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2013年5月の17件の記事

「エーベルバッハ修道院」を見学する Kloster Eberbach 03ワインを購入 日本に送る

「エーベルバッハ修道院」を見学する Kloster Eberbach 02映画 「薔薇の名前」」のつづき。
この修道院ショップ KLOSTERLADEN (Monastery Shop) で、ワインを購入
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お店の人に、辛口白ワインの中から、特にオススメのワインを、リストの中から数種類選んでもらいました。 本当にすごくたくさんのワインがあるので、お店の人に聞くのが一番だと思います。
そして、オススメワインのうち3種類を選んで、自動車を運転しない私が、じっくり試飲。 その3種類を全部飲み干し、車で飲めない夫には申し訳ない気持ちでいっぱいに・・・ そして購入。 日本に送ってもらいました。

で、送ってもらって大正解 フルーティーで、口当たりの非常によい辛口。 もう本当に素晴らしいワインだったので、できればもっと欲しかった!! この辛口白、日本でも近所で取り扱うとすごくいいのに!!! ドイツワイン辛口白の手頃なワインが、日本ではあまり見かけないのは本当に不思議。
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★私たちが購入したワイン
2010er Erbach Marcobrunn Riesling Qualitätswein trocken Erstes Gewächs 30.00 euro
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2010er Hochheim Domdechaney Riesling Qualitätswein trocken Erstes Gewächs 28.00 euro
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2010er Schönberger Herrnwingert Weißburgunder Großes Gewächs trocken Grosses Gewächs 28 euro
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発送費用(Versandkosten)は、45.00 euro。 このときは、円高で、1ユーロ 100円を切っていましたし、いいお土産になりました。
あぁ、また行ってみたい「エーベルバッハ修道院」。こんどはじっくり試飲会にも参加して 
※通信販売もあり http://kloster-eberbach.de/

つづきます。 レンタカーで、宿泊先のハイデルベルクに向かいます。「ドイツ・ドライブ旅行 エーベルバッハ修道院 から ハイデルベルクへのドライブ・ルート Kloster Eberbach to Heidelberg

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「エーベルバッハ修道院」を見学する Kloster Eberbach 02映画 「薔薇の名前」

「エーベルバッハ修道院」を見学する Kloster Eberbach 01」の続き。
僧侶用の食堂 Mönchsrefektorium
オリジナルの建物は、1186年以前に建てられましたが、取り壊されて、1720年から1724年にかけて、現在の新しい食堂に建て替えられました。 パステルの天井の装飾が優雅な雰囲気 この木製の美しいルネッサンス様式のキャビネットは、17世紀の初めのもの。
現在では、ヘッセン州の公的なレセプションに使われるほか、プライベートにレンタル、あるいは公的なフェスティバルに使用されています。
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ワインセラー。 1240年から1250年にかけて建てられ、かつては修道士のコミュニティルーム、兼仕事場。 15世紀から、特別なワインセラーとして使われるようになりました。
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映画「薔薇の名前」では、ここで異端審問が行われていました。
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年代物のワイン樽がずらり。 こちらは、中世からの歴史あるワインセラーなのです
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さて、一旦回廊に出て、上の階にある博物館へ。http://kloster-eberbach.de/kloster/historie/abteimuseum.html
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博物館には、細かく決められていたシトー会修道僧の時間割や、僧侶の服、彫像等々が展示されていました。
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中でも、昔の細密な絵のある印刷の本が素晴らしいと思いました。
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僧侶用の寝室 こちらは映画「薔薇の名前」の中で、多数の作業机が並ぶ写字室として撮影された部屋。
映画ではこんな感じ。http://kloster-eberbach.de/kloster/drehort-kloster.html
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実際はこんな感じ。あぁ、ここなのねと感動でした
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一階の回廊の脇に展示されていた作業机。 そして、記念写真。
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映画で見るより、実際はとても広いのには、ちょっとびっくり。
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この僧侶用の寝室は、1250年から14世紀の半ばにかけて建造。かつては、たくさんの僧侶用のベッドが並んでいました。 この初期ゴシック様式の空間は、1930/31年に再建。 74mもの広さを有するこの部屋は、ヨーロッパの初期中世のホールの中でも、最も印象的なものとされています。
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ところで、「薔薇の名前」(Il Nome della Rosa、The Name of the Rose)は、ウンベルト・エーコ Umberto Eco が1980年に発表した小説。
1327年11月、北イタリアの僻地にある山上の修道院、その中世の僧院で起こった連続殺人事件。その七日間の物語。
それが映画化されたのが、「薔薇の名前」(1986年、フランス、イタリア、西ドイツの合作)。ジャン=ジャック・アノー監督、ショーン・コネリー主演。日本では1987年に公開。

フランシスコ会修道士、元異端審問官、バスカヴィルのウィリアム(ショーン・コネリー)とその弟子、メルクのアドソ(クリスチャン・スレーター)が北イタリアの僻地の僧院を訪れる。
この中世の修道院として、この映画の撮影のために改装された「エーバーバッハ修道院」(Monastery Eberbach)を実際に見ることができて本当に良かったです!
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つづきます。「「エーベルバッハ修道院」を見学する Kloster Eberbach 03ワインを購入 日本に送る

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「エーベルバッハ修道院」を見学する Kloster Eberbach 01

「リューデスハイム」から「エーベルバッハ修道院」へのドライブ・ルート Rüdesheim am Rhein to Kloster Eberbach」のつづき。
「エーベルバッハ修道院」 (Kloster Eberbach) http://kloster-eberbach.de/ の見学です。

「エーベルバッハ修道院」 (Kloster Eberbach) は、1136年に創立され、1803年まで続いた、シトー修道会(ZISTERZIENSER) の修道院でした。
※「シトー修道会」については、今日、ヨーロッパのシトー会修道院では最大規模の、オーストリアのシトー会修道院「ハイリゲンクロイツ(聖なる十字架)修道院」http://www.stift-heiligenkreuz.org/japanisch/ 公式サイト日本語版に詳しく解説されています。

現在では、修道院の見学のほか、ヘッセン州立ワイナリー、ホテルがあります。 http://kloster-eberbach.de/kloster/historie.html

