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2011年11月の14件の記事

サン・ミゲル市場、マヨール広場 Mercado de San Miguel, Plaza Mayor de Madrid

サンタ・アナ広場 ライトアップの夜景 デモに遭遇」のつづき。日々、用事や予定があり、更新が久しぶりになってしまいました
マドリッド実質2日目 2011/8/17(木) は、ホテルからタクシーをお願いして、「マヨール広場」(Plaza Mayor de Madrid) まで。この前でタクシーを降りました。
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マヨール広場に入る路地の入口に見える 「サン・ミゲル市場」 (Mercado de San Miguel) 。果物や野菜が並んでいるのが見えます。
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マヨール広場の入口につながる路地。ワクワク
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「マヨール広場」 Plaza Mayor de Madrid
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2010年4月号のNHK「テレビでスペイン語」のテキストの「美術からひもとくスペイン」によると、帝国の首都をマドリードと定めた スペイン・ハプスブルク家のフェリペ2世(1527-1598)によって、中世から市が立ち、賑わっていたこの広場を改築する工事がはじめられ、本格的に建設が実現したのは、フェリペ3世の頃(1617-1619)。建物で四角形に囲まれた Mayor = 最大の意味を持つ 「中央広場」。

広場のアーケードには、店が立ち並んでいて、飲食店のテラスの準備をしていたり、観光客が写真を撮っていたり。
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この北側中央の建物は、16世紀末に工事が始められた 「パン屋組合の家」(Casa de la Panaderia)があった場所。
この下のアーケードには、旅行案内のインフォメーション・センターがあり、スペイン語の地図などをいただきました。
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ここにはスペイン王家の紋章が刻まれ、バルコニーには王家の人々のための観覧席が設けられていました。
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前掲NHKのテキストによれば、この広場は、1620年以降、王室やマドリードの重要な行事や祝祭が行われ、宗教裁判である異端訊問、闘牛なども行われていたそうです。テキストにはプラド美術館などに所蔵されている当時の絵も紹介されていて、想像をめぐらすことができました。

フェリペ2世については、中野京子著「名画で読み解くハプスブルク家12の物語」64頁 ティツィアーノ・ヴィチェリオ「軍服姿のフェリペ皇太子」など。その息子のフェリペ3世は、「政務は寵臣に丸投げ」(前掲94頁)していたとか。
でも、広場中央には堂々たるフェリペ3世の堂々たる騎馬像が立っています。
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アーチ型の出入り口が各所にあり
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ここから出て、しばし休憩。
つづきます。

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サンタ・アナ広場 ライトアップの夜景 デモに遭遇

サンタ・アナ広場 レストランのテラスでディナー」のつづき。
2011/8/17 PM9:25 Teatro Español  エスパニョール劇場。 とっぷり日が暮れると、ますます素敵な雰囲気に
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私たちが座っていたテラスと反対側の店のテラス
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広場に面したホテル ME Madrid Reina Victoria
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そして、私たちが利用したレストランと、そのテラス席
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カジュアルで寛いだ空気が漂っていた、この広場。 ガイド・ブックに載るような広場や店ではないけれど、かえって自然に寛げるという意味では、ヴェネチアの Campo Santa Margherita, Venezia, Italia (Google Map) に似てるかも。
私は、こういったところが大好きなんです。

サンタ・アナ広場を出て、ホテル側から出る細い道 Carre de Núñez de Arce を歩くと、ちょうどいい感じに古びた街並み。 カジュアルな飲食店が並んでいて、温かみのあるランプが灯っていました。
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少し歩いた先で、小さなミニスーパーもみつけました。

NOと書いたプラカードを掲げた人たちが カナレハス広場 Plaza de Canalejas. Madrid にいっぱいいてびっくり。
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ホテルに戻ってマドリッドのニュース番組を見たら、アンチ・ワールド・ユース・デーのデモに遭遇していたことが判明。
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なんと、中には警官隊との衝突も発生していたのでした。 居合わせなくて良かった。。
そして、 ユーロ・クライシスもニュースの話題。 財政不安で、昨日の2011/11/16は、ユーロ急落。1 euro = 103円台という有様。 海外の個人旅行にとっては、いい話題なんですが・・・。
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PM9:45でも、気温 33度 夜更になっても、この気温とは。暑すぎるぞマドリッド
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ホテルの近くにある広場 Plaza Cánovas del Castillo とホテルの玄関。
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サンタ・アナ広場から、25分ほどブラブラ歩いてホテルに到着。 いい腹ごなしになったし、街の明かりを見ることができ良かったです。

