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2011年10月の21件の記事

バルセロナ空港でランチ Lunch at La Pausa, Barcelona-El Prat Terminal 1

バルセロナのスイーツ サンタ・マリア・ダル・ピ教会からランブラス通り 空港へ Sweets of Barcelona」のつづき。
搭乗まで時間があるので、バルセロナのエル・プラット空港 ターミナル1 、チェックイン・カウンターから10分以上歩いた先にある搭乗口の向かい。 軽食ゾーンではなく、その奥にあるレストラン 「La Pausa」(Barcelona-El Prat Terminal 1) で、ランチ
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ターミナル1の建物の端っこなので、混雑とは無縁の静かなスペース。 とても美味しくて、寛げました
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Torres の Wine も充実していて、美味しかった◎ 隠れたランチの穴場でした
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クレマ・カタラナ(Crema Catalana), クレーム・ブリュレのカタルーニャ版
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バルセロナとも、ようやく?(笑)、ここでお別れです。

ここまでバルセロナの記事を書いてきましたが、
2011年8月のアーカイブ記事 17件
2011年9月のアーカイブ記事 47件
2011年10月のアーカイブ記事 21件

なんと、バルセロナだけで、計 85件
自分でも驚きましたが、それだけ魅力のある場所でした。 I Love Barcelona !!

イベリア航空(IBERIA) バルセロナ 15:40発、マドリッド 17:00着に乗って、マドリッドへ。

つづきます。「バルセロナからマドリッド 空港出迎え World Youth Day Madrid 2011 で道路封鎖

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バルセロナのスイーツ サンタ・マリア・ダル・ピ教会からランブラス通り 空港へ Sweets of Barcelona

サンタ・マリア・ダル・ピ教会 Basilica of Santa Maria del Pi, Barcelona」のつづき。
サンタ・マリア・ダル・ピ教会 Basilica of Santa Maria del Pi 前のピ広場 Plaça del Pi から、Carrer de Petritxol 通りを通って左折し、ランブラス通りまで。

Carrer de Petritxol 通り。 ぱっと見、何もなさそうな路地だったけど、こんなお洒落なシャンデリアや食器など、インテリアの店もありました。※画像クリックで拡大
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このベージュ色の壁のスイーツ・ショップでお土産を買いました。
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クレマ・カタラナ(Crema Catalana), クレーム・ブリュレのカタルーニャ版を、しっとり固めたような甘~いお菓子。保存性が高いので、お土産にぴったり 
1センチ角に切っておいて、小さなタッパーにいれておき、ちょこっと食べると良い感じ
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ほかに、あまり甘くない美味しいアーモンドのお菓子も好評でした

ランブラス通りに出る手前の通り。
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ランブラス通りに出て、タクシーを拾って、荷物を預けている Hotel Omm まで。 写真は、ホテルの前
★以前書いたエントリー記事「バルセロナのホテル Hotel Omm (Barcelona)
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タクシーの窓から見た 「コロンブスの塔」 Monument a Colom
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ヤシの木のある海岸沿いの通り
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大型客船が停泊していたバルセロナの港
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バルセロナ空港
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空港に着き、チェックインをすませ、荷物を預けて、とにかく搭乗口へ。
チェックインカウンターから、うーんと端っこにある搭乗口まで、あまりに距離が長くて、びっくり 10分以上は歩きました。。時間に余裕を持って、搭乗口を確認するにこしたことはありませんね。
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でも、この搭乗口のすぐ目の前。 こんな空港ビルの辺境で(笑)、まさか、こんなに美味しいレストランのランチ に巡り会えるとは。
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・・・ということで、つづきます。
バルセロナ空港でランチ Lunch at La Pausa, Barcelona-El Prat Terminal 1

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サンタ・マリア・ダル・ピ教会 Basilica of Santa Maria del Pi, Barcelona

サンタ・マリア・デル・ピ教会と広場 Basilica of Santa Maria del Pi and Plaça del Pi」のつづき。
サンタ・マリア・ダル・ピ教会 Basilica of Santa Maria del Pi の中へ Wiki
14世紀(1320-1391)に建てられた,ゴシック様式の教会。 Catalan religious Gothic Architecture
サンタ・マリア・ダル・ピ教会の意味は、「松の木」の聖マリア教会という意味。 [Santa Maria del Pi] meaning St. Mary of the Pine Tree. ※画像クリックで拡大
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壮麗な薔薇窓 Majestic rose window この美しい薔薇窓に魅了され、入った甲斐がありました ※画像クリックでやや拡大
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現在の教会は、早期ロマネスク様式の教会跡に建てられ、教会の歴史は、10世紀の記録が残る いにしえより。言い伝えでは、5世紀まで遡れるとか。 建設中のサグラダファミリアも見応えはありましたが、何世紀もの歴史を経てきた教会に惹かれます。

教会内部は、いくつかの礼拝堂に囲まれています
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美しい十字架や聖杯の数々
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右側サイドにあるチャペル
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大聖堂のように圧倒される感じはないけれど、英文のパンフレットに the people's cathedral とあるように、ここは「庶民のカテドラル」。 安らぎを感じる教会でした。

