ハイデルベルク城を見学する 02エリーザベト門からシュトュックガルテン Stückgarten (追加:パノラマの眺望)
「ハイデルベルク城を見学する 01城の歴史 火薬庫の塔」のつづき。
エリーザベト門 Elisabethentor
1615年、プファルツ選帝侯 フリードリヒ5世(Friedrich V., 1596年-1632)が、彼と結婚した、イングランド王ジェイムス1世の娘 エリザベス·スチュアートの19歳の誕生日プレゼントのために、一晩のうちに築てたといわれる門。
このエリーザベト門から、シュトュックガルテン Stückgarten へ。 中央には、緑の芝生にベンチがあり。
garten = Garden 庭。 Stück の名前は、1525年 プファルツ選帝侯 ルートヴィヒ5世 (Ludwig V.) がここに大砲を配置。 これらが „Stücke"とも呼ばれていたことに由来。 Stücke の意味には、部分、塊、作品などいろいろあって、どう訳していいのか、正直よくわかりません。 大砲なので、in Stücke gehen = 粉々にする、ということに近いのかな?
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1613年、フリードリヒ5世がエリザベスとの結婚直後に、彼女のために捧げたイギリス館。それに隣接するディッカー塔 Dicker Turm (左)。 プファルツ承継戦争により、かなり破壊されている。
ここからは、ハイデルベルクの町とネッカー川。そのパノラマの眺望が素晴らしかった。※画像クリックで拡大
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美しい緑の庭園、シュトュックガルテン Stückgarten
2013年は、フリードリヒ5世とエリザベスとの結婚400周年! で、記念イベントが開催されるようです。
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さて、エリーザベト門を出て、城門塔 Torturm (時計塔)、中庭(Schlosshof)へと至る門をくぐります。
「魔女の噛み跡」のある、城門塔の門扉の鉄の輪。言い伝えでは、ある城主が、この輪をかみ切った者に城を与えると言ったところ、魔女が出てきて噛みついて、輪っかに噛み跡ついたとか。
さて、城門塔 (時計塔) から中に入ります。つづきます。「ハイデルベルク城を見学する 03中庭と宮殿 Schlosshof und Paläste」
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