ホテルのテレビで、スペイン語の 「ドラえもん」 に遭遇 ドラえもんの声優、大山のぶ代さんっぽいスペイン語(笑)。 スペインの子供たちにも人気なんですね
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ほのぼのしたところで、バルセロナからの移動日除く、マドリッド実質1日目終了。

ホテルの窓から朝の景色。 マドリッド実質2日目につづきます。 
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実質二日目は、「サン・ミゲル市場、マヨール広場 Mercado de San Miguel, Plaza Mayor de Madrid」から。

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サンタ・アナ広場 レストランのテラスでディナー

サンタ・アナ広場のレストランへ Plaza de Santa Ana, Madrid」のつづき。
PM8:30 カジュアルなレストラン turf のテラス席。 ビール(Copa Cerveza)で乾杯 丸一日プラド美術館の後も、ずいぶん歩いて疲れ顔。なおさら素顔は晒せません(笑)。
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PM9:00 たくさんのカトリックの若者の巡礼者たち。 とても楽しそう。
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Canonigos という日本では珍しい葉もののサラダ。 生ハムとブリー・チーズ、タラとトマトのオープンサンド。 お店の人オススメのラビオリ。 みんな美味しかった
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疲れていると、かえって食べられなくなってしまう私。 夫も飲むときには、あまり量を食べないほう。ガッツリ、コース料理もいいけれど、 この程度の軽い食事が、胃にも負担がかからず、体調にもいいようです。

この風景を見ながら、ディナーをいただいました。
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上の写真、後方のお店側。 写真では左側。
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暗くなると、劇場もホテルもライトアップ 温かみのあるロマンティックな雰囲気
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お店の人とも相性が良かったし、寛げて、楽しいディナーとなりました
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今回は World Youth Day でたくさんの若者が集まっていたけれど、普段のこの広場のナイトライフも満喫してみたくなりました。
すっかり日が落ちた後のライトアップも素敵だったので、つづきます。

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サンタ・アナ広場のレストランへ Plaza de Santa Ana, Madrid

プラド通りからアトーチャ駅、小さなスーパーへ Paseo del Prado, Atocha, Calle de Atocha」のつづき。
ホテルで休憩した後、晩御飯を食べに 「サンタアナ広場」 (Plaza de Santa Ana)まで。
2011/8/17 PM8:00 ティッセン・ボルミネッサ美術館の角を曲がって、サン・ヘロニモ通り Carre de Sam Jeronimo
JMJ (Jornada Mundial de la Juventud) = World Youth Day, Madrid 2011 http://www.madrid11.com/ の旗が道沿いにいくつも掲げられていました。
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反対側からみるとこんなかんじ。左の角は、ティッセン・ボルミネッサ美術館。
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写真は、2日後 8/19 PM6:45  ローマ法王がここから近くにあるシベーレス広場でスピーチをするため、付近一帯、大規模な交通封鎖が行われていて、バリケードあり。 厳重な警備体制が敷かれているので、World Youth Day 期間中は、とても安全なマドリード。 カトリック信者の若者が、世界各国からやってきていました。

スペインの国会、下院の議事堂 Congreso de los Diputados 堂々たる建物の門の前にはライオンの像 
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そして、近くのミニ広場には、ドン・キホーテで有名なセルバンテス Miguel de Cervantes (Wiki)の像。
トレドにもセルバンテスの像があり、記念写真を撮ってもらいました。 ドン・キホーテが、日本ディスカウント店の店名になっているとは、セルバンテス、よもや想像できなかったことでしょう。 後ろは、Congreso de los Diputados 保険会社の建物。
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ここでも交通封鎖のバリケード。たくさんの警察官の人たちが警備していました。
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ところで、日本で3・11といえば東北の大震災ですが、マドリッドで3・11といえば、列車や駅が同時に爆弾テロにあった、2004年の 「マドリッド同時多発テロ」(参考になる記事)。 入った美術館すべてで荷物検査がありましたが、当然でしょう。