私は、ウンベルト・エーコの小説、これを映画化した「薔薇の名前」(ジャン=ジャック・アノー監督、ショーン・コネリー主演)のファンなのですが、この映画で登場する中世の修道院の内部は、こちらで撮影 もう、行くしかないみたな
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★修道院の地図 http://kloster-eberbach.de/fileadmin/media/Stiftung/Lageplan_Legende_v2_A4_140dpi.pdf に加工。

私たちは、この地図右下、東 (Ost = オスト、east) の門のそばにある、Besucher parkplatze (ベズーハー visitor, パルクプラッツ parking) に車を停めて、「Besuchereingang」見学入口(Besucher ベズーハー Visitor、eingang アインガング entrance)へ。
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見学用入口へ
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見学は一人 6.50 euro 左のパンフレットは、ワインショップのワインリスト。
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回廊から、チャプターハウス(集会場)へ
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チャプターハウス(集会場)の窓は、ロマネスク様式で1186年以前のものですが、1350年にゴシック様式の天井に作り替えられています。唐草&花の模様が素敵です。
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回廊
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この回廊のアーチの上にあった小さな像に心惹かれる。
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教会堂(バシリカ)
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この教会堂の中には、古い石のレリーフがいくつか展示されていました。
中でも、写真一番右の「カッツェンエルンボーゲン伯爵 ヨハン2世」 Tumbendeckel für Graf Johann II. von Katzenelnbogen (+1357年) の記念像に注目!カッツェンエルンボーゲンといえば、先に見学したライン川の古城、 「ラインフェルス城」 Burg Rheinfels の城主がこの一族でした!http://kino-ko.tea-nifty.com/tea_time/2013/05/burg-rheinfels-.html
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左は、Grabmal des Domkantors Eberhard fon Oberstein (+1331年) 教会のオルガン奏者兼合唱隊指揮者と訳せばいいのか? Eberhard fon Oberstein の墓碑。 右の中世の騎士とその妻のレリーフの素朴さもいい感じ
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信徒用の食堂(Laien-refektorium)には、歴史あるブドウ圧搾機(historischen Keltern)がずらりと並んでいます。この建物は1200年頃に建てられましたが、15世紀にワインセラーとして改装。
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現在では、修道院での試飲会 Wine Tasting Tours が開催されています。http://kloster-eberbach.de/en/monastery/wine-tasting-tours.html 日時があえば、参加したかった

★記事の続きは、「「エーベルバッハ修道院」を見学する Kloster Eberbach 02映画 「薔薇の名前」

★ドイツ・ドライブ旅行に関する続きは、「ドイツ・ドライブ旅行 エーベルバッハ修道院 から ハイデルベルクへのドライブ・ルート Kloster Eberbach to Heidelberg」 をどうぞ。

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「リューデスハイム」から「エーベルバッハ修道院」へのドライブ・ルート Rüdesheim am Rhein to Kloster Eberbach

リューデスハイム つぐみ横町 「リューデスハイマー・シュロス」で休憩 Breuer's Rüdesheimer Schloss, Drosselgasse, Rüdesheim am Rhein」のつづき。
レンタカーで、世界遺産、ライン渓谷中流上部、ライン川沿いの「リューデスハイム」(Rüdesheim am Rhein)から、「エーベルバッハ修道院」 (Kloster Eberbach) へ。http://kloster-eberbach.de/

この修道院は、ウンベルト・エーコの小説を映画化した「薔薇の名前」の撮影が行われた場所。 「薔薇の名前」の小説&映画ファンの私としては、是非行ってみたかった場所なのです。

★「リューデスハイム」(Rüdesheim am Rhein)から、「エーベルバッハ修道院」 (Kloster Eberbach) への ドライブ・ルートマップ。 たぶん 18kmくらい。迷わなければ、約20分くらいの道のりです。
Michelin Driving Directions の地図に加工。※画像クリックで拡大
★Michelin Driving Directions http://www.viamichelin.com/web/Routes
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★エーベルバッハ修道院への行き方は、エーベルバッハ修道院の公式サイトに書いてあり、 http://kloster-eberbach.de/en/monastery/monastery-site-plan.html ナビには、「Bingerpfortenstraße 65399 Kiedrich」ととりあえず住所を入れて、ここから "Kloster Eberbach" の表示に従って下さい、と書いてあります。

★電車だと、「Bus #172 leaves every hour from the train station in Eltville and arrives directly at the Gate House at the Eberbach Monastery 」。 エルトヴィレ(Eltville)駅から、一時間ごとに出ている 172番のバスに乗ると、直接、エーベルバッハ修道院のゲートハウスに到着!なんだそう。

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ライン川沿いの42号線を、ヴィースバーデン(Wiesbaden)方向に走っています。 左手は、ブドウ畑の緑がずっと広がっていました。
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ライン川
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「エルトヴィレ(Eltville)- エアバッハ(Erbach) - ハッテンハイム(Hattemheim)」の表示のところで左折。
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「エアバッハ」(Erbach)の方向に右折。
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ブドウ畑の中の小道を走ると、
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エアバッハ(Erbach)の町中へ。 この界隈には、ワイナリーやホテルが何軒かあり、広場にはワイン絞り器
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「←Kloster Eberbach」の表示がありました この表示のある Taunusstraße に進むと、
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電車の通る踏切前へ。 その突き当たりを左折。 表示がいくつもあって親切だなぁ
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広々とした丘陵地帯を走る。 修道院らしきものは、全く見えず・・・。
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この近くで、ナビの案内も終了 たぶん、この辺なんだと思うんだけど・・・???
複合施設らしき、この駐車場には、たくさんの車が停まっています。 なんだかわからないけど、この美しい施設の建物の中に入ってみることに。

受付にいらした女性の職員の方に、ドイツ語で、修道院への道を尋ねてみたら、とても親切に、玄関の外まで出てきてくれて、修道院までの道を教えてくれました。
ここで、せっせと勉強していたドイツ語が役立った 
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後で調べてみると、そこは Vitos-Rheingau という精神医学の施設でした・・・ 
http://www.vitos-rheingau.de/rheingau/

