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2011年4月の8件の記事

「神饌 - 神様の食事から“食の原点”を見つめる」 南里空海 著  

この 「 神饌 ― 神様の食事から“食の原点”を見つめる」 の著者の南里空海 (なんりくみ)さんは、私のヨガのつながりの方。 お話を伺う機会に恵まれ、縁あって、この本を贈っていただきました。
下の写真右のこの本は、「家庭画報」 2010年2月号、4月号、7月号、10月号に掲載されたものに大幅加筆、諏訪神社の項を追加し、単行本化されたものです。
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「神饌 (しんせん)」とは、豊かな実り、自然の恩恵に感謝し、神様に差し上げるお食事のこと。 この神饌のお下がり、もしくは同じものを共にいただく 「直会 (なおらい)」は、「神と人との一体感を保つ」ものとされています。
神社に参拝した後にいただく、お米が材料とする 「お神酒 (おみき)」にその一つ。

本にも書かれていますが、「神」や「神社」というと、特定のイデオロギーや宗教にかかわるものと、ちょっと引いてしまわれる方がいらっしゃるかもしれませんが、「大いなるもの」に対して祈る行為は、きわめて普遍的なことですね。

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伊勢神宮に関しては、以前執筆された 「 伊勢の神宮―祈りの心・祭りの日々 日本人の原点回帰を求めて 」 が非常に詳しく、北白川大宮司へのインタビュー、神饌を作る現場の取材もあり、ビジュアルも充実して読み応えがありましたが、今回の「神饌」では、この伊勢神宮をはじめ、18の神社の神饌の特別公開。

日本の食文化と「食」の歴史といえる 「神饌」。 そのうちの、煮炊き、調理された 「熟饌」 あるいは 「特殊神饌」を献供している日本各地18社を実際に訪れ、その神事、神饌に関わる人々にも数々のインタビューをされ、とても丹念な取材をされていました。

「直会」、「神仏習合」などの解説もあり、単なる資料としてだけでなく、読み物としても、かなり読み応えがありました。

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この神饌は、その多くが非公開とされ、その取材、写真撮影には困難をきわめたとのこと。

それだけに、外からは伺い知ることができない、特別公開された神饌の数々が紹介されているこの本は、かなり貴重な文献といえるでしょう。

そして、こんなにさまざまな種類のお食事、地域によっても違うものが供されてきたとは。 しかも、伊勢神宮では、古来より朝・夕毎日、調理されたお食事が神様に供されていたとは、まったく、驚かずにはいられませんでした。

また、神饌を脈々と作り続け、これを伝えてきた人々、各地によって違う食文化、歴史にも、とても興味をひかれました。

「食の原点」は、豊かな実り、自然の恵みに感謝し、美味しく食べていただきたいという真心と、 それを共にいただくという気持ちに重点があるのでは、と思いました。 それこそ、現代の日本に欠けてきているものかも。

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ところで、ビジュアル面では、細部までわかる、あの豪華な月刊誌の大見開きを使った大判の写真にはかなわないものがあったものの、雑誌では小さくしか出ていなかった写真が、より大きく見やすく拡大されていたり、新たに追加された写真もたくさんあって、見応え十分。

もっとも、雑誌に掲載されている写真と本を一緒に見たら、さらに面白かったです。
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ところで、大震災による津波により集落が破壊され、それに伴う福島原発の放射能漏れにより、農耕、牧畜、漁業に甚大な被害が及んでいる危機的状況。 古来より、日本は数々の自然災害にみまわれてきたけれど、今回の 「食」 にまつわる危機、風評を含めた被害はとりわけ深刻なもの。