Plaza de Canalejas. Madrid カナレハス広場。 サンタンデール銀行 Banco Santander の建物。
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この広場から Carre del Principe の路地へ。 お疲れの巡礼者の若者たち。 庶民的なレストランや商店がいっぱい立ち並んでいました。 大通りばかりじゃ面白くないので、こんな路地をブラブラ、楽しかったです。
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「サンタアナ広場」 (Plaza de Santa Ana) に到着
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前にも書きましたが、この広場は、NHKのテレビでスペイン語2010年6月号、「夜を楽しもう」の回で、マドリッドの出身のマルタさんがバル巡りをされていた広場。グーグルで、テレビ画面に映っていた店名を検索して、この広場をみつけました。

広場には、カジュアルなレストランやバル、子供用の小さな遊び場もあって、寛いだ雰囲気でした。
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奥に見える白亜の建物は、広場に面したホテル ME Madrid Reina Victoria

この広場、日本の旅行ガイドブックには紹介されていないので、日本人は一人もみかけませんでした。

The Statue of García Lorca, Plaza de Santa Ana, Madrid
「サンタアナ広場」 (Plaza de Santa Ana) には、詩人 ガルシア・ロルカ (Wiki) の像も。この写真は8/19 に撮影。
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2011/8/17 PM9:00 Teatro Español この広場に面して建つエスパニョール劇場 http://www.teatroespanol.es/home/index.php の佇まいも、豪華で素敵。 巡礼の若者たちのグループもいっぱい集まってきていました。
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劇場といえば、次回は、NHKのテレビでスペイン語2010年5月号で、「マドリードに来たら必ず見に行かなければいけない場所」として紹介されていた、19世紀に建てられた劇場、 「サルスエラ国立劇場」(Teatro de la Zarsuela)http://teatrodelazarzuela.mcu.es/ にも行ってみたい

この広場にあるカジュアルなレストランのテラスで晩御飯を食べました。つづきます。

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プラド通りからアトーチャ駅、小さなスーパーへ Paseo del Prado, Atocha, Calle de Atocha

プラド美術館 Museo Nacional del PRADO #3 Café Prado and Paseo del Prado」のつづき。
プラド美術館前のプラド通りをアトーチャ駅付近を経由し、Calle de Atocha 通り沿いの小さなスーパーへ。(Google Map)夫の好きなコカコーラ・ゼロなどを買いに行こうと思ったら、結構歩いてしまいました
プラド通り沿いの Museo del Jamón, Paseo del Prado, Madrid 生ハムがいっぱい!イートインのコーナーもあるみたい。次回、トライしてみたいので、メモがわりにパチリ。
http://www.museodeljamon.com/html/establecimientos2.html
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Estación de Atocha アトーチャ駅
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2011/8/17 PM18:39 気温 37度 マドリッド、暑すぎる・・・
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Calle de Atocha マクドナルドの角を曲がって、アトーチャ通りへ。 この道沿い左側を歩いたら、とっても小さなスーパーがありました。 まったく知らずに歩いてたけど、見つかって良かった コンビニはまったくみかけませんでした。
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角のマクドナルド。巡礼者の若者がたくさん歩いています。
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緑に覆われたCaixa Forum Madrid http://obrasocial.lacaixa.es/nuestroscentros/caixaforummadrid/caixaforummadrid_es.html の壁。 プラド通りの広~い歩道を歩く夫。
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Plaza de Neptuno ネプトゥノ広場。 もうすぐホテル。
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観光名所でもなんでもないけれど、こういった普通の写真を見ると、かえって旅の記憶が鮮やかに蘇ります

やっと、ホテル・リッツの玄関近くに到着。 部屋に着いたら、プラムが用意されていました。美味しかった 全部食べたら、翌日はもっとたくさんの果物が用意されていて嬉しかったです
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シャワーをあびて休憩してから、サンタ・アナ広場 (Plaza de Santa Ana)へ 晩御飯を食べに行きました。
つづきます。「サンタ・アナ広場のバルへ Plaza de Santa Ana, Madrid

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プラド美術館 Museo Nacional del PRADO #3 Café Prado and Paseo del Prado

プラド美術館 Museo Nacional del PRADO #2 ベラスケスの像、美術館のコレクションとその創設、おすすめ本」のつづき。
ランチと途中の休憩は、Café Prado。 自由に好きなものを取って、最後にお会計。種類が豊富で、サラダも新鮮で山盛り。美味しかった
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私の分のお会計
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ショップも充実 ヒエロニムス・ボス(Hieronymus Bosch, c1450-1516 Wiki)の「快楽の園 The Garden of Earthly Delights」のノート(3euro)や日本語版のカタログ、絵葉書を買いました。
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Paseo del Prado 広い歩道には、緑の木々
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World Youth Day の通行止めで、限られた車両しか走っていません
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緑の並木に囲まれた車道
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アトーチャ駅のほうに歩いて、Calle de Atocha 沿いの小さなスーパーへ。
つづきます。「プラド通りからアトーチャ駅、小さなスーパーへ Paseo del Prado, Atocha, Calle de Atocha

