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ケルン大聖堂の内部  (追記:2013年6月のプロジェクション・マッピング)

ケルン大聖堂の塔」のつづき。
大聖堂の中に入ると、その天井の高さに、また圧倒されました。

※追記(2013/06/29):2013年6月5日~8日にかけてケルン大聖堂の聖堂内で開催された、プロジェクションマッピングについては、「サグラダ・ファミリア教会」&「ケルン大聖堂」 の プロジェクション・マッピング」。 聖堂内部が幻想的な映像で彩られて美しすぎる

祭壇の奥に小さく見える黄金の箱が、1164年、赤髭王、フリードリヒ・バルバロッサ (Frederick Barbarossa) がケルン大司教に渡した 「東方三博士の聖遺物」(遺骨) が入っている「聖三賢者の聖箱」。限りなく近づいても、あまりに遠く、望遠鏡かなんかがないと、よく見えません

祭壇の奥
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北側側廊、1507年から1509年にかけて制作された、美しいステンドグラス 「ペテロ蔓のイエス窓」
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南側側廊、バイエルン王ルードヴィッヒ一世が1842年に寄贈したステンドグラス「バイエルン窓」
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小さな四角い色ガラスで埋め尽くされた、ゲルハルト・リヒターのステンドグラス(2007年に完成)もありましたが、教会には、キリストにまつわる主題のほうががしっくりくるような気がしました。

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奥には、シュテファン・ロホナーの祭壇 「大聖堂の絵」(1440年頃)が小さく見えています。できれば近くで見たかった!! せめて、ハンディな望遠鏡を持っていれば!と思いました。 こういう情報、ガイドブックに載せていて欲しかった・・・。
写真、手前の柱には、旅人の守護聖人「聖クリストフォルス」(1470年頃)。肩に幼子イエスをかかえて川を渡る場面。
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「クラーレン祭壇画」(1360年頃に作られ、1811年に大聖堂に収められたもの)
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細緻な彫刻が施された祭壇。
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美しい床のモザイク。 旧教会を持ち上げているの図。
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天井を覆うリヴ・ヴォールトと尖塔アーチ
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ものすごく太い柱と天井
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写真左は、内陣周歩路。上の壁画も美しい。
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地下礼拝堂
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この柔らかい色あいの壁画に、心なごむ
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その後、エレベーターが取り付けられた 「宝物館」で、豪華なお宝の数々を見学。
その昔、ケルン大司教は、神聖ローマ帝国皇帝を選ぶ権利を与えられた選帝侯のうちの一人。それだけに、ケルン大聖堂の地位は高く、大司教の聖衣、司教杖なども非常に豪華で、見応えがありました。

塔へのチケット(3euro)と、宝物館のチケット(5euro)、宝物館のパンフレット
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塔への入口の右側にある Dom Shop で購入した 日本語の案内書(4.5euro)、メガネ拭き
この日本語の案内書は、詳しくてとても参考になりました。 大聖堂の中に入る前に買って、これを見ながら見学するといいかもしれません。
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つづきます。「ケルン大聖堂 二本の塔と西の玄関

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