いにしえより、日本人は神様に祈って豊作豊漁を願ってきたけれど、神様でもどうしようもできない天変地異と人災だったのでしょうか。復興を心よりお祈り致します。


神社本庁
http://www.jinjahoncho.or.jp/

★追記 (2012/3/8)
料理本のアカデミー賞と言われる『グルマン世界料理本大賞で、2012年 日本人2名受賞!!』 Kitchen Life Pub.の記事 http://www.kitchenlife.jp/tomato/?p=1395 によると、
その2名のうちの1名が、南里空海さん!
そのCULINARY HISTORY部門で世界第3位受賞作が、こちらでご紹介させていただいた 南里空海著「神饌 - 神様の食事から“食の原点”を見つめる」(世界文化社)です。おめでとうございます!
これを機に、さらに広く世界中で読まれますよう。 翻訳本の出版も期待しております。

★追記 (2012/5/25)
2012年5月25日、著者の南里空海さんが、財団法人 神道文化会から神道文化功労者として表彰され、授賞式が行われるそうです。 神道文化奨励賞、受賞おめでとうございます!

私は、普段の生活からはうかがい知れない、日本古来の神道という文化を、「神饌」の本を通じて深めることができました。
もっとも、神前に供える「神饌」は、神道という単なる一宗教の枠を超え、自然の恵みに感謝し、「いただきます」「ごちそうさまでした」、という日本の良き習慣につながるもので、それは、「食の原点」として、今また見直されるべきではないかと思いました。


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ココナッツのアップルクーヘンを焼く

先日の誕生日にもらったオレンジ系のブーケのお花と、いつもの人形町の角のお花やさんで買ったホワイト系をバックに。
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ココナッツのアップルクーヘンは、ちょうど先月、材料を全部混ぜあわせ、あと焼くだけの段になって、あの大地震にみまわれました。 その後、夕方になり、幸い電気は通じていたので、焼いちゃいました。

震災のテレビの画面の世界とは、まったく隔絶したケーキの甘い香りと、ほのぼの感がウチの中に漂って、これを食べるとなんだか落ち着いたことを思い出します。

このココナッツのアップルクーヘンは、5回以上は作ってる超お気に入り。
レシピは、 「食べるヨガ―今日からはじめる菜食レシピ48」。

バターのコクが欲しかったので、菜種油のかわりに無塩バター。 薄力粉を若干少なめ。 てんさい糖を、レシピよりも3分の2の量が私にはちょうどいいみたい。
ホームメイドだと、自分の好みに調整できるのがいいのですねapple

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人形町 大観音寺 「花まつり」 

今日4月8日は、お釈迦さまの誕生日を祝う 「花まつり」。 
お釈迦様の生誕をお祝いし、お釈迦様に甘茶をかけるお祭りです(「灌仏会(かんぶつえ)」)。

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人形町の大観音寺(おおがんのんじ)でも、午前11時から午後4時まで花まつりが開催され、午前7時から午後6時まで、ご本尊が特別開扉されていました。

ところで、3月11日の東日本大震災の影響で、大きな菩薩様の頭が、本来の正面から若干横を向いてしまったとか。。
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お参りすると、お楽しみ抽選会に参加でき(ハズレても、美味しいゼイタク煎餅happy01)、甘茶と花見せんべいが境内でいただけるサービスもありましたcherryblossom
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★人形町商店街 http://www.ningyocho.or.jp/
・・・是非、遊びにいらして下さい。

それにしても、今日は風が強かったgawk

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千鳥が淵 桜のトンネル

今日はヨガ友さんと、皇居 「千鳥が淵」 の桜を見に行きました。
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ほぼ満開の桜。桜のトンネル。
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ボートはやってなかったし、ライトアップもないけれど、見事な枝ぶりの桜をゆっくり見ることができただけで、とても嬉しかったcherryblossom
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半蔵門から霞ヶ関を眺める。桜田壕のお堀には、アブラナの黄色い花が。
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去年書いた「千鳥が淵 桜のトンネル (2010/4/4)」のエントリー記事