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ここから路地を歩いて、お土産のお菓子を買いました。つづきます。
バルセロナのスイーツ サンタ・マリア・ダル・ピ教会からランブラス通り 空港へ Sweets of Barcelona

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サンタ・マリア・ダル・ピ教会と広場 Basilica of Santa Maria del Pi and Plaça del Pi

カテドラル前の広場から、サンタ・マリア・ダル・ピ教会の路地 Plaça Nova to Santa Maria del Pi」のつづき。
サンタ・マリア・ダル・ピ教会入口横にある広場にあるテラス
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サンタ・マリア・ダル・ピ教会の向かいの建物 Plaça del Pi
ひょろっと伸びた木は、松の木か? Pi = Pine Tree だそうです Wiki
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サンタ・マリア・ダル・ピ教会  Basilica of Santa Maria del Pi
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教会の中に入りました。つづきます。
サンタ・マリア・ダル・ピ教会 Basilica of Santa Maria del Pi, Barcelona

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カテドラル前の広場から、サンタ・マリア・ダル・ピ教会の路地 Plaça Nova to Santa Maria del Pi

地図 カテドラル前の広場 Map and Avinguda de la Cathedral, Barcelona」のつづき。
カテドラル前の広場からサンタ・マリア・ダル・ピ教会に抜ける路地へ Plaça Nova to Santa Maria del Pi, Carrer de la Palla 未知の路地にわくわく
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細い路地には、このようなアンティークショップが何軒か並んでいたり、
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いい雰囲気の本屋さんあり
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この本屋さんのディスプレー。見てみたい本がいろいろ
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バイクの博物館も! Museu de la Moto de Barcelona http://www.museumoto.com/es/
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こんな路地を歩きました
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オリーブオイル専門店 Orolíquido http://www.oroliquido.es/ スペイン各地のオリーブオイルのほか、ナチュラルコスメなどいろいろ
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路地 Carrer de la Pallaの終点の分かれ道
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ベランダから出ているランプが素敵
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目の前には、サンタ・マリア・ダル・ピ教会と広場 Plaça de Sant J. Oriol
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つづきます。「サンタ・マリア・ダル・ピ教会と広場 Basilica of Santa Maria del Pi and Plaça del Pi

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地図 カテドラル前の広場 Map and Avinguda de la Cathedral, Barcelona

フレデリック・マレー美術館 (Museu Frederic Marès) の中庭のカフェ CAFFÈ D'ESTIU, Barcelona」のつづき。
この日歩いたルートはこちら。
バルセロナ旧市街の地図 Planol BCN Map に加工 ※画像クリックで拡大
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カテドラル前の広場 Avinguda de la Cathedral, Barcelona 2011/8/16 PM12:15
カテドラルの中は、以前書いたエントリー記事
バルセロナ大聖堂 Barcelona Cathedral (カテドラル Catedral) #1
バルセロナ大聖堂 Barcelona Cathedral (カテドラル Catedral) #2
バルセロナ大聖堂 Barcelona Cathedral (カテドラル Catedral) #3
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広場をぐるっと見渡すと、こんなかんじ
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ピカソの壁画 Scribble of Picasso
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Plaça Nova 広場には露店
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カテドラルの裏手に抜ける路地には、観光客がいっぱい
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Plaça Nova から Carrer de la Palla へ。 つづきます。
カテドラル前の広場から、サンタ・マリア・デル・ピ教会の路地 Plaça Nova to Santa Maria del Pi

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フレデリック・マレー美術館 (Museu Frederic Marès) の中庭のカフェ CAFFÈ D'ESTIU, Barcelona

副王の館 Palau del Lloctinent (Palau del Virrey), Viceroy's Palace, Barcelona) 「アラゴン王の史料館」、映画 「副王家の一族」」のつづき。
カテドラルの裏から、カテドラルの入口に向かって歩いていくと、「フレデリック・マレー美術館」 (Museu Frederic Marès)  公式サイト
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その中庭にある カフェ CAFFÈ D'ESTIU へ。 中庭の右奥にあり、美術館内に入らず、カフェだけ利用可能です http://www.cafedestiu.com/

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ミントティーとコーヒーで休憩 まだガイドブックには載っていない静かな穴場

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写真右側の建物は、バルセロナ市歴史博物館 (Museu d'Historia de la Ciutat de Barcelona)。
博物館の窓から、このカフェが見え、雰囲気がとても良さそうでした。 緑も多くて、寛げました。

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軽食もあり。 近くに行ったら、また行きたい。
カフェの敷地の中にトイレがあって、カフェの売り場でカギを貸してもらって入りました。
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フレデリック・マレー美術館に入るには、時間の余裕がなさそうなので、そのままカテドラル前の広場に向かいました。 写真は、広場の手前。
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つづきます。「地図 カテドラル前の広場 Map and Avinguda de la Cathedral, Barcelona

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副王の館 Palau del Lloctinent (Palau del Virrey), Viceroy's Palace, Barcelona) 「アラゴン王の史料館」、映画 「副王家の一族」