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しばらく、さきほどの道を進んでいくと、車がたくさん停まっている駐車場が見えてきました。
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「エーベルバッハ修道院」 (Kloster Eberbach) http://kloster-eberbach.de/に到着。 門の先には、私たちがワインを買って、日本に送った、ワインショップの建物が見えています
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つづきます。「「エーベルバッハ修道院」を見学する Kloster Eberbach 01
・・・エーベルバッハ修道院の駐車場を含む、エーベルバッハ修道院の地図をアップしています。

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リューデスハイム つぐみ横町 「リューデスハイマー・シュロス」で休憩 Breuer's Rüdesheimer Schloss, Drosselgasse, Rüdesheim am Rhein

ライン川の古城巡り リューデスハイムへ - 古城&ドライブマップ」のつづき。

リューデスハイム(Rüdesheim am Rhein)の駅から、ちょっと行った先にある駐車場にレンタカーを停めて、ワイン酒場が立ち並んでいることで有名な「つぐみ横町」(Drosselgasse)へ。
★リューデスハイムの地図の一部 Rüdesheim am Rhein http://www.ruedesheim.de/ の Interactive map に加工
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駐車場の左側にあった Boosenburg (Oberburg) の城。 緑のブドウ畑の広がる丘には、リフト。
駐車料金は、一時間 1.20 euro。 支払はコインのみ。コインを入れて、緑のボタンを押す。
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「つぐみ横町」(Drosselgasse) 通りの名前が上の書いてあるので、すぐにわかりました。 狭い通には、お土産屋さんや、ワイン酒場がたくさん。
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私たちは、通りの中程にある、ワイン酒場&ホテル 「リューデスハイマー・シュロス」(Breuer's Rüdesheimer Schloss)の中庭へ。 http://www.ruedesheimer-schloss.com/
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そこで、カフェラテを頼んで、しばし休憩。 オルガンの演奏あり、緑と小さな噴水ありで、寛げました
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つぐみ横町をさらに歩くと、老舗のワインレストラン 「ドッセルホーフ」(Dosselhof)。この建物も素敵でした。できれば、ゆっくりワインを楽しみたかった
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ライン川沿いの歩道と Adlerturm 鷲(アードラー)の塔(トゥルム)
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さて、30分ほど休憩後、映画「薔薇の名前」の撮影でも有名な、「エーベルバッハ修道院」 (Kloster Eberbach) へGo!行き先表示がわかりやすかった
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つづきます。「「リューデスハイム」から「エーベルバッハ修道院」へのドライブ・ルート Rüdesheim am Rhein to Kloster Eberbach

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ライン川の古城巡り リューデスハイムへ - 古城&ドライブマップ

ライン川ドライブ フェリーで対岸に渡る(ザンクト・ゴアからザンクト・ゴアルスハウゼンまで) Autofähre St. Goar - St. Goarshausen」のつづき。

世界遺産、ライン渓谷中流上部の古城を見ながら、再びライン川をドライブ。

★ライン川の古城、ドライブ・ルートマップ。
ザンクト・ゴア(St. Goar)からフェリー対岸に渡った先の ザンクト・ゴアルスハウゼン(St.Goarshausen)から、リューデスハイム(Rüdesheim am Rhein)まで。 Michelin Driving Directions の地図 http://www.viamichelin.com/web/Routes を加工 ※画像クリックで拡大
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※注: 古城はこれ以外にもあり。 PC版のhttp://www.loreleyinfo.de/ のページの左上にある 「Burgen」 (ブルゲン)をクリック (Burgen = Burg ブルク 「城」の複数形)。 PC版に地図と説明あり (mobile版には地図無し)
http://www.loreleyinfo.de/rhein/burgen-und-schloesser.php

詳しい位置については、 Burgen und Schlösser am Rhein auf Google Mapsを参照のこと。

ザンクト・ゴアルスハウゼンに到着したのが 13:14 PM 。 ここから リューデスハイムの町に到着したのが、13:48。 のんびりライン川と古城をながめながらの約 30km。 約35分ほどかかりました。 レンタカーで行くと、時間に縛られず、荷物の心配もなく行かれるのが有り難い。

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ライン川を右に見ながら、緑あふれる雄大な自然の中をドライブ。 この自然を眺めているだけでも、とても気持ちよかった。
ライン川の古城については、http://www.loreleyinfo.de/rhein/burgen-und-schloesser.php のPC版の地図と説明(Burgen und Schlösser am Rhein auf Google Maps。 mobile版には地図なし)、ラインフェルス城で買った、ライン川沿いの地図や古城の説明が日本語で載っている「ラインの流れ」、を参照しました。
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「シェーンブルク城」 Schönburg  私たちが前日に泊まった城  対岸から、オーバーヴェーゼルの町の町とともに眺めると、また違って見える。
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詳しくは、前に書いた 「ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg に泊まる」から「ライン川の古城 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg を見学。 オーバーヴェーゼルの町
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「プファルツ城」 Pfalzgrafenstein が見えてきました。
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「プファルツ城」 Pfalzgrafenstein 「カウブ」付近の中州にあり、ライン川を通行税を徴税 なんだかちょっと綺麗すぎて、趣に欠ける気もする・・・。
http://www.loreleyinfo.de/rhein/burgen/pfalzgrafenstein.php
信号で停まっていたので、ゆっくり観察(笑)。
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堤防がないので、ライン川の自然を身近に感じることができました
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美しい「バッハラッハ」(Bacharach)の町と「シュターレック城」 Burg Stahleck を対岸から眺める。 
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「シュターレック城」 Burg Stahleck  ユースホステル Jugendherberge もあり
http://www.loreleyinfo.de/rhein/burgen/stahleck.php
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「フュルステン城跡」 Ruine Fürstenberg
http://www.loreleyinfo.de/rhein/burgen/fuerstenberg.php
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ライン川の景色。 視界が広々と開けています。 場所表示がちゃんとしているので、どこを走っているかもわかりやすい。
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「ライヒェンシュタイン城」 Burg Reichenstein
http://www.burg-reichenstein.de/ http://www.loreleyinfo.de/rhein/burgen/reichenstein.php
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「ラインシュタイン城」 Burg Rheinstein
http://www.loreleyinfo.de/rhein/burgen/rheinstein.php
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そして、ワイン醸造で有名な、「リューデスハイム・アム・ライン」(Rüdesheim am Rhein)の駅に到着。
http://www.loreleyinfo.de/rhein/stadt/ruedesheim.php
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ライン川沿いの古城を、対岸から次々と見ることができ、とても楽しいドライブでした!

