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ウィーン散策 アルベルティーナ、ドロテウム、ユダヤ博物館 「ユダヤ人都市ウィーンとワーグナー」展

ウィーン 「ロブコヴィッツ宮殿」 と ベートーヴェン「英雄」 A Beethoven Walk - Palais Lobkowitz, Theatermuseum Vienna」のつづき。

★ウィーン散策地図
ウィーン市の地図 Stadtplan Wien http://www.wien.gv.at/stadtplan/ "Quelle: Stadt Wien - ViennaGIS" に加工。
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右側の建物は 「アルベルティーナ」 "Albertina"
階段・エスカレーターで上がれるようになっている"Augustinerbastei" (アウグスティーナー・バスタイ) 、アウグスティーナーの堡塁(ほるい)、ウィーンの市壁・要塞 (Stadtmauer, Stadtbefestigung)の遺構。
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前掲、ベートーヴェン (Ludwig van Beethoven (1770–1827))が住んでいた 「パスクァラティハウス」( Pasqualatihaus)のある "Mölkerbastei (Mölker Bastei)" と同様の遺構です。
以前書いた「ウィーン レンタサイクル 「Citybike Wien」で観光 05 ウィーン大学、パスクァラティハウスと市壁、ヴォティーフ教会
Die Wiener Stadtmauer (ウィーンの市壁) 参照
http://de.wikipedia.org/wiki/Wiener_Stadtmauern

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ここから、ドロテーア・ガッセ (Dorotheergasse) の路地に入って、
「ドロテウム」"Dorotheum" 
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小雨が降ってきたので、中でちょっとだけ雨宿り。 一階廊下には、宝飾品の展示ケース。 柱からの伸びる天井へのアーチが優美。
「ドロテウム宮殿」"Palais Dorotheum"(1898–1901) は、エーミール・フォン・フェルスター (Emil von Förster, 1838-1909) による、ネオ・バロック様式の建物。 第二次大戦の爆撃でひどい破損を受けるも、戦後再建。

「ドロテウム」は、1707年、皇帝ヨーゼフ1世(Joseph I., 1678-1711, レオポルト1世の長男、女帝マリアテレジアの叔父)の命により、国営の質店として設立。 その後、中央ヨーロッパでは最大のオークションハウスとなりました。現在は国立ではなく、個人オーナー。
http://www.dorotheum.com/en/dorotheum/history.html

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「ユダヤ博物館ウィーン」"Jüdisches Museum Wien" http://www.jmw.at/
エントランスの扉の上部の装飾が美しい旧 「Palais Nako」
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現在 (2013年9月25日、今年2014年3月16日まで)、 "Das jüdische Wien und Richard Wagner"「ユダヤ人都市ウィーンとワーグナー」(Jewish Vienna and Richard Wagner)展を開催。

この展覧会では、ドイツの偉大な作曲家ワーグナーの生誕200年にあわせ、反ユダヤ的言動として物議をかもし、のちにナチスに利用されたワーグナーの著作 「音楽におけるユダヤ性」"Das Judenthum in der Musik" (1850/1869) が及ぼした影響等を展示。

そういえば、去年、NHKで放映されたBS世界のドキュメンタリー「ワーグナーとユダヤ人のわたし」(前編・後編)Stephen Fry: Wagner And Me (2010) でも、ワーグナーと反ユダヤの問題が取り上げられていた。

番組プレゼンターは、家族をホロコーストで亡くしている作家のスティーブン・フライ。 彼はワーグナーの足跡をたどり、偉大な音楽と反ユダヤ主義という相入れない事実に折り合いをつけようと試みている。

ワーグナーがこの本を書いた当時は、ナチスによる反ユダヤ主義に利用されるとは思わなかったにしろ、今もユダヤ人の心を傷つけているという重い現実に、胸が詰まる思いがしました。https://www.facebook.com/pages/Wagner-and-Me/145616335461014

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ベートーヴェンが活躍していた、今から約200年前、1817年創業 ウィーン最大の老舗楽譜店「Doblinger」(ドプリンガー)http://www.doblinger.at/
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そして、1936年創業の老舗カフェ、「Café Hawelka」(カフェ・ハヴェルカ) http://www.hawelka.at/cafe/de/ の前を通って、グラーベン通りへ。

つづきます。「ウィーン グラーベン通り 「ペスト記念柱」、ウィンドボナ

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