バルセロナ市歴史博物館 (Museu d'Historia de la Ciutat de Barcelona) #3 古代から中世へ アガタ礼拝堂」のつづき。

王の広場 (Plaça del Rei) の入口から見て左側にある 「副王の館」(Palau del Lloctinent (Palau del Virrey), Viceroy's Palace) の中庭(Patio)へ。
Patio del Palacio del Lloctinent バルコニーに囲まれ 緑に彩られた 美しい中庭。
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こちらは、1318年から1993年まで 「アラゴン王の史料館」(Archivo de la Corona de Aragón, Archive of the Crown of Aragon)だった場所。
http://en.www.mcu.es/archivos/MC/ACA/index.html
1993年、別の場所に、近代的なビルに「アラゴン王の史料館」がオープンしています。

二階のバルコニーへの階段。
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Coffered Ceiling 16世紀半ばに作られた格子状の重厚な天井
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階段の途中には、サグラダファミリア教会の受難のファサードの彫刻を担当したジョセップ・マリア・スビラックス(Josep Maria Subirachs) によるブロンズの扉 Saint Georges Door 。 バルコニーの手前の扉は天井のデザインに合った木の扉。
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Saint Georges Door (1975年)。スビラックス (Josep Maria Subirachs) の個性が出ているモニュメント的な扉。
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ところで、「副王」といえば、先日、スペイン・イタリア共同制作の映画「副王家の一族 I vicerè」​​(​2​0​07​年 ​監​督 ​ロ​ベ​ル​ト​・​フ​ァ​エ​ン​ツ​ァ​)をスカパーで見たところ​。 ス​ペ​イ​ン・ブルボン王朝の​副​王​の​末​裔​が主人公の映画です。

もっとも舞台は、スペインではなく、​イタリア・シ​チ​リ​ア​東​部​、​C​a​t​a​n​i​a なんですが​。
時代は、​1​9​世​紀​半​ばのガ​リ​バ​ル​デ​ィ​に​よ​る​イ​タ​リ​ア​統​一​、​ブ​ル​ボ​ン​王​国​崩​壊​というイタリア激動のとき。 ちょうどガウディが生きた時代と同時代。

封​建​的で理不尽な​権力を振るう父​と​対​立​す​る​嫡​男​。 政​略​結​婚​と​遺​産​争​い。華麗な邸宅とコスチューム。​
「副王」といえば、私にとってはこの映画。

そして、主人公を演じた アレッサンドロ・プレツィオージ (Alessandro Preziosi) は、イタリア女性から、「イタリア一美しい男」 と呼ばれちゃったりもする、美貌のイタリア男性。 私も目が釘付けになりました(笑)。

http://www.alcine-terran.com/ichizoku/

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ちょっと脱線しましたが、海外旅行は、旅行後、じっくり本を読んでみたりとか、映画あるいはテレビの特集番組を見てみたり、旅行後も楽しめるところがいいところ。

公式サイトの英文の文章を読んだり、旅行中に撮影した英文の説明文を見ながらアップしているので、ちょっと時間がかかっていますが、あともう少しでバルセロナから、マドリードです。

つづきます。「フレデリック・マレー美術館 (Museu Frederic Marès) の中庭のカフェ CAFFÈ D'ESTIU, Barcelona

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バルセロナ市歴史博物館 (Museu d'Historia de la Ciutat de Barcelona) #3 古代から中世へ アガタ礼拝堂

「バルセロナ市歴史博物館 (Museu d'Historia de la Ciutat de Barcelona) #2 古代ローマ遺跡 2 ワイン製造所 教会など」のつづき。
一番下の地下にある古代から中世へと、重層的になっている。
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食器や調度品など、バルセロナの中世の展示もたくさん。
私が一番気に入った柱の装飾。
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以下、きりがないので省略します。

さらに上に上がると、「レイアール・マジョール宮殿 (Palau Reial Major)」の「ティネルの間」(Tinell Hall)、アガタ礼拝堂のある一階へ。

「アガタ礼拝堂」(St Agatha's Chapel)
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Jaume Huget の祭壇画(1464-1465)
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ところで、こんなにも丹念に見ていきながら、なぜか 肝心の「ティネルの間」を見た記憶なし。 写真もなし。
これは、また次回に期待

「アガタ礼拝堂」の入口近くに出口があって、そこは、王の広場の階段前。 自転車ポタ集団が説明を聞いていました。 数年前は、みんなでポタリングをして、神社の説明なんかを聞いていたけど、バルセロナでもやってるんですね
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青い空がきもちいい
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つづきます。「副王の館 Palau del Lloctinent (Palau del Virrey), Viceroy's Palace, Barcelona) 「アラゴン王の史料館」、映画 「副王家の一族」

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バルセロナ市歴史博物館 (Museu d'Historia de la Ciutat de Barcelona) #2 古代ローマ遺跡 2 ワイン製造所 教会など

バルセロナ市歴史博物館 (Museu d'Historia de la Ciutat de Barcelona) #1 古代ローマ遺跡 1 「テルマエ・ロマエ」の実物、古代ローマ時代の浴場跡など」のつづき。
歴史博物館の地下は、遺跡の間をぬうよう歩いていけて、それぞれどんな場所だったか説明文がついているほか、英語のオーディオガイドもありました。

