ウィーン散策 「エンゲル薬局」 アムホーフ広場 界隈
「ウィーン散策 ナーグラー・ガッセ その2、「アルトマン」でお土産購入」のつづき。
後ろの建物は、右から UniCredit 傘下の Bank Austria。
そして、バロック様式のファサードが印象的な 「アム・ホーフ教会」 "Kirche am Hof, Wien"、 別名 「合唱する9人の天使の教会」(Kirche zu den neun Chören der Engel)"。
1806年 ナポレオン占領下のウィーンで、 この教会のバルコニーから、フランツ2世 (Franz II., 1768-1835, 神聖ローマ皇帝 (在位1792-1806)) 神聖ローマ帝国の解散を公に発表しました
手前には、「マリア記念柱」(Mariensäule)
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本来ならば、その右側に、「コッラルト宮殿」(Palais Collalto) が見えるはずなのだけど、工事用プレハブがその前に立ちはだかっています。
この 「コッラルト宮殿」は、1762年10月、6才だったモーツァルトが、ウィーンにおいて最初の公開演奏会を行った記念すべき場所
http://wienwiki.wienerzeitung.at/WIENWIKI/Am_Hof
私たちがウィーンに滞在した2013年8月、 アムホーフ広場は工事中。 広場の真ん中には、演劇 「イェーダーマン」"Jedermann"(英語では"Everyman"と訳されている)の特設テントが設置されていた
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さて、先ほどの「ナーグラー・ガッセ」(Naglergasse) から出て、左を見ると、午前中に自転車で前を通った 「フライウング」(Freyung) の 「ショッテン教会」(Schottenkirche) http://www.schottenpfarre.at/。
右に行くと、「ボーグナー・ガッセ」 (Bognergasse) へ。
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その 「ボーグナー・ガッセ」の通り沿いには、「エンゲル薬局」(Bognergasse 9)。
正式名は、「Apotheke zum weißen Engel (Wien)」、アポテーケ・ツム・ヴァイセン・エンゲル=白い天使の薬局。
「ユーゲント・シュティール」(Jugentstil) 様式 (「アールヌーヴォー」(Art Nouveau)のドイツ語圏での呼称) の注目すべき建築物。
オットー・ワーグナー (Otto Wagner) の弟子だった 「オスカー・ラスケ」 (Oskar Laske) の設計(1902年)。 内部のインテリアも、オスカー・ラスケが担当した。 ラスケは、1904年以後、主に画家として活躍した。
二人の天使のモザイク壁画、バルコニーの装飾、デザイン化されたひまわりの絵も美しい
天使の腕にからみついた蛇 (Äskulapnattern) は、ギリシャ・ローマ神話の医術の神、アスクレピオスのモチーフ。
★http://web.archive.org/web/20041125114210/http://members.aon.at/hoefels/laske/html/bognergasse.html参照
広場が工事中のため、 「トゥーフラウベン通り」(Tuchlauben)まで歩きました。
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