リューデスハイムで駐車したあと、「つぐみ横町」(Drosselgasse)にあるレストランで休憩。つづきます。
リューデスハイム つぐみ横町 「リューデスハイマー・シュロス」で休憩 Breuer's Rüdesheimer Schloss, Drosselgasse, Rüdesheim am Rhei

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ライン川ドライブ フェリーで対岸に渡る(ザンクト・ゴアからザンクト・ゴアルスハウゼンまで) Autofähre St. Goar - St. Goarshausen

ライン川の古城 「ラインフェルス城」 Burg Rheinfels を見学 02城からの絶景」のつづき。

ライン川沿いをドライブ ザンクト・ゴア ラインフェルス城へ - ドライブ・ルートマップ」のミシュランの地図にもあるように、ザンクト・ゴアからザンクト・ゴアルスハウゼンまで、ライン川をフェリーで渡りました。
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ライン川の対岸を渡るカーフェリー(Autofähre アオト・フェーレ)は、ここ以外にも、ボッパルト、オーバーヴェーゼル、バッハラッハ-、ビンゲン-リューデスハイムにあります。(http://www.hotel-schoenburg.com/rhine-hotel-pictures-photos-small/rhine-river-map/index.html で、地図をクリック)

ザンクト・ゴアからザンクト・ゴアルスハウゼン間のカーフェリーは、「FÄHRE LORELEY」 http://www.faehre-loreley.de/ が運営。 フェリーの画像は、「FÄHRE LORELEY」のサイトより
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フェリーの上は、車でぎっちり。 そのまま車でフェリーに乗って、船の上で、係員の人に料金を支払いました。

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Fahrplan(ファールプラン 時刻表)http://www.faehre-loreley.de/fs_fahrplan.html を見ると、
Werktags(ヴェルク・ターク 平日): 5:30 – 24:00 Uhr(時)、Sonntags / Feiertags(ゾンターク 日曜日、ファイアー・ターク 祝日): 6:30 – 24:00 Uhr で、約20分ごとに運行、約10分で到着の予定。

Einfache(アイン・フッハ simple)片道、Erwachsener(エアヴァクセナー 大人)
Fußgänger(フース・ゲンガー 歩行者)1,60 euro , Personen mit Fahrrad(ファール・ラート 自転車)2,30 euro
Personenkraftwagen(PKW 乗用車:クラフト・ヴァーゲン 自動車)4,00 euro
Beifahrer(バイ・ファーラー 同乗者)1,10 euro
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★ザンクト・ゴアの地図 St. Goar の公式サイトhttp://www.st-goar.de/ http://www.st-goar.de/files/a-z-st-goar-2013.pdfの地図に加工
ザンクト・ゴアからザンクト・ゴアルスハウゼンまでの フェリー乗り場は、地図左のほう。※画像クリックで拡大
ザンクト・ゴアルスハウゼンについては http://www.sankt-goarshausen.de/
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★さきほどのザンクト・ゴアの「ラインフェルス城」から見ると、こんな感じ。
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船から見えた、ザンクト・ゴアルスハウゼンの「ねこ城」
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たまたま船上で乗り合わせた、日本の個人観光客の方とお話しているうちに、あっという間に対岸のザンクト・ゴアルスハウゼンに到着。
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つづきます。「ライン川の古城巡り リューデスハイムへ - 古城&ドライブマップ

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ライン川の古城 「ラインフェルス城」 Burg Rheinfels を見学 02城からの絶景

ライン川の古城 「ラインフェルス城」 Burg Rheinfels を見学 01城の歴史」のつづき。
時計塔の上に至るスロープを歩いていくと、
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ライン川に面した壁は高く切り立っていて、その防御に万全を尽くした姿を一望。※画像クリックで拡大
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ライン川。 船はここを通るたびに、通行税を徴収されていたんですね※画像クリックで拡大
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その眼下には、ザンクト・ゴアの町。 真下は、ヨット・ハーバーになっています。※画像クリックで拡大
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お城の中心部。 高見から見ると、かなり崩れた廃墟に見える気が・・・。 でも実際、歩いて近くで見ると、非常に迫力があり、歴史の重みを感じました
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歩いてきた壁の上のスロープと、ホテル側の建物。
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ラインフェルス城からは、ライン川の左側、川上側に 「ねずみ城」"Burg Maus" が見えました。http://www.burg-maus.de/
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「ねこ城」"Burg Katz"
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下をのぞくと、すごい高さ。
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狭い階段を降りていくのも、ちょっとヒヤヒヤ。。他の外国の観光客の方々と、お互い記念写真の撮りっこをして、見学終了
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お土産に買った、ライン川沿いの地図や古城の説明が日本語で載っている「ラインの流れ」(3.5euro)と、小さなビアマグ
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ラインフェルス城は、実際、その重厚な石積や地下通路を見ると、そこに住んだ城主、あるいは戦闘に参加した兵士の姿を想像し、その歴史の重みを肌で感じることができました。
また、塔からの眺めも素晴らしい絶景。 充実した博物館もあり、見所が多くて、行ってみてとても良かったです
http://www.st-goar.de/17-0-burg-rheinfels.html
http://www.schloss-rheinfels.de/

つづきます。「ライン川ドライブ フェリーで対岸に渡る(ザンクト・ゴアからザンクト・ゴアルスハウゼンまで) Autofähre St. Goar - St. Goarshausen

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ライン川の古城 「ラインフェルス城」 Burg Rheinfels を見学 01城の歴史

ライン川沿いをドライブ ザンクト・ゴア ラインフェルス城へ - ドライブ・ルートマップ」のつづき。

「ラインフェルス城」 "Burg Rheinfels" を見学。 大人一般 4 euro 
時計台の塔(The Clock Tower)の門からスター。 この入口の左側にトイレあり。
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「ラインフェルス城」 "Burg Rheinfels"は、カッツェンエルンボーゲン伯爵 ディーター5世 (Diether V. von Katzenelnbogen )によって、1245年に建造 ライン川を行き来する船から、通行税を徴収

