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2012年7月の12件の記事

トレド 6 トランシト教会, ユダヤ教シナゴーグ (セファルディ博物館) La Sinagoga del Tránsito (Museo Sefardí), Toledo

トレド 5 エル・グレコ美術館(エル・グレコの家) Museo Del Greco, Toledo]」のつづき。
エル・グレコ美術館のすぐ近くにある 「トランシト教会, ユダヤ教シナゴーグ (セファルディ博物館)」 La Sinagoga del Tránsito (Museo Sefardí) 。
http://museosefardi.mcu.es/
http://www.toledo-turismo.com/turismo/contenido/conociendo-la-ciudad/donde-mirar/museos/museo-sefardi.aspx
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公式サイトによると、この礼拝堂はユダヤ教のシナゴーグとして14世紀半ばに建築。1492年にユダヤ人が追放されたあとは、カトリックの礼拝堂に。 現在は、ユダヤ文化に関する品々が展示されています。

祈りの大広間。 ムデハル様式の美しい漆喰の壁
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まるで美しい帯のような壁の装飾。 2階はユダヤ文化に関する展示物あり。
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繊細な木工細工が施された天井も必見
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トレドにおいて、カトリック、イスラムだけでなく、ユダヤ教が共存していた時代を偲ぶことができ、とても興味を惹かれました。

つづきます。「トレド 7 旧市街を歩いて、軽めのランチ Walking around the historic area of Toledo and Lunch

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トレド 5 エル・グレコ美術館(エル・グレコの家) Museo Del Greco, Toledo

トレド 4 サント・トメ教会へ Igresia de Santo Tomé, Toledo」のつづき。

「エル・グレコ美術館(エル・グレコの家)」 Museo Del Greco
http://en.museodelgreco.mcu.es/
http://www.toledo-turismo.com/turismo/contenido/conociendo-la-ciudad/donde-mirar/museos/museo-el-greco.aspx
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日本語版のパンフレットあり。※画像クリックで拡大  行き方にバス番号の記載あり。
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ガイドブックでは「エル・グレコの家」と記されていますが、正しくは 「エル・グレコ美術館」(Museo Del Greco)。
スペイン文化省直営の国営の美術館です。

ベガ=インクラン公爵2世(1858-1942)が中世の家屋を再現したもので、ムデハル様式の洞窟ホール、中庭のある家もあり。

エル・グレコの有名な 「トレドの眺めと地図」(Vista y Plano de Toledo, 1610)、「十二使徒」、「聖終ペドロの涙」等々、エル・グレコの絵画がたくさん展示されていました。

写真撮影はOKですが、「The reproduction, distribution or sale of photographs without the museum's permission is prohibited.」ということで、写真公開には許可が必要です。
http://en.museodelgreco.mcu.es/laVisita/informacion/comoLlegar.html

ですので、内部は、公式サイトのヴァーチャル・ツアーの動画をどうぞ。 動画が良くできているので、懐かしい記憶が蘇りました。
the visit > a walk though the Museum
http://en.museodelgreco.mcu.es/laVisita/unPaseoPorElMuseo.html

家も絵画も、とても楽しめ、行く事ができて良かったです!

なお、受付にはトレドの地図のついたパンフレットもありました Parkingの表示もあり、個人で見てまわるのに重宝しそう。
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つづきます。 「トレド 6 トランシト教会, ユダヤ教シナゴーグ (セファルディ博物館) La Sinagoga del Tránsito (Museo Sefardí), Toledo

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トレド 4 サント・トメ教会へ Igresia de Santo Tomé, Toledo

トレド 3 カテドラル Cathedral, Toledo」のつづき。

カテドラルを後にして、サント・トメ教会へ。元来た路地に戻ります。路地の入口に扉があり、知らないと見過ごしてしまいそう。
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教会のある石畳の道を抜け、商店の並ぶ通りに出ると、
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トレド名物、マサパン(Mazapan)を売っているお店があったり、
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伝統工芸の刀剣を売っている店もあり。
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ちょうど教会の裏手の道へ。たくさんの大きな石の見える壁には、キリスト像。
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この角を左に曲がると、サント・トメ教会の入口に至る、この路地を左に曲がると、
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サント・トメ教会 Igresia de Santo Tomé, Toledo
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この教会は、エル・グレコ (1541 - 1614 wiki) の名作、「オルガス伯爵の埋葬」があることで有名です。
http://www.santotome.org/
http://www.toledo-turismo.com/turismo/contenido/conociendo-la-ciudad/donde-mirar/monumentos/iglesias/santo-tome.aspx

