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映画 「玄牝(げんぴん)」を見る (ネタばれあり)

河瀬直美監督の最新ドキュメンタリー。
アロマの先生のご紹介で、昨日渋谷ユーロスペースで見てきました。
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陣痛促進剤や医療機器を使わず「自然なお産」(自然分娩)を行う、吉村医院。
その愛知県岡崎市にある古民家(古屋)で、薪割りや板戸ふきなどをしながら心と体づくりをする妊婦たち。そして感動的な子供の誕生。

でも、お産の途中で病院に運ばれそこで分娩せざるをえなかった人や、生まれる前に亡くなる命も。
いくらここで心も体も健康的にしてようとも、100% 幸せで自然なお産ができるという保障はない。先生は「不安」は必要ないというけど、シビアな現実もそこにはある。

死の前にするとものすごくつらいと言う吉村先生。 そして、この映画の中で、「死ぬものは死ぬ、生きるものは生きる。それは自然や神が決めること」という先生の言葉がとても印象的でした。

実をいうと、今でも思い出しても辛い気持ちになる流産の経験があります。その後も子供が授からずに毎月毎月毎月...そのたび、がっくり落胆していたあの年月・・・。これは経験者でないと、多分わからない辛さでしょう。

それだけに、幸せな出産を迎える人々がつぎつぎと出てくるドキュメンタリーを見るのは、心の奥底に深くしまい込んでいる辛い思い出が甦ってくるのではと、正直ちょっと気が重かった。

先週も映画館の前まで行ったけれども、たまたま「家族みんな!で安心シネマ」で、小さなお子さん連れOKの時間帯。
前を歩く、お子さん連れの幸せそうな人々の姿が映画館の中に行くのを見、まわれ右をして帰ってしまったこともありました。
先生からのご紹介がなかったら、おそらく見にいくことはなかったことでしょう。

でも、お勧めするだけの価値はあるに違いないと、思い切って映画館に入ってみました。
映画は、単純な「自然なお産」バンザイ!ではなく、マイナスの側面にも率直に目を向け、それを力まず自然の景色の中で映し出しているところが素晴らしかった。

見に行って本当によかったです。

玄牝(げんぴん) オフィシャルサイト http://www.genpin.net/

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