2世紀後半。 染色作業所 エジプト・ブルーあるいはポンペイ・ブルーの染料の跡
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5世紀。塩漬けの魚とガルム製造所 Salted Fish and Garum Factory
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3世紀後半から4世紀。ワイン製造所の一部 Wine-Making Facility
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ワイン貯蔵・熟成所 
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説明文によれば、海の塩とハチミツをワインに調合したらしい・・・
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古代ローマ時代から、こんなワイン製造所があったとは!
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The Episcopal complex of Barcelona へ
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教会があったところらしい。
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左は、6世紀。古代ローマの家のモザイクの敷石。
右は、4世紀後期から8世紀。教会の邸宅(Episcopal Palace)の壁 ※画像クリックで拡大
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想像してたより地下は広く、染色した布をまとって、ワインを飲んだり、浴場に浸かったり。 豊かな古代ローマ時代の暮らしを想像することができて面白かったです

上の階には、中世バルセロナの食器や装飾品その他いろいろ。 つづきます。
バルセロナ市歴史博物館 (Museu d'Historia de la Ciutat de Barcelona) #3 古代から中世へ アガタ礼拝堂

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バルセロナ市歴史博物館 (Museu d'Historia de la Ciutat de Barcelona) #1 古代ローマ遺跡 1 「テルマエ・ロマエ」の実物、古代ローマ時代の浴場跡など

レイアール広場 「MariscCo Reial (マリスコ レイアール)」、タクシーの車窓風景」のつづき。
スペイン旅行4日目(1日目は夜到着ゆえ実質3日目、2011/8/16(火)) は、ホテルをチェックアウト後、ホテルで荷物を預かってもらい、ホテルからTaxi で カテドラル (バルセロナ大聖堂 Barcelona Cathedral ) の近くまで。
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カテドラルの左脇の道から、「王の広場」 (Plaça del Rei) の右側にある 「バルセロナ市歴史博物館」(Museu d'Historia de Barcelona, MUHBA Plaça del Rei http://www.bcn.cat/museuhistoriaciutat/ca/muhba_placa_del_rei.html) へ。

この博物館では、1階で 「レイアール・マジョール宮殿 (Palau Reial Major)」の 「ティネルの間」 (Tinelll Hall)、「アガタ礼拝堂」(St Agatha's Chapel)が見学できるばかりではなく、地下には、「王の広場」の真下で発掘された、紀元前1世紀から6世紀にかけての古代ローマの遺跡まであり、古代ローマファン必見の博物館

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私は、塩野七生の「ローマ人の物語」のほか、古代ローマの風呂設計技師が主人公の漫画で漫画大賞2010を受賞した、ヤマザキマリの「テルマエ・ロマエ」の大ファンなので、ここの地下の古代ローマ遺跡や実際生活で使われたであろう、器やアクセサリーに興奮しきり。  ここに来られて本当に良かった「平たい顔族」(笑)の私

「テルマエ・ロマエ」については、 http://www.enterbrain.co.jp/comic/TR/ をどうぞ。第一話無料試し読み可。

重厚な外観
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前日、月曜でお休みだったため、午後マドリッドに発つ この日の午前中に入れて良かった
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地下に下りると、ローマ皇帝アウグストゥスにより、紀元前10年頃に建設された 「古代ローマ時代」の遺跡が眼前に広がっていました!
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ほかにも、器や壺、ガラス器、アクセサリー等々がたくさん展示 見応えあり。

4世紀のバルシーノの館から。幾何学的なモチーフのモザイク Mosaic with geometrical motifs, from a domus of Barcino. 4th c AD (Seglo IV dC) このモザイクで埋め尽くされていた当時の姿を見てみたい
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2世紀の大理石の胸像。 気品を感じる伸びやかな女性に対して、悩みの深さに?憂いを帯びた男性の胸像。
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4世紀のバルシーノの館から。狩りの姿を描いたフレスコ画 色彩鮮やか
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2世紀後半。 中央に、スレートと大理石の異なる色の破片で作られたエンブレムの敷石のある洗濯場 Laundry (last Half of the 2nd century AD) paved with a central emblema of opus sectile, made of fragments of slate and marble of different colours. 洗濯場にも、こんなに凝った敷石。しかも 2世紀に!
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そして、5~6世紀の古代ローマ時代の浴場跡 これぞまさに、「テルマエ・ロマエ」の実物版
いやはや、もう大興奮ですよ。ヤマザキマリ、「テルマエロマエ」の大ファンの私としては(笑)。
★「テルマエ・ロマエ」(Thermae Romae / Mari Yamazaki ) http://www.enterbrain.co.jp/comic/TR/
★イタリア版「テルマエ・ロマエ」の記事 http://mag.sky.it/mag/life_style/2011/10/10/thermae_romae.html

