サンパウ病院前のテラスでランチ・・・怪しい男
「サン・パウ病院 ガイドツアー Hospital de Sant Pau - Guided tour #06 オペレーション棟と管理棟」のつづき。
サンパウ病院の見学を終えたのが午後1時過ぎ。 サンパウ病院の正門建物前にあるレストランのテラスでランチ。
まずは、「オラ Hola ! (=Hello こんにちわ) カーニャ ドス ポルファボール Caña dos, Por favor (= draft beer 2, Please 生ビール 2つ お願いします)」
サグラダファミリアから斜めに伸びる散歩道の緑も見えて、日陰だと、乾燥しているせいか、そんなに暑くは感じず、気持ちよく食事ができました。
人の良さそうなレストランのマダムは、「英語のメニューがないんだけど、大丈夫?」とスペイン語。
まぁ、なんとかなるだろう、ってことで、「Vale (= OK, バレ)」 と返事。
ランチコースは定額。前菜、メインをそれぞれ8種類くらいの中から選ぶスタイル。 あえて冒険気分で、適当に、夫は、上から3番目、私は5番目と一応決めて、一応 「これはなんですか?」ってスペイン語で尋ねたら、ジェスチャーを交えて、羊というように、ニコニコ教えてくれました
さてその結果は・・・。
「どうぉ?」って聞きに来たマダムに
「Qué rico ! Me encanta (ケ・リコ!メンカンタ」(美味しい~気に入りました」 ってことで、知らないものをあえて頼んで、冒険してみた甲斐がありました
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ところで、こちらのレストラン。 デザートとコーヒーをいただいているとき、身なりはいいし、普通にカッコよさげではあるけれど、なんとなく 「怪しい気が まわりにムンムンと漂っている」男性が、私が座っている椅子と隣の椅子の間をすり通り抜けるように、後ろの道路へ。
私たちのお隣のテーブルは空席。 私の側を通る必要が全くないにもかかわらず、「あえて」、すり抜けるように通り抜けようとする時点で、むちゃくちゃ怪しい!!
とっさに、鞄をムギュっと握りしめたのは、言うまでもありません。
レストランのマダムは、レストランの中に入って見てないし、夫か私がトイレに入って一人になった時点で、何が起こるかわからない・・・。
ほかにも、なんとなく怪しい雰囲気の、男性若者のグループがすぐ前のテーブルに・・・。
で、二人一緒にレストランのトイレに行って、かわりばんこに、ドアの前で待ちました。
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思い返せば、数年前。 夫と二人で行ったイタリア旅行。 イタリアのミラノの地下鉄エスカレーターで、 日中、夫が二人組の若者からはさまれ、後ろから羽交い締めにされ、財布を盗られそうになり、私が 「ギャ~ッ」 っと大声を上げたので逃走。 財布も夫も助かった経験のある私たち
そして、フィレンツェ、ピサの電車内。 途中で人が一挙に下りて、ガラーンとしているにもかかわらず、中年のおじさんに何やら耳打ちされ、年齢構成、人種も違う若者二人が、私たちの向かい合わせの席の入口をふさぐように、ず~~と立ちつくして、何やら手で合図を出しつつ 「待ち構えている」 という、恐ろしいシチュエーションにも遭遇。
幸い、近くに座っていた若い女性がいたので無事でしたが、 その間、二人とも緊張のあまり、一言もおしゃべりできず、トイレにも立てなかったのは、言うまでもありません
こんな経験をしてしまうと、なおさら絶対油断は禁物だと思うのです
せっかくの旅行で嫌な思いはしたくない。 極力タクシーを使い、気を引き締めていたおかげか、危なそうなシチュエーションは、幸いこのときだけで済みました。
さて、トイレを借りて、そのままレストランの中で会計をすませ、さっさか歩いてタクシーをつかまえ、グエル公園にむかいました。
つづきます。「グエル公園 Parc Güell #1 正門と階段」
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