そして、フランスの太陽王といわれたルイ14世の時代の、プファルツ承継戦争(1688 - 1697 wiki)においては、1692年、28,000の兵士を擁するフランス軍から攻撃を受けるも、わずか 3,000の兵力でもちこたえたほど、かつては、ライン川沿いにある、最も大きく、強大な城と城塞でした

ところが、1794年、ラインフェルス側は戦わずして、フランス革命軍に城を明け渡してしまいます。 そして、1797年、フランス革命軍により城は破壊

その後、1819年には、ラインフェルス城を築いていた石が、コブレンツのエーレンブライトシュタイン城塞の建設に使われるなど、城は廃墟のままに・・・。

しかし、1843年には、プロイセンの王子 ヴィルヘルム一世の居城として売却され、再築。 1924年には、秩序を保つことを条件に、ザンクト・ゴア市の所有に至る。 そして、一部をホテルに利用。

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時計台の塔の後ろ側。 上記の城の歴史は、この案内表示の説明とwikiを参照。※画像クリックで拡大
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時代を経るごとに、要塞として拡大していった城。 案内表示に加工 ※画像クリックで拡大
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入場券と、ラインフェルス城の地図と説明のリーフレット。中世の城をめぐる短いルートと、要塞を含めた長いルートが書いてあって、私たちはその折衷ルートを歩きました。
11時50分に到着して、13時にそこを出たので、見学は約1時間ほどかかりました。
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14~15世紀に建造された部分を歩く。
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このライン川に面したところは、16世紀に要塞として増築された部分。 ギザギザのところから、攻撃を加えたのでしょう。階段を下りると、そこは通路になっていました。
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この石組みの分厚さ!この堅牢さが、1692年、プファルツ承継戦争でのフランス軍 28,000人の兵力に対して、わずか 3,000の兵力で立ち向かえた証なのでしょう。
このような石の一部が、同じく難攻不落の城と名高い、コブレンツで見学した、エーレンブライトシュタイン城塞の建造に使われました。
前掲「エーレンブライトシュタイン城塞 Festung Ehrenbreitstein
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石に囲まれ、複雑な構造を有する要塞部分から、博物館へ。 この博物館には、戦争の様子を再現したジオラマで、その当時の様子を想像できたり、武器、その他、昔の人々が使っていた機織りや、生活用具まで展示してあって、とても見応えがありました。

13世紀に作られた中庭、そして、14、15世紀に作られた城の中央部分にある井戸
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昔はこんな風に、首がね~・・・みたいなお父さん いやはや、ヨーロッパ中世は怖ろしい
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★記事の続きは、「ライン川の古城 「ラインフェルス城」 Burg Rheinfels を見学 02城からの絶景

★ドイツ・ドライブ旅行に関する続きは、「ライン川ドライブ フェリーで対岸に渡る(ザンクト・ゴアからザンクト・ゴアルスハウゼンまで) Autofähre St. Goar - St. Goarshausen」 をどうぞ。

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ライン川沿いをドライブ ザンクト・ゴア ラインフェルス城へ - ドライブ・ルートマップ

ローレライ Loreley - ボンの自転車オジサン」のつづき。
ザンクト・ゴアルスハウゼン(St. Goarshausen)の近くにある 「ローレライ」 Loreley から、再びレンタカーで、ザンクト・ゴア(St. Goar)にあるラインフェルス城(Burg Rheinfels)へ。

ライン川沿いのドライブ・ルートは、ミシュランのドライヴィング・ディレクションも、推奨ルートだけでなく、Sightseeing (観光)ルートも選べるので、使いやすいと思いました。
★Michelin Driving Directions http://www.viamichelin.com/web/Routes

★オーバーヴェーゼルの「シェーンブルク城」(55430 Oberwesel ※記事は「ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg に泊まる」) から、「ローレライ」(56329 An der Loreley)、その近くにある ザンクト・ゴア(St. Goar) への ドライブ・ルートマップ  Michelin Driving Directions の地図 ※画像クリックで拡大
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シェーンブルク城から ローレライまで、約7km  約 11分。 ザンクト・ゴア(St. Goar)へ。
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前方の丘の間に、「ねこ城」(Burg Katz)が見えました
「ねこ城」」(Burg Katz)は、カッツェンエルンボーゲン伯爵 ヴィルヘルム2世 (Graf Wilhelm II. von Katzenelnbogen )によって、1371年頃に建造。1806年、ナポレオンによって破壊。1896年から1898年にかけて再建。現在は、日本人が個人所有し、城の内部の見学は不可。 http://www.regionalgeschichte.net/index.php?id=830
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ザンクト・ゴア(St. Goar)の町に到着。 「ラインフェルス城」(Burg Rheinfels) に向かいます。 お城への看板は、わかりやすくて、しかも素敵
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丘の上に見える「ラインフェルス城」(Burg Rheinfels)。 ラインフェルス城は、その一部が4つ星ホテルになっているので、「HOTEL」とその外壁に書いてあります。
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城へは、かなりの上り坂。 車で行かないと大変そうです。
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お城への表示はかなりひんぱんにあり、駐車場まであと何メートルとか親切に書いてあるので、すぐに行き着くことができました。
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左側にお城を見学する入口。 写真のまっすぐ向かいにお土産屋さん。右側はホテルのレストラン。
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ホテルに3つあるレストランの一つ。
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「ラインフェルス城」(Burg Rheinfels)は、中世に建てられた部分は1796年から1797年にかけてフランス革命軍により破壊され、のち一部修復、保存。今では昔の姿を偲ぶ、壮大な廃墟の遺跡。 見応えあり。http://www.schloss-rheinfels.de/(英語バージョンあり)

そしてホテルは、後年、城の外郭部分に建てられたもので、「ロマンティック ホテル シュロス ラインフェルス」(Romantik Hotel Schloss Rheinfels) http://www.schloss-rheinfels.de/
4つ星ホテルで、レストランが3軒、スイミングプール、スパ施設あり、全63室。 このホテルも、良さそうですね

つづきます。「ライン川の古城 「ラインフェルス城」 Burg Rheinfels を見学 01城の歴史」。
・・・ラインフェルス城の駐車場を含む、ラインフェルス城の地図もアップしています。