「オルガス伯爵の埋葬」は、サント・トメ教会の注文により作成され、サント・トメ教会の修復に尽力したオルガス伯爵が昇天しようとする場面。
絵の下半分は集団肖像画を兼ね、オルガス伯爵の足下を抱える Saint Stephenの頭上のすぐ上には、エルグレコ自身の自画像。そして、Saint Stephenの左下はエル・グレコの息子 Jorge Manuel Teothocopli が描かれています。

そして、絵の上方右側には、なぜか国王 フェリペ2世 (wiki)の姿も

絵は、公式サイト The Burial of the Lord of Orgas
公式サイトの The Painthing > Caracters represented で、人物を確認できるようになっています。

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エル・グレコ 「オルガス伯の埋葬」(1586年頃) については、中野京子 名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366) の第五章に、当時のフェリペ2世の生涯とともに詳しく書いてあり、とても興味をひかれます。

ティツィアーノや、プラド美術館にある三連祭壇画 「快楽の園」 (wiki)で有名なヒエロニムス・ボスの絵画を蒐集したフェリペ2世の好みに、エル・グレコの画風は合わなかったのでしょうか。

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サント・トメ教会を出て、左に向かう坂を下り、右に曲がると、「エル・グレコ美術館(エル・グレコの家)」 Museo de El Greco です。
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つづきます。「トレド 5 エル・グレコ美術館(エル・グレコの家) Museo Del Greco, Toledo

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トレド 3 カテドラル Cathedral, Toledo

トレド 2 サンマルティン橋 Puente de San Martin, Toledo」のつづき。
駐車場に車を停め、細い路地を抜け、トレド大聖堂(カテドラル)Cathedral へ。
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http://www.catedralprimada.es/
http://www.toledo-turismo.com/turismo/contenido/conociendo-la-ciudad/donde-mirar/monumentos/grandes-monumentos/catedral.aspx

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スペイン・カトリックの総本山として、1226年に着工、1493年に完成。
内部は撮影禁止になっているので、公式サイト http://www.catedralprimada.es/catedral/primada/eng/ のバーチャル映像 http://www.catedralprimada.es/visita_virtual/ をご覧下さい。

なかでも、トランスパランテ Transparente。あのバロックの過剰な装飾の壁は凄かった!!!
その裏側にある彫刻も!!

あと、内陣の奥にある Chapter Chamber。 ここの黄金の天井と壁画!! 中に入っていく入口が狭いから、うっかり見落としてしまいそうだけど、この室内すっごく素晴らしかった。某ガイドブックで紹介されてないのが不思議なくらい。

それから、聖歌台 CHOIR の細かな装飾。

宝物館 Room of the treasure には、半端ない宝物で装飾された聖体顕示台などなど。

SACRISTY (聖具室) の奥には、エル・グレコ El Greco の傑作 「聖衣剥奪」。 天井画も素晴らしく、壁には、カラヴァッジオ Caravaggio, ティツィアーノ Tiziano, ヴァン・ダイク Van Dick, ゴヤ Goya などの絵画がずらり。

詳しくは、
http://www.toledo-turismo.com/turismo/contenido/conociendo-la-ciudad/donde-mirar/monumentos/grandes-monumentos/catedral.aspx

http://www.toledo-turismo.com/turismo/contenido/conociendo-la-ciudad/donde-mirar/museos/museo-catedralicio.aspx

私、個人的には、一時間あっても足りないくらい、見応えありすぎの大聖堂でした。

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ところで、聖堂前には、ワールドユースデーで訪れた信者の若者たちがいっぱい。
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みなさん輪になって踊ってました。
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入口は、右側から。
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チケットは、入口向かいにある店で買うようになっていました。
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つづきます。「トレド 4 サント・トメ教会へ Igresia de Santo Tomé, Toledo

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トレド 2 サン・マルティン橋 Puente de San Martin, Toledo