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プラド美術館 Museo Nacional del PRADO #2 ベラスケスの像、美術館のコレクションとその創設、おすすめ本

プラド美術館 Museo Nacional del PRADO #1 日本語パンフレット、ゴヤの像、再入場スタンプ」のつづき。
プラド美術館は、パリのルーブル美術館、サンクト・ペテルブルグのエルミタージュ美術館とともに、「世界三大美術館」の一つ。
美術館 正面のベラスケスの扉
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王室コレクションを中核とする作品収集は15世紀スペイン・ハプスブルク家のコレクションにはじまり、ことに、スペイン黄金時代のフェリペ2世(1527-1598)はイタリア絵画、フランドル絵画、「快楽の園」で有名なヒエロニムス・ボスの作品群などを広く蒐集。 イタリアのティツィアーノは、このフェリペ2世とその父カール5世(スペイン王カルロス1世, 1500-1558)の肖像画家となりました。

その後、このフェリペ2世の孫、フェリペ4世(1605-1665)は、ベラスケスを宮廷画家に任じ、ルーベンス、デューラー等々、選りすぐりの作品を蒐集。王室コレクションを飛躍的に充実させました。
Diego Velázquez ベラスケスの像 Wiki
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もっとも、美術館の創設は1819年、スペイン・ブルボン朝の頃。
ゴヤ (Wiki) を宮廷画家に任じたカルロス3世の頃、自然史博物館にする目的で建設に着工。 ゴヤの「カルロス4世家族像」(1800-01)の左から2番目に描かれている皇太子、のちのフェルナンド7世が、父カルロス4世(カルロス3世の息子)を追放してナポレオンを引き入れるも拘束され、ナポレオンによるスペイン占領。

その後、ゴヤの「マドリッド1808年5月3日」にも描かれた 「スペイン独立戦争」を経て、王座に返り咲いたフェルナンド7世により完成されました。

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プラド美術館公式ガイドブックの解説も詳しいですが、「怖い絵」シリーズ、最近、角川文庫から出版された「怖い絵 泣く女篇」(ベラスケスのラスメニーナスの解説もあり)でおなじみの中野京子著「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)」、「名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書)」に、ベラスケスやゴヤなどのカラー絵画とともに、それに関わる人々の姿が赤裸々かつドラマティックに物語られています。
美術館に行く前、行ったあとでも楽しめる本。 プラド美術館所蔵作品も深く解説されていて、お勧めの本です。 かくいう私は旅行後読みはじめましたが、それでもいろんな発見が多々あり、非常に面白くて愛読中。

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World Youth Day 2011 (世界カトリック青年大会)のため、全世界からたくさんの巡礼者の若者がプラドにも詰めかけていました。 大会期間中は特別に時間延長されていましたが、私たちが美術館を後にした午後6時頃、信じられないほどの大行列が入口から延々続いていて、びっくり。 みなさん、教区ごとに旗を持って、芝生で休憩されていました。
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ゴヤの扉を経て、正面ベラスケスの扉へと向かう歩道。 緑の並木、芝生がとても綺麗。
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つづきます。「プラド美術館 Museo Nacional del PRADO #3 Café Prado and Paseo del Prado

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プラド美術館 Museo Nacional del PRADO #1 日本語パンフレット、ゴヤの像、再入場スタンプ

マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #5 Breakfast & Entrance プラド美術館へ」のつづきで、
「プラド美術館」 Museo Nacional del PRADO http://www.museodelprado.es/en/
公式サイトで、入場朝9時半からの回を予約。 途中休憩を入れながら 午後6時頃まで。 常設展だけでも膨大な名画の数々。現在は、月曜休館ですが、来年2012/1/16から、12/25, 1/1, 5/1以外は毎日オープン。時間も変更されるのだそう http://www.spainnews.com/news/index.html
写真右上の日本語の無料リーフレット、インフォメーション・デスクに陳列されてなかったけれども、Can I have a Japanese leaflet ? と、インフォメーションのスタッフに聞いてみたら、もらえました。左上は、日本語版の美術館カタログ。
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見るべき作品が、館内地図とともに表示されていて、とっても便利
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プラドといえば、ベラスケスゴヤが有名ですが、ヒエロニムス・ボスの「快楽の園」も必見でしょう。