これは、冷水のプール Baths (5th-6th centuries AD) Cold Water Pool ちゃんと階段があって入りやすそう。
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興味のあるところなので、つづきます。
バルセロナ市歴史博物館 (Museu d'Historia de la Ciutat de Barcelona) #2 古代ローマ遺跡 2 ワイン製造所 教会など

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レイアール広場 「MariscCo Reial (マリスコ レイアール)」、タクシーの車窓風景

ファラン通り (Carrer de Ferran) から、レイアール広場 (Plaça Reial) へ」のつづき。
ディナーは、レイアール広場にある MariscCo Reial (マリスコ レイアール) へ。
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前にも書いたけれども、バルセロナの人気店のほとんどが、8月はずっとお休み。 しかも、日曜・月曜がお休みの店があまりに多く、グルメ面は期待せず。 しかも、レイアール広場はモロど真ん中の観光地(笑)。

暑かったので、まずはじめに、生ビール、ガスパチョ、エビのサラダをオーダー。 最初のオーダーは早く来たけれど、その後は、無視されっぱなしの放置状態。 すぐ近くにいたスタッフに文句を言って、やっと追加オーダー。 スタッフによるかもしれないし、たまたまだったかもしれないけれど。。

そして、オマールエビ buey del mar と ロブスター bogavante 。美味しかったけど、身を取ってもらったほうが良かったかも。カップルなのに、しばし無言
暑かったので、もうどうでもよくなってきちゃったし(笑)。 でも、冷房の効いているであろう店内は、ヘビースモーカーの夫にとっては酷だと思われ。。

すぐ近くには、「冷房ナシのテラス席」にて、熱々のロブスターかなんかの鍋を前に「美味し~」、なんて言い合っている、欧米人カップル二組・・・ この暑い中、我慢大会かっ!?(笑)。 たしかに、某アドバイザー口コミには美味しいって書いてあったけど(爆)。

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そして、この広場のあるレストラン前には、恐ろしい長蛇の行列。 しかもちっとも前に進んでない・・・。
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LES QUINZA NITS というレストランだと思うのですが、 いくら安くて美味しい大評判の店だって、私も夫も行列するのは大嫌い。 もう「行列」っていうだけで嫌(笑)。

・・・なーんてことをおしゃべりしつつ、背の高ーいシュロの木々あるレイアール広場の景色を眺めながら、ディナーをしていたのでした。
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PM 8:40 レイアール広場の噴水前
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ランブラス通りに出て、運良くすぐタクシーを拾えました。 タクシーでホテルまで。

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以下、タクシーの車窓から。
ランブラス通り沿いにある ベレン教会 Església de Betlem だと思う。 重厚な外観。
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カサ・アマトリェールとカサ・バトリョ
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グラシア通り沿いの、ガウディ・デザインの街灯の明かりは、ほっとするオレンジの色合い。
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ようやく実質二日目終了 つづきます。
バルセロナ市歴史博物館 (Museu d'Historia de la Ciutat de Barcelona) #1 古代ローマ遺跡 1 「テルマエ・ロマエ」の実物、古代ローマ時代の浴場跡など

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ファラン通り (Carrer de Ferran) から、レイアール広場 (Plaça Reial) へ

田​​​澤​​​ 耕 著 「ガウディ伝」 そして、サンタ・マリア・ダル・マル教会、王の広場、サン・ジャウマ広場まで」のつづき。

ところで、カタルーニャ語、カタルーニャ文化の専門家である 田​​​澤​​​ 耕 著の前掲 「ガウディ伝」によれば、Carrer de Ferran は、カタルーニャ語で「ファラン通り」。 ガイドブックにある「レイアール広場」はカタルーニャ語で「ライアル広場」だそうです。
ほかにも、「グエル公園」は、カタルーニャ語で「グエイ公園」、「バトリョ邸」は「バッリョー邸」、「バルセロナ」は「バルサロナ」とか。
ここでは、従来のガイドブック表記があれば、それに従い、また、英文キーボードを使用しているため、便宜上、一部英語表記を使用しています。

さて、ファラン通り (Carrer de Ferran) のお店を眺めながら、レイアール広場まで歩きました。バルコニーの上から釣り下がっている電灯がお洒落。飲食店と土産物が建ち並び、ラフな格好の観光客が、たくさんそぞろ歩いています。
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前掲「ガウディ伝」によれば、初めてガウディが目にしたファラン通りは、「帽子、手袋、宝飾などのエレガントな商品を並べた店が軒をつらねはじめ」「行きかう馬車と大勢の人々」が通っていたのだそう。 その一方では、搾取されていた大多数の貧しい労働者階級の人々がいたわけですが。。

扇や置物などが並べられたお土産やさん。とってもカラフル
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落書きされちゃってるスタバ・・・
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壁に銃と刃物が所狭しと並べられている店。 あっ、お兄さん狙わないで(笑)
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横に伸びる路地
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レイアール広場 (Plaça Reial) の入口。 レストラン、カフェのテラス席が見えてます。
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ヤシの木いっぱい 「レイアール広場」 (Plaça Reial) PM7:00 ※画像クリックで拡大
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つづきます。「レイアール広場 「MariscCo Reial (マリスコ レイアール)」、タクシーの車窓風景