トレド 1 旧市街全景 Panoramic View of Toledo, Spain」のつづき。
さて、前掲のように、トレド旧市街の西側にあるサンマルティン橋は、キリスト教国によるイベリア半島 再征服のちの13世紀に建設されました。頑丈な石造り橋の両端には、立派な石造りの塔。 ここまでに至る遠い歴史に思いを馳せ、完成当時を想像すると、その感激たるやいかにと思わざるを得ません。
詳しい説明は、http://www.toledo-turismo.com/turismo/contenido/conociendo-la-ciudad/donde-mirar/monumentos/grandes-monumentos/puente-san-martin.aspx
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タホ川をはさんだ外側の入場門。一番右の橋の上の写真は、外国からの旅行者さんたちと撮りっこしました。
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外側の入場門。当時のままの丸天井
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アーチの馬蹄形の形が凝っていて面白い。 これも当時のまま。
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上には紋章が彫り込まれている。
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豊かな水をたたえるタホ川
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旧市街のまわりを、ぐるっと石造りの壁がとりまいてるのがわかる。
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橋を渡った旧市街側はこんな感じ。高い石造りの壁がそびえ立つ。
私たちは橋を渡り切ってはおらず、ここまでは車で。 写真右上は、橋の塔の上のアーチは住まいになっているのか窓あり。この塔は、カルロス2世の時代に増築されたときに形が変えられてしまったらしい。
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いよいよ、旧市街の中へ。 車で狭い旧市街の路地を抜け、駐車場まで行きました。ここまで個人で車で入って行くのはちょっと難易度高めかも?
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つづきます。 「トレド 3 カテドラル Cathedral, Toledo

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トレド 1 旧市街全景 Panoramic View of Toledo, Spain

フラメンコ 「Corral de la Moreria」に行く前に before dinner」のつづき。

さていよいよ、実質スペイン旅行最終日。 「トレド」(Toledo)までの日帰り小旅行です。

トレドは、旧市街全域が古都トレドとしてユネスコの世界遺産。
トレドに関しては、 http://www.toledo-turismo.com/turismo/index.aspx の(音あり注意)サイトのお世話になりました。 詳細なPDF地図 http://www.toledo-turismo.com/turismo/uploads/descargas/mapa_turistico_JP.pdf

トレドは、古代ローマ時代から重要拠点として要塞が築かれていた場所。 写真は、トレド旧市街のパノラマ風景 ※Windows Live Photo Gallery のパノラマ写真で作成しました。
タホ川に囲まれ、中央には、スペイン・カトリックの総本山の 「カテドラル」。その右には、古代ローマ時代に宮殿があった 「アルカサル」が見えています(画像クリックで拡大)。
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私たちは日本人タクシーのOさん http://www.taximadjp.com/ にマドリッドのホテルまで迎えにきていだだいて、約 30分でトレドに到着。いや~、ホントに楽で助りました
http://6409.teacup.com/kawagen/bbs/?

トレド到着。
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トレドの昼間は、ほぼ40度。 まるでサウナの中にいるみたい。 それだけに、駅やバス停留所などの移動は、それだけで体力消耗してたかも。
トレドの、まるで迷路のような道にも迷わず、カテドラルでは iPodで Oさん作成の詳しい解説も聞け、写真も撮影していただいて、本当にお世話になりました。またスペインに行く際にはお願いしようと思っています

車窓から見た 「アルカンタラ橋」(Puente de Alcántara)
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この橋は、古代ローマ全盛期、五賢帝の一人であるトラヤヌス帝時代の103年から106年にかけて建設されたもの。http://www.toledo-turismo.com/turismo/contenido/conociendo-la-ciudad/donde-mirar/monumentos/grandes-monumentos/puente-alcantara.aspx
じっくり見る時間がなかったので、ここはまた次回のお楽しみ

日本人タクシーのOさんによれば、マドリッドからバスも便利らしい。 トレドの旧市街から、パノラマ風景を撮った場所までかなりあり、徒歩ではかなり無理があると思います。
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トレドの絶景。 トレドに行くなら、必須のポイント。 Oさんに記念写真を撮っていただきました。このとき、夫は煙草休憩中
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サン・マルティン橋(Puente de San Martin)。 キリスト教国によるイベリア半島 再征服のちの13世紀に建設された橋。
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さて、トレドは、古代ローマ帝国に支配された後、ゲルマン民族大移動、395年にはローマ帝国の東西分離。
470年には西ゴート族がイスパニアの大半を征服、トレドは 560年に西ゴート王国の首都として繁栄しました。