現在、上野の国立西洋美術館で、「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影」http://www.goya2011.com/index.html が開催 (2011/10/22 から、2012/1/29(日))されており、「着衣のマハ」が40年ぶりに来日。
でも、プラド美術館では、「着衣のマハ」のすぐ隣に「裸のマハ」。 この二つの作品を見比べるのが、醍醐味かと。そして、「裸のマハ」のほうが、圧倒的に魅力的かもと思われ。。

World Youth Day 2011 (世界カトリック青年大会)の大会期間中、World Youth Dayの巡礼者は無料のため、たくさんの巡礼者が美術館に詰めかけていました。http://www.facebook.com/worldyouthdayjapan
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Francisco Goya リッツから一番近くにある 「ゴヤの扉」の向かいにある ゴヤの像。すぐ下には「裸のマハ」
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ところで、2011/7/22-9/18まで、The Word Made Image プラド美術館キリスト絵画展 (Paintings of Christ in the Prado Museum)も開催されていて、バチカン美術館からカラヴァッジオの「キリストの埋葬」(The Deposition, Caravaggio, 1602-1603)も貸し出されていました。
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このヘロニモスの扉 (Jeronimos)から中に入りました。
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そして、前にも書いたように、、バーコードの入った予約票を印刷した紙に、入口近くのカウンターでスタンプを押してもらうと、自由に入口を出入りできたので、何度も外に出ては煙草休憩してました(館内禁煙
疲れたら、いったんホテルに戻って、再入場してもいいかもしれませんね これを入口で係員に見せると、列に並ばず再入場できました。 夫とそれぞれ一枚づつ所持。
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つづきます。「プラド美術館 Museo Nacional del PRADO #2 ベラスケスの像 美術館のコレクションとその創設 おすすめ本

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マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #5 Breakfast & Entrance プラド美術館へ

マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #4 Room Service」のつづき。
朝は、ビュッフェ式朝食。 一日目は室内。二日目以降は、外のテラスで。
AM9:00。 昼間は酷暑のマドリッドでしたが、朝はそれほど暑さを感じず、湿度が低いためか、とても爽やか テラスの緑も美しいので、スタッフに記念撮影をお願いしました
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朝っぱらから(笑) 美味しいスモークサーモンやチーズ、デザートにメロンやスイカ (スイカ、美味しい)といった、高級ホテルのビュッフェを堪能
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最終日のディナーもここでいただきました

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ホテルのエントランス前で 「吸いだめ中」 この写真は、マドリード実質2日目のもの。 ホテルでタクシーを呼んでもらって、待ってるところ
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Entrance前の広場。 写真を見るといろいろ想い出しまする。
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さて、マドリード実質1日目は「プラド美術館」。先ほどのエントランスを左に出て、塀に沿ってちょっと歩くと、目の前がすぐプラド美術館。 プラドに行くんだったら、リッツは最高の立地でしょう
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後で詳しく述べますが、チケット、あるいは、予約票を印刷した紙に、一階(スペインでは0階) ヘロニモス扉の隣のカウンターでスタンプを押してもらえば、いったん外に出て、再入場も自由にできました。

それゆえ、途中、ホテルで休憩してから、また入ることも勿論可能。 でも、 時間が勿体なかったし、館内禁煙のため外でタバコ休憩のほかは、夫と一緒に、丸一日、プラド美術館 三昧となりました。

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さて、ホテルの近くにあるの銀行のATMで現金をおろし(街中、結構ATMあり。三井住友銀行のインターナショナルカードで、当時のレートが116.4円 カード手数料100円。今はもっとレートがいいんだろうなぁ・・・)
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いよいよ、待望のプラド美術館です。 つづきます。
プラド美術館 Museo Nacional del PRADO #1 日本語パンフレット、ゴヤの像、再入場スタンプ

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マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #4 Room Service

マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #3」のつづき。
晩御飯は、ルームサーヴィス。 軽めにと、チーズの盛り合わせ、サンドイッチ、とワイン。
折り畳みにテーブルに真っ白な布のテーブルクロスをかけて、あっという間にディナー・セッティングが完成。
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部屋の中で、人目を気にせず、寛いだ恰好をしながら、とても美味しい食事を取ることができ、本当に良かった しっかり休養できました。
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広めの部屋なので圧迫感もなく、素敵なディナー
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滅多にできない経験なので、たくさん写真を撮ってしまいました