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田​​​澤​​​ 耕 著 「ガウディ伝」 そして、サンタ・マリア・ダル・マル教会、王の広場、サン・ジャウマ広場まで

ボルン地区を歩く Walk and Rest at Born, Barcelona」のつづき。

先週購入した、田澤 耕著 ガウディ伝 - 「時代の意志」を読む (中公新書) を、本日読了。 (Twitterでも書いていますが(・・・書いてない事のほうが圧倒的に多いけど)、いろいろやってるので更新なかなか進みません)

「青い目」のガウディがサグラダファミリアの建築を引き継いだ経緯。 奴隷貿易が産んだ資金を元手にガウディのパトロンとなった新興富裕層。 植民地キューバとの関係(ラム酒のトップブランド「バカルディ」、高級葉巻「パルダガス」の創業者はカタルーニャ人)。 首都マドリードとは異なる カタルーニャ独自の気質と文化。 カタルーニャの激動の歴史等々。

バルセロナは、中世までは独立国家。 1857年まで市壁に囲まれ人口過密。 庶民は著しく衛生状態の悪い環境にあった旧市街。 資本家と労働者階級の、今とは比べものにならない著しい格差社会。 職人の子だったガウディ、そのパトロンのグエイ(通常は「グエル」と表記)が、いかに幸運をつかんだか。

この本を読むと、また違った目で写真を見ることができ、さらに同じ道を、ガウディやグエイ、若き日のピカソも通ったかと思うと、非常に面白かったです

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さて、サンタ・マリア・ダル・マル教会(Esglesia de Sta. Maria dela Mar)前の広場から、Carrer de l'Argenteria を通って、王の広場へ。
2011/8/15 PM6:30
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「王の広場」 (Plaça del Rei, Barcelona) こういう歴史ある広場があるのも、バルセロナの魅力の一つ
★以前書いたエントリー記事「王の広場 (Plaça del Rei, Barcelona), レイアール・マジョール宮殿 (Palau Reial Major)
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王の広場の目の前に建つ 「レイアール・マジョール宮殿」 (Palau Reial Major) 
宮殿の内部は、この翌日の午前中に「市歴史博物館」で見学しました。
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カテドラル裏の細い道を抜けて、「サン・ジャウマ広場」 (Plaça de Sant Jaume)。バルセロナ市庁舎 (Ajuntament de Barcelona)。時計の針は、PM 6:50 を指しています。http://www.bcn.cat/en/ihome.htm
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その向かい側にある カタルーニャ自治政府省 (Palau de la Generalitat de Catalunya, 1410-1619 Wiki)
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実質一日目に通った自治政府省の建物の右側の小径は、観光客でいっぱい。
★詳しくは、以前書いたエントリー記事「サン・ジャウマ広場 (Plasa de Sant Jaume) から カテドラル (Catedral) への小路へ
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広場から、Carrer de Ferran 通りへの入口。 たくさんの人が歩いています。※画像クリックで拡大
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前掲「ガウディ伝」によれば、バルセロナは 1888年(明治21年)、スペイン初の万国博覧会を開催し、世界25以上の国から一万二千の出店があったそう。
パリ万博には及ばないものの、当時のバルセロナのブルジョアジーの権勢、「先進工業地域カタルーニャ」の面目躍如といったところ。

日本からも、日本家屋が建てられたほか、横浜の絹、薩摩の陶磁、博多人形、等々が展示されました。
その当時のバルセロナを見た日本人は、さぞや驚嘆したことでしょう。

さらに、レイアール広場 (Plasa Reial) に向かって歩きました。つづきます。
ファラン通り (Carrer de Ferran) から、レイアール広場 (Plaça Reial) へ

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ボルン地区を歩く Walk and Rest at Born, Barcelona

ピカソ美術館 Museu Picasso, Barcelona」のつづき。
ピカソ美術館を出て、サンタ・マリア・ダル・マル教会(Esglesia de Sta. Maria dela Mar)の裏手まで。バルも数件。
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サンタ・マリア・ダル・マル教会(Esglesia de Sta. Maria dela Mar)の裏手から、旧ボルン市場(Mercat del Born)方面へと続く遊歩道。緑があって気持ちいい。クラシックなランプも素敵。
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水飲み場。
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前日行った、旧ボルン市場手前のテラスで
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ビール休憩
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ゆったり時間が流れてる感じ。混んでないし、のんびり休憩できました。
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教会に戻る途中のバルの横の脇道。上がアパートになってて、通れるようになってる路地。7本足の女の人。
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奥にも、上がアパートで通れるようになってる路地
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教会までの道の途中のちょっとした広場
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その広場には、火が灯された大きなオブジェ
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サンタ・マリア・ダル・マル教会(Esglesia de Sta. Maria dela Mar) 前の広場。いろんなノッポの小さな建物たち。下はバルがいっぱい。
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サンタ・マリア・ダル・マル教会(Esglesia de Sta. Maria dela Mar) 歴史を感じる見事な彫像
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つづきます。「田​​​澤​​​ 耕 著 「ガウディ伝」 そして、サンタ・マリア・ダル・マル教会、王の広場、サン・ジャウマ広場まで