その後、イスラム勢力の台頭により712年にトレド陥落。 一転イスラム支配下に。

しかしその後、レコンキスタ、すなわち、キリスト教国によるイベリア半島の再征服により、1085年、カスティーリャ王国による長期の包囲ののちトレドは降伏。 キリスト教国の支配下に。
トレド大聖堂(カテドラル)は、スペイン・カトリックの総本山として、1226年に着工、1493年に完成しました。

それでも、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教が共存し、さまざまな文化の融合した建築物を今に見ることができる貴重な場所。
だからこそ、「スペイン滞在が一日しかないなら、トレドへ」 と言われるわけなんですね。

つづきます。「トレド 2 サン・マルティン橋 Puente de San Martin, Toledo

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フラメンコ 「Corral de la Moreria」に行く前に before dinner

フラメンコを見る Corral de la Moreria, Madrid」のつづき。

「Corral de la Moreria」(コラール・デ・ラ・モレリア) に行った日の夜、「World Youth Day Madrid 2011」(世界カトリック青年大会2011年, JMJ 2011 Madrid)  http://www.madrid11.com/ で、7:30から シベーレス広場 Cibeles Square でローマ法王ベネディクト16世のスピーチが予定されていました。

そのため、アトーチャ駅からシベーレス広場 Cibeles Square にかけての大通りは、車両通行全面禁止。
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その夕方。プラド美術館前の大通りは、カトリック信者の若者たちでぎっしり埋まっていました。
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帰ってから見たニュース映像ではこんなかんじ。
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そこで、私たちはホテルからアトーチャ駅の近くまで歩いてタクシーに乗り、「Corral de la Moreria」に行きました。

予約していたフラメンコのステージは夜8時。ディナーも予約していたので、時間に余裕を持って行き、予想以上に早く到着。「Corral de la Moreria」の向かいにある緑地帯へ。ここで軽く飲めるようになっていたので、しばし休憩。
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暑かったので、ビールが美味しい。木陰があって助かりました。
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ここから下を見下ろすとこんな感じ。緑が豊かに広がっています。写真右が王宮側。
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緑の見える静かな場所で、ゆったり過ごせました

さて、フラメンコが終わってタクシーに乗り、スムーズのホテルの近くまで行ってもらえたし、ホテルではフルーツのサーヴィスもあり。このフルーツも美味しかった 翌日のトレドに備えて、十分休息できました。
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いよいよ実質最終日のトレド。 つづきます。
トレド 1 旧市街全景 Panoramic View of Toledo, Spain

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フラメンコを見る Corral de la Moreria, Madrid ※追記あり

マドリッド 「ティッセン・ボルネミッサ美術館」 Museo Thyssen Bornemisza, Madrid」の続き。

私たちは、1956年創業の老舗のタブラオ、「Corral de la Moreria」(コラール・デ・ラ・モレリア) へ。
http://www.corraldelamoreria.com/

こちらは、NYTimes のベストセラー 「1000 places to see before you die」(死ぬ前に見ておきたい 1000 の場所) に入っているほか、2011年度のミシュランガイドにも maximum national level として掲載されています。
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入口は上の写真の右横。 親切なマドリードのタクシーの運転手さんが、時間が早すぎ閉まっていた入口ドアを、車から出て確認してくれました。
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私はスペインでフラメンコを見るのをすごく楽しみにしていたので、一ヶ月以上前からインターネットでディナー&席を予約。

予約した夜8時からのショーには、まだ時間がありましたが、ワールドユースデーのため、アトーチャ駅の近くまで歩かないとタクシーに乗れなかったため、かなり時間に余裕を持って行ったので、私たちが一番乗りになってしまいました。

(※追記:事前に公式サイトからディナーを予約し、なおかつ着いたのも一番乗りだったのに、一番後ろのほうの席に案内されそうになった私たち。 納得できなかったので、「予約しているので前方の席にお願いします」 と、予約の際の確認画面のプリントアウトを提示しました。係の方が奥に入って照合後、前方やや左側の席に案内してもらえました。
一緒に並んでいた日本人旅行者の方々は一様に後方の席に案内されていたようです。かなり前に席&ディナーを予約したにもかかわらず、席に納得がいかなかったら、その場ではっきりリクエストしたほうがいいと思います。)