2011/8/16 PM9:20  ようやく夕暮れ。空の色が美しい。
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PM9:30 Plasa de la Lealtad 広場
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下の車道も、、「World Youth Day Madrid 2011」(世界カトリック青年大会2011年)の開催期間は通行止めになっているので、先頭に大きな旗の若者たちのグループ、観光客がたくさん歩いていました。
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つづきます。「マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #5 Breakfast & Entrance プラド美術館へ

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マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #3

マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #2」のつづき。
ロクシタンの上品な香りのアメニティーで、ますます優雅な気分に浸ってみたり バスジェルで泡風呂 シャワーブースが別にあるので、便利~。 だけれど、自動で温度の調節が出来ないので、ちょっと勇気が試されました(笑)。 バスルームに椅子や体重計まであって、至れり尽くせり。
右下は、広いクローゼットの一部。 ※画像クリックで拡大
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ホテルの正面玄関
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ホテルのロビー
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ルームサービスの夕食も素晴らしかった
つづきます。「マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #4 Room Service

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マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #2

マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #1」のつづき。
ホテルの部屋のドアを開けると、まず、この白い胡蝶蘭の花がお出迎え。これだけで、ちょっとテンションが上がります
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まずは煙草の夫とビールで乾杯
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すっかり寛ぎモード シャンデリアも綺麗だなぁ
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部屋も、クローゼットも広め。 こんなクローゼットが欲しい テレビは液晶。衛星放送、数カ国語あり。NHKのワールド版はあったけれども、英語でした
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ベッドの脇には、アンティークの板絵もあり
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ウェルカム・ケーキあり Local flavours で、The original“Royal Cake”of the XVI Century is today known as the “Tarta de Santiago”, a specialty of Galicia and the Way of St James.
Mrs. ・・・と私の名前でカードも添えてあって、思わず感激
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しっとりしたアーモンド風味のケーキで、とても美味しかった イチゴを食べちゃった後に撮影
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でも、タクシーから荷物を引きずり、炎天下を歩いて疲労困憊
トレドの観光は、先ほどホテルの空港送迎をお願いした、日本人観光タクシーのOさんにお願いすることにして、電話で予約。 http://personal.telefonica.terra.es/web/kawagen/

晩ご飯も、ホテルのルームサービスを取ることにして、ルームサービスが来るまでベッドで寝てました
枕元を、頭上のカーテンで覆えたので、助かった
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つづきます。「マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #3

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マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #1

バルセロナからマドリッド 空港出迎え World Youth Day Madrid 2011 で道路封鎖」のつづき。
一番最初のエントリー記事 「スペイン個人旅行(バルセロナ・マドリッド)Journey to Spain (Barcelona and Madrid)」にも書きましたが、2011/8/13(土)夜21:25到着,14(日),15(月)はバルセロナに宿泊 (★「バルセロナのホテル Hotel Omm (Barcelona)」)。
実質2日半で記事85件のバルセロナ滞在を経て、8/16(火),17(水),18(木),19(金)はマドリッドに宿泊。

ホテルは、リッツ (Hotel Litz Madrid GL)
http://www.ritzmadrid.com/web/orit/hotel_ritz_madrid.jsp
http://www.ritzmadrid.com/web/orit/japanese-hotel-ritz-madrid.jsp(日本語)

プラド美術館まで最短の好立地 ★Google Map 
1910年、明治43年創業の名門クラシックホテル
日本でいえば、明治11年創業の箱根の冨士屋ホテルの花御殿の、西洋ゴージャス版といったところ。
Booking .com から予約し、デラックス・ダブルルームに宿泊しました。
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アンティークの調度品や絵画、美味しいウェルカム・ケーキにフルーツのサーヴィス、アメニティーは気品ある香りのロクシタン http://www.loccitane.co.jp/shop/
まさに優雅で申し分のないシチュエーション・・・
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ところが、「World Youth Day Madrid 2011」(世界カトリック青年大会2011年)の開催期間(8/16~21)と私たちのマドリッド開催がバッチリ重なっていて、換気のため開けられていたバスルームの窓から、「うわっ、なんじゃこりゃ~」ってくらい、すごい音!!