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ピカソ美術館 Museu Picasso, Barcelona

グエル公園 Parc Güell #5 ガウディの家博物館」のつづき。グエル公園からタクシー乗り、10分ほどでピカソ美術館に到着。
★2011/8/15 (月曜) PM 4:20
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月曜日は 「bank holidays を除いて」 休館です (Tuesday to Sundays (including holidays): 10 am to 8 pm. Mondays (except bank holidays) closed.)。
日本のガイドブックには、「月曜休館」しか書いてないので、公式サイト Opening Times で要確認 2011 Monday (bank holidays) 7th March, 25th April, 13th June and 15th August
★公式サイト http://www.museupicasso.bcn.cat/en/

というわけで、8/15(月)は開館してました。 チケットを買うのにちょっとだけ並びましたが、5分以内で中に入れ、混みあってもいなくて、絵をじっくり見たい私にとってはラッキーでした
ちなみに、第一日曜、そのほかの日曜日は午後3時からは無料。 前日の日曜に門の前に行ったときには、おそろしく長~い行列。 係員の方から、翌日をお勧めされたのでした。

ピカソ美術館は、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso 1881-1973 Wiki)の作品を収蔵。
古くは13世紀から続く中世の貴族の邸宅 Palau Aguilar を含む5つの邸宅を改装し、ピカソ生存中の1963年にオープンした美術館。
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階段の上から見たところ。 カタルーニャ地方のゴシック建築。
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コレクションは、ピカソの古くからの友人であり秘書を務めた Jaume Sabartés のコレクションに、ピカソ自身の寄贈作品等を加えたもの。
ベラスケスの同名作品をモチーフにした「ラス・メニーナス」(1957)の連作の数々、ピカソ10代の頃の作品、青の時代の作品など、ここに行かれて本当に良かったと思います

★犬のごんちゃんが見ているベラスケス「ラス・メニーナス」。そこに描かれた5歳の可憐なマルガリータ王女も、ピカソの手にかかると、こんなことに・・・。緑と青の顔、白髪、赤い片目、「真っ白」なドレスが「真っ黄色」なドレスに変貌。
初期の具象作品と、あまりにかけ離れ。。芸術にはオリジナリティが必要とはいえ、ここまで解体されるとは。
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★モンカダ通り (Carrer de Montcada)。この左側に「ピカソ美術館」がある狭い道。
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ショップでお土産を買ったりして、美術館には約一時間半ほど滞在。モンカダ通りを、サンタ・マリア・デル・マル教会のほうに向かって歩きました。ピカソ美術館があるので、人通りも多かったです。
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つづきます。「ボルン地区を歩く Walk and Rest at Born, Barcelona

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グエル公園 Parc Güell #5 ガウディの家博物館

グエル公園 Parc Güell #4 石の回廊 日陰で休憩」のつづき。
ガウディの家博物館へ。
★公式サイトhttp://www.casamuseugaudi.org/
・・・内部は、公式サイトの中の VIRTUAL VISIT をご覧下さい。
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こちらはフランセスク・ベレンゲーが、モデルハウスとして建築(1903-1904)。これを、ガウディが買い取り、病気の父親と、両親を亡くした姪、女中とともに移り住み、約20年間暮らした家。

ガウディが住んでいた当時を再現するとともに、一階には、ガウディのデザインしたテーブルと椅子のセットが置かれたバトリョの間。 二階には、ガウディの書斎と寝室、そして、ガウディもデザインに関わった美しいソファや椅子がたくさん置いてあるイバルス・クラペースの間、ミラの間など。

ガウディが住んでいた当時に思いを馳せつつ、ガウディが活躍した当時の美しい家具や天井のランプの数々を見ることができ、30分以上待って入った甲斐がありました。

博物館の中にはショップもあって、ここでグエル公園の完全版ガイドブックを購入しました。

さて、グエル公園を後にしたのが、午後4時頃。まだまだ観光客が大勢います。
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公園前に停まっていたタクシーに乗って、前日入りそびれた「ピカソ美術館」へ向かいました。

日本に比べ、スペインのタクシー料金はそんなに高くはないので、タクシーを上手に利用し、あちこち観光するのがいいと思いました。

つづきます。「ピカソ美術館 Museu Picasso, Barcelona

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グエル公園 Parc Güell #4 石の回廊 日陰で休憩