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2011年8月は、この二人がメインダンサー。
本当に素晴らしい、迫力ある踊りを見せてくれたダンサーでした!!
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さっそくシャンパンで乾杯! この雰囲気の素敵なタブラオでは、テーブルがちょっと狭めなのは仕方ないのでしょうね。青山のブルーノートのアリーナ席より余裕があるけど、ディナーのお皿とボトル、グラスでもうぎっしりです(笑)。
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まだ時間も早かったので、記念写真。 かなり上機嫌(笑)。 壁には素敵な絵も。 席を前方にして下さるように、お店の方にリクエストしました。
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反対側はこんな感じ。 外はおそろしく暑かったし (その後 夜12時、ホテルに帰り着いた時点で 30度)、お客さんはカジュアルな服装の方がほとんどでした。

最後まで一列あいていた席は、大物VIPが後から来たとき対応できるようにかな?(笑)。ハリウッドの俳優さんなど、超有名人の来店写真が何枚も店に貼ってあったので お店の人を無視して座っちゃだめでしょうね(笑)。
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私たちは、赤ワイン付きのお得感あるコース Menu Sorea (53euro) を注文。 二人で美味しいワイン一本付きで、前菜、メイン、デザートがそれぞれ選べ、量もちょうど良かったし、このお値段ならばという感じで美味しかったです
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席も埋まってきて、ショーがスタート。 最初はギター、そして歌。 それから若手の女性ダンサーたちの踊りがすぐ目の前で繰り広げられ、それぞれとっても聞き応え、見応えがあって素敵なんです。
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男性のメインダンサー、Miguel Tellez さんも凄く格好良かったし、キレのある踊りに魅了されました
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そして、女性のメインダンサー、Raquela Ortegaさん。迫力ある演技には目が釘付け!もう、凄いとしかいいようがありません。
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とても見応えのある素晴らしいショーで、盛り上がりは最高潮に
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おかげさまで素晴らしいショーを見ることができ、ここを予約して行って本当に良かったと思います
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帰りは、お店の人にタクシーをお願いしたら、並んでいたタクシーまでお見送り

幸い深夜で、道路封鎖も緩くなってきていたし、道をよく知っている運転手さんだったので、ホテルの近くまで行ってもらえて助かりました。

深夜にホテル着。まだこんなに暑いとは・・・。
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つづきます。「フラメンコ 「Corral de la Moreria」に行く前に before dinner

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マドリッド 「ティッセン・ボルネミッサ美術館」 Museo Thyssen Bornemisza, Madrid

ソフィア王妃美術館からティッセン・ボルネミッサ美術館へ World Youth Day Madrid 2011」のつづき。

ティッセン・ボルネミッサ美術館 Museo Thyssen Bornemisza http://www.museothyssen.org/en/thyssen/home
詳しくは、esMadrid.com http://www.esmadrid.com/ja/portal.do?TR=C&IDR=819
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美術館の入口前の道路にも、たくさんの信者さんたちが。
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入口
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この美術館は、1992年に開館。 18世紀の宮殿を改装した美術館ですが、中はいたって近代的。
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先日放送されたBS Japan の 「美の浪漫紀行3」によれば、「ティッセン・ボルネミッサ美術館」は、ドイツの実業家、ハンス・ハインリヒ・ティッセン-ボルミネッサ男爵と、その父、ハインリヒ・ティッセン-ボルミネッサ男爵が収集した約800点のコレクションが元になっており、のちに、スペイン政府に35億ドルで譲渡されたもの。

個人コレクションとしては、英国エリザベス女王に次ぐ世界第二位の収蔵数!

ヨーロッパ古典絵画から現代のアート作品まで網羅していて、できればもっとゆっくり見ていたかった。
大きくて立派なカタログもありましたが、簡略版の美術館案内 6 euro を購入。
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日本語のパンフレットもありました。
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入口から入って正面には、アントニオ・ロペス Antonio López の巨大な子供の顔の彫刻があり、その後ろにはカフェテリアのテラスがありました。wiki
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このテラスで夫は先にビール休憩。 あとから私も合流。 外には扇風機がまわっていて、時々ミストも放出。 気温が高かったけれども、心地よく過ごせました。
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小鳥が何匹もとまっていたシュロの幹
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つづきます。「フラメンコを見る Corral de la Moreria, Madrid