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ローレライ Loreley - ボンの自転車オジサン

ライン川沿いをドライブ ローレライ Loreley へ - オーバーヴェーゼルの地図 Map of Oberwesel」のつづき。

「ローレライ」 Loreley。 ザンクト・ゴアルスハウゼン(St. Goarshausen)の近くにある、132mの高さのローレライの岩山です Wiki http://www.loreley-touristik.de/
ユネスコ世界遺産(UNESCO-Welterbe)に登録されている 「Upper Middle Rhine Valley ライン渓谷中流上部」(コブレンツとビンゲン・アム・ラインの間のライン川、65キロメートルの渓谷(Reine Gorge))の中でも、有名な場所。
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ローレライは、ライン川の伝説による「水の精」。 不実な恋人に絶望してライン川に身を投げた乙女が水の精となり、その乙女の美しい歌声に船乗りが惑わされることにより、船が難破してしまう、という伝説あり。

事実、この付近はライン川の中でも川幅が狭く、川筋も曲がり、しかも、浅瀬の岩礁もあるという航行の難所。
近年においても、2003年9月、KDライン社が運行するライン川クルーズ船が、ローレライ付近で座礁事故を起こしています()。
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ところで、日本では、明治42年(1909年)、近藤朔風が訳したローレライの歌でも有名です。

その元となったのは、ハインリッヒ・ハイネ (Heinrich Heine) の詩に、フリードリヒ・ジルヒャー (Friedrich Silcher 1789 - 1860) が1837年に作曲した「Die Loreley」。「なじかは知らねど 心わびて、昔の伝説(つたえ)は そぞろ身に沁む、寥しく暮れゆく、ラインの流(ながれ)、入日に山々 あかく映ゆる(以下つづく)」でした。

ハイネによる「ローレライの詩」は、ハイネ詩集の中でも最も有名なものとして、新潮文庫に所収(片山俊彦訳)。再読。 もちろん歌の歌詞そのままではありません。 ゆっくり心の中で情景を思い描ける分、よりロマンティックに感じられました。

1799年、ドイツ・デュッセルドルフに ドイツ系ユダヤ人として生まれたハインリッヒ・ハイネ (Heinrich Heine) 。 1825年、20代後半にキリスト教に改宗。 ウジェーヌ・ドラクロワの、「民衆を導く自由の女神」の題材ともなったフランス7月革命に影響を受け、1831年にフランスのパリに亡命。 「船出」の詩で「美わしきわが祖国(くに)よ!」と高らかに謳い上げ、祖国を愛しながらも、1856年、亡命先のパリに死す。

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ところで、ドイツ旅行の少し前に、新橋のドイツ料理レストラン「アルテリーベ ALTE LIEBE TOKYO」。http://www.alteliebetokyo.com/ こちらは、素晴らしいクラッシック声楽のライブも行われていて、そこでローレライも歌われていたのを思い出しました

右がライン川上流。 左がライン川下流。コブレンツの方向。 自然にあふれ、のんびり過ごせそうな素敵な場所です。
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ここには、ローレライの説明が書かれていましたが、ドイツ語で書かれているので、何が書いてあるのかよくはわからず・・・。 でも、絵や写真で、なんとなく想像。
写真右は、ハイネの詩にジルヒャーが作曲したというローレライの歌の五線譜。
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左は、ローレライの岩山の、黄金の髪の乙女。
右上は、13世紀頃に作られた中世ドイツの英雄叙事詩、「ニーベルンゲンの歌」(Nibelungenlied) を題材とした絵。
リヒャルト・ヴァーグナーはこの物語に取材して、楽劇 「ニーベルングの指環」を書きました。
そして、右下は、月光の下のローレライの絵。 ロマン主義の芸術家にとって、ここは創造の源の地。 ライン・ロマン主義 (Rheinromantik) の端緒となった、歴史ある地なのです。 ※画像クリックで拡大
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もっとも、ローレライは、その歴史や文化的背景を知らないと、単なる岩山に過ぎないかも・・・。 私も、今になってようやく、その有り難みがわかってきました(笑)。

私たちは、ここで記念写真を撮りましたが、「ローレライ」と書いてないと、一体ここはどこなのか!? ひょっとして、日本のどこか?とか(笑)。 年賀状写真としては、残念ながら、即却下
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・・・とまあ、そんなローレライでしたが、 そこで出会った、ライン川沿い、ケルンの南、ベートーベンの生誕地として名高い 「ボン」(Bonn) より、はるばる自転車 に乗って旅して来たという、ドイツ人の年配オジサン・サイクリスト。
そのオジサンと、 ちょこっと英語でお話したうえ、 そのオジサンから、ローレライの風景とともにビデオ 撮りされ もちろん同意の上だけれども、なんだかちょっと照れるなと、

この記念写真を見るたび、 このボンの自転車オジサンのことを、懐かしく思い出します

つづきます。「ライン川沿いをドライブ ザンクト・ゴア ラインフェルス城へ - ドライブ・ルートマップ

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ライン川沿いをドライブ ローレライ Loreley へ - オーバーヴェーゼルの地図 Map of Oberwesel

ライン川の古城 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg を見学。 オーバーヴェーゼルの町」のつづき。

ドイツ・ドライブ旅行5日目、2012/7/30 (月)は、 「シェーンブルク城」 (Burghotel Auf Schönburg) のあるオーバーヴェーゼル(Oberwesel)から、同じくライン川の流域、ザンクト・ゴアルスハウゼン(St. Goarshausen)の近くにある 「ローレライ」(Loreley)へ。

★オーバーヴェーゼルの地図 Map of Oberwesel http://www.oberwesel.de/ のPlan_Oberwesel_2013.pdf に加工。 横長ゆえ、これは実際の地図の左半分のみ。 地図右側にも観光名所があるので、PDF地図を参照のこと。 ※画像クリックで拡大
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ドイツを旅行する際、訪問する町の公式サイトで、町の地図 "Stadtplan"(シュタット・プラン)を見ておいて良かったです。 ドライブする際、 パーキングの場所や道の名前が詳細に書いてあるからです。

