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3、興福寺 南円堂、五重塔と、その歴史

2、猿沢の池」のつづき。 世界遺産でもある 「興福寺」の 「南円堂」へ。
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興福寺は、今年2010年に、創建1300年。藤原氏の氏寺にして、仏教法相宗の大本山。 国宝 「阿修羅像」(奈良時代)があることでも有名ですね。
この「南円堂」は、813年、藤原冬嗣が創建、1789年頃再建された八角円堂(重要文化財)。このすぐ右側にある「興善院」にもお参りしました。
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写真手前は、天平様式の建物として復元予定の 「中金堂」跡。 「中金堂」は、今年2010年10月16日、立柱の儀式が行われ、その後、2015年頃、完成予定。

左は、726年、聖武天皇によって創建、室町時代の1415年再建された 「東金堂」 (国宝)。この二日後に中を拝観。
天平2年(730年)、藤原不比等の娘、光明皇后によって創建、同じく室町時代の1426年頃再建された 「五重塔」(国宝)。

興福寺は、何度も火災にみまわれ、創建当時の建物はなく、すべて再建されたもの。
でも、藤原氏の隆盛を物語り、平安、鎌倉時代には、ここが大和国の中心的存在となるなど、歴史を知れば知るほど興味を惹かれるお寺です。

阿修羅像をはじめとする、奈良、鎌倉時代の国宝の名品の数々は、この二日後、じっくり国宝館、東金堂で拝見することができました。

★興福寺公式サイト http://www.kohfukuji.com/

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