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ソフィア王妃美術館からティッセン・ボルネミッサ美術館へ World Youth Day Madrid 2011

ピカソ 「ゲルニカ」@ソフィア王妃美術館 Picasso Guernica, Museo Reina Sofía, Madrid」のつづき。

「World Youth Day Madrid 2011」(世界カトリック青年大会2011年, JMJ 2011 Madrid)  http://www.madrid11.com/ が開催されていて、世界各国から若者が詰めかけていたマドリッド。
2011/08/18 は、ローマ法王ベネディクト16世がスペインのバラハス空港に到着し、12時から welcomning ceremony が開催されていたので、大通りに設けられたスクリーンにスピーチ映像が映し出されていました。
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アトーチャ駅の近くから伸びているプラド美術館前の大通りから、ティッセン美術館、私たちが宿泊していたホテル・リッツ、そして、ローマ法王ベネディクト16世のスピーチが行われる シベーレス広場 Cibeles Square にかけての大通りは、車両通行全面禁止。
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タクシーの利用は不自由したし、ホテルの外はうるさかったけど、そのかわり、スペイン警察の警備は非常に厳しかったし、まわりは敬虔なカトリックの若者たちばかり。
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治安の心配はなく、明るくリラックスした雰囲気につつまれていて、私たち旅行者にとっては、かえって良かったかもしれません。

プラド美術館前の大通りの街路樹。木々の緑がきれいでした。
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ティッセン・ボルネミッサ美術館、プラド美術館、ホテル・リッツのちょうど真ん中にある 「ネプチューン広場」 (Fuete de Neptuno) も このとおり。
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混雑を避けるため、「World Youth Day Madrid 2011」(JMJ 2011 Madrid) のサイト http://www.madrid11.com/ で Pope Benedict XVI のスケジュールを事前にチェックしてました。
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ティッセン・ボルネミッサ美術館 Museo Thyssen Bornemisza は、ワールドユースデーのため、特別に夜遅くまで開館していました。
つづきます。「マドリッド 「ティッセン・ボルネミッサ美術館」 Museo Thyssen Bornemisza, Madrid

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ピカソ 「ゲルニカ」@ソフィア王妃美術館 Picasso Guernica, Museo Reina Sofía, Madrid

スペイン旅行 マドリッド 「デスカルサス・レアレス修道院」 Monasterio de las Descalzas Reales, Madrid」のつづき。

タクシーで 「ソフィア王妃美術館」 (Museo Nacional Centro de Museo Reina Sofía) へ。http://www.museoreinasofia.es/index_en.html

入口の左右には、ガラス張りのエレベータータワー。 でも、内部は18世紀に建てられた病院を活かした作り。
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1992年に開館したこの美術館は、ピカソの「ゲルニカ」、ダリ、ミロなど現代アートが展示されています。 このときは、草間弥生の特別展が開催されていました☆
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本当は、Museo Nacional Centro de Museo Reina Sofía って長い名前なんですが、記事のタイトルは、この日本語表示に従ってます。日本語の表示があると、親切だなと嬉しくなります。
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この美術館では、なんといっても、ピカソのゲルニカをこの目で見ることができ、とても感動しました。 たくさんの習作も展示されていて、見応え十分でした。
ゲルニカは写真撮影禁止。さすがにゲルニカの前には人が集まっていましたが、混雑するほどではなし。

門外不出だろうからありえないけど、もし日本で展示されたら混雑しまくりだろうなぁ・・・。あるいは、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が来日している東京都美術館のマウリッツハイス美術館展プレミアム鑑賞券みたいに、JTBかなんかが企画して、終了後の時間外で、高~いお金をとって見させるとか。なんか嫌だなぁ、ああいうの。。http://www.asahi.com/mauritshuis2012/
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エレベーターだけが近代的。 このエレベーターを上がると、、
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正面はこんなかんじ。ちょうど「World Youth Day Madrid 2011」(世界カトリック青年大会2011年, JMJ 2011 Madrid) が開催されていた期間中だったので、ステージが設けられていたのだと思います。
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見終わって、ガラスのエレベーターから入口前を見ると、恐ろしく長い行列が出来ていて、「Oh My God !!!」という感じ World Youth Day で世界各国から来ていた若者たちの大行列で、入る前にセキュリティーチェックはあるし、混む前に入っておいてよかったです~
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次に、「ティッセン・ボルネミッサ美術館 Museo Thyssen-Bornemisza」 へ。