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シェーンブルク城のあるオーバーヴェーゼルの丘を下りて、鉄道と併走する9号線の道路へ。踏切で長い貨物列車待ち。
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その踏切のすぐ横。 位置的には、駅の近くにある、"Zehnerturm/Eselstor" (「十」の塔/エーゼルス(訳はロバ or 手がかりのどっちなのだろう?)の門) 。 オーバーヴェーゼルの "Stadtmauer"(中世の)市壁と門の一つ。 
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中世の市壁は、こんなふうに、オーバーヴェーゼルの町をぐるっと防衛。
Begehbare Stadtmauer =通行可能な(中世の)市壁もあるので、またいつの日か
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右側通行なので、いったん右に行ってから左にターン。 ターンのすぐ先に、ED Tankstelle タンク・シュテレ(ガソリンスタンド)あり。
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オーバーヴェーゼルの船の桟橋があるところ。 右に、Schiffslandebrücke (Schiff (シフ 船 ship) ・ランデ・ブリュッケ = 桟橋)。桟橋の近くにパーキングもあり。 左に曲がると、町の中心部へ。
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コブレンツまで 46km。 これから私たちがフェリーでライン川を渡る 「ザンクト・ゴア」(St. Goar)まで、わずか6km。
後ほど書きますが、フェリーで「ザンクト・ゴア」(St. Goar)から、ザンクト・ゴアルスハウゼン(St. Goarshausen) へと、ライン川を渡りました。
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堤防がないので、ライン川の眺望もばっちり 日本の観光地にありがちな、看板やのぼりも一切無いので、本来の自然の風景を楽しめますね。
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オーバーヴェーゼルの町中を抜けたところ。 左に鉄道が併走しています。
ライン川沿いの一本道で、町の名前もしっかり道沿いに書いてあるので、まったく迷う恐れなし。 のんびり自然の中を走ることができ、ライン川沿いのドライブは、本当に良かったです。
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そして、キャンピングカーをたくさんみかけました。 キャンプ場も多くて、キャンプにも最高かも
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ローレライに到着! 近くに車を停める場所がありました。
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つづきます。「ローレライ Loreley - ボンの自転車オジサン

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ライン川の古城 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg を見学。 オーバーヴェーゼルの町

ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」の水回り」のつづき。
宿泊した翌朝、2012/7/30 (月) は、朝食を食べた後、シェーンブルク城を見学。

ホテルの公式サイトによると、シェーンブルク城は、12世紀半ばには建設されていた記録があり、ライン川沿いの他の城と同じく、プファルツ継承戦争(1688 - 1697) により、1689年、フランスのルイ14世の軍隊により破壊されました。
その後、19世紀の終わりに、ドイツ系アメリカ人 Rhinelander (ラインランダー)が、オーバーヴェーゼル市から城を購入し、これを再建。
1950年、オーバーヴェーゼルの町が所有し。 1957年から Hüttl 家が城を借り受け、ホテルとして改修とのこと。 詳しくは、ホテルの公式サイトをご覧下さい。

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シェーンブルク城の平面図 Grundriss "Die Schonburg" が、上左の写真の場所にありました。
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1,Nordlicker Torweg 北の門道 2, Halsgraben (首の(?))堀 3, Hoher Mantel 高い防御壁 4,Brücke 橋 5,Unterer Burghof 城の中庭 6, Torturm 塔の門、7, Mittlerer Burghof 宮殿の中央 8,Fünfeckturm  五角形の塔 9, Palas 宮殿 10, Flaggenwiese 旗の草地 11,Brugkapelle 城の礼拝堂 12,Pfalzblick 城館の見晴台 13, Oberer Burghof 城の上隅 修道院(?) 14,Kemenaten 暖炉のある居間 15,Gefängnisturm 捕虜・囚人の塔 16,Barbarosssaturm バルバロッサ(赤ひげ王)の塔 17,Palas 宮殿

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ところで、ここオーバーヴェーゼルを含む、コブレンツとビンゲン・アム・ラインの間のライン川、65キロメートルの渓谷(Reine Gorge)は、「Upper Middle Rhine Valley ライン渓谷中流上部」として、世界遺産に登録されています。http://whc.unesco.org/en/list/1066 Wiki
シェーンブルク城から、オーバーヴェーゼルの町とライン川渓谷を最も良く眺めることができ、ここに来て本当に良かったと思いました。 
NHK世界遺産ライブラリー 「中部ライン渓谷」

中庭を抜け、Nordlicker Torweg 北の門道に至ると、ライン渓谷のパノラマビュー
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Flaggenwiese 旗の草地から、
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オーバーヴェーゼル(Oberwesel)の町を一望。 町の地図は、http://www.oberwesel.de/ PDFの地図
遠くに、Martinskirche 聖マルティン教会。そして、中世の市壁と塔の遺構を見ることができます。※画像クリックで拡大
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背後にある塔
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こんな高い所に城を建てるのは、容易なことではなかったはず
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高い防御壁の方に向かいます
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Hoher Mantel 高い防御壁がそびえ立っている
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壁の外へ
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厚みのある壁
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Hoher Mantel  Hoher = 高い、 Mantel = コート の名の通り、まるで高いコートに守られているような外観。
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お堀にかかる橋を渡って、駐車場へ。
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クルクルと、リボンで丸められていた、宿泊者用のホテルの案内と地図。 ホテルの部屋のテーブルの上にありました。 絵もリボンで丸められた演出も素敵だなと思いました (画像、一部修正)
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つづきます。「ライン川沿いをドライブ ローレライ Loreley へ - オーバーヴェーゼルの地図 Map of Oberwesel

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ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」の水回り

ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg 03 Dinner & Breakfast」のつづき。
私たちが泊まった塔の部屋は、もちろんバストイレ付き。 私の好きなお洒落な電話型のシャワーヘッド。
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シャンプーや石けんの容器もお洒落で、ツボを心得てます
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窓辺には深紅の薔薇、そして、香水 窓から見えた風景。
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これで日本製ウォシュレットがついていたら完璧だけど。 まあ、仕方ないですね、、
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城の見学へとつづきます。「ライン川の古城 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg を見学。 オーバーヴェーゼルの町

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ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg 03 Dinner & Breakfast

ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg 02」のつづき。
ホテルに直接宿泊予約をした際に、4コース・ディナー&朝食付きのプランでしたので、ディナーはお城のダイニングへ。雰囲気を楽しむために、服を着替えて、細いヒールのサンダルで