敬虔なカトリックの若者、巡礼者たちは、出身地の教区ごとのグループごとに、旗を持って、太鼓をたたいたり、合唱しながら、練り歩き、かなり盛り上がっているわけです。
しかも、全世界から、およそ「150万人」ともいわれる大規模な大会で。 いやはや、ホントに凄かった・・・。

でも、マドリッドは、敬虔なカトリックの若者たちの信仰と愛に満ちあふれ、厳重な警備が配備されているので危険を感じることもなく、しかも、「Via Crucis」(Stations of the Cross, Way of the Cross 十字架の道ゆき Wiki)のためにキリストの受難を再現する像を運ぶ行列を、深夜、このホテルのベランダから見るという貴重な機会にも恵まれ、かえってラッキーだったかも
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ベランダからは、ちょうどプラド美術館の反対側にある Plasa de la Lealtad 広場の緑が見え(Google Mapの地図 ホテルの正面入口も、この広場側)
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右を見ると、こんなかんじ
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左を見ると、こんなかんじ
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Plasa de la Lealtad 広場の塔
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夜ふけまで、外が盛り上がっていました(笑)。

つづきます。「マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #2

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バルセロナからマドリッド 空港出迎え World Youth Day Madrid 2011 で道路封鎖

バルセロナ空港でランチ Lunch at La Pausa, Barcelona-El Prat Terminal 1」のつづき。
バルセロナからマドリッドは、イベリア航空を利用。

イベリア空港の公式サイト http://www.iberia.com/ から、web早期割引チケットを予約 (2011/6/15)。
航空券 (Air fare 20.5euro/1人)、サーチャージ (Fuel surcharge 13.5euro/1人)、税金 (Tax 約 4.9euro/1人)込みで、2人で 77.81euro。
2011/8/16(火) 15:40 Barcelna発 17:00 Madrid着。 1時間20分で、あっという間。

私たちは日本人タクシー運転手のOさんの 「空港送迎サービス」を予約していたので、気分的にも楽でしたし、公共交通機関の混雑とも無縁。 とても良かったと思います。
Oさんの 「空港送迎サービス」 http://www.taximadjp.com/
http://6409.teacup.com/kawagen/bbs/?

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折しも、マドリッドでは、この日8/16から21日まで、「World Youth Day Madrid 2011」(世界カトリック青年大会2011年) http://madrid11.com/en が開催されていて、しかも、 ローマ教皇 ベネディクト16世 (Benedict XVI) も、18日から21日までマドリッドに滞在しての式典開催。

世界中から 150万人ともいわれる、ものすごい人数の若者、巡礼者がマドリッドに大集結

マドリッドの地下鉄は、大混雑。
(スペインなんでも情報 リアルタイム!! http://www.spainnews.com/index.html の「今日のスペインニュース」の情報)

マドリッド中心部は道路封鎖で、車の通行が禁止され、結構歩いていい運動になりました

写真は、2011/8/19 18:15 Madrid プラド美術館前の車道。 この近くのシベーレス広場で、19:30から教皇様のスピーチがあるので、カトリックの若者たちが道路に座って待っているところ。
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教皇様の通る沿道はこんなかんじ。 スペインのTV報道の画面。
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一方、ワールド・ユースデー反対のデモも。 写真は、スペインのTV報道の画面
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そして、衝突もあり。。カトリックだけじゃないんですよね。スペインは。 税金投入するのはどうかとう人たちももちろんいるわけで。
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デモに遭遇はしましたが、巻き込まれずにすみ、ほっとしました。。


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ところで、滞在先のホテル、リッツのすぐ近くにあるシベーレス広場をはじめ、付近の道路はすべて封鎖。
このレティーロ公園前で、快適なタクシーとはお別れです(涙)。
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そして、ここから炎天下。 車封鎖地点からホテルまで、最も最寄りの地点ではあるけれど、ホテルの姿が全く見えない・・・
重いトランクを引きずりながらのホテルまでの道のり。 とても暑くて辛すぎました。
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もっとも、至るところに警官がいて、厳重な警備体制が敷かれていたので、それほど治安の心配はなかったけれど。。

ホテルのマネージャーさんから、道路封鎖の注意書きの一部。
ホテルから、メールで事前に知らせて欲しかった
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いよいよ、豪華なリッツホテルに到着です。
つづきます。「マドリッドのホテル Hotel Ritz Madrid GL (Madrid) #1

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