あまりに暑かったし、タクシーで行こうと思いましたが、短距離だからと断られてしまいました
タクシーは、何分か立たないとメーターをまわせない決まりになっているのだと、あとで日本人タクシーのOさんに教わり、なるほどそりゃ仕方なかったなと思いました。

つづきます。「ソフィア王妃美術館からティッセン・ボルネミッサ美術館へ World Youth Day Madrid 2011

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スペイン旅行 マドリッド 「デスカルサス・レアレス修道院」 Monasterio de las Descalzas Reales, Madrid

去年2011/8/13(土)から8/21(日)までの、夫とのスペイン個人旅行、「スペイン王宮 オリエンテ広場 Plaza de Oriente, Palacio Real de Madrid」 のつづきです。

最初は、「スペイン個人旅行(バルセロナ・マドリッド)Journey to Spain (Barcelona and Madrid)」でしたっけ。 うかうかしているうち、一年たってしまいそうです。。

久しぶりの更新になり、今もいろいろ予定が詰まっていますが、次の旅行先も決まっているので、できるかぎり続けます。

では、本題のマドリッド 「デスカルサス・レアレス修道院」 Monasterio de las Descalzas Reales, Madrid です。
すぐ近くに El Corte Inglés という昔のダイエーっぽいデパートがあります。
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以前にも書きましたが、「デスカルサス・レアレス修道院」(Monasterio de las Descalzas Reales)はガイドアーでないと内部を見学できません。
一時間ごとに時間が決められているし、一度に入れる人数が限られているので、早めに行って、チケットだけでも買っておいたほうがいいと思います。 団体さんが来るとあっという間に枠が埋まってしまいます。

公式サイトのインフォメーションの Horario にスペイン語で書いてありますが、月曜休みで、火曜から土曜は、午前の部は、10:00から14:00まで。たとえば、午前の部の最終は、午後1時からスタートのツアーなので要注意です! 午後の部は、16:00から18:30まで。日曜・祭日は10:00から15:00まで。

ガイドツアー、予定時間の15分前に集合でした。
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中に待合室があり(ここにトイレはなし)、さらにこの先の内部はというと、大階段の壁面を埋め尽くす豪華なフレスコ画。絵画の数々。素晴らしい大きなタペストリーのコレクション部屋など見所満載。

本当にあっという間の一時間のツアーで、三回目の正直で入った甲斐がありました。
スペイン語で解説されている係の方も、年号までよどみなく解説されててすごかった。スペイン語はよくわからなかったけど

詳しくは、esMadrid.com http://www.esmadrid.com/ja/portal.do?TR=C&IDR=1997&IDM=1412&NM=3

なお、この内部の写真撮影は、禁止です。

入口近くのお土産品売り場に、写真入りのガイドブック 10.50 euro が販売されているので、オススメです 見ると、あのときの感動が蘇ります
写真下は入場券で、係の人が集合時間の12'45の数字を書いてくれました。
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なお、小さいお子さん連れの方と一緒だったんですが、途中でお子さんがトイレに行きたいと言い出して、別の職員の方に連れていってもらっていました。でも、近くにトイレはないらしく、最後まで合流できませんでした。
ですので、トイレをすませて行かれることをおすすめします。
これは、ヨーロッパの教会、修道院を見学する際の基本ですね。

公式サイト http://www.patrimonionacional.es/Home/Monasterios-y-Conventos/Monasterio-de-las-Descalzas-Reales.aspx
Horario =スケジュール
Apertura =Open、 Cierre =Close

日本語の表示板がありました。親切だなぁ~
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さて、王立劇場 (Teatro Real) のある Plaza de Isabel II 広場に戻って、そこのタクシー乗り場からタクシーに乗り
、ソフィア王妃美術館 http://www.museoreinasofia.es/index_en.html へ。 いよいよ、ピカソのゲルニカです!!!
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アルムデーナ大聖堂 Cathedral de la Almudena
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タクシーを降りたところ。そして、アトーチャ駅の近くのソフィア王妃美術館につづく道。
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つづきます。「ピカソ 「ゲルニカ」@ソフィア王妃美術館 Picasso Guernica, Museo Reina Sofía, Madrid

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