静かな落ち着く雰囲気で、私たちが案内していただいたダイニングルームには、ほとんど男女のカップル。 写真は、まだ周りにお客さんがいないときに撮影しました。
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コースの内容。 一定の期間ごとにコースの内容が決まっていて、今回は、サケのタルタル、辛子のムース添え、ジャガイモとワサビのスープ、ライン地方の料理 「Sauerbraten」 (酢づけした牛肉の蒸し煮) von der Lammkeule(子羊のモモ肉)、リンゴとクランベリーの煮こごり、ジャガイモのお団子添え、リンゴのタルト、プラムと自家製バニラアイスクリーム添え すべて、とっても美味しかったです
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食前酒にシャンパンで乾杯 オリジナルのボトルワイン(白辛口)も素晴らしかった
ミネラルウォーター、最後にコーヒーを頼んで、とても充実したディナーでした
値段は、付加価値税19%込み
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ところで、私たちは、「A Small Riesling Wine Tour - an arrangement around the Middle Rhine Riesling wine」 のプログラムを予約していましたが、コブレンツ観光で時間が足りなくなり、やむなくキャンセル

次回は、オーバーヴェーゼルの町とその周囲のブドウ畑の観光、そして、ワインセラー見学(試飲あり)、4コースディナーとともに楽しむワインの数々、等々是非参加してみたいものです

Program: A wine grower from Oberwesel will pick you up at the castle at 16.00 hours on July 29, 2012 to take you to a 2 hours‘ sightseeing tour through the town of Oberwesel and the surrounding vineyards with an introduction to the viticulture on the Middle Rhine and a welcome Riesling sparkling wine. You will visit a vinery and wine-cellar with a tasting of four typical Riesling wines and then return to Schönburg castle. In the evening you will enjoy the Schönburg 4 course candlelight dinner with corresponding wines. Additional rate of Euro 49,00 per person added to the room rate, including transfers from and to the castle, sightseeing tour of town and vineyards accompanied by a wine-dresser, visit of the vinery with wine-tasting and corresponding wines with the 4-course menu.

寛げそうなラウンジ
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ライン川の日暮れの風景
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そして朝食はバイキング。 いろいろ種類あり。 もちろん、期待を裏切らない内容でした
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つづきます。「ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」の水回り

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ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg 02

ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg 01」のつづきで、ぐるっと部屋の中をご紹介。

部屋のドアから、デスク。 そして、窓辺のテーブル。 壁には本棚。 アンティークの家具や調度品も素敵 ※画像クリックで拡大
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先ほどのベランダの扉を経て、冷蔵庫とTV。 アンティークの椅子の背もたれの彫りも凝っている。
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ベッドから見るとこんな感じ。
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ベッドの脇には、非常口とサイドテーブル。
古風な電話機。 メモには、素敵な仕掛けが 小さな四角い黄色の箱は、耳栓
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絵にも仕掛けがいろいろ。全て種を明かすと楽しさが無くなってしまうので、あえてブログでは控えますが、オーディオはこの絵の中に クラシックのCDが5枚ありました。
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ヴィスコンティの映画、「ベニスに死す」で使われていたマーラーのシンフォニー5番を聴きました
塔の部屋に響き渡るあの第4楽章。 その音に酔いしれていたら、ダンナ様から「うるさいよ」と言われてしまいました、、 音楽の趣味が合わないのは、ちと悲しい。。
右は、騎士のキーホルダーがついた鍵。
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壁にはスピーカーが埋め込まれていて、音も良し
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部屋の入口の左に、衣装箪笥。 その左側には、洗面所とバスタブ、トイレ。
机には、有線インターネット。 羽のついたボールペン。この絵にもヒミツあり
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つづきます。「ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg 03 Dinner & Breakfast

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ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg 01

ライン川の古城ホテル 「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg に泊まる」のつづき。

「シェーンブルク城」 Burghotel Auf Schönburg http://www.burghotel-schoenburg.de/ には、直接ホテルにメールで宿泊予約。
Booking.com などでは空室無しでしたが、ホテルに直接問い合わせてみたところ、宿泊可能な別の日にちと、5つの部屋タイプを提案してもらえました

その中から、「 1 double room in the tower with four-poster-bed (1.40x2.00m), bath/WC, balcony and view to the Rhine river at the rate of Euro 170,00 per person per night including 4-course dinner, breakfast, service charge and tax. 」の部屋を選択。

リノベーションされた塔 その中のダブルルーム。 ちと狭めだけれど、天蓋付きベッド、バス・トイレ、ライン川の見えるバルコニー付き。 それに、豪華で美味しい 4コースディナー、朝食付き、サービス料、税込みで、一人 170 euro  他にも、140 euro のプランがありました。

宿泊当時(2012/7/29)は、1euro = 約 99 円と円高でしたので、なんてお値打ちなんだろうと感涙モノ
でも、円安の今であっても、たとえば、箱根の冨士屋ホテルの旧館花御殿に比べたら、コースのディナー付き、朝食付きで、かなりリーズナブルだと思います

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ライン川の景観が楽しめたバルコニー
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これも全部フリー ビールもシェリー酒も美味しかった
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天蓋付きベッド
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もっとも、前もって知ってのとおり、ベッドの広さは、ちと狭め
ベッド脇のサイドボードには、サーヴィスで耳栓が置かれていましたが、疲れてすぐさま寝てしまい、、朝までぐっすり眠れました
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翌朝のバルコニーからの景色。 朝露?でバルコニーのテーブルと椅子が濡れてます
でも、眺めは最高!! 予約をあきらめなくて、本当に良かった
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ライン川と、オーバーヴェーゼル(Oberwesel)の町
公式サイトによると、12世紀から、Schönburg 公爵が、オーバーヴェーゼルの町を支配し、ライン川沿いの税関を徴収する権利を持っていました。※画像クリックで拡大
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反対側。 この緑の中を車で走ってきたのでした。※画像クリックで拡大
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バルコニーの右斜め前には、上に草の生えた古い塔。
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この、Auf Schönburg 公式サイトの写真でいえば、真ん中の、上に円錐の屋根のついた塔に宿泊。
普通の部屋ではなく「塔」、その上の階でしたので、城主になった気分を満喫できました
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バルコニーで乾杯 そして、記念撮影
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塔の壁は厚く、塔の下には、レストランの中庭。
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