シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展 @サントリー美術館 和服割
昨日(8/20(木))は、六本木・東京ミッドタウンの サントリー美術館で開催されている 「美しきアジアの玉手箱―シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展」(2009年7月25日(土)~9月6日(日)) へ。
マイミクYさんから、「光琳の山水図がそれはもう、かなり良かったのですよ。 なんでか、これだけの名品が8/12-8/24の限定展示」 と聞き及び、 これは行ってみなくては!!と思ったのでした。
しかもこの展覧会、 「和服割」 があり、 「和服でご来館の方は300円割引」 の特典あり。
むろん、 和服で行きました。 (※着用した和服については、「お出かけ浴衣+首里花倉織の帯★和服割引@サントリー美術館」のエントリー記事)
シアトル美術館には、 なんと7000点にもおよぶ日本・東洋美術コレクションがあり、 今回は選りすぐりの100点を一堂に公開 (期間中展示替えあり)。
非常に名品ぞろいで見応えがあり、 本当に行って良かったです!!!
繊細で美しい蒔絵の 「浦島蒔絵手箱」 は、 まるで 「玉手箱」 のよう。
葛飾北斎 「五美人図」 や、 「遊女立姿図」 は、色彩が綺麗に残っていて、 とても美しい作品。 着物好きには、たまりません。
そして、尾形光琳の「山水図」 。 お馴染みの琳派ではなく、 金地に直接水墨で山水画が描かれ、たらしこみ技法などのテクニックが駆使された作品。 こんな光琳作品もあったのね~と感心。 見逃さずにすんで良かったです。 Yさん、 ありがとう
最後に、最も印象に残ったのが、「インドラ坐像」。
ネパール マッラ王朝 13世紀頃の作品。 リヴ・ヴェーダに登場する、武勇の神様で、 仏教では帝釈天として有名な神様。 その優雅な身のこなしにすっかり魅了されました。
額には水平な目があり、くつろぎのアーサナでお座りになり、 小さな色違いの貴石もいくつか填め込まれている、美しい作品でした。
ほかにもたくさんの名品の数々があって、 とても楽しめたばかりでなく、 和服を着るよい機会となりました。
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