御岳山 武蔵御嶽神社に到着
「御岳山 ケーブルカー、武蔵御嶽神社までハイキング」の続きです。
やっと「武蔵御嶽神社」に到着。
でも、ここは神社拝殿ではなく、大鳥居と随身門。
参道には、いくつも「講」の碑が並んでいました。
武蔵御嶽神社の公式サイトによると、講とは、神社を信仰する各地の集まりで、講を構成する家からお金を集め、数人の大参人が神社参拝を行うものだそうです。
平成に入ってからの新しめの碑も結構多く、山岳信仰が現在も脈々と続いている事に感心しました。
拝殿を目指して、せっせと石段を上ります。それにしても、かなりの段数。
なんと、武蔵御嶽神社の社殿のある場所=御嶽山の「頂上」(標高929m)なのです。
あまりの上りの厳しさに、夫も私も汗だくでした。ようやく拝殿が見えたところです。
上のほうの参道の石段は老朽化して崩れてきており、気をつけないと危なそう。
日光東照宮を連想してしまう、豪華な幣殿・拝殿の姿に圧倒されます。
この幣殿・拝殿は、元禄13年(1700年) 5代将軍綱吉の命によって造営された 「権現造り」。 明治中ごろ、檜皮葺から銅板葺になったそうです。
こんな立派な神社があるとは驚きました。この石段を上るのだって大変なのに、ロープウェーもなしで、山頂にこれほどまでの神社を建てるのは、さぞかし大変な労力と資金が要ったことでしょう。
この拝殿を拝めただけでも、ありがたい。
武蔵御嶽神社 公式サイトによれば、
古来、関東の霊山として信仰され、山岳信仰の興隆とともに、関東の修験の中心となり、宝物殿には、鎌倉時代の武将 畠山重忠の鎧・鞍・太刀など多くの重要文化財、国宝の赤糸威大鎧が展示されてるそうです。
徳川家康の命により社殿を改築。南向きであった社殿が、江戸の西の護りとして、東向きに改められたそうです。 江戸にとっては、かなり重要な意味を持つ神社なのですね。
☆中の天井も手を抜かず、鮮やかな色彩で彩られているのに感心します。
☆威風堂々、 迫力ある狛犬さん。
神社では、滝行などの体験修行も行われるそうです。
☆神社山頂 (標高929m) からの風景。 東向きなので、都内方向。
☆途中、食事処で一休み。 やっと煙草が吸えて、幸せそうなわが夫(笑)。
続きます。 「御岳山 武蔵御嶽神社周遊ハイキングコース」
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
おお。御嶽はMTBで何度か行ってるのですが(ロープウェイも、ちゃんと自転車券てのがあるんです)神社方面には行かないので、こんな立派なのがあるとは知りませんでした。
ちなみにMTBだと、ロープウェイの駅から日の出山山頂を経由して尾根沿いに武蔵五日市に抜ける10kmくらいのコースになります。下りメインなので、初心者にはお勧めのトレイルです。
投稿: けんじろう | 2009.05.25 22:18
きのこさんがいない・・・・笑
お着物でお出かけされてますか?最近・・・
投稿: あさ | 2009.05.25 22:22
おぉっ、MTBで行かれてたんですね!自転車券まであるとはオドロキです。確かに、神社の石段をMTBでっていうのはキツイですねー(笑)。私もこれほど立派な神社があるとは思いませんでした。
10km下り坂メインなら初心者向けですね!御嶽まで自走でなければ(笑)。
あの自然の中を走れたら気持ちが良さそうですー
二人で写ってる写真もあるんですけど、修正がメンドウなので~^^。
着物を着たいと思ってはいるものの、なかなか着物に行き着きません。袷が終わりになる前に、なんとか着たいと思っていますー^^
投稿: きのこ | 2009.05.25 23:44