっくり腰」 になろうとは・・。
時折痛みはあったものの、 鍼治療のおかげで、 帯がコルセットがわりで、 着物で出歩けるようになって良かったです。
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コメント
一枚目はコーデが分りにくいけど、二枚目のお着物と帯の色あわせが素敵!
投稿: ゆきちゃん | 2009.02.23 21:35
一枚目は、junjunの結婚式のときとほぼ同じです(^^
暖かくなったら、一緒に着物でお出かけしたいですね。
投稿: きのこ | 2009.02.23 23:07
先日は失礼しました。
お着物、素敵です♪
訪問着は、どんな場でもふさわしい雰囲気ですね
色無地も紋があるうえ、帯が華やか。
TPOを考えて着ておられる様子に敬服です。
私は、お花見に小紋を着る程度なので、どうしてもカジュアル感覚から抜けられません・・(。・w・。 )
投稿: 花子 | 2009.02.24 10:02
HPの着物姿の写真を拝見しましたが、着物でいろいろ外出されていらしたんですね。
私も、もう少し暖かくなったら、カジュアルな着物でもお出かけしたいなと思っています。春が待ち遠しいですね。
腰痛の具合はいかがでしょうか?私は最近「ぎっくり腰」になっちゃったんですが、鍼ですっかり良くなりました。花子さんの具合も良くなりますように。
投稿: きのこ | 2009.02.25 00:01