今年は東日本大震災のため、桜を見る気分もずいぶん違ったものになりました。

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桜のトンネル @六本木アークヒルズ スペイン坂

昨日のサントリーホールでのコンサートの後、六本木アークヒルズに沿った、スペイン坂の桜のトンネルを両親、叔母と一緒に歩きました。 
こちらに、こんなに綺麗な桜のトンネルがあったとはcherryblossomsign01
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スペイン坂を上って、スウェーデン大使館(スウェーデン人のミカエル・グラニ-ト氏による設計)の左側。
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城山ヒルズの桜を眺めながら、坂を下って神谷町へ。
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アークヒルズでランチしたあと、ここを散策するのもいいかもと思ったり。
ここらへんは土地の起伏が激しくて、自転車だと大変かも!?
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日本フィルハーモニー交響楽団 指揮 大友直人 ヴァイオリン 千住真理子 コンサート@サントリーホール(2011/4/7)

大震災後、初めて会うといえば、今日は、私の両親、叔母。 一緒にサントリーホールのクラシックのコンサートへ。
震災、津波の被害を受けた方々を思うと、申し訳ないような気持ちになりますが、有難いお誘いがあり行ってきました。
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地震以来 「自粛」の嵐で、指揮者の大友さんも、東京でのコンサートはキャンセル続き。東京での公演は今日が初めてだとのこと。

ほぼ満員の観衆の中、日本フィルハーモニー交響楽団大友直人さんの指揮で、ウェーバーの歌劇「魔弾の射手」序曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲 ホ短調、ドヴォルザークの交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」と、名曲ぞろい。 アンコールもありました。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、千住真理子さんのヴァイオリンで。 千住さん、相変わらずお美しくて、演奏にも引き込まれましたshine

最後の「新世界より」では、第二楽章、学校の放課後に流れていたメロディーを聴きながら、もう自分の「家路」に帰ることのできない大津波の被災者のことを思わずにはいられなかった。

そして、日本フィルの方々の心を一つにあわせた力強いフィナーレの演奏は、 「復興」へと一丸になって進もうという強いメッセージのように、私には思えてなりませんでした。

大友さんの言葉もよかったですし、曲が終わったあとも、いつまでも温かい拍手が続き、 素晴らしい生演奏に、力をいただいた気持ちになりました。

★南北線 六本木1丁目駅3番出口から出て、サントリーホールへ向かう途中にある「スペイン坂」の桜。 満開でした。
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早朝ヨガ@北の丸公園

4/7(木) PM11:32 再び地震 (M7.4)。宮城県で震度6強。東京23区でも震度3。まだまだ油断できないです。。

ところで、4/4(月) は久しぶりに早朝ヨガ@北の丸公園へ。
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大震災、津波による余りに悲惨な映像。 そこではたくさんの命が失われ、原発問題もまだ解決していない状況。こんな中だからこそ、 大震災前にお会いして以来、久しぶりにヨガ友さんたちとお会いして、一緒にヨガをして、お話できたことが、なおさら嬉しかったです。
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この日は、まだ2分咲きくらいの桜。
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ヨガ @清澄庭園 涼亭

今日の午前中は、清澄庭園の中にある歴史的建造物、「涼亭」でヨガをしてきました。
この「庭園ヨガ」は、私のヨガ&タブラ友 tomoko さん http://tomyoga.wordpress.com/ 主催の大人気クラスnote
前面左右のガラス窓から見渡せる、パノラマのような美しい庭園の緑と湖面。 気持ちよく体を動かせ、リフレッシュできましたup
tomokoさんのホームメイドの美味しいスイーツ&甘くない香りの良いチャイもいただき、短時間ながら充実したひとときでしたshine
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以前書いたブログ記事
★日本庭園ヨガ@清澄庭園
http://kino-ko.tea-nifty.com/tea_time/2009/10/post-104c.html
★涼ヨガ@清澄庭園 「涼亭」
http://kino-ko.tea-nifty.com/tea_time/2009/07/post-a085.html

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