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映画「スラムドッグ$ミリオネア」(少々ネタばれあり注意)

このところ、インド大使館ヨガ週2日+麹町ヨガ週1日+早朝ヨガ月2日(・・・これは、なかなか出られない(汗))と、月の半分はヨガを習いに行っています。
さらに最近、インド哲学 (バガヴァット・ギーター)の勉強会もあり、インド+ヨガ指数が高まっている今日この頃。
いつかはインドのアシュラムで、ヨガを習ってみたいものです。

そのインドを舞台にした映画「スラムドッグ$ミリオネア」を見に、夫と六本木ヒルズへ。今から一ヶ月以上前の5/16(土)の備忘録です。
☆映画「スラムドッグ$ミリオネア」公式サイト http://slumdog.gyao.jp/

スラムで育った青年が、「みのもんた」が司会のクイズ番組、「・・・ファイナルアンサー?」と最後に問いかける「クイズ・ミリオネア」のインド版で、次々正解を当てていく主人公。
その正解できた理由=いままでの彼の過酷な生涯が次々と明らかにされていきます。

インド版「みのもんた」との駆け引き。あれも、彼が今までに肌で学んできたことなのでしょう。

最初にびっくりしたのは、スラムの中を駆け抜けていく子供時代の映像あと、巨大なスラム街が広がっていく映像。 あのハンパない広さに驚きました。今でもあんなかんじなのでしょうね。。

子供に物乞いをさせる怖ろしい組織。見るに耐えない、思わず目をつむってしまった残酷な場面もありました。(スプーンの場面は、夫も目をつむっていたらしい。)

そこから逃げ出し、生きるためにはどんなことでもやって、逞しく生きていく小さな兄弟。
タージマハールの履物、いんちきガイド(笑)、なかでも、欧米人の旅行者の車の場面は凄かった(・・;)。

幼少時代からの兄との関係。少女に対するいちずな思い。向こう見ずな主人公の行動力。その思いを踏みにじる兄・・。
あの少女も、おそらく過酷な運命を生きて成長してきたのだろうと想像してしまいます。
ラスト。 その兄のとった行動に涙・・・。 そして、ファイナルアンサーは・・・!!!

映画の中に出てくるインド人のエキストラの人たちのエネルギッシュなこと!
最後の最後に、全員で踊るダンスの、なんとインドの映画っぽいこと!

非常に心に残る、素晴らしい映画でした。
インドに行ったら、あの映画のいろんな場面を思い出すんだろうなーという気がします。

映画の監督はイギリス人のダニー・ボイル(トレイン・スポッティング)。脚本は、サイモン・ビューフォイ(フル・モンティ)
アカデミ賞、作品賞、監督賞、脚色賞含む、最多8部門受賞作。

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