トレド 1 旧市街全景 Panoramic View of Toledo, Spain
「フラメンコ 「Corral de la Moreria」に行く前に before dinner」のつづき。
さていよいよ、実質スペイン旅行最終日。 「トレド」(Toledo)までの日帰り小旅行です。
トレドは、旧市街全域が古都トレドとしてユネスコの世界遺産。
トレドに関しては、 http://www.toledo-turismo.com/turismo/index.aspx の(音あり注意)サイトのお世話になりました。 詳細なPDF地図 http://www.toledo-turismo.com/turismo/uploads/descargas/mapa_turistico_JP.pdf
トレドは、古代ローマ時代から重要拠点として要塞が築かれていた場所。 写真は、トレド旧市街のパノラマ風景 ※Windows Live Photo Gallery のパノラマ写真で作成しました。
タホ川に囲まれ、中央には、スペイン・カトリックの総本山の 「カテドラル」。その右には、古代ローマ時代に宮殿があった 「アルカサル」が見えています(画像クリックで拡大)。
私たちは日本人タクシーのOさん http://www.taximadjp.com/ にマドリッドのホテルまで迎えにきていだだいて、約 30分でトレドに到着。いや~、ホントに楽で助りました
http://6409.teacup.com/kawagen/bbs/?
トレドの昼間は、ほぼ40度。 まるでサウナの中にいるみたい。 それだけに、駅やバス停留所などの移動は、それだけで体力消耗してたかも。
トレドの、まるで迷路のような道にも迷わず、カテドラルでは iPodで Oさん作成の詳しい解説も聞け、写真も撮影していただいて、本当にお世話になりました。またスペインに行く際にはお願いしようと思っています
車窓から見た 「アルカンタラ橋」(Puente de Alcántara)
この橋は、古代ローマ全盛期、五賢帝の一人であるトラヤヌス帝時代の103年から106年にかけて建設されたもの。http://www.toledo-turismo.com/turismo/contenido/conociendo-la-ciudad/donde-mirar/monumentos/grandes-monumentos/puente-alcantara.aspx
じっくり見る時間がなかったので、ここはまた次回のお楽しみ
日本人タクシーのOさんによれば、マドリッドからバスも便利らしい。 トレドの旧市街から、パノラマ風景を撮った場所までかなりあり、徒歩ではかなり無理があると思います。
トレドの絶景。 トレドに行くなら、必須のポイント。 Oさんに記念写真を撮っていただきました。このとき、夫は煙草休憩中
サン・マルティン橋(Puente de San Martin)。 キリスト教国によるイベリア半島 再征服のちの13世紀に建設された橋。
さて、トレドは、古代ローマ帝国に支配された後、ゲルマン民族大移動、395年にはローマ帝国の東西分離。
470年には西ゴート族がイスパニアの大半を征服、トレドは 560年に西ゴート王国の首都として繁栄しました。
その後、イスラム勢力の台頭により712年にトレド陥落。 一転イスラム支配下に。
しかしその後、レコンキスタ、すなわち、キリスト教国によるイベリア半島の再征服により、1085年、カスティーリャ王国による長期の包囲ののちトレドは降伏。 キリスト教国の支配下に。
トレド大聖堂(カテドラル)は、スペイン・カトリックの総本山として、1226年に着工、1493年に完成しました。
それでも、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教が共存し、さまざまな文化の融合した建築物を今に見ることができる貴重な場所。
だからこそ、「スペイン滞在が一日しかないなら、トレドへ」 と言われるわけなんですね。
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