ウィーン美術史美術館 古代ギリシャ・ローマ・古代エジプト・コレクション
「ウィーン美術史美術館 クンストカンマー Kunstkammer Wien (Vienna) 動画あり」のつづき。
クンストカンマーの反対側には、古代エジプト、古代ギリシャ・ローマのコレクション。建物の入口入って右側より、年代順に部屋が並んでいます。
私たちは、クンストカンマーのつづきで、そのままぐるっと見学したので、まずは古代ギリシャ・ローマのコレクションから。
「アウグストゥスのカメオ」(古代ローマ時代)。ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの至宝。サードニックス(紅縞瑪瑙)に、二段にわたる細緻にして優美な彫刻が施された名品。
"Gemma Augustea" (9AD-12AD), by Dioskurides
★http://www.khm.at/ Entdecken (Explore) > Google Art Project で、きれいな画像が見られます。
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館内の天井に近い壁にも、展示テーマに即した絵が描かれているのが素晴らしい
「テセウスとアリアドネ、迷宮とミノタウロス退治のモザイク」
"Theseus Mosaic" (300AD-400AD)
「アマゾネスの石棺」(ギリシャ、ヘレニズム時代) 紀元前にして、この彫刻の精巧さ!!
"Sarcophagus with Fighting Amazons"(330BC-310BC)
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古代エジプト・コレクションでも、さまざまな収集品がありましたが、中でも注目したのが象形文字が刻まれた石。
このあと、ウィーン・プラハの旅行中、ウィーン王宮にある 「オーストリア国立図書館プルンクザール (Der Prunksaal der Österreichischen Nationalbibliothek)」 の中を見学、そして、チェコのプラハにある「ストラホフ修道院 (Strahovský klášter)」 の中にある、豪華な「ストラホフ図書館 (Strahovská knihovna)」の「神学の間 (Teologický sál, The Theological Hall)」「哲学の間 (Teologický sál, Philosophical Hall)」を見学しましたが、文字の起源となる象形文字なくしては、これらもありえなかったのだなと思うと、非常に興味深かったです。
以上、長くなりましたが、これでウィーン美術史美術館の見学終了。
展示品は充実していて見応えがあり、豪華なカフェ・レストランもあり、ショップも3箇所。夕方5時頃まで、ほぼ一日中いましたが、あっという間という感じでした。
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この後、再びレンタル自転車(Citybike Wien)に乗って ウィーン・リンク通りを観光。 そして、この日予約していた「ズィーベンシュテルン・ブロイ (Siebenstern-Bräu)」 http://www.7stern.at/ 自家醸造ビールとスペアリブがとても美味しかった店の界隈まで。
つづきます。「ウィーン 「マリア・テレジア像」、「ブルク門」 Maria-Theresien-Denkmal, Äußeres Burgtor (Wien)」
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