グエル公園 Parc Güell #3 大広場 波打つベンチ」のつづき。
石の回廊の入口には、ユニークな形をした鉄の扉。 この回廊の外側の柱の一本が「洗濯女」の姿なので、「洗濯女のポーチ」との名前あり。
石で装飾された回廊の内側は、大きく内側に傾いていて、多くの人がもたれて、お休み中でした。
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ここで記念撮影。Tシャツや本のお土産や、ガイドブックの入った布の袋を持ってる夫。
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石で装飾された柱
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この回廊の外には、背の高い木が何本も。
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回廊のすぐ脇で楽器を演奏する人。 奥の、らせん状の柱もユニーク。
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回廊の入口の脇の階段を登ると、地中海を臨む、眺めのいい場所へ。 実質一日目の夜に行った、バルセロネータの海辺のビルも小さく見えました。
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ちょっと日陰で一休み。 みんな考えることは同じですね。
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左側の上には 「トゥリアス邸」。 これは、弁護士トゥリアスが住宅用の区画を購入して、建築家のバトリェベリュが設計した邸宅。 そこまで上って歩く元気は残ってないので、ここから見るだけで終~了~
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ここにたどり着くまで、歩いた小径。 日差し、強すぎ
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体力が回復したところで、ガウディの家博物館へ。 下は、丸い石の玉のある「ロザリオの道」。
公園の広場をはさんだ反対側には、「ゴルゴダの丘」もありますが、太陽が容赦なく照りつけ、暑い中、とてもそこまで歩く気にはなりませんでした。
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ガウディの家博物館からさらに下がったところにある石の回廊。 本当は、お疲れ顔の夫。
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つづきます。「グエル公園 Parc Güell #5 ガウディの家博物館

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グエル公園 Parc Güell #3 大広場 波打つベンチ

グエル公園 Parc Güell #2 守衛小屋、管理小屋」のつづき。
★大広場の波打つベンチで記念撮影。ベンチは、1913年(大正2年)に完成。
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ベンチ、全面モザイク。 しかも、ウネウネ波打っていて面白い。
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先ほどの、ドーリア式の柱の立ち並んだ「市場」の上に張り出しているベンチ。外側にも違ったデザインのモザイク。
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とってもカラフル
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山の斜面の階段を登って上から見ると、こんな感じ。遠くに見えるのは地中海。
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日差しが強い中、露店でお土産を売っている人たちも
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後ろに、石で装飾された回廊が見えています。
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回廊側から見ると、こんなかんじ。右の建物は、公園内のグエル邸(バルディリ・レシャック小学校)
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「市場」の上に張り出したベンチのモザイク装飾
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キュートな模様
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つづきます。「グエル公園 Parc Güell #4 石の回廊 日陰で休憩

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グエル公園 Parc Güell #2 守衛小屋、管理小屋

グエル公園 Parc Güell #1 正門と階段」のつづき。
ドーリア式の列柱の並ぶ「市場」の上には 「大広場」 があり、波打つようなデザインの階段からは、玄関の両脇にある守衛小屋と管理小屋。 そして、地中海の海が見えました。※画像クリックで拡大
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小屋は、まるで童話、「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家のようだと言われています。
三階建ての「守衛小屋」。ここから見ると、窓はクッキーのよう。陶片で装飾された屋根もユニーク。
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十字架の塔のついた、二階建ての「管理小屋」。
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ここが当初、住宅地の管理小屋と守衛小屋として作られたとは!ガウディの発想って、人並み外れていて面白い。

サグラダファミリア教会も見えました。
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つづきます。「グエル公園 Parc Güell #3 大広場 波打つベンチ

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グエル公園 Parc Güell #1 正門と階段

サンパウ病院前のテラスでランチ・・・怪しい男」のつづき。
サンパウ病院からちょっと歩いたところでタクシーを拾って、グエル公園へ。 タクシーの運転手さんには、「グエル」では通じず、スペイン語の地図を見せたところ、「Ah~、グエイ」と言っていました。

★シュロの葉のような正門の扉は、ビセンス邸(1883-1888)にあったもの
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「グエル公園 (Parc Güell)」は、元々 「グエル邸」の エウゼビ・グエル(Eusebi Güell )が アントニ・ガウディ (Antoni Gaudí)に設計を依頼した住宅地。 1900年に工事が始まったものの、共用スペースの他、当初の予定の60軒のうち、2軒の住宅が設計された 1914年の時点で工事が中断。その後、公園に(世界遺産 Wiki

★1900-1903にかけて建設された階段 ※画像クリックで拡大 手前に写ってるオジサンの顔が濃いい。
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ちなみに、公園用の土地を購入した時点で、公園内にある「グエル邸」は既に建設されていて、新たに建設された「トゥリアス邸」は、ガウディの友人 Juli Batllevell による設計。
そして、当初は「モデルハウス」として建設された「ガウディの家博物館」は、ガウディの協力者である建築家 Francesc Berenguer (フランセスク・ベレンゲー)の設計。
結局、ガウディを除けば、弁護士トゥリアス邸の一戸しか売れず、宅地建設としては失敗したのでした。。

★お約束の記念撮影。
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★陶器の破片で彩られた 「大とかげ」 (Dragon、あるいは、サラマンダー)の噴水。
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★大とかげの下にある噴水には、カタルーニャの旗と蛇の頭。
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★ガウディがデザインした階段脇の壁の装飾
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★階段の一番上にある噴水
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★その噴水の後ろのベンチ
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★階段を上った先には、86本ものドーリア式の柱が並ぶ 「市場」。 市場の下は、巨大な貯水槽。
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★天井の装飾
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★お土産を売る露天商が何人も。
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つづきます。「グエル公園 Parc Güell #2 守衛小屋、管理小屋

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